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相関があるかどうかを決めるために相関係数があるんだから、まず、係数をずばっと答えてほしいものだ。1にどれだけ近いか、が酒の肴になるんだから。
togetterに挙げられてるグラフ(牧野氏が上げたのじゃない実データから作った対数グラフ)を見る限りだと,ほぼ相関係数1(横軸10倍で,縦軸10倍)でかなり弱いですが相関してるようですね。ただ,データ点のばらつきが大きいからどれだけ1に近いかを議論するのは無意味でしょうね。酒の肴にもならない。
まあ,このグラフを見て,大きなばらつきを生む要素(ってか対策)の方が重要って議論は成立するでしょうが,「相関がない」ってのは(そんなアホなことを言ってる人が,いるかはともかく)無理筋。
多分誰も読んでないだろうけど,s/相関係数/傾き/の意味で書いてました。我ながらひどい間違いですね。個人的な興味が両対数グラフにした時の傾き(濃縮がかかるかどうか)にしかなかったので,元コメントもそういう話なのかなと勘違いしてました。
あと,非線形モデルしか日頃扱わないと,相関のあるなしを相関係数で評価するという発想がごっそり抜け落ちてしまったという言い訳は,まあ通用しないでしょうかね。
「ほぼ相関係数1でかなり弱いですが相関してる」ってちょっと意味わかんないけど「ほぼ相関係数0で」の間違いで、ほぼ0だけど全くの0ではないって意味?
なんとなく天文学者と物理学者の違い、みたいな気がするのだけど。
>ほぼ相関係数1でかなり弱いですが相関
ごめんこの時点で意味不明なんだけどもうちょっと詳しく説明してくれるかな?
相関係数は依存関係の有無を示唆するだけで傾きの大きさとは関係がない。なので相関係数が1でも直線の傾きは小さいこともある(wikipediaの相関係数の図にわかりやすい例がある)。
この場合、相関があるのはごく自然なことで問題は縦方向への上昇度合いの大きさ(つまり土の中のセシウムに対して玄米がどの程度敏感か。これは直線の傾きであって相関係数とは言わない)とそれが人体に影響し得るレベルかどうか。
だれも傾きについて語っては無いと思うが。相関が弱いって相関係数が0に近い事だと思ってたら、「ほぼ1でかなり弱い」とか言われたってお話です。それに1を0にしても弱いを強いにしても、このままでも、前後とのつながりや言い回しがあってなくて意味分かんないです。
同じく。相関は「ある」「ない」というものではなく、どの程度相関があるか、か重要だと思う。
あとはまあ、現実世界がどうなっているのか認識したいと思うのなら、とりあえず統計は勉強しときなよ、と思う。人間が進化の中で得てきた「感覚」は役に立たないので。
統計学的に反論する方法はないの?なんちゃら検定で相関関係が否定されるとか偏差値がある値より大きいのでほにゃらら定理により無意味であるとか
相関係数の有意性検定というのはあるよ。ただ、それは、「母相関係数はサンプルから得られる相関係数とだいたい同じか」というような考え方で使うもの。
「こうやって計算した相関係数は果たして意味があるのか」というのは、相関係数の計算方法によるけど、一般的な話では、偏差の正規分布が仮定として成り立たなければ意味はない。両対数取ったら、対数正規分布仮定が必要。
ベクレルの違いはオーダー単位で考える、とするのが妥当なら、対数変換は妥当なんだけど、その場合には、「対数変換すれば」という但し書きつけるもので、別に間違っている訳ではなくて、それなん
一般的には無相関検定すればいいんだが、そもそも相関係数が意味があるのは、x,y とも正規分布に従うと仮定できるとき。正規化されてないデータの相関係数に意味はない。もし、元コメがデータを正規化して相関係数出して議論しろ、だったら賛成。
さて、 http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/pdf/kome.pdf [maff.go.jp] このPDFのp3 で農水省が書いてるのは・土壌中の濃度が1,000 Bq/kg未満でも玄米中の濃度が50 Bq/kgを超える値も見られる。・土壌中の濃度が5,000 Bq/kgを超えるところでも、大部分(76%)の玄米中濃度は20 Bq/kg未満と低い。で、そこから・土壌中の放射性セシウム濃
その計算と解釈は間違っていますね。まず,土壌中の放射性セシウムが5,000Bq/kgの地点で玄米中が20Bq/kgだったものが76%というので,検体数は47と15になります。それでも有意な差があるので土壌中のセシウムとの関連はあると考えられますが,報告書では「関係がない」とは一切言っておらず,「相関がない」と言っているだけです.さらに総括としても
>土壌から玄米への移行については、土壌中の放射性セシウムだけでなく、土壌中の交換性 カリ含量や土壌のセシウム固定力が重要であること
と述べており,土壌中のセシウムが影響することは認めるが支配的でないという結論です.
むしろ報告書は真っ当で,関連(association)があるからということだけで相関(correlation)があると言ってしまう人にこそ問題があるでしょう.なお,Wikipediaによれば狭義の相関とは線形で計算したものであり,対数をとるなど数字を弄ったものは何らかのモデルがないと任意性の批判を免れません.
> 私などは「土壌中の放射性セシウム濃度が低いサンプルにおいても、玄米中の放射性セシウム濃度が高いことがあるのだということは、> 相関がない、もしくは負の相関があるのではないか」と勘違いしそうになりました。皆さんはそのように感じませんか?
私は全く感じません.単なるoutlierの言及だと思いますが,統計に詳しくなかったり研究資料を読み慣れていない方はそうなのかもしれませんね.
少なくとも統計処理においてはおかしい部分はないでしょう.
最初から最後までなぜその1ページだけにこだわるのか理解できません.あなたの言っている外れ値の解釈も私には意味がわかりません.実際極端な値を示しているので,たとえ外して計算したとしても不思議ではありませんが,入れても入れなくてもおそらく相関係数は0に近いでしょう。
なんとしても元資料の書き方を不正なものとしたいという情熱だけは感じますが、相関が見られないというのは解釈ではなく観察と単純な計算の結果だと思いますよ.
> まず、以下のようなデータが観察されたとします(以下略)
そこで挙げられた例では外れ値でない上にサンプル数が3になってしまい、相関係数の信頼区間が-1から1までになってしまうのでデータとして最初から意味をなしません.外れ値は外れ値と判断する基準があります.任意の値を外れ値と取り除いてよいわけではありませんので,もう一度統計の教科書をご覧ください.
また対数変換すれば正の相関係数が出る、というグラフは検出限界以下のサンプルは(0として)対数値を持たないため取り除かれており、そのグラフを見れば分かると
2分割表の数値の間違いはご指摘の通りでした。ごめんなさい。
その上で「相関」という言葉の定義ですが、狭義で線形相関を指すのはいいとして、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/128184/m0u/%E7%9B%B8%E9%96%A2/ [goo.ne.jp] 相関関係 2 数学で、一方が増加すると、他方が増加または減少する、二つの変量の関係。という意味もある以上、「相関がない」と言うのも誤解を招き得るので問題だと思います。狭義で否定する場合は広義で否定していると誤解されないようにすべきなんです。例えば、 このデータからは線形相関は見られないが、 土壌中の放射性セシウムが増えれば玄米中の放射
相関の意味を広く取るか狭く取るかの違いであるということで意見の一致を見たようでよかったです.その上で報告書の文章を解釈するなら、稲が曝露されている放射性セシウムの量が土壌中のそれの量と強く関係するはずであるからと、玄米中の放射性セシウムの量との関連は予め前提とされているように読めます.
その仮説と一致しない結果が出て、それでは支配要因は何かということを示すのは問題ないというか、むしろ科学的な態度と言えます.作業仮説に合わなかったら、合うまで何としてもデータを加工しろという方が問題でしょう.この姿勢は容易に捏造を招きます.
>稲が曝露されている放射性セシウムの量が土壌中のそれの量と強く関係するはずであるからと、>玄米中の放射性セシウムの量との関連は予め前提とされているように読めます.なるほど。この報告と、togetter の最初にある早野さんのツイート>「土壌汚染とコメのセシウム濃度は【全く】相関しない」.>今日のシンポジウムで農水省の中谷さんも言っておられた.とか>土壌汚染とコメのセシウム濃度は無関係.とが、整合しているようには読めないのが問題ですね。
>その仮説と一致しない結果が出て、それでは支
まずこのデータは、作付制限区域や作付自粛区域での試験栽培の結果である、そもそも土壌がセシウムでほとんど汚染されていなければ、玄米も汚染されないであろう部分が抜けている。原点付近が無いのだから判りにくい。
それから、素人仕事じゃなくて、ちゃんとした協力機関が付いているんだから、相関係数くらいすぐ計算できるはず。それに玄米側で異常に高いセシウム濃度を示したものに関しては後から汚染されたことを確認したりしている。
そういう補正をした上で計算すれば、それなり強い正の相関係数が出ているのだろう、だからこそ、グラフだけで敢えて数字は出していないものと思われる。
この報告が言いたいことは、多少土壌が汚染されていても対策を打てる、逆に対策しなければ、土壌の汚染が低くても玄米が汚染されるということだから。
> そういう補正をした上で計算すれば、それなり強い正の相関係数が出ているのだろう、根拠わかんないんですけど…
> そういう補正土壌汚染が低いのに、玄米汚染が高いケース(Y軸の近く二つ囲んであるデータなど)ついて、収穫後の汚染の調査し、もし収穫後の汚染ならこれを除くということ。(もっとひどい収穫後の汚染に関しては、後ろページに書かれているように既に修正されている)これらのデータが無くなれば、相関がもっと良く見えてくる。
そもそも本当に相関係数が 0 なら、どこかにさらりと書いて置けばくだくだ言われずにすむ、計算は難しいものでも手間のかかるものでもない、小さなスペースがあれば数字は書ける。それを敢えて書かず、大きな文字で「相関は見られない」と書いている。しか
思い込みって怖いなぁと思いました。知らんけど
これは相関係数に踊らされると間違った結論に至るデータだ相関係数を計算する事に意味がなさそうなプロット図ですねこれは、相関が潜在的に存在するといっても過言ではないプロット図ですよ
プロット図から例外がどのように発生しているのか調査する必要がある複数の要因と相関が混じっている時によくみられる図それぞれセグメント別に分解して、再検討しないと駄目です
相関があるか無いかには興味は無いなあ。
土壌汚染があるとされる、東北、栃木・群馬・茨城・千葉、そして新潟で取れた米を食わなければ、土壌や米にどれだけ放射性セシウムが含まれていようが関係ないじゃない?
土壌汚染とやらが何をさしているかは知らんが、そもそも土中の自然放射線量が多い西日本の人間が語っても笑い種にすらならんぞ。
#人形峠すら知らんのだろうなあ、こういう手合いの人間は。
> 土壌汚染とやらが何をさしているかは知らんが、ここでの話なら、放射性物質、特には放射性セシウムによる土壌汚染だと思うけど。国語は苦手かな?
> そもそも土中の自然放射線量が多い西日本オーダーが違うのに一緒くたにされてもなー。空間放射線量とすれば、自然放射線量は単位がnSv/h、対して福島原発による放射能汚染の場合は単位がμSv/hだけどね。
> #人形峠すら知らんのだろうなあ、こういう手合いの人間は。人形峠は一応鉱山だったしね。そういうホットスポットはあるだろうよ。だけど、西日本って、1つの県がまるまるホットスポットになってるの?
# もうちょっとうまくやってよ。でないと「こういう手合いの人間は」は自分を指してしまう事になるよ。
毎度おなじみの日本地質学会の地図 [geosociety.jp]ですが、湘南・伊豆地方はともかく、岩国とか呉とか岡山とかのあたりの自然放射線量は100nSv/h(0.1μSv/h)のオーダーですから、「単位がnSv/h」ってのはミスリーディングではないでしょうか。
# 私は中国地方の出身ですが、校庭の土は白いものだ(真砂、つまり花崗岩です)と思い込んでいたので、関東に来てびっくりしました。
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係数 (スコア:3, すばらしい洞察)
相関があるかどうかを決めるために相関係数があるんだから、まず、係数をずばっと答えてほしいものだ。1にどれだけ近いか、が酒の肴になるんだから。
Re:係数 (スコア:1)
togetterに挙げられてるグラフ(牧野氏が上げたのじゃない実データから作った対数グラフ)を見る限りだと,ほぼ相関係数1(横軸10倍で,縦軸10倍)でかなり弱いですが相関してるようですね。ただ,データ点のばらつきが大きいからどれだけ1に近いかを議論するのは無意味でしょうね。酒の肴にもならない。
まあ,このグラフを見て,大きなばらつきを生む要素(ってか対策)の方が重要って議論は成立するでしょうが,「相関がない」ってのは(そんなアホなことを言ってる人が,いるかはともかく)無理筋。
Re:係数 (スコア:2)
多分誰も読んでないだろうけど,s/相関係数/傾き/の意味で書いてました。我ながらひどい間違いですね。個人的な興味が両対数グラフにした時の傾き(濃縮がかかるかどうか)にしかなかったので,元コメントもそういう話なのかなと勘違いしてました。
あと,非線形モデルしか日頃扱わないと,相関のあるなしを相関係数で評価するという発想がごっそり抜け落ちてしまったという言い訳は,まあ通用しないでしょうかね。
Re: (スコア:0)
「ほぼ相関係数1でかなり弱いですが相関してる」ってちょっと意味わかんないけど「ほぼ相関係数0で」の間違いで、ほぼ0だけど全くの0ではないって意味?
なんとなく天文学者と物理学者の違い、みたいな気がするのだけど。
Re: (スコア:0)
>ほぼ相関係数1でかなり弱いですが相関
ごめんこの時点で意味不明なんだけどもうちょっと詳しく説明してくれるかな?
Re: (スコア:0)
相関係数は依存関係の有無を示唆するだけで傾きの大きさとは関係がない。
なので相関係数が1でも直線の傾きは小さいこともある(wikipediaの相関係数の図にわかりやすい例がある)。
この場合、相関があるのはごく自然なことで問題は縦方向への上昇度合いの大きさ
(つまり土の中のセシウムに対して玄米がどの程度敏感か。これは直線の傾きであって相関係数とは言わない)と
それが人体に影響し得るレベルかどうか。
Re: (スコア:0)
だれも傾きについて語っては無いと思うが。
相関が弱いって相関係数が0に近い事だと思ってたら、「ほぼ1でかなり弱い」とか言われたってお話です。
それに1を0にしても弱いを強いにしても、このままでも、前後とのつながりや言い回しがあってなくて意味分かんないです。
Re: (スコア:0)
同じく。相関は「ある」「ない」というものではなく、どの程度相関があるか、か重要だと思う。
あとはまあ、現実世界がどうなっているのか認識したいと思うのなら、とりあえず統計は勉強しときなよ、と思う。
人間が進化の中で得てきた「感覚」は役に立たないので。
Re: (スコア:0)
統計学的に反論する方法はないの?
なんちゃら検定で相関関係が否定されるとか
偏差値がある値より大きいのでほにゃらら定理により無意味であるとか
Re: (スコア:0)
相関係数の有意性検定というのはあるよ。
ただ、それは、「母相関係数はサンプルから得られる相関係数とだいたい同じか」というような考え方で使うもの。
「こうやって計算した相関係数は果たして意味があるのか」というのは、相関係数の計算方法によるけど、一般的な話では、偏差の正規分布が仮定として成り立たなければ意味はない。
両対数取ったら、対数正規分布仮定が必要。
ベクレルの違いはオーダー単位で考える、とするのが妥当なら、対数変換は妥当なんだけど、
その場合には、「対数変換すれば」という但し書きつけるもので、別に間違っている訳ではなくて、それなん
Re: (スコア:0)
一般的には無相関検定すればいいんだが、
そもそも相関係数が意味があるのは、x,y とも正規分布に従うと仮定できるとき。
正規化されてないデータの相関係数に意味はない。
もし、元コメがデータを正規化して相関係数出して議論しろ、だったら賛成。
さて、
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/pdf/kome.pdf [maff.go.jp]
このPDFのp3 で農水省が書いてるのは
・土壌中の濃度が1,000 Bq/kg未満でも玄米中の濃度が50 Bq/kgを超える値も見られる。
・土壌中の濃度が5,000 Bq/kgを超えるところでも、大部分(76%)の玄米中濃度は20 Bq/kg未満と低い。
で、そこから
・土壌中の放射性セシウム濃
Re: (スコア:0)
その計算と解釈は間違っていますね。
まず,土壌中の放射性セシウムが5,000Bq/kgの地点で玄米中が20Bq/kgだったものが76%というので,検体数は47と15になります。
それでも有意な差があるので土壌中のセシウムとの関連はあると考えられますが,報告書では「関係がない」とは一切言っておらず,「相関がない」と言っているだけです.
さらに総括としても
>土壌から玄米への移行については、土壌中の放射性セシウムだけでなく、土壌中の交換性 カリ含量や土壌のセシウム固定力が重要であること
と述べており,土壌中のセシウムが影響することは認めるが支配的でないという結論です.
むしろ報告書は真っ当で,関連(association)があるからということだけで相関(correlation)があると言ってしまう人にこそ問題があるでしょう.
なお,Wikipediaによれば狭義の相関とは線形で計算したものであり,対数をとるなど数字を弄ったものは何らかのモデルがないと任意性の批判を免れません.
Re: (スコア:0)
報告書 3ページの図4 では、
> 土壌中の濃度が1,000 Bq/kg未満でも玄米中の濃度が50 Bq/kgを超える値も見られる。
というアノテーションが付与されています。
このアノテーションを何のために付けたのか、その真意は分かりかねますが、
私などは「土壌中の放射性セシウム濃度が低いサンプルにおいても、玄米中の放射性セシウム濃度が高いことがあるのだということは、
相関がない、もしくは負の相関があるのではないか」と勘違いしそうになりました。皆さんはそのように感じませんか?
土壌中の放射性
Re: (スコア:0)
> 私などは「土壌中の放射性セシウム濃度が低いサンプルにおいても、玄米中の放射性セシウム濃度が高いことがあるのだということは、
> 相関がない、もしくは負の相関があるのではないか」と勘違いしそうになりました。皆さんはそのように感じませんか?
私は全く感じません.
単なるoutlierの言及だと思いますが,統計に詳しくなかったり研究資料を読み慣れていない方はそうなのかもしれませんね.
少なくとも統計処理においてはおかしい部分はないでしょう.
Re: (スコア:0)
しかしその場合、アノテーションのついたサンプルを外れ値として除外すると、
正の相関が強くなってしまい、報告書で主張している「無相関」の根拠が弱くなります。
(※統計に詳しい方は、両変数を標準化したのち、第2象限と第4象限のデータを除去することをイメージして下さい)
つまり、この内容を「外れ値の言及」として捉えることは、
報告書の主張とあえて逆の解説を入れていると捉えるということになるのではありませんか。
また、3ページの解説では、
> 土壌中の放射性セシウム濃度は高いが玄米中の濃度が低い検体がある一方、土壌中の濃度は
> 低いが玄米中の濃度が高い検体もあり、土壌と玄米の放射性セシウム濃度に相関は見られない。
との記載があります。これは、「相関が見られない」という解釈が
これらアノテーションで選択したサンプルの存在に根拠づけられていると捉えるべきではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
最初から最後までなぜその1ページだけにこだわるのか理解できません.
あなたの言っている外れ値の解釈も私には意味がわかりません.実際極端な値を示しているので,たとえ外して計算したとしても不思議ではありませんが,入れても入れなくてもおそらく相関係数は0に近いでしょう。
なんとしても元資料の書き方を不正なものとしたいという情熱だけは感じますが、相関が見られないというのは解釈ではなく観察と単純な計算の結果だと思いますよ.
Re: (スコア:0)
また、上の外れ値についての説明ですが、以下の説明でお分かり頂けるかと思います。
まず、以下のようなデータが観察されたとします。
data_id x y
0, 1, 1
1, -1, 1
2, -1, -1
3, 1, -1
まず、このデータにおけるx,yの相関係数を計算しますと、これは 0.0 になります。
つぎに、このデータから、第2象限(いわゆる左上のことです) のdata_id=1のサンプルと、
第4象限(いわゆる右下のことです) のdata_id=3のサンプルを取り除きます。
この新しいデータにおけるx,yの相関係数
Re: (スコア:0)
> まず、以下のようなデータが観察されたとします
(以下略)
そこで挙げられた例では外れ値でない上にサンプル数が3になってしまい、相関係数の信頼区間が-1から1までになってしまうのでデータとして最初から意味をなしません.
外れ値は外れ値と判断する基準があります.任意の値を外れ値と取り除いてよいわけではありませんので,もう一度統計の教科書をご覧ください.
また対数変換すれば正の相関係数が出る、というグラフは検出限界以下のサンプルは(0として)対数値を持たないため取り除かれており、そのグラフを見れば分かると
Re: (スコア:0)
すみません、私が説明しようとしていたこととは異なるように受け取ってしまわれたようです。
私は、第2象限と第4象限のデータを一部でも取り除くと、相関係数が大きくなる方向に変化させられるという
当たり前のことを説明しておりました。少し当てつけ的な部分があったかもしれません。
あなたの言う外れ値処理の基準については、私もある程度は理解しております。失礼いたしました。
あなたは、アノテ
Re: (スコア:0)
2分割表の数値の間違いはご指摘の通りでした。ごめんなさい。
その上で「相関」という言葉の定義ですが、狭義で線形相関を指すのはいいとして、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/128184/m0u/%E7%9B%B8%E9%96%A2/ [goo.ne.jp]
相関関係
2 数学で、一方が増加すると、他方が増加または減少する、二つの変量の関係。
という意味もある以上、「相関がない」と言うのも誤解を招き得るので問題だと思います。
狭義で否定する場合は広義で否定していると誤解されないようにすべきなんです。
例えば、
このデータからは線形相関は見られないが、
土壌中の放射性セシウムが増えれば玄米中の放射
Re: (スコア:0)
相関の意味を広く取るか狭く取るかの違いであるということで意見の一致を見たようでよかったです.
その上で報告書の文章を解釈するなら、稲が曝露されている放射性セシウムの量が土壌中のそれの量と強く関係するはずであるからと、玄米中の放射性セシウムの量との関連は予め前提とされているように読めます.
その仮説と一致しない結果が出て、それでは支配要因は何かということを示すのは問題ないというか、むしろ科学的な態度と言えます.
作業仮説に合わなかったら、合うまで何としてもデータを加工しろという方が問題でしょう.この姿勢は容易に捏造を招きます.
Re: (スコア:0)
>稲が曝露されている放射性セシウムの量が土壌中のそれの量と強く関係するはずであるからと、
>玄米中の放射性セシウムの量との関連は予め前提とされているように読めます.
なるほど。この報告と、togetter の最初にある早野さんのツイート
>「土壌汚染とコメのセシウム濃度は【全く】相関しない」.
>今日のシンポジウムで農水省の中谷さんも言っておられた.
とか
>土壌汚染とコメのセシウム濃度は無関係.
とが、整合しているようには読めないのが問題ですね。
>その仮説と一致しない結果が出て、それでは支
Re: (スコア:0)
まずこのデータは、作付制限区域や作付自粛区域での試験栽培の結果である、
そもそも土壌がセシウムでほとんど汚染されていなければ、玄米も汚染されないであろう
部分が抜けている。原点付近が無いのだから判りにくい。
それから、素人仕事じゃなくて、ちゃんとした協力機関が付いているんだから、相関係数
くらいすぐ計算できるはず。それに玄米側で異常に高いセシウム濃度を示したものに関して
は後から汚染されたことを確認したりしている。
そういう補正をした上で計算すれば、それなり強い正の相関係数が出ているのだろう、
だからこそ、グラフだけで敢えて数字は出していないものと思われる。
この報告が言いたいことは、多少土壌が汚染されていても対策を打てる、逆に対策しな
ければ、土壌の汚染が低くても玄米が汚染されるということだから。
Re: (スコア:0)
> そういう補正をした上で計算すれば、それなり強い正の相関係数が出ているのだろう、
根拠わかんないんですけど…
Re: (スコア:0)
> そういう補正
土壌汚染が低いのに、玄米汚染が高いケース(Y軸の近く二つ囲んであるデータなど)ついて、
収穫後の汚染の調査し、もし収穫後の汚染ならこれを除くということ。(もっとひどい収穫後の
汚染に関しては、後ろページに書かれているように既に修正されている)
これらのデータが無くなれば、相関がもっと良く見えてくる。
そもそも本当に相関係数が 0 なら、どこかにさらりと書いて置けばくだくだ言われずにすむ、
計算は難しいものでも手間のかかるものでもない、小さなスペースがあれば数字は書ける。
それを敢えて書かず、大きな文字で「相関は見られない」と書いている。
しか
Re: (スコア:0)
思い込みって怖いなぁと思いました。
知らんけど
これは相関係数に踊らされると間違った結論に至るデータです (スコア:0)
これは相関係数に踊らされると間違った結論に至るデータだ
相関係数を計算する事に意味がなさそうなプロット図ですね
これは、相関が潜在的に存在するといっても過言ではないプロット図ですよ
プロット図から例外がどのように発生しているのか調査する必要がある
複数の要因と相関が混じっている時によくみられる図
それぞれセグメント別に分解して、再検討しないと駄目です
Re: (スコア:0)
相関があるか無いかには興味は無いなあ。
土壌汚染があるとされる、東北、栃木・群馬・茨城・千葉、そして新潟で取れた米を食わなければ、土壌や米にどれだけ放射性セシウムが含まれていようが関係ないじゃない?
Re: (スコア:0)
土壌汚染とやらが何をさしているかは知らんが、
そもそも土中の自然放射線量が多い西日本の人間が語っても笑い種にすらならんぞ。
#人形峠すら知らんのだろうなあ、こういう手合いの人間は。
Re: (スコア:0)
> 土壌汚染とやらが何をさしているかは知らんが、
ここでの話なら、放射性物質、特には放射性セシウムによる土壌汚染だと思うけど。国語は苦手かな?
> そもそも土中の自然放射線量が多い西日本
オーダーが違うのに一緒くたにされてもなー。空間放射線量とすれば、自然放射線量は単位がnSv/h、対して福島原発による放射能汚染の場合は単位がμSv/hだけどね。
> #人形峠すら知らんのだろうなあ、こういう手合いの人間は。
人形峠は一応鉱山だったしね。そういうホットスポットはあるだろうよ。だけど、西日本って、1つの県がまるまるホットスポットになってるの?
# もうちょっとうまくやってよ。でないと「こういう手合いの人間は」は自分を指してしまう事になるよ。
Re:係数 (スコア:1)
毎度おなじみの日本地質学会の地図 [geosociety.jp]ですが、
湘南・伊豆地方はともかく、岩国とか呉とか岡山とかのあたりの自然放射線量は100nSv/h(0.1μSv/h)のオーダーですから、「単位がnSv/h」ってのはミスリーディングではないでしょうか。
# 私は中国地方の出身ですが、校庭の土は白いものだ(真砂、つまり花崗岩です)と思い込んでいたので、関東に来てびっくりしました。