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「ブラウン管時代に」と聞いて、ビデオ信号の「スーパーホワイト」を思い出しました。きらめきや逆光のような輝く光を演出するために、部分的に定格100%より強い出力をしてブラウン管を強く発光させる手法の事です。対応していないTVなら良くて単なる白つぶれ、ヘタしたら壊れるかもしれませんし、対応機種でも多用すればあっという間に焼き付いちゃいます。映画ソースのビデオ商品なんかでは全体的にスーパー気味に調整する作品もあったようですね。
今回のVLCプレイヤーは、特にスーパーな信号を出力したのではなく、通常のAPIの範囲内で出力しているという事ですが。
それはどうやっていたのでしょう?私の半可通な知識では、 NTSC の場合、信号レベルが強いところが黒くなって、弱いところが白くなったと思いましたが・・・調べても見つけられないので出典もかけません、偉い人に補完または修正お願いしたいです。
> 信号レベルが強いところが黒くなって、弱いところが白くなったそれは放送電波に乗せるための変調の話ですね。ビデオデッキからのライン入力では白が正です。
ですので、テレビ放送ではこの手法は使えません。パッケージ販売のための付加価値みたいなもんでしょうか。
そうか、昔は円盤メディアの特典が謎の光挿入だったのか…最近は謎の光が消えるのが特典だというのに
ちょっとぐぐってみたけど [macdtv.com]
規格上は、輝度のみでは115IREまで、色差信号も含めると133IREまで許されています。
とあるから、正負はともかく信号としては普通に可能なんじゃない?
映像信号をデジタル化する場合でも、8bit値(0~255)で、輝度は16=0IRE235=100IREと規格化 [marumo.ne.jp]されており、アナログベースで-7IREの「純黒よりも暗い色」や、109IREの「純白より明るい色」をデジタルデータとして表現できるようになっています。
全画面109IREにするのは論外ですが、部分的に100IREを超えるのはごく普通の運用。
#(機能よりも手軽さをアピールするような低価格系の)ビデオ編集ソフトによっては、PC由来素材との整合性を取るために、ビデオキャプチャした映像の16-235を、PC上の0-255にマップしているものもあって、そういうソフトで編集すると白や黒がクリップされた結果になったりしますが…
音声についても同じで、通常、デジタル音声では-20dB~-12dBあたりを基準に取って、フルスケールには振らないようにします。16bit音声(-32768~+32767)で-12dB(1/4)なら、通常の音声信号は概ね14bit(-8192~+8192)に収まるレベルに調整する、ということです。
そういうスケールでデジタル化することで、ピンポイント的に現れるレベルオーバーでも歪まないようにする、ということですので、±32767フルに使い続ける音声を出すのも論外。
(こっちは規格化されてないので、基準は運用ごとにバラバラです…)
NTSCはテレビに入力可能な値域より規格上の値域の方がが狭いアナログ信号だからデータが割れないように少し余裕もたせてる
若い頃って大音量に憧れるじゃないですか。ボリューム12時とか3時とか。
ウーファーのノーズが飛んでいきました。
映画 Back to the future の冒頭で巨大なウーファーの前でマーティがギターを弾くシーンを思い出しました。あれもスピーカのほうが弱くてってことですね。
ギターアンプのメーカーが「歪ませて使うのが悪い」って言い出したら…。
マーティが行った過去はまだアンプで歪ませる時代より前だったはず。
私の知っているディストーションの最初は、1964年頃で、しかもハード的なものなので、まだまだなかったでしょうね。もっと古い情報があったらください。
http://en.wikipedia.org/wiki/You_Really_Got_Me [wikipedia.org]で、"little green"という語を検索すると、その付近に書かれています。
この内容は、キンクスのリーダーが書いた自伝からの引用なので、あえて突っ込むならwikiだからというより、レイの虚言癖が問題となるかもしれません。でも、デイブに花を持たせるなんてありえないから本当だろうな、というあたりです。
そのころのスピーカだとしたら, おそらくはコーンエッジが劣化して破損したんだと思います.
スピーカのコーン紙(紙じゃない場合も多いけど)とフレームの接合部分は必然的に変形を繰り返しますので, 長時間使っていると材料が疲労して破損します. こうなると破れた部分のエッジがフリーになって振幅が大きくなるのと, 破れたところがこすれあうことでビビリ音が出るようになります.
大抵のスピーカの場合には, この時点で寿命となるのでスピーカユニットごと交換か, あるいは廃棄ということになるのですが, いいユニットで勿体無いというのであれば, エッジを貼り直して復活させるということも多く行われているようです.
懐かしいです。
大昔に使っていたブラウン管テレビの音量が、本体付属のスライド式無段階スイッチで、普段は 20〜30%くらいで使っていたんだけど、お客さんが知らずに 100% まで上げてすっごいバリバリ鳴ってました。
100% が文字通りのフルパワーなのか、安全使用可能な最大値なのか、設計思想の差なんでしょうね。
# 波動砲のエネルギー充填率が 120% なのは、多分後者で設計してるからだな。
終わりの頃のスペースシャトルがメインエンジンを全開にすると出力109%になっていたのは、途中で設計変更があったからだそうで。初期型の100%出力でいろいろハードコードしてたみたい。
デスラー砲は150%だったような気がしますが、設計者さば読みすぎ。
サバを読むとは過大申告することですよ。
> 波動砲のエネルギー充填率が 120%あれは射出出力で規定してあって、20%は発射時の損出って設定があったかと。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
強力な音は危険 (スコア:1)
何かの合唱コンテストの放送を見てたら、本気のハモりのところで、
びりびりとスピーカーの限界を超えて出そうとしている音が出ていないような感じになって。
以来、ちょっと大きめな音はびりびり歪むようになった。
スピーカーって脆いんだと感心した。
Re:強力な音は危険 (スコア:3, 興味深い)
「ブラウン管時代に」と聞いて、ビデオ信号の「スーパーホワイト」を思い出しました。
きらめきや逆光のような輝く光を演出するために、部分的に定格100%より強い出力をしてブラウン管を強く発光させる手法の事です。
対応していないTVなら良くて単なる白つぶれ、ヘタしたら壊れるかもしれませんし、対応機種でも多用すればあっという間に焼き付いちゃいます。
映画ソースのビデオ商品なんかでは全体的にスーパー気味に調整する作品もあったようですね。
今回のVLCプレイヤーは、特にスーパーな信号を出力したのではなく、通常のAPIの範囲内で出力しているという事ですが。
Re: (スコア:0)
それはどうやっていたのでしょう?
私の半可通な知識では、 NTSC の場合、信号レベルが強いところが黒くなって、弱いところが白くなったと思いましたが・・・
調べても見つけられないので出典もかけません、偉い人に補完または修正お願いしたいです。
Re:強力な音は危険 (スコア:2, 参考になる)
> 信号レベルが強いところが黒くなって、弱いところが白くなった
それは放送電波に乗せるための変調の話ですね。
ビデオデッキからのライン入力では白が正です。
ですので、テレビ放送ではこの手法は使えません。
パッケージ販売のための付加価値みたいなもんでしょうか。
Re: (スコア:0)
そうか、昔は円盤メディアの特典が謎の光挿入だったのか…
最近は謎の光が消えるのが特典だというのに
Re:強力な音は危険 (スコア:1)
ちょっとぐぐってみたけど [macdtv.com]
とあるから、正負はともかく信号としては普通に可能なんじゃない?
Re:強力な音は危険 (スコア:1)
映像信号をデジタル化する場合でも、8bit値(0~255)で、輝度は
16=0IRE
235=100IRE
と規格化 [marumo.ne.jp]されており、
アナログベースで-7IREの「純黒よりも暗い色」や、109IREの「純白より明るい色」をデジタルデータとして表現できるようになっています。
全画面109IREにするのは論外ですが、部分的に100IREを超えるのはごく普通の運用。
#(機能よりも手軽さをアピールするような低価格系の)ビデオ編集ソフトによっては、PC由来素材との整合性を取るために、ビデオキャプチャした映像の16-235を、PC上の0-255にマップしているものもあって、そういうソフトで編集すると白や黒がクリップされた結果になったりしますが…
音声についても同じで、通常、デジタル音声では-20dB~-12dBあたりを基準に取って、フルスケールには振らないようにします。16bit音声(-32768~+32767)で-12dB(1/4)なら、通常の音声信号は概ね14bit(-8192~+8192)に収まるレベルに調整する、ということです。
そういうスケールでデジタル化することで、ピンポイント的に現れるレベルオーバーでも歪まないようにする、ということですので、±32767フルに使い続ける音声を出すのも論外。
(こっちは規格化されてないので、基準は運用ごとにバラバラです…)
Re: (スコア:0)
NTSCはテレビに入力可能な値域より規格上の値域の方がが狭い
アナログ信号だからデータが割れないように少し余裕もたせてる
Re:強力な音は危険 (スコア:1)
若い頃って大音量に憧れるじゃないですか。
ボリューム12時とか3時とか。
ウーファーのノーズが飛んでいきました。
Re: (スコア:0)
映画 Back to the future の冒頭で巨大なウーファーの前でマーティがギターを弾くシーンを思い出しました。
あれもスピーカのほうが弱くてってことですね。
Re: (スコア:0)
ギターアンプのメーカーが「歪ませて使うのが悪い」って言い出したら…。
マーティが行った過去はまだアンプで歪ませる時代より前だったはず。
Re: (スコア:0)
私の知っているディストーションの最初は、1964年頃で、しかもハード的なものなので、
まだまだなかったでしょうね。もっと古い情報があったらください。
http://en.wikipedia.org/wiki/You_Really_Got_Me [wikipedia.org]
で、"little green"という語を検索すると、その付近に書かれています。
この内容は、キンクスのリーダーが書いた自伝からの引用なので、あえて突っ込むならwikiだからというより、レイの
虚言癖が問題となるかもしれません。でも、デイブに花を持たせるなんてありえないから本当だろうな、というあたりです。
Re:強力な音は危険 (スコア:1)
そのころのスピーカだとしたら, おそらくはコーンエッジが劣化して破損したんだと思います.
スピーカのコーン紙(紙じゃない場合も多いけど)とフレームの接合部分は必然的に変形を繰り返しますので, 長時間使っていると材料が疲労して破損します. こうなると破れた部分のエッジがフリーになって振幅が大きくなるのと, 破れたところがこすれあうことでビビリ音が出るようになります.
大抵のスピーカの場合には, この時点で寿命となるのでスピーカユニットごと交換か, あるいは廃棄ということになるのですが, いいユニットで勿体無いというのであれば, エッジを貼り直して復活させるということも多く行われているようです.
Re: (スコア:0)
懐かしいです。
大昔に使っていたブラウン管テレビの音量が、
本体付属のスライド式無段階スイッチで、
普段は 20〜30%くらいで使っていたんだけど、
お客さんが知らずに 100% まで上げてすっごいバリバリ鳴ってました。
100% が文字通りのフルパワーなのか、安全使用可能な最大値なのか、
設計思想の差なんでしょうね。
# 波動砲のエネルギー充填率が 120% なのは、多分後者で設計してるからだな。
Re:強力な音は危険 (スコア:1)
終わりの頃のスペースシャトルがメインエンジンを全開にすると出力109%になっていたのは、途中で設計変更があったからだそうで。初期型の100%出力でいろいろハードコードしてたみたい。
デスラー砲は150%だったような気がしますが、設計者さば読みすぎ。
Jubilee
Re: (スコア:0)
サバを読むとは過大申告することですよ。
Re:強力な音は危険(オフトピ) (スコア:0)
> 波動砲のエネルギー充填率が 120%
あれは射出出力で規定してあって、20%は発射時の損出って設定があったかと。