They also uncovered evidence that Pompeiians enjoyed a variety of exotic foods, some of which would have been imported from outside Italy, including sea urchins, flamingos and even the butchered leg joint of a giraffe.
ウニがかかる大元は「 a variety of exotic foods」。それに非限定用法で「 some of which would have been imported from outside Italy」がついて、 それにウニがincludeされる。
分解すれば「エキゾチックフード(ウニ・フラミンゴ・キリンなどを含む)のいくつか(some of)は、イタリア外から輸入されていたのかもしれない(would have been)」。 つまり、例示したものの一部分(=すべてではない)について、輸入品である可能性があることしか述べていない。
A drain from a central property revealed a richer variety of foods as well as imports from outside Italy, such as shellfish, sea urchin and even delicacies including the butchered leg joint of a giraffe.
by
Anonymous Coward
on 2014年01月08日 18時37分
(#2523936)
うーん、そこは構文の解釈ですけど
>A drain from a central property revealed a richer variety of foods as well as imports from outside Italy,
「as well as」はA as well as B [weblio.jp] は「A=B」じゃなくて「AとともにBをrevealした」と (「Aと一緒にBが見つかった」であって「AすなわちB」とは限らない)意味していると思えるんですよ。
つまり、この前半部分で「A drain from a central property は」以下をreveal(明らかに)した: 「豊かなバラエティある食物」とともに「イタリア以外からの輸入品」が見つかった あとに続く「such as」の部分でも、「 shellfish, sea urchin (雲丹だのカニ・えびだの)」と並列して、 わざわざ分けて強調して「even delicacies including(さらにいえば、以下の珍味である)」で特記して 「butchered leg joint of a giraffe.」(これ、「キリンの下肢の関節」でいいのかしら?<この程度の英文解釈力ですみません)を別に記しているわけです。
考えてみると、「such as」以下は「a richer variety of foods」のことで、輸入された食品がどれなのかは示していませんね(「imports from outside Italy」を説明するならカンマは入れない)。IBTimesの記事でも「including」以下は「a variety of exotic foods」の説明で、これらが輸入された食品とは言っていないようです。ただし、研究者から口頭で説明を受けて書いたものであれば、記者の解釈が入っている可能性もあります。
「as well as」については、「輸入された食品だけでなく(を含む)、他の場所で見つかったものよりもぜいたくな食品がいろいろ見つかった」という感じでしょうか。キリンの脚は巨大な生ハムみたいなものを想像しましたが、レストランで扱うとマグロ解体ショーみたいになりそうです。もしかすると輪切りになっていて、関節部分の骨が見つかったのかもしれません。
ウニは地元産じゃないの? (スコア:2)
Re: (スコア:5, 参考になる)
原文:太字にしたところが「ウニ」
They also uncovered evidence that Pompeiians enjoyed a variety of exotic foods, some of which would have been imported from outside Italy, including sea urchins, flamingos and even the butchered leg joint of a giraffe.
ウニがかかる大元は「 a variety of exotic foods」。それに非限定用法で「 some of which would have been imported from outside Italy」がついて、
それにウニがincludeされる。
分解すれば「エキゾチックフード(ウニ・フラミンゴ・キリンなどを含む)のいくつか(some of)は、イタリア外から輸入されていたのかもしれない(would have been)」。
つまり、例示したものの一部分(=すべてではない)について、輸入品である可能性があることしか述べていない。
フラミンゴですら、 現生生息域がぎりぎりイタリアの一部にかかっている [wikipedia.org]ので、
ロ
Re: (スコア:1)
ぼかしているんじゃなくて分かっていることと分かっていないことを区別しているだけじゃないか?
Re: (スコア:3, 参考になる)
ぼかしているんじゃなくて分かっていることと分かっていないことを区別しているだけじゃないか?
その通りなんだけど、『はっきりと「わからない」とは書いていない』『「~かもしれない」と表現していること』を
タレコミ文の「ウニやフラミンゴ、キリンの脚など、イタリア外から輸入された珍しい食品も食べていたそうだ」という明瞭な言い切り表現と比較して、
「ぼかした」と比喩しました。
#ちなみに、
#「わからない」って言ってしまうとそこで試合終了(某バスケマンガ的に言うと)なんだけど、
#「かもしれない」って書くと「今後の研究課題ですね」って含意になる。
#そもそも「(原理的に)わからない」かどうかすら「わからない」ことが大部分なので、「わからない」とは研究レポートではあまり書かない。
Re: (スコア:1)
ScienceDailyの記事 [sciencedaily.com]では、
のように、ウニやキリンは輸入されたものとして扱っています。
「would
Re:ウニは地元産じゃないの? (スコア:0)
うーん、そこは構文の解釈ですけど
>A drain from a central property revealed a richer variety of foods as well as imports from outside Italy,
「as well as」はA as well as B [weblio.jp] は「A=B」じゃなくて「AとともにBをrevealした」と
(「Aと一緒にBが見つかった」であって「AすなわちB」とは限らない)意味していると思えるんですよ。
つまり、この前半部分で「A drain from a central property は」以下をreveal(明らかに)した:
「豊かなバラエティある食物」とともに「イタリア以外からの輸入品」が見つかった
あとに続く「such as」の部分でも、「 shellfish, sea urchin (雲丹だのカニ・えびだの)」と並列して、
わざわざ分けて強調して「even delicacies including(さらにいえば、以下の珍味である)」で特記して
「butchered leg joint of a giraffe.」(これ、「キリンの下肢の関節」でいいのかしら?<この程度の英文解釈力ですみません)を別に記しているわけです。
で、ほかの部分をざらっとみても「キリンの下肢」ってのがイタリア外からの輸入品が発掘された論拠みたいに記事中では扱われている(ように個人的には見える)。
#「ローマ人が豊かな(食材的にバラエティの富む)食生活を送っていた」という確認と
#「ローマ人が豊かな(交易による地域性の豊かな)食生活を送っていた」という確認が、同時にこの発掘でとれた、という研究意義でしょうか
##というか、文献的には詩とか手紙とかでフラミンゴ食ってたとか証拠はすでにあったし。
個人的には、雲丹(保存・輸送の利く塩漬け雲丹って日本文化特有ぽい)とかカニとかエビが地元産か輸入物か、
ってのは別に今回の研究の意義を決めるとこではないと思うんですけども。
#わしらもそのマグロがどこから来ているかなんて気にしないで鮨食ってますし。
Re:ウニは地元産じゃないの? (スコア:1)
「as well as」については、「輸入された食品だけでなく(を含む)、他の場所で見つかったものよりもぜいたくな食品がいろいろ見つかった」という感じでしょうか。キリンの脚は巨大な生ハムみたいなものを想像しましたが、レストランで扱うとマグロ解体ショーみたいになりそうです。もしかすると輪切りになっていて、関節部分の骨が見つかったのかもしれません。
で、IBTimesの記事は講演を聞いて書いたものと思っていましたが、よく読んでみると引用部分はScienceDailyの引用部分(元記事はシンシナティ大学のニュース記事 [uc.edu])と同じなので、ScienceDailyの記事を読んで書いたものかもしれませんね。