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Anonymous Coward
on 2014年03月10日 11時55分
(#2559977)
医学的な概念だからです。証拠とは異なります。
現象や処置などが確たる根拠を持っているかどうかを考えるのが「エビデンス」という概念です。 特に昨今はEvidence based Medicineとして、診断や治療が個々人の勝手な判断に依存せず、エビデンスに基づいて十分に診断可能と言えるか、治療の効果が見込めるかが最重要視されます。 エビデンスはメタアナリシス・コホート・RCT・ケーススタディなど、それぞれ信頼の程度に応じてレベル付けが為される体系的な概念でもあります。
現実問題として (スコア:0)
糖分の取りすぎは、機能性低血糖症や糖尿病の原因の一つだからなぁ。
Re: (スコア:0)
それ、本当にエビデンスありますか?
Re:現実問題として (スコア:1)
原因の一つっつーならいっぱいあるだろ。
#他の原因と比べてどのくらいの比率になるかとかまでは知らん
Re: (スコア:0)
機能性低血糖はともかく、糖尿病のエビデンスがあるという話はあまり聞きませんね。
俗説レベルならいくらでもありますが。
Re: (スコア:0)
実際問題どうすればエビデンスって認められるの?
故意に砂糖を食わせすぎるとかの人道的にアウトな試験しか思いつかないんだけど。マウスでやれば人間でも起きることになるの?
Re: (スコア:0)
食生活が異なるがその他の生活習慣は基本的に同じという複数の集団を調査して統計の有意さを見る。
なかなかそんな都合のよい集団は見つからないものだが、離島とか国の分裂などを利用すれば比較できるかも。
もっとも、その他の生活条件による影響のほうが大きい可能性もあるので、その場合はその程度での影響しかないということです。
Re: (スコア:0)
糖尿は遺伝的な要素がかなり大きいので、そういうのだとその集団の共通遺伝子のせいとかって感じになって逆に食生活のサンプルにはなりにくそう。
Re: (スコア:0)
もちろん遺伝的・文化的背景もバイアスの一つとして存在します。
これは一般的に取り除くのが困難なので、特定の文化圏や民族に対して有意かどうかを判定することが多いですね。
Re: (スコア:0)
ある生活習慣のリスクファクターのエビデンスは前向き研究:prospective studyによって調べることが一般的です。
コホート研究と呼ばれ、因子の有無によって二群に分けて何年間も追跡調査を行います。大変です。
その際に交絡因子やバイアスは極力取り除かれるように生活習慣に関わる要素の有無や程度も調べ、多変量解析のパラメータとして設定します。
後ろ向き研究:retrospective studyでも原理的には調べることは可能なのですが、実際的には難しいでしょうね。
有害物質への暴露のような「おおごと」ならデータもあると思いますが、生活習慣のような地味なデータはなかなか狙い通りのものは転がってないでしょうし。
Re: (スコア:0)
一つっつー ←これをじっと見てるとゲシュタルト崩壊するな
Re: (スコア:0)
糖分は取りすぎで総カロリーが過剰じゃない人は例外ですからねぇ。
というか、総カロリーに無頓着じゃないと、炭酸飲料を日に何本も飲みませんって、水泳選手は除くけど。
Re: (スコア:0)
ふつうに「証拠」でいいやん
と意味わからなくてググった私がとおりますよ
Re:現実問題として (スコア:2, 参考になる)
医学的な概念だからです。証拠とは異なります。
現象や処置などが確たる根拠を持っているかどうかを考えるのが「エビデンス」という概念です。
特に昨今はEvidence based Medicineとして、診断や治療が個々人の勝手な判断に依存せず、エビデンスに基づいて十分に診断可能と言えるか、治療の効果が見込めるかが最重要視されます。
エビデンスはメタアナリシス・コホート・RCT・ケーススタディなど、それぞれ信頼の程度に応じてレベル付けが為される体系的な概念でもあります。
単に「エビデンス」と言ったとき、この医学的な妥当性・根拠のことを指します。
Re: (スコア:0)
日本語でも同じで、わざわざカタカナ用語を使わなくても根拠といった既存の単語で十分。文脈で判断できます。
ちなみに、コンピュータ業界でもエビデンスという言葉を使う事がありますし、他の業界にもあるでしょうね。
Re:現実問題として (スコア:1)
勘違いされているようですが、医学領域においてエビデンスという言葉は「専門用語」です。
一般に受け入れられるかどうかではなく、エビデンスという概念に照らし合わせて物事を考えることの重要性を鑑みて、それを日本語に置き換えるのは不適切です。
例えばWindowsに関して「プロパティ」を「財産」「所有物」「特性」なんて表現したりしますか?
それと同じ話です。医学領域においてエビデンスはエビデンスであって、その言葉が置換されることはありません。
糖分の過剰摂取が糖尿病の要因たり得るかどうかは一般的な話ではなく医学的な話です。
そういった意味でも、一般に受け入れられるかどうかというのは見当外れと言わざるを得ないかと思いますが。
Re: (スコア:0)
そういうことではなく、大元のコメントが医学的な概念におけるエビデンスという言葉として用いている、ということでしょう。
evidenceという言葉自体はそりゃ色んな意味がありますよ。
でも医学においてエビデンスっていう言葉は非可換なんです。
「その治療ってエビデンスあるの?」って言葉を「その治療って根拠あるの?」なんて言ったりはしません。
エビデンスがあると言った場合、医療従事者間では「レベル2とか3以上のレポートがある」とか「グレードB以上の推奨度がある」なんて置き換えて解釈されます。根拠という言葉は曖昧で、例えばその医療施設で成績があるから根拠があるなんて捉え方をしてしまう恐れもあります。もちろん、エビデンスという概念においてはそんな乱暴な解釈は通用しません。
専門用語というのは、そういう解釈の紛れを防ぐ意味合いもあります。
もし紛れる以前の専門用語の概念が理解できないという話でしたら、それは議論に首を突っ込まない方が良いということではないかと。
Re: (スコア:0)
うどん県の糖尿病罹患率について
Re: (スコア:0)
真面目な話をしてしまうなら、
それが総カロリー中の糖分の割合が高いことが原因なのか、
糖分の割合に関係なく総カロリーの摂取量が多いことが原因なのか、
うどんという食べ物固有の特性(例えば他の食べ物より速やかに消化・吸収され血糖値が上がりやすいとか)なのか、
総量とは関係なく摂取の頻度が高いからなのか、
遺伝的要因によるものなのか(例えばお隣の徳島県も糖尿病罹患率は高いが別にうどん食率はさほど高くない)。
これらは似ては居るけど同じではない問題。
Re: (スコア:0)
糖分の話をしているんです。
海老の話はやめてください。