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あれ?hivって自力で治せる人いないですよね?骨髄移植で何かすごい相乗効果が起きるのでしょうか?hiv患者同士移植しあったらどうなる?
HIVの完治例が殆ど無いのは、治療薬の届かないところにウィルスが潜むからだそうです。投薬でウィルスが検出限界以下まで減っても、中止すると潜んでたウィルスからまた蔓延すると。
#医療関係者には常識なんでしょうが、家族が治療中の方のブログ((元)嫁がHIVになりまして(浮気で) [ameblo.jp])を読むまで私は知りませんでした。
骨髄移植を受ける前に、移植の前処置で致死量を超える大量の抗ガン剤投与と放射線照射を行う [wikipedia.org]そうなので、その際に潜んでいたウィルスも退治できるのかも。
まさに仰る通りで、体の奥の骨の奥のさらに細胞の中に潜んだまま静かに時を待ってる奴がいて、そいつが他の正常な細胞と区別つかない(=そいつを目標とした薬を作れない)んですよね。
例えるなら、HIVは設計図で免疫細胞は生産工場。ラインに乗ってる製品を見つけ次第壊したり、見えるところに置いてある設計図を焼いたりはできるんだけど、工場長の引き出しの中にしまってある設計図は放置されてる。いつかまた取り出して生産を始めちゃうかもしれない。
でも骨髄移植なら、この生産工場を従業員ごとまるごと大爆破して建て直しちゃう。工場長の秘密の引き出しも大爆破。世の中の設計図(体内のウイルス)を充分減らしてから行えば、ウイルスの生産されない身体が手に入るかも、という話ですな。
上の書き込み(#2417279)にもありますけど、HIVウィルスは抗がん剤や放射線で退治されているのではありません。
もともとHIVウィルスに耐性を持つ遺伝子タイプの人が少数ですが居まして、その人から骨髄を移植するとHIVウィルスへの耐性もいっしょに受け継ぐことができて完治(?)する、という話です。
というわけで、#2417306の比喩も正しくなくて、設計図も秘密の引き出しもそのままだけど工場の生産ラインが無くなったので生産されない、といった感じです。
つまり、HIVに耐性を持たない遺伝子の人から再度骨髄を移植すると高確率でHIVが再発すると考えられます。
元AC(#2417352)です。ごめんなさい。元記事読んでませんでした。
元のNatureの記事より> But the Boston patients received stem cells without the protective mutation.とあって、(HIV耐性の)CCR5の変異タイプは持っていない、と明言されてますね。
そうなると、移植元の方の遺伝子に「未知のHIV耐性遺伝子」が含まれていたのか、あるいは移植の際の何らかの操作(抗がん剤投与・放射線照射など)によってHIVが全滅したかのどちらか、ということなんでしょうね。
ということは、#2417306の比喩は後者の場合完全に正しいです。骨髄は移植したけどHIVは直らなかったケースとかはあるのか気になりますね。
> つまり、HIVに耐性を持たない遺伝子の人から再度骨髄を移植すると > 高確率でHIVが再発すると考えられます。
骨髄移植の前処置ではHIVウィルスは死なないですか。
白血病に対する同種骨髄移植では移植片対白血病効果(GVL効果)がありますが、HIVの場合はHIVウィルス耐性を持ったドナーからの移植が必須と。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
不思議 (スコア:0)
あれ?hivって自力で治せる人いないですよね?
骨髄移植で何かすごい相乗効果が起きるのでしょうか?
hiv患者同士移植しあったらどうなる?
Re:不思議 (スコア:4, 参考になる)
HIVの完治例が殆ど無いのは、治療薬の届かないところにウィルスが潜むからだそうです。
投薬でウィルスが検出限界以下まで減っても、中止すると潜んでたウィルスからまた蔓延すると。
#医療関係者には常識なんでしょうが、家族が治療中の方のブログ((元)嫁がHIVになりまして(浮気で) [ameblo.jp])を読むまで私は知りませんでした。
骨髄移植を受ける前に、移植の前処置で致死量を超える大量の抗ガン剤投与と放射線照射を行う [wikipedia.org]そうなので、その際に潜んでいたウィルスも退治できるのかも。
Re:不思議 (スコア:2)
まさに仰る通りで、体の奥の骨の奥のさらに細胞の中に潜んだまま静かに時を待ってる奴がいて、そいつが他の正常な細胞と区別つかない(=そいつを目標とした薬を作れない)んですよね。
例えるなら、HIVは設計図で免疫細胞は生産工場。
ラインに乗ってる製品を見つけ次第壊したり、見えるところに置いてある設計図を焼いたりはできるんだけど、
工場長の引き出しの中にしまってある設計図は放置されてる。いつかまた取り出して生産を始めちゃうかもしれない。
でも骨髄移植なら、この生産工場を従業員ごとまるごと大爆破して建て直しちゃう。工場長の秘密の引き出しも大爆破。
世の中の設計図(体内のウイルス)を充分減らしてから行えば、ウイルスの生産されない身体が手に入るかも、という話ですな。
Re:不思議 (スコア:1)
上の書き込み(#2417279)にもありますけど、HIVウィルスは抗がん剤や
放射線で退治されているのではありません。
もともとHIVウィルスに耐性を持つ遺伝子タイプの人が少数ですが
居まして、その人から骨髄を移植するとHIVウィルスへの耐性も
いっしょに受け継ぐことができて完治(?)する、という話です。
というわけで、#2417306の比喩も正しくなくて、設計図も秘密の引き出しも
そのままだけど工場の生産ラインが無くなったので生産されない、
といった感じです。
つまり、HIVに耐性を持たない遺伝子の人から再度骨髄を移植すると
高確率でHIVが再発すると考えられます。
Re: (スコア:0)
元AC(#2417352)です。ごめんなさい。元記事読んでませんでした。
元のNatureの記事より
> But the Boston patients received stem cells without the protective mutation.
とあって、(HIV耐性の)CCR5の変異タイプは持っていない、と明言されてますね。
そうなると、移植元の方の遺伝子に「未知のHIV耐性遺伝子」が含まれていたのか、
あるいは移植の際の何らかの操作(抗がん剤投与・放射線照射など)によって
HIVが全滅したかのどちらか、ということなんでしょうね。
ということは、#2417306の比喩は後者の場合完全に正しいです。
骨髄は移植したけどHIVは直らなかったケースとかはあるのか気になりますね。
Re: (スコア:0)
> つまり、HIVに耐性を持たない遺伝子の人から再度骨髄を移植すると
> 高確率でHIVが再発すると考えられます。
骨髄移植の前処置ではHIVウィルスは死なないですか。
白血病に対する同種骨髄移植では移植片対白血病効果(GVL効果)がありますが、
HIVの場合はHIVウィルス耐性を持ったドナーからの移植が必須と。