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表音文字の限界だね
その通りなんだけど、問題はその程度だよね。ラテン文字文化より、漢字文化の方が、単語のみから読み取れる意味が多くなるだろうし、実際、そうなる様に教育されてるわけだよね。
別のコメントでも言及されているけど、今回のケースだと、ギリシャ語・ラテン語あたりの知識があれば、単語から読み取れるこ可能性が高かったわけだけど、果たして、英語圏でそんな教育が行われているかどうか。
今回の「占星術は、科学的か否か」という質問は、和文で読むとバカみたいな質問だけど、たとえばこれが、「天文博士 [wikipedia.org]は、科学者か否か」だと日本人でもかなりの割合が「天文博士は科学者である」と答えるんじゃないかな。
> ギリシャ語・ラテン語あたりの知識があれば、単語から読み取れるこ可能性が高かった
かえって誤解する可能性のほうが高かったってコメントで突っ込まれてますが。そもそも漢字の熟語がわかりやすいのは漢文教育のおかげだとか言われても違和感しかない。たとえばHydrocephalusより水頭症のほうがわかりやすく見えるのは、英語のwaterやaquaとhydro-には字面にまったく接点がないのに対して、水はごく普通に「みず」と訓読みすることを小学校で教えるからだろ。
たとえばHydrocephalusより水頭症のほうがわかりやすく見えるのは、英語のwaterやaquaとhydro-には字面にまったく接点がないのに対して、水はごく普通に「みず」と訓読みすることを小学校で教えるからだろ。
その通りだね。それはまさに、漢文教育のおかげとしか言いようがないね。
で、英語圏の小学校で、「aqua」や「hydro」の意味は「water」である、と教えるか、って話だよ。教えないなら、解らないのは無理もない。教えてて解らないなら、なおさら漢字教育のおかげ、ってことだよね。
>で、英語圏の小学校で、「aqua」や「hydro」の意味は「water」である、と教えるか、って話だよ。教えないなら、解らないのは無理もない。教えてて解らないなら、なおさら漢字教育のおかげ、ってことだよね。
漢字教育に相当するのは、綴字を教えることですね。そのなかで、aqua- とか、hydro- とかいう単語を習うんだから、当然類推できるでしょう。日本だって初等教育で中国語はやりませんよ。
漢字教育に相当するのは、綴字を教えることですね。
そうでしょうか?漢字を教えるというのは、漢字の意味を教えるということです。熟語も教えますが、熟語を分解した個々の漢字の意味も教えます。さらに、漢字の部首を分解した部首の意味も教えます。
一方、英単語を教えるのことは、綴りと意味を教えることでしょう。もちろんですが、英単語を分解したアルファベットの意味は教えません。教え様がありませんから。問題は、単語を部分綴りに分解した部分綴りの意味を明示的に教えるか、と言うことです。
そのなかで、aqua- とか、hydro- とかいう単語を習うんだから、当然類推できるでしょう。
類推できる人も居るでしょう。問題はその割合です。
明示的に教えれば、類推できない人にも理解できて、その割合は大きくなるでしょう。そうでなければ、割合は小さいかもしれない。
日本語の漢字教育では、漢字の意味を熟語からの類推で知るわけではありません。
OEDとかOADとか、使ったことありませんか?ほとんどの単語に、単語の成り立ちが示されてますよ。英語圏の小学生は、こういう辞書を使って勉強しているんです。--例えば、OADなら、hydrocephalus(略)ORIGIN late 17th cent.: modern Latin, from Greek hudrokephalon, from hudro- ‘water’ + kephalē ‘head.’
なるほど。参考になります。
で、それを学校で教えるんですか?例えば、日本の小学校の授業で漢字の意味を教えるように、「hydrocephalus = hudro- ‘water’ + kephalē ‘head.’」を教えるのか、と言うことです。# 水頭症って単語は教えないと思いますが、その他の単語で、ってことで。
また、それをどのくらいの人達が知っているか、も問題ですね。
一方、日本語の辞書の場合は、「水頭症」という語の成り立ちを辞書に明示する必要がありません。なぜなら、各漢字の意味を知っていることが前提となっているからです。なぜそんな前提を置けるか、というと、実際に大抵の人が知っているからです。なぜ実際にそうなっているか、というと、小中学校で教えているからです。
補助的には、漢字の意味は別の辞書を引く仕組みになっていることも挙げられるでしょうが。
ないわけないだろ。水頭博士が発見した病気かもしれないじゃん。
おもしろおかしくない。
ごめん、その辺の人に「水頭症って何?」と聞くとのアメリカの街角で「What's hydrocephalus?」と聞くのとで正答率が変わるとは思えないんだけど。水頭症ってそんなにメジャーな単語なの?
水頭症ってそんなにメジャーな単語なの?
メジャーじゃないだろうね。だからわざわざ
# 水頭症って単語は教えないと思いますが、その他の単語で、ってことで。
と書いたんだが、どの字が読めなかった? 「単」? 「語」? 「教」? 「思」? 「他」? まさか平仮名?
小学校で「漢文教育」はしないよなぜか後半で「漢字教育」に言い換えてるけど
あー、それはコピペミスです。すべて漢字教育が正しい。
個人的には、waterとhydro-の関係って、「水(みず)」と「水(スイ)」よりは、「水」と「さんずい」のイメージかなどうでもいいけど
ラテン語やギリシャ語をまったく習ったことがなく英語を母語としない私でも、英語で aqua- とか hydro- という単語は水に関係している、ということくらい想像がつきます。
英語を母語とする人なら、ラテン語やギリシャ語を知らなくても、私以上に、そういった勘を働かせることは容易なのではないでしょうか。
> 果たして、英語圏でそんな教育が行われているかどうか。
古典という科目はありますね。
よく知らないんで教えて欲しいんだが、その古典って教科は、義務教育の範囲か? 内容は? ギリシャ語とかラテン語をどのくらい教える? その内容をどのくらいの割合の人が理解している?
うちの、甥姪はオランダの中学生ですがでギリシャ語の授業があるようです。(ラテン語は高校から)
日本で、漢文をやるような感覚だそうです。
フォーサイスの「マンハッタンの怪人」の中でも、高校生がヨーロッパからアメリカへの船内でラテン語で「ガリア戦記」を学ぶシーンがあります。
ラテン語は、高校で外国語の選択科目として普通にある。スペイン語、フランス語とかの方が人気はあると思うけど。
> 風邪で回る何かみたいなぐらいは分かっても、わかってないような
> 風邪で回る
表意文字の弊害だね。
風邪で回るもの 目が回る、地球は回る 熱が回る ウイルスが全身に回る ウイルスを他人に回す (医者に) 金が回る他には?
それは違う。問題は、表音文字にあるのではなく、表音文字の目的外使用にある。そもそも、大和言葉を表すための文字でないも漢字をその目的に使ったために発生した弊害と言うべきだろう。
>「風車」だって、風邪で回る何かみたいなぐらいは分かっても、コンテキストなしだったら分からないし。「ふうしゃ」と「かざぐるま」の二つの読みがあって、しかも読みで意味が変わる、日本語でも珍しい単語の一つだよなあ。
#力とわざの 風車が回る#ちーちーよー はーはーよー いもーとよー
# あれはどうみても「かざぐるま」にしか見えないんだけどなあ
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
しょせん英語はアルファベット (スコア:0)
表音文字の限界だね
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:0)
コンテキストによる補足なしの単語はどんな言語でも曖昧になることはあるでしょう。
最近で言うと、保存を意味する、フロッピーアイコンなんかも既に形骸化していて、表意文字/記号としても既に本来の意味を失っていますよね。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:5, 興味深い)
その通りなんだけど、問題はその程度だよね。
ラテン文字文化より、漢字文化の方が、単語のみから読み取れる意味が多くなるだろうし、実際、そうなる様に教育されてるわけだよね。
別のコメントでも言及されているけど、今回のケースだと、ギリシャ語・ラテン語あたりの知識があれば、単語から読み取れるこ可能性が高かったわけだけど、果たして、英語圏でそんな教育が行われているかどうか。
今回の「占星術は、科学的か否か」という質問は、和文で読むとバカみたいな質問だけど、たとえばこれが、「天文博士 [wikipedia.org]は、科学者か否か」だと日本人でもかなりの割合が「天文博士は科学者である」と答えるんじゃないかな。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
> ギリシャ語・ラテン語あたりの知識があれば、単語から読み取れるこ可能性が高かった
かえって誤解する可能性のほうが高かったってコメントで突っ込まれてますが。
そもそも漢字の熟語がわかりやすいのは漢文教育のおかげだとか言われても違和感しかない。
たとえばHydrocephalusより水頭症のほうがわかりやすく見えるのは、英語のwaterやaquaとhydro-には字面にまったく接点がないのに対して、水はごく普通に「みず」と訓読みすることを小学校で教えるからだろ。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
たとえばHydrocephalusより水頭症のほうがわかりやすく見えるのは、英語のwaterやaquaとhydro-には字面にまったく接点がないのに対して、水はごく普通に「みず」と訓読みすることを小学校で教えるからだろ。
その通りだね。それはまさに、漢文教育のおかげとしか言いようがないね。
で、英語圏の小学校で、「aqua」や「hydro」の意味は「water」である、と教えるか、って話だよ。教えないなら、解らないのは無理もない。教えてて解らないなら、なおさら漢字教育のおかげ、ってことだよね。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
>で、英語圏の小学校で、「aqua」や「hydro」の意味は「water」である、と教えるか、って話だよ。教えないなら、解らないのは無理もない。教えてて解らないなら、なおさら漢字教育のおかげ、ってことだよね。
漢字教育に相当するのは、綴字を教えることですね。
そのなかで、aqua- とか、hydro- とかいう単語を習うんだから、当然類推できるでしょう。
日本だって初等教育で中国語はやりませんよ。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
漢字教育に相当するのは、綴字を教えることですね。
そうでしょうか?
漢字を教えるというのは、漢字の意味を教えるということです。
熟語も教えますが、熟語を分解した個々の漢字の意味も教えます。
さらに、漢字の部首を分解した部首の意味も教えます。
一方、英単語を教えるのことは、綴りと意味を教えることでしょう。
もちろんですが、英単語を分解したアルファベットの意味は教えません。教え様がありませんから。
問題は、単語を部分綴りに分解した部分綴りの意味を明示的に教えるか、と言うことです。
そのなかで、aqua- とか、hydro- とかいう単語を習うんだから、当然類推できるでしょう。
類推できる人も居るでしょう。問題はその割合です。
明示的に教えれば、類推できない人にも理解できて、その割合は大きくなるでしょう。
そうでなければ、割合は小さいかもしれない。
日本語の漢字教育では、漢字の意味を熟語からの類推で知るわけではありません。
Re: (スコア:0)
OEDとかOADとか、使ったことありませんか?
ほとんどの単語に、単語の成り立ちが示されてますよ。
英語圏の小学生は、こういう辞書を使って勉強しているんです。
--
例えば、OADなら、
hydrocephalus
(略)
ORIGIN late 17th cent.: modern Latin, from Greek hudrokephalon, from hudro- ‘water’ + kephalē ‘head.’
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
なるほど。参考になります。
で、それを学校で教えるんですか?
例えば、日本の小学校の授業で漢字の意味を教えるように、「hydrocephalus = hudro- ‘water’ + kephalē ‘head.’」を教えるのか、と言うことです。
# 水頭症って単語は教えないと思いますが、その他の単語で、ってことで。
また、それをどのくらいの人達が知っているか、も問題ですね。
一方、日本語の辞書の場合は、「水頭症」という語の成り立ちを辞書に明示する必要がありません。
なぜなら、各漢字の意味を知っていることが前提となっているからです。
なぜそんな前提を置けるか、というと、実際に大抵の人が知っているからです。
なぜ実際にそうなっているか、というと、小中学校で教えているからです。
補助的には、漢字の意味は別の辞書を引く仕組みになっていることも挙げられるでしょうが。
Re: (スコア:0)
ないわけないだろ。水頭博士が発見した病気かもしれないじゃん。
Re: (スコア:0)
ないわけないだろ。水頭博士が発見した病気かもしれないじゃん。
おもしろおかしくない。
Re: (スコア:0)
ごめん、その辺の人に「水頭症って何?」と聞くとのアメリカの街角で「What's hydrocephalus?」と聞くのとで正答率が変わるとは思えないんだけど。
水頭症ってそんなにメジャーな単語なの?
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
水頭症ってそんなにメジャーな単語なの?
メジャーじゃないだろうね。だからわざわざ
# 水頭症って単語は教えないと思いますが、その他の単語で、ってことで。
と書いたんだが、どの字が読めなかった? 「単」? 「語」? 「教」? 「思」? 「他」? まさか平仮名?
Re: (スコア:0)
だからちゃんとした辞書には語源が書いてあるし、ちゃんとしてない辞書には書いてないってこと。
Re: (スコア:0)
小学校で「漢文教育」はしないよ
なぜか後半で「漢字教育」に言い換えてるけど
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
あー、それはコピペミスです。すべて漢字教育が正しい。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
個人的には、waterとhydro-の関係って、「水(みず)」と「水(スイ)」よりは、「水」と「さんずい」のイメージかな
どうでもいいけど
Re: (スコア:0)
ラテン語やギリシャ語をまったく習ったことがなく英語を母語としない私でも、英語で aqua- とか hydro- という単語は水に関係している、ということくらい想像がつきます。
英語を母語とする人なら、ラテン語やギリシャ語を知らなくても、私以上に、そういった勘を働かせることは容易なのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
> 果たして、英語圏でそんな教育が行われているかどうか。
古典という科目はありますね。
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
古典という科目はありますね。
よく知らないんで教えて欲しいんだが、その古典って教科は、義務教育の範囲か? 内容は? ギリシャ語とかラテン語をどのくらい教える? その内容をどのくらいの割合の人が理解している?
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:3)
うちの、甥姪はオランダの中学生ですがでギリシャ語の授業があるようです。(ラテン語は高校から)
日本で、漢文をやるような感覚だそうです。
フォーサイスの「マンハッタンの怪人」の中でも、高校生がヨーロッパからアメリカへの船内でラテン語で「ガリア戦記」を学ぶシーンがあります。
Re: (スコア:0)
ラテン語は、高校で外国語の選択科目として普通にある。
スペイン語、フランス語とかの方が人気はあると思うけど。
Re: (スコア:0)
> 風邪で回る何かみたいなぐらいは分かっても、
わかってないような
Re: (スコア:0)
> 風邪で回る
表意文字の弊害だね。
風邪で回るもの
目が回る、地球は回る
熱が回る
ウイルスが全身に回る
ウイルスを他人に回す
(医者に) 金が回る
他には?
Re:しょせん英語はアルファベット (スコア:1)
表意文字の弊害だね。
それは違う。
問題は、表音文字にあるのではなく、表音文字の目的外使用にある。そもそも、大和言葉を表すための文字でないも漢字をその目的に使ったために発生した弊害と言うべきだろう。
Re: (スコア:0)
>「風車」だって、風邪で回る何かみたいなぐらいは分かっても、コンテキストなしだったら分からないし。
「ふうしゃ」と「かざぐるま」の二つの読みがあって、しかも読みで意味が変わる、
日本語でも珍しい単語の一つだよなあ。
#力とわざの 風車が回る
#ちーちーよー はーはーよー いもーとよー
V3 (スコア:0)
# あれはどうみても「かざぐるま」にしか見えないんだけどなあ