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Anonymous Coward
on 2014年03月10日 11時55分
(#2559977)
医学的な概念だからです。証拠とは異なります。
現象や処置などが確たる根拠を持っているかどうかを考えるのが「エビデンス」という概念です。 特に昨今はEvidence based Medicineとして、診断や治療が個々人の勝手な判断に依存せず、エビデンスに基づいて十分に診断可能と言えるか、治療の効果が見込めるかが最重要視されます。 エビデンスはメタアナリシス・コホート・RCT・ケーススタディなど、それぞれ信頼の程度に応じてレベル付けが為される体系的な概念でもあります。
現実問題として (スコア:0)
糖分の取りすぎは、機能性低血糖症や糖尿病の原因の一つだからなぁ。
Re: (スコア:0)
それ、本当にエビデンスありますか?
Re: (スコア:0)
ふつうに「証拠」でいいやん
と意味わからなくてググった私がとおりますよ
Re:現実問題として (スコア:2, 参考になる)
医学的な概念だからです。証拠とは異なります。
現象や処置などが確たる根拠を持っているかどうかを考えるのが「エビデンス」という概念です。
特に昨今はEvidence based Medicineとして、診断や治療が個々人の勝手な判断に依存せず、エビデンスに基づいて十分に診断可能と言えるか、治療の効果が見込めるかが最重要視されます。
エビデンスはメタアナリシス・コホート・RCT・ケーススタディなど、それぞれ信頼の程度に応じてレベル付けが為される体系的な概念でもあります。
単に「エビデンス」と言ったとき、この医学的な妥当性・根拠のことを指します。
Re: (スコア:0)
日本語でも同じで、わざわざカタカナ用語を使わなくても根拠といった既存の単語で十分。文脈で判断できます。
ちなみに、コンピュータ業界でもエビデンスという言葉を使う事がありますし、他の業界にもあるでしょうね。
Re:現実問題として (スコア:1)
勘違いされているようですが、医学領域においてエビデンスという言葉は「専門用語」です。
一般に受け入れられるかどうかではなく、エビデンスという概念に照らし合わせて物事を考えることの重要性を鑑みて、それを日本語に置き換えるのは不適切です。
例えばWindowsに関して「プロパティ」を「財産」「所有物」「特性」なんて表現したりしますか?
それと同じ話です。医学領域においてエビデンスはエビデンスであって、その言葉が置換されることはありません。
糖分の過剰摂取が糖尿病の要因たり得るかどうかは一般的な話ではなく医学的な話です。
そういった意味でも、一般に受け入れられるかどうかというのは見当外れと言わざるを得ないかと思いますが。
Re: (スコア:0)
そういうことではなく、大元のコメントが医学的な概念におけるエビデンスという言葉として用いている、ということでしょう。
evidenceという言葉自体はそりゃ色んな意味がありますよ。
でも医学においてエビデンスっていう言葉は非可換なんです。
「その治療ってエビデンスあるの?」って言葉を「その治療って根拠あるの?」なんて言ったりはしません。
エビデンスがあると言った場合、医療従事者間では「レベル2とか3以上のレポートがある」とか「グレードB以上の推奨度がある」なんて置き換えて解釈されます。根拠という言葉は曖昧で、例えばその医療施設で成績があるから根拠があるなんて捉え方をしてしまう恐れもあります。もちろん、エビデンスという概念においてはそんな乱暴な解釈は通用しません。
専門用語というのは、そういう解釈の紛れを防ぐ意味合いもあります。
もし紛れる以前の専門用語の概念が理解できないという話でしたら、それは議論に首を突っ込まない方が良いということではないかと。