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冷却液に「ナノ流体」を採用したCPU水冷システム」記事へのコメント

  • >部門名 (スコア:5, 参考になる)

    by Anonymous Coward

    そこは「ナノ流体ってなんナノ?」でしょう!

    # ぐぐったら7年前のGIGAZINE記事に行き当たりました。
    # 振動を掛けることで粒子を流体のように流すって方式っぽい
    # 当時はダイアモンド粒子だったらしいけど安い代替品が見つかったんでしょうね
    # 詳しい人待ち

    • by Anonymous Coward

      ざっくり調べたところ、
      「液体にナノサイズの粒子を混ぜたもの」なならんでもナノ流体。
      もちろん既存の冷却液より熱伝導のいい「ナノ流体」を開発したということなんでしょうけど、
      ナノ流体ならなんでもいいってわけじゃないですよね当然。

      • by Anonymous Coward on 2013年08月20日 14時25分 (#2444531)

        Google Scholar で出てきた(この製品とは関係無さそうな人の)論文
        強制対流・沸騰場での水噴流冷却におけるナノ粒子混入の影響 [nihon-u.ac.jp]

        ナノ流体とは水や油などの冷却用流体にナノ粒子を混入させたもので,強制対流や沸騰に対する熱伝達率向上の効果があるとされており,今後冷却用機器への適用が期待されている.

        この論文ではナノ粒子はアルミナとかシリカで媒体は水。Tom's hardwareの記事のコメントだと、他にチタニア粒子を使ったり、冷媒にエチレングリコールやグリセリンを混ぜることもあるみたい。
        この論文だと結局、「単相の強制対流場ではナノ流体を用いても直接噴流における熱伝達率は純水の場合とほとんど差異が見られなかった.」ってことで、沸騰を伴わない場合はナノ流体の効果は無かった模様。

        まぁ確かに粒子が核となって沸騰する条件なら伝熱性能は上がりそうだけど、CPUクーラー程度ならあんまりありがたみはなさそうな印象を受ける。直感的に。

        親コメント
        • by saitoh (10803) on 2013年08月20日 17時15分 (#2444640)
          [PDF]特異な表面張力特性を有する新規ナノ流体による先進冷却システムの開発 [utsunomiya-u.ac.jp]ってのもあります。 温度が上がると表面張力が強くなるという性質を持たせることで、ヒートパイプに用いたときの性能があがるらしい。
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        • by SteppingWind (2654) on 2013年08月20日 19時21分 (#2444760)

          ナノ粒子を混ぜた流体って

          • 体積あたりの熱容量が, 流体単体よりも大きい
          • 層流状態での流れに鉛直方向の熱移動速度が流体単体よりも大きい

          あたりが期待される特性だと思うんだけど, こういった特性が生きる用途って

          • 熱交換器の大きさが制限されていて, 流量を増やすことが難しい
          • 適応温度範囲が広くて, 低温では粘性が大きく, 熱交換器内で管内乱流が発生しにくい

          といった条件がある場合でしょうから, CPUやGPUの冷却よりもヘビーなパワー系(重電, 発動機, プラント等)で, 冷却系も内部の熱を取り出す1次冷却系と外部に熱を放出する2次冷却系に分かれている構成になってるんじゃないかと思います.

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          なるほど、そうナノか

        • by Anonymous Coward

          >冷媒にエチレングリコールやグリセリンを混ぜることもあるみたい。

          つまり、クルマのラジエターに入れるアレ [ryomomaruzen.co.jp]入れときゃいいのか。

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

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