パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

古代ローマ人はキリンやフラミンゴの肉まで食べていた?」記事へのコメント

  • イタリア人も生ウニを食べるし、ポンペイ遺跡は地中海から1キロ弱しか離れてない。
    • by Anonymous Coward on 2014年01月07日 7時27分 (#2522995)

      原文:太字にしたところが「ウニ」

      They also uncovered evidence that Pompeiians enjoyed a variety of exotic foods, some of which would have been imported from outside Italy, including sea urchins, flamingos and even the butchered leg joint of a giraffe.

      ウニがかかる大元は「 a variety of exotic foods」。それに非限定用法で「 some of which would have been imported from outside Italy」がついて、
      それにウニがincludeされる。

      分解すれば「エキゾチックフード(ウニ・フラミンゴ・キリンなどを含む)のいくつか(some of)は、イタリア外から輸入されていたのかもしれない(would have been)」。
      つまり、例示したものの一部分(=すべてではない)について、輸入品である可能性があることしか述べていない。

      フラミンゴですら、現生生息域がぎりぎりイタリアの一部にかかっている [wikipedia.org]ので、
      ローマ時代はもっと広く分布していたかもしれず(ローマが拡大を続けた紀元前後の当時は気候最適期のひとつだっけ?)、
      フラミンゴ肉も地産地消だった可能性はある。

      なので研究者(あるいは記事の著者)は、食材の生産地に関する表現では慎重に「would」「some of」でぼかしている。
      ただ、食事として食べられていた痕跡を見つけたことに関しては、「They also uncovered evidence that Pompeiians enjoyed a variety of exotic foods」
      と自信を持った表現を使っている。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2014年01月07日 8時34分 (#2523012)

        ぼかしているんじゃなくて分かっていることと分かっていないことを区別しているだけじゃないか?

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年01月07日 8時59分 (#2523017)

          ぼかしているんじゃなくて分かっていることと分かっていないことを区別しているだけじゃないか?

          その通りなんだけど、『はっきりと「わからない」とは書いていない』『「~かもしれない」と表現していること』を
          タレコミ文の「ウニやフラミンゴ、キリンの脚など、イタリア外から輸入された珍しい食品も食べていたそうだ」という明瞭な言い切り表現と比較して、
          「ぼかした」と比喩しました。

          #ちなみに、
          #「わからない」って言ってしまうとそこで試合終了(某バスケマンガ的に言うと)なんだけど、
          #「かもしれない」って書くと「今後の研究課題ですね」って含意になる。
          #そもそも「(原理的に)わからない」かどうかすら「わからない」ことが大部分なので、「わからない」とは研究レポートではあまり書かない。

          親コメント
          • 引用部分は記者の表現なので、あまり細かい点にこだわらなくてもいいのではないでしょうか。

            ScienceDailyの記事 [sciencedaily.com]では、

            A drain from a central property revealed a richer variety of foods as well as imports from outside Italy, such as shellfish, sea urchin and even delicacies including the butchered leg joint of a giraffe.

            のように、ウニやキリンは輸入されたものとして扱っています。

            「would have been imported」については「輸入されていたのかもしれない」というより、「輸入されていたとみられる」という感じかな、と思います。

            親コメント
            • by headless (41064) on 2014年01月07日 23時10分 (#2523513)
              噴火したのはヴェスヴィオ火山だよね。
              親コメント
            • by Anonymous Coward

              うーん、そこは構文の解釈ですけど

              >A drain from a central property revealed a richer variety of foods as well as imports from outside Italy,

              「as well as」は A as well as B [weblio.jp] は「A=B」じゃなくて「AとともにBをrevealした」と
              (「Aと一緒にBが見つかった」であって「AすなわちB」とは限らない)意味していると思えるんですよ。

              つまり、この前半部分で「A drain from a central property は」以下をreveal(明らかに)した:
                  「豊かなバラエティある食物」とともに「イタリア以外からの輸入品」が見つかった
              あとに続く「such as」の部分でも、「 shell

              • 考えてみると、「such as」以下は「a richer variety of foods」のことで、輸入された食品がどれなのかは示していませんね(「imports from outside Italy」を説明するならカンマは入れない)。IBTimesの記事でも「including」以下は「a variety of exotic foods」の説明で、これらが輸入された食品とは言っていないようです。ただし、研究者から口頭で説明を受けて書いたものであれば、記者の解釈が入っている可能性もあります。

                「as well as」については、「輸入された食品だけでなく(を含む)、他の場所で見つかったものよりもぜいたくな食品がいろいろ見つかった」という感じでしょうか。キリンの脚は巨大な生ハムみたいなものを想像しましたが、レストランで扱うとマグロ解体ショーみたいになりそうです。もしかすると輪切りになっていて、関節部分の骨が見つかったのかもしれません。

                で、IBTimesの記事は講演を聞いて書いたものと思っていましたが、よく読んでみると引用部分はScienceDailyの引用部分(元記事はシンシナティ大学のニュース記事 [uc.edu])と同じなので、ScienceDailyの記事を読んで書いたものかもしれませんね。
                親コメント

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

処理中...