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ハワイ沖の海底で旧日本軍の潜水艦「伊400型」が発見される」記事へのコメント

  • > 当時としては先進的な設計の潜水艦
    なのかもしれないけど、兵器としての潜水艦の使い方が当時の世界の常識からずれてたんですよね。その一番象徴的な潜水艦がイ400型なんじゃないでしょうか。
    遠くまで飛ぶのはいいが、砲弾の着弾までの時間が長すぎて敵によけられる大和の主砲といい、結局あまり役に立たなかったこれらの兵器をみるとき、冷静に考えることの大事さをしみじみと感じます。
    最近なぜか、第2次世界大戦関連の小説や映画が人気ですが、いまの感覚だけでうわっつらだけとらえられているような気がしてなりません。

    • Re: (スコア:5, 参考になる)

      うーん、何かずれているような。
      旧海軍の潜水艦の運用方法が世界常識からずれていたのは事実ですが、それはイ400とはあまり関係がありません。

      当時の標準的な潜水艦の運用法は、敵勢力圏内における偵察や味方航空搭乗員の救助といった役割に加えて、
      敵の商船を攻撃してシーレーンを切断する、いわゆる通商破壊戦をやるというものでした。
      日本海軍の潜水艦運用が世界常識からずれていたと言われるのは、通商破壊戦にまったくと言っていいほど不熱心で、
      敵の主力艦艇の侵攻に対する漸減作戦(味方の主力部隊との戦いの前に少しでも敵兵力を削っておく)に使うことを考えていたからです。

      • by Anonymous Coward

        >アメリカの方が最後までダラダラと戦艦を建造

        はぁ?
        アメリカは毎週のように護衛空母を、毎月のように正規空母を建造していたのも知らないのか?
        アメリカは真珠湾攻撃を教訓にして、戦艦巨砲主義から空母中心の機動部隊へと切り替えている。
        日本は最後まで戦艦への拘りを捨てきれなかったんだよ。

        • ウィキペディアで良いからアメリカの戦艦の建造史を調べてはいかがでしょうか。
          アメリカは大戦中、空母もたくさん造っていましたが、戦艦も依然として造っています。
          完成したアメリカ戦艦で最後となるミズーリ(アイオワ級3番艦だが4番艦ウィスコンシンより後に就役している)は、
          1944年6月11日就役です。
          日本戦艦最後の武蔵は1942年8月5日就役ですから、日本の方が戦艦を造るのをアメリカより先にやめたのは事実ですよ。
          なお、アイオワ級の5番艦・6番艦のイリノイ、ケンタッキーは戦後まで造るか止めるかダラダラと迷い続けています。

          もちろん、アメリカの方が戦艦も造るだけの国力があったからという事情はあります。
          それでもアメリカは、朝鮮戦争でもアイオワ級の戦艦4隻を運用していますし、
          ベトナム戦争でも、そして湾岸戦争でも運用しています。
          日本よりよほど、アメリカの方が戦艦に拘っていると思いますよ。

          • by Anonymous Coward

            日本の方が戦艦を造るのをアメリカより先にやめたのは事実ですよ。

            “やめた”のではなく“できなかった”のではないですか?
            この違いは大きいですよ

            • “やめた”のではなく“できなかった”のではないですか?
              この違いは大きいですよ

              そのように主張するならば、日本海軍の方がアメリカ海軍より遅くまで大艦巨砲主義にこだわっていたという事例を示す必要があるのではないですか?
              少なくとも日本海軍は、空母については戦時中にも「雲龍」「葛城」のように次々に新造(改造もあるが)していますが、
              戦艦は開戦時点でかなり進捗していた「信濃」を止めてしまったという実例があるのですよ。
              私が言いたいのは、「大和」「武蔵」の建造時点では各国とも戦艦中心の発想がまだ抜けていなかったので、
              これをもって「日本は大艦巨砲主義にこだわっていたが、アメリカは…」というような主張の根拠にするのは誤りだということです。

              • by Anonymous Coward on 2013年12月09日 12時53分 (#2508743)

                そのように主張するならば、日本海軍の方がアメリカ海軍より遅くまで大艦巨砲主義にこだわっていたという事例を示す必要があるのではないですか?

                なんか話が飛躍してますよ?
                アメリカ海軍が大艦巨砲主義にこだわると日本が戦艦建造をやめるってどういった因果関係があるのか理解できません。

                私は製造していない=やめたという解釈がおかしいと言っているのです。
                当時は物資も枯渇しまともな修理もできない状況下なので、製造していない=作りたくても作れないと解釈するほうが無理がないのでは?

                親コメント
              • どの国も大艦巨砲主義だった時代があるのだから、日本がいつまでもそれにこだわっていたと言えるためには、
                他の国より脱却が遅かったことを示す必要がある、ということです。
                アメリカの方が脱却が遅かった、と言える背景は示したつもりです。

                それから、日本が戦艦建造を止めたのは1942年で、まだこの時点では「まともな修理もできない」状況ではないです。
                空母はこれ以降にも造っているわけですから。
                戦艦を造りたかったのなら空母を造らずに、造りかけの信濃を戦艦として完成させていたはずです。
                少なくとも、空母が戦艦より優先という判断であったことは間違いないです。

                親コメント

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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