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土壌中の放射性セシウムが玄米に移行するのかどうかを解決するための調査なのだったら
「土壌中の放射性セシウム濃度が低くても、玄米中の放射性セシウム濃度が高い例もある」
というケースがあるのだったら、「高い濃度で移行する」場合がある時点でアウトでしょう。
資料読みましたが、対策の有無を特に区別もしてないんですよね。で、次のページでは有効な対策を説明してる。
> 土壌中の放射性セシウムが玄米に移行するのか> どうかを解決するための調査なのだったら
ではなさそうです。本当に「そもそも何がしたいのか」が分からないグラフでした。
等しく対策をしていない状態での、元の土壌のセシウム濃度の異なるサンプル同士の比較、同じ対策をした状態での、元の土壌のセシウム濃度の異なるサンプル同士の比較、異なる対策をした状態での、元の土壌のセシウム濃度の近いサンプル同士の比較(セシウム濃度が低い場合と高い場合)、と言った調査ならば大いに意味があるのです
いや、このグラフは現状の把握、もしくは問題の提起のためのものでしょう。
コメに放射性セシウムが含まれるとして、その起源としては土壌か水かぐらいしかないわけで (そういえば水の話がないですね)、1. ではまず土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムの関係を見てみましょう2. どうもあまり相関がないみたいだね。3. じゃあそれに影響する交酪因子は?カリ肥料?土壌成分?という流れになっていて、お話としてすっきりしていると思います。
まあこの順番で考えたんじゃないでしょうけど、通常の実験であっても試行錯誤した結果であっても、論文になるときはすっきりとした形で出てきますし。ストーリーがすっきりしているのは理解を助けると思いますよ?
> 1. ではまず土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムの関係を見てみましょう> 2. どうもあまり相関がないみたいだね。> 3. じゃあそれに影響する交酪因子は?カリ肥料?土壌成分?> という流れになっていて、お話としてすっきりしていると思います。
2→3で「相関がない事に影響する交酪因子」と言う微妙な表現になってしまうので、やっぱり「お話としてすっきりして」いませんね。
農水省が本当に書きたいストーリーは、「対策が施された事によって現状では相関がありません」なんでしょうけど、仮にそうだとして、やはりあの資料であの位置にあのグラフがあるのは、単に馬鹿の所業です。
わざと混乱させるために資料を出しているのかも知れませんねえ。
ああ、なるほど。
0. 土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムは相関があるはず (暗黙の仮説)
を入れたらいかがでしょうか?まあ最終的に交酪因子の影響を排除した時の相関グラフが出てこないので、仮説の検証という意味では役に立ってないわけですが...
いや、放射性セシウムが土壌から米に移行するのはごく当たり前の事実でして、相関とか暗黙の仮説とかいう話ではありません。カリウムの施肥や作業プロセス改善によって出荷段階の米の放射性セシウムの値をどれくらい押さえられるか、というのが今回の報告の趣旨でありまして、
報告の総括も「カリ施肥をはじめとした吸収抑制対策は非常に効果があったと考えられる」「対策の実施により基準値を下回る米が生産できることが実証された」「引き続き安全な米が生産されるよう吸収抑制対策の徹底を図りたい」というものです。
そうですね。
この報告は全体として「Cs134、Cs137が土壌や用水から玄米に移行する」「Kを施肥することで移行を抑制することができる」ということを既知として、土壌の性質などの条件を定量的に分析し、対策を示している。
一方で、報告の冒頭でいきなりサンプルの条件の違いを無視して土壌と玄米のセシウム濃度をプロットして「土壌の放射性セシウム濃度と玄米中の放射性セシウム濃度の間には相関は見られない」と書いている。
報告の全体のなかで、この部分だけデータの扱いが科学的でなく「浮いている」感は否めないし、「そもそも土壌中のCsと玄米のCsは無関
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そもそも何がしたいのか (スコア:0)
土壌中の放射性セシウムが玄米に移行するのか
どうかを解決するための調査なのだったら
「土壌中の放射性セシウム濃度が低くても、玄米中の放射性セシウム濃度が高い例もある」
というケースがあるのだったら、「高い濃度で移行する」場合がある時点でアウトでしょう。
Re:そもそも何がしたいのか (スコア:2)
あるとか無いとか最初に言い出したのは誰なのかしら♪ (スコア:0)
資料読みましたが、対策の有無を特に区別もしてないんですよね。
で、次のページでは有効な対策を説明してる。
> 土壌中の放射性セシウムが玄米に移行するのか
> どうかを解決するための調査なのだったら
ではなさそうです。
本当に「そもそも何がしたいのか」が分からないグラフでした。
等しく対策をしていない状態での、元の土壌のセシウム濃度の異なるサンプル同士の比較、
同じ対策をした状態での、元の土壌のセシウム濃度の異なるサンプル同士の比較、
異なる対策をした状態での、元の土壌のセシウム濃度の近いサンプル同士の比較(セシウム濃度が低い場合と高い場合)、
と言った調査ならば大いに意味があるのです
Re: (スコア:0)
いや、このグラフは現状の把握、もしくは問題の提起のためのものでしょう。
コメに放射性セシウムが含まれるとして、その起源としては土壌か水かぐらいしかないわけで (そういえば水の話がないですね)、
1. ではまず土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムの関係を見てみましょう
2. どうもあまり相関がないみたいだね。
3. じゃあそれに影響する交酪因子は?カリ肥料?土壌成分?
という流れになっていて、お話としてすっきりしていると思います。
まあこの順番で考えたんじゃないでしょうけど、通常の実験であっても試行錯誤した結果であっても、論文になるときはすっきりとした形で出てきますし。
ストーリーがすっきりしているのは理解を助けると思いますよ?
Re: (スコア:0)
> 1. ではまず土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムの関係を見てみましょう
> 2. どうもあまり相関がないみたいだね。
> 3. じゃあそれに影響する交酪因子は?カリ肥料?土壌成分?
> という流れになっていて、お話としてすっきりしていると思います。
2→3で「相関がない事に影響する交酪因子」と言う微妙な表現になってしまうので、
やっぱり「お話としてすっきりして」いませんね。
農水省が本当に書きたいストーリーは、
「対策が施された事によって現状では相関がありません」なんでしょうけど、
仮にそうだとして、やはりあの資料であの位置にあのグラフがあるのは、単に馬鹿の所業です。
Re: (スコア:0)
わざと混乱させるために資料を出しているのかも
知れませんねえ。
Re: (スコア:0)
ああ、なるほど。
0. 土壌中の放射性セシウムとコメ中の放射性セシウムは相関があるはず (暗黙の仮説)
を入れたらいかがでしょうか?
まあ最終的に交酪因子の影響を排除した時の相関グラフが出てこないので、仮説の検証という意味では役に立ってないわけですが...
Re: (スコア:0)
いや、放射性セシウムが土壌から米に移行するのはごく当たり前の事実でして、相関とか暗黙の仮説とかいう話ではありません。
カリウムの施肥や作業プロセス改善によって出荷段階の米の放射性セシウムの値をどれくらい押さえられるか、というのが今回の報告の趣旨でありまして、
報告の総括も
「カリ施肥をはじめとした吸収抑制対策は非常に効果があったと考えられる」
「対策の実施により基準値を下回る米が生産できることが実証された」
「引き続き安全な米が生産されるよう吸収抑制対策の徹底を図りたい」
というものです。
Re: (スコア:0)
そうですね。
この報告は全体として
「Cs134、Cs137が土壌や用水から玄米に移行する」
「Kを施肥することで移行を抑制することができる」
ということを既知として、土壌の性質などの条件を定量的に分析し、対策を示している。
一方で、報告の冒頭でいきなりサンプルの条件の違いを無視して土壌と玄米のセシウム濃度をプロットして「土壌の放射性セシウム濃度と玄米中の放射性セシウム濃度の間には相関は見られない」と書いている。
報告の全体のなかで、この部分だけデータの扱いが科学的でなく「浮いている」感は否めないし、「そもそも土壌中のCsと玄米のCsは無関