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全固体リチウム硫黄電池、質量エネルギー密度はリチウムイオン電池の4倍」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    リンクをたどっていくとグラフの一部が無料で見れるが、C/10(1時間あたり総充電量の1/10を充電あるいは放電する。電池のストレステストとしてはかなりヌルい)で充放電を繰り返しても、わずか150サイクルで容量が75%低下している。つまり、どんなに注意深く扱っても、150回使うだけでリチウムイオン電池と同じ程度まで劣化するということ。研究結果としては非常に面白いけど、こんなものは商業用品として使い物にならない。

    また、すべてのテストを60℃に昇温してやっているが、そんな面倒なことをやっているのは室温ではロクな性能が出ないからだろう。(ど

    • NaS電池がニューサンシャインのテーマに上がって国プロで研究が始まったとの報が雑誌TRIGGERに載ったのを見たのがオレがリア厨の頃で、日本ガイシが製品化したのが30年後でしたからねえ。
      負極がリチウムになるのかナトリウムになるのか判りませんがこれら全固体アルカリ金属・硫黄電池が実用化されるのは本当に先の話でしょうね。
      • by Anonymous Coward on 2013年06月09日 8時10分 (#2397420)

        NaS電池は安価なので、大規模な蓄電に役立つと聞きました。風力発電などと組み合わせて
        地域全体のスマートグリッド化の切り札かと思っていました

        あの事故の後、実用化はどうなっているのかな・・・・

        スマートグリッド化が可能になり、発送電分離化が進めば、電力を市場の原理に任せることができるのに

        親コメント
        • 大規模水力以外の再生可能エネルギー発電と発送電分離と電力自由化に夢見てるみたいだけどいくらスマートグリッド化しても無駄だからw。
          家族経営の町工場が ソーラーアーク [panasonic.co.jp] の最大出力を ぺろっと [fujielectric.co.jp] 平らげる [kitashiba.co.jp] 事例なんぞ幾らでも在る訳で。(溶解量500kgの辺りまでがだいたい家族経営の鋳物屋が使う設備。)
          結局産業用に安定しかつ大容量の電力を供給するために火力や原子力発電は必要なのですよ。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            確かに見た目は大きいので,ソーラーアークを大規模な太陽光発電施設だと思っている人が
            多いのかもしれませんが,あれはメガソーラーですらないのですよ。

            去年一年間でソーラーアーク 6000 基分が日本で導入されていて,それでもまだ大したことは
            ないのですが,10 年後にはソーラーアーク 10 万基分以上が稼働していることになり,それを
            使いこなすには蓄電池が重要な役割を果たすのではないですかね。火力や原子力が必要か
            どうかという議論はまた別の話。

        • by Anonymous Coward

          安価なので大規模蓄電に向くのではなく、
          大規模でしかできないけどWh単価が安いが正解。

          と言いつつ、事故率とか事故時の対応などを見る限りとてもペイできる代物じゃない。
          だから最近話題の変電所における電圧安定のための蓄電池はNASではなくリチウムイオン蓄電池ベースで検討されてる。

          #水が使えない(水を加えると大爆発する)から一度燃えたら砂かけて1ヶ月ぐらい鎮火するのを待つしかない上に、
          #静まったかな~と思って砂をどけた時に再引火しようもんならまた1ヶ月ぐらい待つことが必要とか、
          #事故発生時の対応が難しすぎる…。

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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