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元祖スマホ、ブラックベリーの「技術革新の蹉跌」に学ぶ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1502A_V10C13A2000000/ [nikkei.com]
この記事からの印象だと、BlackBerryの売りでもありアドバンテージでもある部分に時代が追いついてしまった、そこで更に別の価値を作らなければいけなかったが失敗した、という感じなんですね。
国内だとまず見かけない端末だったのでいまいち何が成功してなぜ凋落したのかわからなかったんですが。
会社から支給されたのを使ってるけど、内線電話と同時に鳴るとかOutlookのメールやカレンダーと同期するとかは便利。ちんまいキーボードでも英語のメールなら結構書ける。
まえに失職してた時、使い慣れたのがいいと思って就職活動用に自分で契約したこともあるけど、Outlookとの同期がないと意味がないと思った。日本人がプライベートで使うもんじゃないと思う。
今、仕事でマレーシアに来ていますが、マレーシアやインドネシアではブラックベリー端末を多く見かけます。今年のマレーシアで言えば、こちらの皆さんが使っているスマホとしては、ブラックベリーが5割、アンドロイドが4割、iPhone 1割ぐらいの感じでしょうか。実は、一番たくさん見かけるのはNokiaだけど。
ブラックベリーは、2G(GSM)で快適にメールがやり取りできる、というのが一番受けたところなんじゃないかと思います。日本では、ブラックベリーよりも前にimodeが来ちゃったのでブラックベリーの出る幕がありませんでしたが。
また、こちらの駐在員さんに聞いたところでは、ブラックベリー端末でしか使えない、ブラックベリーメッセンジャーというチャットツールがあり、現地社員はこれでどんどん仕事を進めてしまうので、自分もブラックベリー端末を持ってないと仕事にならない、と言っていました。ちなみに、彼は会社支給のブラックベリー端末とは別にカラオケのお姉さんとの連絡用にもう1台ブラックベリーを持ってました。LINEが公私ともに必須になっている、という感じですかね。
凋落したのは、ハードウェアに固執したからでしょうか。わかんないけど。QNXどうなっちゃうのかな。Ciscoが買うのかしら。
BlackBerryに時代が追い付いたんじゃないと思うよ。
BlackBerryのアドバンテージは企業ユースに適したスマートホンだったってことなんだけど、iPhoneやAndroidがコンシューマーユースで広がり、企業ユースにまで浸食してきてしまう過程で、BlackBerryのアドバンテージだった部分が無視されるようになってしまった。
BYODな企業が増え、IT管理部門の権限をもつ人物らも個人的趣向で「iPhoneにしたいなー」という(もちろんたてまえは違う理由にしているが)だけでBlackBerryを不採用にしてしまった。あるいは検討すらすることは無くなった。
典型的な悪貨が良貨を駆逐してしまったパターン。(企業ユースでの話)
BlackBerry Enterprise Serverを導入することで、会社のメールアカウントでメールを送受信できたり、カレンダーの同期ができるのが最大のメリットかな。会社にあるExchangeやLotus Notesと同期できるので、外出している時でもBlackBerryの端末があれば仕事ができてしまう。
この専用サーバーを入れることで、会社のメール送受信が出来たというのが大きかったのでしょうね。当時はこの方法が主流だったと聞いてます。
今は、会社のサーバーもインターネットから接続出来るようにしてわざわざブラックベリーの専用の仕組みが必要なくなったということですね。でもセキュリティとか考えて、今でもブラックベリーが主流の会社も多いようですが
ホルスター使ってスチャッと出したり入れたりするのが楽しそう。
業務システムに組み込みやすかった反面、自社サービスを提案できなかった面はあるんじゃないかなと。
あとはやっぱ、ページャーとして不動の構えでいれば良かったのに、iphone型スマフォを追いかけて重厚長大化してしまった面がある。
ハードウェアの販売ではなくサービスを中心に据えるべきだった。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
凋落 (スコア:0)
元祖スマホ、ブラックベリーの「技術革新の蹉跌」に学ぶ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1502A_V10C13A2000000/ [nikkei.com]
この記事からの印象だと、BlackBerryの売りでもありアドバンテージでもある部分に時代が追いついてしまった、
そこで更に別の価値を作らなければいけなかったが失敗した、という感じなんですね。
国内だとまず見かけない端末だったのでいまいち何が成功してなぜ凋落したのかわからなかったんですが。
Re:凋落 (スコア:3, 参考になる)
会社から支給されたのを使ってるけど、
内線電話と同時に鳴るとかOutlookのメールやカレンダーと同期するとかは便利。
ちんまいキーボードでも英語のメールなら結構書ける。
まえに失職してた時、使い慣れたのがいいと思って
就職活動用に自分で契約したこともあるけど、
Outlookとの同期がないと意味がないと思った。
日本人がプライベートで使うもんじゃないと思う。
Re:凋落 (スコア:2, 興味深い)
今、仕事でマレーシアに来ていますが、マレーシアやインドネシアではブラックベリー端末を多く見かけます。
今年のマレーシアで言えば、こちらの皆さんが使っているスマホとしては、ブラックベリーが5割、
アンドロイドが4割、iPhone 1割ぐらいの感じでしょうか。実は、一番たくさん見かけるのはNokiaだけど。
ブラックベリーは、2G(GSM)で快適にメールがやり取りできる、というのが一番受けたところなんじゃ
ないかと思います。日本では、ブラックベリーよりも前にimodeが来ちゃったのでブラックベリーの
出る幕がありませんでしたが。
また、こちらの駐在員さんに聞いたところでは、ブラックベリー端末でしか使えない、ブラックベリー
メッセンジャーというチャットツールがあり、現地社員はこれでどんどん仕事を進めてしまうので、
自分もブラックベリー端末を持ってないと仕事にならない、と言っていました。ちなみに、彼は
会社支給のブラックベリー端末とは別にカラオケのお姉さんとの連絡用にもう1台ブラックベリーを
持ってました。LINEが公私ともに必須になっている、という感じですかね。
凋落したのは、ハードウェアに固執したからでしょうか。わかんないけど。QNXどうなっちゃうのかな。
Ciscoが買うのかしら。
Re:凋落 (スコア:1)
BlackBerryに時代が追い付いたんじゃないと思うよ。
BlackBerryのアドバンテージは企業ユースに適したスマートホンだったってことなんだけど、iPhoneやAndroidがコンシューマーユースで広がり、企業ユースにまで浸食してきてしまう過程で、BlackBerryのアドバンテージだった部分が無視されるようになってしまった。
BYODな企業が増え、IT管理部門の権限をもつ人物らも個人的趣向で「iPhoneにしたいなー」という(もちろんたてまえは違う理由にしているが)だけでBlackBerryを不採用にしてしまった。あるいは検討すらすることは無くなった。
典型的な悪貨が良貨を駆逐してしまったパターン。(企業ユースでの話)
Re: (スコア:0)
BlackBerry Enterprise Serverを導入することで、会社のメールアカウントでメールを送受信できたり、カレンダーの同期ができるのが最大のメリットかな。
会社にあるExchangeやLotus Notesと同期できるので、外出している時でもBlackBerryの端末があれば仕事ができてしまう。
Re: (スコア:0)
この専用サーバーを入れることで、会社のメール送受信が出来たというのが大きかったのでしょうね。
当時はこの方法が主流だったと聞いてます。
今は、会社のサーバーもインターネットから接続出来るようにして
わざわざブラックベリーの専用の仕組みが必要なくなったということですね。
でもセキュリティとか考えて、今でもブラックベリーが主流の会社も多いようですが
Re: (スコア:0)
ホルスター使ってスチャッと出したり入れたりするのが楽しそう。
Re: (スコア:0)
業務システムに組み込みやすかった反面、自社サービスを提案できなかった面はあるんじゃないかなと。
あとはやっぱ、ページャーとして不動の構えでいれば良かったのに、
iphone型スマフォを追いかけて重厚長大化してしまった面がある。
ハードウェアの販売ではなくサービスを中心に据えるべきだった。