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その日系BPのサイト [nikkeibp.co.jp]には,
●コンパイラの性能向上など副産物を生み出す 円周率の計算は「面白いからやっている」(金田教授)とするが、コンパイラの性能向上や高速フーリエ変換など数値計算ライブラリの性能チューニング、磁気ディスク装置の入出力性能のチューニングなど、様々な副産物をもたらしたとする。
って書いてあるじゃないですか…。
「役に立たない」研究が基となって実用化された技術はいくらでもあります。あなたの目の前にあるコンピュータだって,数十年~数百年前に「役に立たない」といわれた技術を沢山使っています。
使われていない機能があったりすると、そこに不具合があってもチェックできない。
円周率を求めることよりも、円周率をどうやって求めるかに価値をみいだせると思います。
外から見ればそれは人類の到達点であり、本人たちからすれば最高にエキサイティングなことですね。
お金だ、時間だ、税金だというのは簡単ですが、あまりにも余裕がないと思います。国宝に実用性云々とは言わないとでしょ? 円周率が国宝とは言いませんけどね。
言いたいのは、市場に価値を定義してもらうのは単なる責任転嫁で、問題はなにも解決してないと言うこと。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
学術的価値 (スコア:2, すばらしい洞察)
こんな計算続けてなんか意味あるんですか?
Re:学術的価値(πのはなし) (スコア:2, 参考になる)
にπに関する書誌情報がありますが、その中に、「πのはなし」という金田教授ご自身が書かれた本があります。昔読んだことがあります。なぜ、πを計算するのか、という事を書かれていた記憶があります。
計算機の性能調査ということ以外に、πという数の乱数性を
調べるとかいうのもあったと思います。
もしも、入手可能ならば、一読されてみるとよいかと思います。
ただ、googleで拾ってみたのですが、結構πに取り付かれている
人はいるみたいですね。
Re:学術的価値 (スコア:1)
Re:学術的価値 (スコア:1, すばらしい洞察)
人にはそれぞれの役割ってもんがある
他人が一生懸命わけのわからんことをしてくれてるってことは・・・だ
そのわけのわからないことで俺達が苦労しなくて済むってことだ
Re:学術的価値 (スコア:1)
時間かければ誰でも移動できるわけで、しかも1兆メートルなんて実用的にはまったく無意味。
車なんて意味あるんですか?
時間かければ誰でもプログラムかけるわけで、しかも1兆行なんて実用的にはまったく無意味。(そんなにはないか?)
(Windows|Linux)なんて意味あるんですか?
Re:学術的価値 (スコア:0)
じゃぁあなたが計算してくれますか?そう、あなたがやらないから彼らがやってるわけで
> しかも1兆桁なんて実用的にはまったく無意味
しかも数理学に
税金の無駄(スコア:-1, 余計なもの) (スコア:0)
「今回の新記録達成は、スーパーコンピュータを自由に使えたこともカギだったようだ。」
はたまた「地球シミュレータで円周率の計算をやってみたいが、おそらく難しいだろう。」
はっきり言ってあきれました
あんなの電気の無駄です!偉い人にはそれがわからんの (スコア:2, すばらしい洞察)
計算しているのだとしたら、あきれられてもおかしくないとは思うけどね(笑)
とりあえず、πは乱数数列としても結構優秀なんで、
ハッシュに組合わせて暗号とかに利用できそうですから、
使いでがないわけじゃないですよ。
そしてこの計算は、コンピュータのベンチマークとしては役立っている。
これやると、大きな桁数の演算をばんばんやるようになるので、
それを記憶するメモリに物凄い負荷がかかるんですよ。
工学技術の粋を集めた電子計算機の負荷性能をアピールするには
格好の題材なんです。これから結果を知りたいシミュレーションのような
ものとは違って、きちんと検算もできる。
# そもそも、Superπの配布元がここだったかと。
最近のパワーコンピューティングは
やたらとCPUをつなげて「最大○○FLOPS!!」とか言われても、
実際に並列演算を使ってプログラムを走らせた場合に
どれくらいの性能が出るのかというと、結構幅があったりします。
・ 高速な並列演算アルゴリズムを求めてのコード改良、
・ 高速・大容量の記憶をもった安定した計算機、
・ 動かす莫大な電力と計算機利用時間。
こういったものが揃わないと長い桁のπは計算できない。
実際には、物凄い負荷のためにπの計算は
「本当にやってみないとわからない」という部分が結構ある。
マシンのコンディションを見て、いつ挑戦するのかということにも気を配ります。
挑戦してもエラー終了してしまって結果が出ないこともある。
# ずっと前にNECのSXを使った時なんか、ディスクドライブが壊れていたし…。
そして、こいつの出す結果は、結果のわかりきった単なるベンチマークとは違う。
いままで誰も知らなかった人類未踏の領域から数値をもぎとってくる研究なんですよ。
Re:税金の無駄(スコア:-1, 余計なもの) (スコア:0)
役に立たない研究から実用的な成果が生まれる (スコア:0)
その日系BPのサイト [nikkeibp.co.jp]には,
って書いてあるじゃないですか…。
「役に立たない」研究が基となって実用化された技術はいくらでもあります。あなたの目の前にあるコンピュータだって,数十年~数百年前に「役に立たない」といわれた技術を沢山使っています。
Re:税金の無駄(スコア:-1, 余計なもの) (スコア:0)
学術的にも、工学的にも無価値ですなぁ。
はっきり言ってあきれました (スコア:0)
あきれるのは個人の勝手 (スコア:0)
他人があきれることに対して無意味にあきれるというのも、はっきり言ってあきれました。
以後、ループの予感。
Re:学術的価値 (スコア:2, 興味深い)
でも、この計算は趣味だけでやっているわけではありません。
そんなことに税金を使わせてもらえるはずはないです。
今回のプロジェクトで得られたものとして、使われたスーパーコンピュータの
1.コンパイラの性能強化(最適化性能の向上)
2.数値計算ライブラリとノード間通信ライブラリの性能のチューニング
3.磁気ディスク装置への入出力の性能の向上
4.ハード、ソフトの問題点の発見と対策
ができたと資料にあります。
高い実行性能と安定稼動ができること。
この点においては意味のあることだったと思います。
#どうせ性能を確かめるなら円周率を求めよう、という感じかな?
#円周率そのものが目的なら本末転倒ですが。
Re:学術的価値 (スコア:1)
動作チェック (スコア:0)
使われていない機能があったりすると、そこに不具合があってもチェックできない。
Re:動作チェック (スコア:1)
「ご冗談でしょ、ファインマンさん」(岩波書店)という回想録の原爆開発の計算機の管理をしていた技術者の話が笑えました。IBMの統計集計機(どんなものかは詳細は知りません)を改造して数値計算に使っていたのです(重宝していたようです)が、本業とは関係ない三角関数表の計算に夢中になってしまい、仕事がストップしてしまったそうです。数字の計算とはそれだけでロマンのあるものなのです。
Re:動作チェック (スコア:1)
出典は「ご冗談でしょう、ファインマンさん」I、ファインマン著、大貫訳、岩波書店、1986年。p189〜。
幾つかの部品をIBMから取り寄せて原爆のシミュレーションに必要な計算をする機械(いまのコンピュータではない)を作り上げた。タビュレータ(和を記載する加算機)、倍数機(和を記載)、コレーター(ページ揃え機)、ソーター(選別機)、…etc。これらを一部屋に集めて、カードを機械に流れさせてサイクル式に計算をやらせる。IBMに機械を発注して(苦労の末)なんとか機械をくみ上げたのは良いが、発案した技術者が逆正接(tanの逆関数)の表をこの機械でつくる「プログラム」に夢中になってしまい、肝心の機械はほったらかし…。
Re:学術的価値 (スコア:0)
Re:学術的価値 (スコア:0)
丁寧なご説明を有難う御座いました。
それでもやはり「日立」だけで行うべきだと思うのですが
>#どうせ性能を確かめるなら円周率を求めよう、という感じかな?
ほう、性能も確かめずに日立に決定したと。テスト・
Re:学術的価値 (スコア:0)
> ほう、性能も確かめずに日立に決定したと。テスト・デバッグは東大の仕事だと。
性能試験といっても手法によって、試験でカバーできる部分もその結果も変わります。
円周率を求めるというのは、システム全体及び計算手法等、トータルの性能を見るうえでは枯れた手法だと思います。
場内で検査を行いQAを通さないと、出荷出来るわけも無く。
ただし、顧客先の環境で実際に負荷試験を行うことは、信頼性の確認には当然必要です。
>
性能を事前に確認(Re:学術的価値 (スコア:0)
確認出来ていたらすごいよね。
未踏の地に踏み出すという特殊な状況においては
ふつーの判断が通用しないこともあるという事では。
Re:性能を事前に確認(Re:学術的価値 (スコア:1)
実機の性能というのは、設計段階で大体決まるもので、調整時に各命令毎に設計通りの性能が出ているかどうかと言うのも、検査の内です。
当然、1兆2411億桁もの円周率を計算できる性能も、事前に検査できて当然でしょう。所詮、実機上でプログラムを走らせるだけですから。
大きくわけてハード、OS、アプリケーションと別れるので、ハードやマイクロプログラムを作っている段階で、どういうアプリがのるか判らないわけで、1兆2411億桁もの円周率を計算できるかどうかは、実際にやってみないと判らないでしょう。
アプリを作っている段階になれば、電卓叩いて大雑把な予想ぐらい出せます。でないと
「もっとチューニングしていけば、もっと記録を伸ばすせるんじゃないの?」
と、偉い人やら先生からの茶々に永久に付き合わされることに、、、
# ここが限界と示すのも、設計の内です。
計算機と言っても、普通のPCと違って、ハードで障害検出してリカバリーするので、真っ当に動いている間は、作ったようにしか動かないものです。
何かの間違いで、1兆2411億桁の円周率が計算出来たというなら、返す言葉はありませんが、
Re:学術的価値 (スコア:1, 参考になる)
>
情報工学と情報学をいっしょにすんなー!
Re:学術的価値 (スコア:1)
円周率を求めることよりも、円周率をどうやって求めるかに価値をみいだせると思います。
外から見ればそれは人類の到達点であり、本人たちからすれば最高にエキサイティングなことですね。
お金だ、時間だ、税金だというのは簡単ですが、あまりにも余裕がないと思います。国宝に実用性云々とは言わないとでしょ? 円周率が国宝とは言いませんけどね。
Re:学術的価値 (スコア:0)
Re:学術的価値 (スコア:0)
# 寂しいな...
Re:学術的価値 (スコア:0)
Re:学術的価値 (スコア:0)
# よけいに哀れ
Re:学術的価値 (スコア:0)
Re:学術的価値 (スコア:0)
言いたいのは、市場に価値を定義してもらうのは単なる責任転嫁で、問題はなにも解決してないと言うこと。
Re:学術的価値(余計なもの) (スコア:1)
1個ずつ
Re:学術的価値 (スコア:0)
1.スーパーコンピュータの動作検証
2.計算機の発展のひとつの里程標
3.国の威信
Re:学術的価値 (スコア:0)
国家の「広告費」としては安い。 (スコア:0)
これで「日本の情報学は進んでいる」という印象を世界にアピールすることが出来るんですけど。これで直ちに日立の株が上がるのかは分かりませんが,長期的に見たときの日本企業製品の売上UPに繋がるのは間違いないでしょう。
これこそ国がやるべき事業だと思
Re:学術的価値 (スコア:0)
Re:学術的価値 (スコア:0)
あなた自分が何言ってるかわかってる?
Re:学術的価値 (スコア:0)
国の研究機関をとって、無意味で実用的でない研究はするなと言っているのと同じだよね?
それとも、数理学と言う分野で研究していたら、数理学だからという理由で見過ごすわけ?笑っちゃうね。
> 僕は情報学は工学だと考えています。
> 工
マイナスモデ希望 (スコア:0)
人間が生きていけることなんて周りを見れば誰でも分かるわけで、しかも60億人なんて実用的にはまったく無意味。
あなたが生きていてなんか意味あるんですか?