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メタノール 0.1% イソブタノール 21.2% イソプロパノール 12.0% MTBE 17.4% (エーテル類、発ガン性の疑いあり、米国では禁止) 炭化水素分 49.3%
政府と石油業界の問題点
> エコ燃料ではない エコ燃料でない理由は何でしたっけ?
すでに散々既出ですが、 まず、原料が石油であることが1つ。 バイオマスではないため、CO2という観点や、廃物利用、再生産可能なエネルギー源などの、植物アルコールでのメリットが全く発生しないこと。 次に、現在の自動車の触媒はガソリン用に調整されているため、高濃度アルコール燃料には対処できず、現状のまま燃焼させると排気ガス中の有害物質(人体や環境に有害)の濃度がガソリンより上昇してしまう点が一つ。 この2点から、エコ燃料ではないと判断します。 故に、
> 税の負担を逃れている たしかガイアックスは税金を払わ
北海物だろうがアラビアンライトだろうが, はたまた未開のサハリン沖だろうが, または天然ガスや石炭に範囲を広げても「化石燃料」という一点において共通で, それがバイオマス由来の燃料(主に低級アルコール)とは異なりCO2の増大になるというのが, このストーリーで問題としているところです.
もちろん石油資源の節約になるとか, 石油自体が「化石」燃料ではない等の議論は有りますが, 炭素単体あるいは固体・液体有機化合物をCO2の形で放出するという所が問題であることを理解しなければ, 何を言っても的外れなだけです.
真面目に答えちゃいますが, 元の発言でも「化石燃料ではない等の議論はある」と書いて有るでしょ.
従来は石油が過去の生物の死骸に含まれる炭素成分が変成して出来た物だと考えるのが一般的だったわけですが, 最近では他の可能性として
という説が出てきています. 特に後者については最近, 掘削・試料採取技術が発達したこと, 古細菌類などの極限環境で生存できる生物について研究が進んできたことなどから注目を集めています. もちろん大深度地下にうじゃうじゃ生物がいるわけではありませんが, 何と言っても3次元に展開しているわけですから総量としては大きな物になる可能性があります. 一説によると地球の生物の総重量の90%は地下生物によって占められるという話もあるぐらいですから, 文字通りバイオマス(生物の量)としては無視できなさそうです. 参考文献としては「地下」「古細菌」をキーワードにして検索すればいくつか見つかりますが, 例えばこの資料 [aist.go.jp]などが概観を捕らえるのに良いと思います.
さて, ここで地球温暖化対策としてバイオマス由来燃料に注目するのは, それが大気中のCO2(CH4なんかでもいいとは思うのですが)を固定して作られた, いわばリサイクル燃料であることによります. 見方を変えれば, 太陽光のエネルギを使用が容易であるように濃縮したものです. これなら大気中のCO2量は増えることはありません.
一方, 地下生物のエネルギ代謝は太陽光あるいは地表での光合成による酸素が見込めないため, 無酸素状態での化学反応に依るところとなります. 代表的なエネルギ代謝反応としては硫黄酸化-還元反応がありますが, この詳細については先に紹介した資料を参照してください.
結論として, 地下生物によるバイオマス由来燃料は元もとが地下に有った炭素を地表→大気に持ってくるだけで, 炭素収支としては, 化石燃料の場合と同じく増大の方向に進むはずです.
以上から「石油がバイオマスではないとする根拠は?」という質問に対する答えとしては, 石油は広義のバイオマス由来燃料である可能性はあるが, 他のバイオマス由来燃料とは異なり炭素収支の改善にはならない. というところでいかがでしょうか?
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
ガイアックス (スコア:1, 興味深い)
報道ではエンジンを壊すとされていましたね。
車のメーカーからはアルコール混合燃料が原因で燃料系部品が腐食する
事例が確認され、それが報道ではガイアックスによって発生すると名指し
されたため、最近はあまりガイアックスを入れる人は少なくなっているような
気がします。
しかし、ガイアックスの調査発表では、他社のアルコール混合燃料だったそうです。
どちらが嘘をついているのか私には確認のしようもありませんが、
環境省のアルコール混合燃料推進に対し、税金、車メーカー、石油会社の
思惑が絡んだ財務省、国土交通省、経済産業省は消極的、というよりは
否定的ですね。
Re:ガイアックス (スコア:1, 参考になる)
かなり異なります。
アルコール濃度は50%程度。
成分は、プロパノールとかブタノールとかの炭素鎖の長め
のものばかりです。メタノールとエタノールはほぼゼロ。
国交省の資料 [mlit.go.jp]によれば、ガイアックスは、
とのこと。特にMTBEの含有量に注目して下さい。
参考:国交省の高濃度アルコール含有燃料関連のindex [mlit.go.jp]
この資料集は必見です。
ガイアックスなどの現在販売されている高濃度アルコール燃料は、
石油から製造されています。
アルコール及びエーテルの成分含有率が50%を超えると、関税、
揮発油税の課税が回避できるため、わざわざ石油から製造している
にすぎません。製造原価はガソリンを上回ります。税金逃れの差額
のみがメリットとして存在する燃料です。
故に、ガイアックス等は特段環境に優しいわけでもなく、燃料税を
納めて国土交通建設に貢献するわけでもなく、それでいながら
エンジンは傷めるというろくな事がない燃料というわけです。
.
ガイアックスなどの炭素数3以上の脱税燃料と、エタノール等の
植物由来アルコールは明確に峻別しなければなりません。
アルコール燃料論議は必ずこの点は確認するようにしてください。
Re:ガイアックス (スコア:2, 参考になる)
> 特にMTBEの含有量に注目して下さい。
MTBEが米国で禁止になったのは、ガソリンスタンドの
地下タンクからガソリンが漏れて、地下水に侵出していることが
わかったからというのが真相と聞きます。
飲み水に発ガン性物質が混入されてはたまらないという訳でしょう。
要するにあっちのGSはタンク管理がなってないわけで。
日本のガソリンスタンドの安全基準は消防法が厳しかったせいか
かなり安全度は高いです。(阪神大震災後でも稼働できるぐらい頑丈)
P.S
ちなみに、ガソリンにも、エンジンオイルにも、結構人体にとって
ヤバイものがいろいろ添加されているはずなんで。(濃度はともかく)
「発ガン性の疑いあり」位だったら、いくらでも出てくるんじゃないかな。
Re:ガイアックス発ガン性 (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:1)
> 燃料税を納めて国土交通建設に貢献するわけでもなく、
ぜんぜん問題ないように思えますが... そんなものに貢献する義務あるんですかね。
# 発泡酒なんて飲んでるやつは酒税逃れの非国民? :-)
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:1)
# 国土交通「保全」とか書いて欲しかったけどね。
が、そっち方面の話にはあんまり興味ありませんです。
> 結局GAIAXで得したのはガイアエナジーと取扱店だけだろ?
あと消費者ね。まあ車が痛む分 (本当か?) は差し引くとして。
もともと「どうせ税金はロクな使われ方しないんだから、合法的に払わないで済む税金は払わないに越したことない」という気持ちが根っこにあります。(元ACさんも「建前」と書いてるし。)
余計な出費を合法的に切りつめてるものを脱税よばわりはないだろ、と思うのですよ。
GAIAXのやり方は、法の精神に反する、法律の裏をかいたやり方なのかもしれませんが、それでも非合法じゃないし、そもそも税務署の味方してあげる義理もなにもありませんしね。
↑私の興味はこういう所にありますので、GAIAX問題も発泡酒問題も同種だなと思えます。
# もっとも私は車も酒もやりませんが (爆)
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
環境に悪いとか、GAIAXによる故障車で渋滞がアレコレ言うのは冷静さを
かけた意見に見えます。
GAIAXを使ってない故障車や事故車が大渋滞を引き起こしている現実から目をそむけ、
GAIAXだけ目の敵にしているようにしか見えません。
何が言いたいかもよく理解できないのですが、単純にGAIAXが嫌いということでしょうか?
ところでガソリン税で作られた道路に最も大きなダメージを与えているのは
ディーゼルエンジンの大型車なのですが、その点については
Re: ガイアックス (スコア:1)
軽油税は道路を作ったり維持したりには使われてないのですか?
過積載って思ってるほど無いですよ.バブル時代はかなり酷かったらしいですが,運送業者の方から過積載するように荷主に要請することはないわけで,
荷主も厳しく罰せられる現在は滅多にないことです.
運輸業もいろいろなところでお金がかかります.軽油にこれ以上値上がりされたら廃業か運賃の値上げで,結局は物の値段が上がることにつながるんです.
それに一台の走行距離は年間で20万kmは軽く越えますから軽油の値上げは死活問題なんですよ.
軽油に重油や灯油を入れる?倒産寸前の事業所ならやりかねませんが(重油は絶対にない),
大事な商売道具である車の心臓部エンジンを悪くするようなまねはしません.
ガソリンスタンドで安物を卸から仕入れたら混ざってたとかならあるかもしれません.
今はないとは思いたいが,寒冷地では灯油でも混ぜないと軽油が寒さで粘性がでて使い物にならないからと混ぜてたとか.
(そもそも寒冷地の軽油は寒さに耐えられるようになってる筈なんですが・・・)
排気ガスが黒いのは,軽油の質がよくない,車の整備が悪い,
一気に吹かしこんでる(信号で停止させられたら発進には吹かすしかないけど),
排気ブレーキを使ってる時だった,などでしょう.
過積載や不正燃料のせいにしないでください.
# そんなに大型トラックに恨みでもあるのでしょうか?
Re: ガイアックス (スコア:0)
GAIAXの問題点をあまり明らかにされると困る立場の人なのでしょう。
Re: ガイアックス (スコア:0)
大型トラック、大嫌いですが。 特に黒煙と騒音と違法無線ね。
環境のこともあるし、大型トラックに増税して鉄道輸送に補助金を出す方向を主張してます。 ずっとね。 *大型*トラックによる*長距離*輸送は絶滅して欲しい。 中型や小型は、列車じゃカバーできないんでしょうがないけどね。
Re: ガイアックス(余計なもの:-1) (スコア:0)
>GAIAXの問題点をあまり明らかにされると困る立場の人なのでしょう。
きっとここでGAIAX叩きしてる人はGAIAXが嫌いなのではなく、
政府と石油業界の問題点をあまり明らかにされると困る立場の人なのでしょう。
#GAIAX叩きがACばっかり
Re: ガイアックス(余計なもの:-1) (スコア:0)
Re: ガイアックス(余計なもの:-1) (スコア:0)
であるとはとても思えませんが。
Re: ガイアックス(余計なもの:-1) (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
ダイヤ調整が楽になる>貨物便数を増やせる>輸送コストが下がる
となればいいんですが・・・
#個人的には、新幹線軌道にも貨物を入れたい。
#90式戦車を運ぶ貨車が存在する・・・はず・・・
Re: ガイアックス (スコア:0)
税金を負担している車と負担していない車が同じ迷惑をかけたら、負担していない車のほうがより非難されるべきなのは当然。それに単に整備不良や突発事故で故障するのと、わざわざ車を故障させる燃料を入れ
Re: ガイアックス (スコア:0)
レジャーに使われる個人の車から多く取るのは理解できる範囲だと思います。
理念としては、ね。まあそんなに単純ではないが…。
Re: ガイアックス (スコア:0)
>レジャーに使われる個人の車から多く取るのは理解できる範囲だと思います。
>理念としては、ね。まあそんなに単純ではないが…。
レジャーだろうが物流を支えていようが、過積載の大型トラック1台が
通過するときに道路に与えるダメージは、普通乗用車10,000台分とか聞いたような。
Re: ガイアックス (スコア:0)
そ
Re: ガイアックス (スコア:0)
過積載を前提に税率を調整されるのは反対です。
「取りやすいところから取る」って…
ガイアックスっていうのは税金を応分に上乗せされると
まったく競争力のない商品なんだけど、
わかってて言ってるのかな?
Re: ガイアックス (スコア:1)
そういうことを書いた site が見つからなかったので嘘かも
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
>ガイアックスっていうのは税金を応分に上乗せされると
>まったく競争力のない商品なんだけど、
>わかってて言ってるのかな?
軽油は全日本トラック協会の圧力で軽油税の増税が強力に反対されるけど、
ガソリン税は特に反対する圧力団体外がないから高い。
ガイアックスが税金面で有利だからってだけの理由で排除するなら、軽油も似たようなものだ。
税金がかからないのが問題なら、ガソリン税を下げればいいのでは?
なぜ高い物に合わせて安いものを値上げしなくてはならないのだろう?
ガイアックスにガソリ
Re: ガイアックス (スコア:0)
軽油が税金面で優遇されているのは理由があります。ガイアックスにはありますか?
>税金がかからないのが問題なら、ガソリン税を下げればいいのでは?
意味不明。ガイアックスとガソリンの税金を同程度にすればそれでいいのでは。
>ガソリン税を大幅減税すればガイアックスには競争力がなくなるという発想が
>なぜできないのか不思議。
ガイアックスに合わせてやる必要はない(ガソリンにはそれだけの競争力がある。)からです。ガイアックスはガソリンと同じ土俵に
Re: ガイアックス (スコア:0)
でもその条件下ではガイアックスは生き延びることはできません。コスト高を税金の差で隠すことができなくなりますので、単に「高い燃料」になってしまって売れなくなります。
それで何が論証できるんでしょうね?ガイアックスは本来クソ商品だった、ってこと?ガイアックスは税金逃れのおかげで生き延びられているってこと?
ガソリンの税額を下げて、じゃあ軽油の税額を上げるとしましょう。トラ
Re: ガイアックス (スコア:0)
重油なんて基本的にゴミ一歩手前のものなので、そんなものぶち込んでもパワーは上がりません。
ただ安いだけです。
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
大型トラックは普通乗用車の数倍の最大積載量を持つが?
煽りたい一心でレスつける場所間違えるのは恥ずかしいよ。
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
なんせ、植物油をそのまま入れたって動くし。
黒煙すごいけど。
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
まあ、「あっち」の方に文句が言える官僚はいないだろうね
Re: ガイアックス (スコア:0)
> ぜんぜん問題ないように思えますが... そんなものに貢献する義務あるんですかね。
本当にそう思う?
Re: ガイアックス (スコア:0)
Re: ガイアックス (スコア:0)
戦後の混乱期の密造酒ってところですね
Re:ガイアックス (スコア:1)
私としては、以前サンデープロジェクトで放映していたドキュメントを見てますので、ガイアックスを擁護したい気分です。
大手石油メーカーや行政から圧力がかかり、ガソリンスタンドに突然税金を徴収に来たり、払えなければ即営業停止にしたり、ガソリンの(港などにある)貯蔵タンクは、どこも貸してくれなかたりと酷いものでした。
3年ぐらい使ってますが、まったく問題ありません。ちなみに私はガイアエナジーの関係者ではありません。念のため。:-)
Re:ガイアックス (スコア:0)
しかし、そのような政治的な問題と、エコロジカルな燃料ではないという点や、本来自動車燃料として応分の負担をすべき税金を支払っていないという点は別問題でしょう。
妨害はたしかに醜く唾棄すべきものだが、しかし、環境負荷がたいして変わらないのに環境に優しいと嘘を喧伝したり、道路交通を利用するうえで公平に負担すべき税金支払いを逃れたり、という事実は、当然責められてしかるべきかと思いますがいかがか?
ガイアックス等がエンジンを壊さない可能性があることは認めます。
車種によっては何の支障もなく動作
Re:ガイアックス (スコア:1)
たしかガイアックスは税金を払わないと言ってたわけではなくて、
既存の税体系を拡大解釈して適用するのではなく、
新しく出てきたアルコール燃料のためのに新しい税をかけろと
言っていたはずです。そのときにはできるだけ環境に優しい燃料
であることを考慮してほしいということだったと思います。
> エコ燃料ではない
エコ燃料でない理由は何でしたっけ?
> 自動車を壊す可能性が否定できない
これは個人責任ということで。
Re:ガイアックス (スコア:0)
Re:ガイアックス (スコア:0)
すでに散々既出ですが、
まず、原料が石油であることが1つ。
バイオマスではないため、CO2という観点や、廃物利用、再生産可能なエネルギー源などの、植物アルコールでのメリットが全く発生しないこと。
次に、現在の自動車の触媒はガソリン用に調整されているため、高濃度アルコール燃料には対処できず、現状のまま燃焼させると排気ガス中の有害物質(人体や環境に有害)の濃度がガソリンより上昇してしまう点が一つ。
この2点から、エコ燃料ではないと判断します。
故に、
Re:ガイアックス (スコア:0)
どこかに石油を一くくりにするな、とかいてありましたが、
ガソリンの使用量は減るので、少しは資源の節約に貢献すると思います。
Re:ガイアックス (スコア:0)
>
>どこかに石油を一くくりにするな、とかいてありましたが、
>ガソリンの使用量は減るので、少しは資源の節約に貢献すると思います。
石油はバイオマスじゃない、ってことが主眼だと思
Re:ガイアックス (スコア:1)
> 石油から製造されています。
石油から作られるって言ったって、石油は
いろいろな重さの油が混じってる混合物だよ。
需要の多いガソリンじゃなくて、他の比重の油を使って
燃料を作るんだから、資源の節約には十分に貢献するだろ。
ガソリンもアルコールもプラスチックも何もかも
一緒くたにして石油だと叫ぶ奴らは、
恥をさらす前にもうちょっと勉強して出直せ。
Re:ガイアックス (スコア:1)
北海物だろうがアラビアンライトだろうが, はたまた未開のサハリン沖だろうが, または天然ガスや石炭に範囲を広げても「化石燃料」という一点において共通で, それがバイオマス由来の燃料(主に低級アルコール)とは異なりCO2の増大になるというのが, このストーリーで問題としているところです.
もちろん石油資源の節約になるとか, 石油自体が「化石」燃料ではない等の議論は有りますが, 炭素単体あるいは固体・液体有機化合物をCO2の形で放出するという所が問題であることを理解しなければ, 何を言っても的外れなだけです.
Re:ガイアックス (スコア:1)
:p
end
石油はバイオマス由来か? (スコア:1)
真面目に答えちゃいますが, 元の発言でも「化石燃料ではない等の議論はある」と書いて有るでしょ.
従来は石油が過去の生物の死骸に含まれる炭素成分が変成して出来た物だと考えるのが一般的だったわけですが, 最近では他の可能性として
という説が出てきています. 特に後者については最近, 掘削・試料採取技術が発達したこと, 古細菌類などの極限環境で生存できる生物について研究が進んできたことなどから注目を集めています. もちろん大深度地下にうじゃうじゃ生物がいるわけではありませんが, 何と言っても3次元に展開しているわけですから総量としては大きな物になる可能性があります. 一説によると地球の生物の総重量の90%は地下生物によって占められるという話もあるぐらいですから, 文字通りバイオマス(生物の量)としては無視できなさそうです. 参考文献としては「地下」「古細菌」をキーワードにして検索すればいくつか見つかりますが, 例えばこの資料 [aist.go.jp]などが概観を捕らえるのに良いと思います.
さて, ここで地球温暖化対策としてバイオマス由来燃料に注目するのは, それが大気中のCO2(CH4なんかでもいいとは思うのですが)を固定して作られた, いわばリサイクル燃料であることによります. 見方を変えれば, 太陽光のエネルギを使用が容易であるように濃縮したものです. これなら大気中のCO2量は増えることはありません.
一方, 地下生物のエネルギ代謝は太陽光あるいは地表での光合成による酸素が見込めないため, 無酸素状態での化学反応に依るところとなります. 代表的なエネルギ代謝反応としては硫黄酸化-還元反応がありますが, この詳細については先に紹介した資料を参照してください.
結論として, 地下生物によるバイオマス由来燃料は元もとが地下に有った炭素を地表→大気に持ってくるだけで, 炭素収支としては, 化石燃料の場合と同じく増大の方向に進むはずです.
以上から「石油がバイオマスではないとする根拠は?」という質問に対する答えとしては, 石油は広義のバイオマス由来燃料である可能性はあるが, 他のバイオマス由来燃料とは異なり炭素収支の改善にはならない. というところでいかがでしょうか?
Re:ガイアックス (スコア:0)
ガイアックスのMTBEについては3%に抑えたようです.
国内のハイオクガソリンのMTBE添加量とどちらが多いんでしょう?
もう全廃されたのでしょうか?
>ガイアックス等は特段環境に優しいわけでもなく、
従来ガソリンよりはちょっとはマシ [gaiaenergy.com]なようですが…
>燃料税を納めて国土交通建設に貢献
Re:ガイアックス (スコア:0)
>とのこと。特にMTBEの含有量に注目して下さい。
ガイアエナジーによれば、MTBEの含有率は3%らしいです。
3%でも含まれているには違いないですが、これは17.4%から3%に
減らしたということなんでしょうか。
http://www.gaiaenergy.com/test/index.html#newtest
実験結果ではガソリンと比較して環境にも良さそうなデータが並んで
いますが、販売元の発表なので信じないほうがよろしい?
利権が背後に見え隠れする国土交通省の発表と利益追求のガイア