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方向性としては正しい筈だが、「誰が採点するか」と云う問題を完全に無視した案だね。
現状で、まともに面接や小論文の採点を行う人材が何れだけ居る事やら。と言うか、正しく採点出来る様な人材なら、どの業界でも有能な人材だと断言しても良いかと。
今の時代に本当に必要なのは、教育者を採点する制度。教育現場は、教師自身の絶え間無い自己教育が無いと進化し得ない。しかし、自己教育の成果を判定する仕組みが、現在社会に存在しないのが、最大の問題だと思う。
こういう事例を見るにつけ、面接官を信用しろってのが無理な話かと。採点基準さえ公開してないってんだから、どこの魔女裁判だ。中世なのは警察だけじゃないのかもね。
http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201212240609.html [asahi.com]=========「入試面接0点、なぜ 今年医学部不合格「採点基準は」」
秋田大医学部医学科の今年春の入試で、筆記は高得点だった女子受験生(18)が、前後期とも面接で0点で不合格になった。受験生は「結果は仕方ない」としつつ、中学時代から患った病気や高校に進学しなかったことの影響ではと気にし、「採点基準が知りたい」と訴える。大学は「総合的に判断した」と説明している。======ここまでは9割以上の得点だった。面接で117点以上なら、公表されている合格ラインの797.9点に届いていた。後期はセンターと小論文、面接だった。 受験生は「実力を出せた」と感じていたが、試験後に希望者に届けられた「入学試験成績」の面接の評価は前後期とも3段階で最も低い「C」。Cは「満点の70%未満」で、家族が大学に情報公開を求めると、2度の面接とも0点と分かった。順位は黒塗りされていた。 受験生によると、前後期とも面接官は3人だった。前期の面接では最初に「食べ物は何が好き」と聞かれ、驚いたが、思いついた「うなぎ」と答えた。「うなぎとあなごはどちらが好き」「うなぎです」 次いで、高卒認定を取るまでの経緯を聞かれ、中学の話から始め、病気のことも話したが、途中で話を打ち切られた。その後は「秋田で生まれ育ったの?」などの質問があり、約15分で終わった。後期も高卒認定について聞かれた。今度は簡潔に話した。ある面接官は「あなたが頭のいいことは分かりました」と話したという。 受験生の家族は「0点は欠席と同じ。落ち込んだ」。大学に理由を尋ね、評価基準の公開も求めたが、大学は「入試の適正な遂行に支障を及ぼす」として、面接の得点分布も明らかにしていない。 秋田大医学部の入試要綱は面接について、「医師としてのコミュニケーション能力、科学・論理的思考、医学への動機づけの強さ、勉学意欲」などを評価するとしている。同大入試課は朝日新聞の取材に「個別の事案は答えられない」とし、「面接は、得点差の幅が大きくなる」と話した。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
メタ教育制度が必須 (スコア:2)
方向性としては正しい筈だが、「誰が採点するか」と云う問題を完全に無視した案だね。
現状で、まともに面接や小論文の採点を行う人材が何れだけ居る事やら。
と言うか、正しく採点出来る様な人材なら、どの業界でも有能な人材だと断言しても良いかと。
今の時代に本当に必要なのは、教育者を採点する制度。
教育現場は、教師自身の絶え間無い自己教育が無いと進化し得ない。
しかし、自己教育の成果を判定する仕組みが、現在社会に存在しないのが、最大の問題だと思う。
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Re:メタ教育制度が必須 (スコア:4, 参考になる)
こういう事例を見るにつけ、面接官を信用しろってのが無理な話かと。
採点基準さえ公開してないってんだから、どこの魔女裁判だ。
中世なのは警察だけじゃないのかもね。
http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201212240609.html [asahi.com]
=========
「入試面接0点、なぜ 今年医学部不合格「採点基準は」」
秋田大医学部医学科の今年春の入試で、筆記は高得点だった女子受験生(18)が、前後期とも面接で0点で不合格になった。受験生は「結果は仕方ない」としつつ、中学時代から患った病気や高校に進学しなかったことの影響ではと気にし、「採点基準が知りたい」と訴える。大学は「総合的に判断した」と説明している。
======
ここまでは9割以上の得点だった。面接で117点以上なら、公表されている合格ラインの797.9点に届いていた。後期はセンターと小論文、面接だった。
受験生は「実力を出せた」と感じていたが、試験後に希望者に届けられた「入学試験成績」の面接の評価は前後期とも3段階で最も低い「C」。Cは「満点の70%未満」で、家族が大学に情報公開を求めると、2度の面接とも0点と分かった。順位は黒塗りされていた。
受験生によると、前後期とも面接官は3人だった。前期の面接では最初に「食べ物は何が好き」と聞かれ、驚いたが、思いついた「うなぎ」と答えた。「うなぎとあなごはどちらが好き」「うなぎです」
次いで、高卒認定を取るまでの経緯を聞かれ、中学の話から始め、病気のことも話したが、途中で話を打ち切られた。その後は「秋田で生まれ育ったの?」などの質問があり、約15分で終わった。後期も高卒認定について聞かれた。今度は簡潔に話した。ある面接官は「あなたが頭のいいことは分かりました」と話したという。
受験生の家族は「0点は欠席と同じ。落ち込んだ」。大学に理由を尋ね、評価基準の公開も求めたが、大学は「入試の適正な遂行に支障を及ぼす」として、面接の得点分布も明らかにしていない。
秋田大医学部の入試要綱は面接について、「医師としてのコミュニケーション能力、科学・論理的思考、医学への動機づけの強さ、勉学意欲」などを評価するとしている。同大入試課は朝日新聞の取材に「個別の事案は答えられない」とし、「面接は、得点差の幅が大きくなる」と話した。
Re:メタ教育制度が必須 (スコア:2)