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物理的な振動を使うレコード盤/ピックアップによる入力時代は、ハウリングの問題などもあって、回路図では見えない部分での音質変化がけっこう大きかったです。
そうした時代のいわゆる「オーディオ評論家」が、デジタル技術を理解できないままなんとか権威を保とうとした結果、いわゆるオカルト評論に陥ったといえるのではないかと思います。
オーディオCDが出たころは、矩形波の図から想像したらしく「さすがデジタル、音の粒立ちがいい」「アナログレコードと違って、音に連続性がない」などという噴飯ものの評を書く人だらけでした。
か
>そうした時代のいわゆる「オーディオ評論家」が、デジタル技術を理解できないまま>なんとか権威を保とうとした結果、いわゆるオカルト評論に陥ったといえるのではないかと>思います。
オーバーサンプリングの補間に使ったsinc関数の形の見えるD/Aコンバータはリンギングがあるから音が悪い(キッパリ!)
クロックジッターの話をする時にD/Aコンバータのサンプリング周波数が44.1kHzだと思いこんでるオーディオ評論家も多いなCD初期の話ならともかく、今はx256倍ぐらいのオーバーサンプリングが当たり前で実質的に44.1kHz x 256 = 11.2986MHzになってることを理解出来ないのか?当然、クロックジッターの影響による可聴帯域の歪みは1/256になる
>かつて小生もオーディオ製作記事を書いていたのですが、その文中に、こうしたことへの>批判を書いたら、編集の方から、それは書かないでほしいと頼まれました。
スピーカーの歪み率はオーディオ雑誌の記事の最大のタブーです!
DACのクロック周波数は22.5792MHz(44.1kHz用)と24.576MHz(48kHz用)が主流です。
クロックの周波数が2倍になって他の条件が変わらないと、ジッターによるアナログ出力の歪は増加しSN比が6dB悪化します。アナログ出力のSN比 = -20log(2πfσ)fはDACクロック周波数、σはクロックジッター(秒 rms)
>クロックの周波数が2倍になって他の条件が変わらないと、ジッターによるアナログ出力の歪は増加しSN比が6dB悪化します。
残念ながらデジタルオーディオのジッターによる歪みは無線機などの場合とは違うのですデジタルオーディオでは、バイフェーズマーク・コーディングで伝送された信号に重畳したクロックをPLLを使って復調して取り出して用いるので、オーバーサンプリングD/Aを用いるとオーバーサンプリングの分だけジッターによる歪みは減少しますオーディオの世界では、ロジック系を駆動する水晶発振器のジッターの話と、D/AコンバータのクロックソースとなるPLL回路のジッター特性の話が混同されている(区別がつけられていない)のは残念なことです
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
オーディオ界の凋落の契機はオカルトから (スコア:5, 興味深い)
物理的な振動を使うレコード盤/ピックアップによる入力時代は、ハウリングの問題なども
あって、回路図では見えない部分での音質変化がけっこう大きかったです。
そうした時代のいわゆる「オーディオ評論家」が、デジタル技術を理解できないまま
なんとか権威を保とうとした結果、いわゆるオカルト評論に陥ったといえるのではないかと
思います。
オーディオCDが出たころは、矩形波の図から想像したらしく
「さすがデジタル、音の粒立ちがいい」
「アナログレコードと違って、音に連続性がない」
などという噴飯ものの評を書く人だらけでした。
か
Re: (スコア:1)
>そうした時代のいわゆる「オーディオ評論家」が、デジタル技術を理解できないまま
>なんとか権威を保とうとした結果、いわゆるオカルト評論に陥ったといえるのではないかと
>思います。
オーバーサンプリングの補間に使ったsinc関数の形の見えるD/Aコンバータはリンギングがあるから音が悪い(キッパリ!)
クロックジッターの話をする時にD/Aコンバータのサンプリング周波数が44.1kHzだと思いこんでるオーディオ評論家も多いな
CD初期の話ならともかく、今はx256倍ぐらいのオーバーサンプリングが当たり前で実質的に44.1kHz x 256 = 11.2986MHzになってることを理解出来ないのか?
当然、クロックジッターの影響による可聴帯域の歪みは1/256になる
>かつて小生もオーディオ製作記事を書いていたのですが、その文中に、こうしたことへの
>批判を書いたら、編集の方から、それは書かないでほしいと頼まれました。
スピーカーの歪み率はオーディオ雑誌の記事の最大のタブーです!
Re: (スコア:0)
DACのクロック周波数は22.5792MHz(44.1kHz用)と24.576MHz(48kHz用)が主流です。
クロックの周波数が2倍になって他の条件が変わらないと、ジッターによるアナログ出力の歪は増加しSN比が6dB悪化します。
アナログ出力のSN比 = -20log(2πfσ)
fはDACクロック周波数、σはクロックジッター(秒 rms)
Re:オーディオ界の凋落の契機はオカルトから (スコア:1)
>クロックの周波数が2倍になって他の条件が変わらないと、ジッターによるアナログ出力の歪は増加しSN比が6dB悪化します。
残念ながらデジタルオーディオのジッターによる歪みは無線機などの場合とは違うのです
デジタルオーディオでは、バイフェーズマーク・コーディングで伝送された信号に重畳したクロックをPLLを使って復調して取り出して用いるので、オーバーサンプリングD/Aを用いるとオーバーサンプリングの分だけジッターによる歪みは減少します
オーディオの世界では、ロジック系を駆動する水晶発振器のジッターの話と、D/AコンバータのクロックソースとなるPLL回路のジッター特性の話が混同されている(区別がつけられていない)のは残念なことです