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現実には、被告のPCのTrueCryptパーテーションに、iesys.exeを開発していた痕跡が見つかったわけで、これは「あなたの部屋の押入れから厳重に隠された、被害者の血痕つきの包丁がでてきた」って状況だよね。
弁護側は「これは真犯人のわなだ」と主張しようとしているわけだ。推理小説なら名探偵がトリックを暴いてくれるだろうけど、現実には、こんな悲しい主張をするしかないんだね。
被告人を弁護しているって言うか、こんなあやふやな状況証拠だけで、犯人にされては困ると思っているだけじゃないですかね。ミス(誤認逮捕)を謝罪させられちゃった警察・検察の側が意地になる気持ちも分かりますけど、推定無罪の法則は守って欲しい、と。
今回の案件は、「気付かれないうちに、別人の部屋の包丁で犯行を犯し、血痕つきの包丁を戻しておく」という行為だったわけで、その包丁を根拠にされてしまっては、前の4人の誤認逮捕者たちとの違いがわからなくなるわけです。だからこそ、前の4人は被害者で、被告人は加害者なのだという区別をする、明確な証拠が必要になる、という感じでしょうか。隠しパーティションに痕跡を残すのだって、被告人が当該PCにログインしたまま席を離れたら、とか、それこそ(iesys.exeではないかもしれない)トロイの木馬をつかまされていた可能性だって否定できないのではないでしょうか。隠しパーティーションとは言っても、マウントされていれば普通のファイル領域と変わらないわけですから。要は、被告人がその隠しパーティーションにそのファイルを置いた/消した、という確実な証拠が欲しいわけですよ。
ぶっちゃけ、次に遠隔操作トロイを作ろうと思う人がいたとしたら、今回の警察のやり方を見て、警察・検察が誰を疑い、どのような証拠でその人を追求するのかを研究しているでしょう。だからこそ。警察や検察にはそれを打ち破って欲しい。今の被告人は、第5の誤認逮捕者ではないかもしれない。本当に犯人なのかもしれない。でも、それとは関係なく。いつか起こるであろう次の事件の時には、誤認逮捕・冤罪の被害者を出して欲しくない(自分は被害者になりたくない)、そう思っているのだと思いますよ。
推定無罪の希望は同意するけど、あやふやな状況証拠ではなくて、かなり濃厚な状況証拠だよね。ただ、かなり黒に近い濃厚な状況証拠でも、「疑わしきは被告の利益に」とするのが刑事裁判の鉄則だと思うから、そう主張するのなら理解はできる。
でも盲目的に擁護している人の多くは、冤罪であるという前提でしか考えていない。
そうではなくて、状況証拠的に彼が犯人である可能性は高いが、決定的な証拠ではないから有罪にしたり起訴しちゃいかんだろというのが正し擁護のしかた。そして、弁護側にとっても裁判に勝つ道でもある。
疑わしきは…のところは、社会的にも本来はそうある
F-Secureの人はあやふやっていってないな。試してみたけど、他にいる真犯人が痕跡を偽装するのは極めて困難だよって結論。
おまえアホだろ。ちゃんと理解もせずに知ったかぶり。
「あやふやな」と思ってるのは擁護してる人だけでしょう。
>>要は、被告人がその隠しパーティーションにそのファイルを置いた/消した、という確実な証拠が欲しいわけですよ。
相変わらずこういう論調の人がおられるようですが、「証拠」は必ずしも「その人以外になし得ない」という必要はないのです。Aという証拠をなしうる人の集合とBという証拠をなしうる人の集合と…Xという証拠をなしうる人の集合の積集合が一人になればそれでいいんです。もちろん、「その人以外になし得ない」証拠があればてっとり早いですが。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
なぜか弁護する人が多いけど (スコア:0)
現実には、被告のPCのTrueCryptパーテーションに、iesys.exeを開発していた痕跡が見つかったわけで、
これは「あなたの部屋の押入れから厳重に隠された、被害者の血痕つきの包丁がでてきた」って状況だよね。
弁護側は「これは真犯人のわなだ」と主張しようとしているわけだ。
推理小説なら名探偵がトリックを暴いてくれるだろうけど、現実には、こんな悲しい主張をするしかないんだね。
Re:なぜか弁護する人が多いけど (スコア:5, すばらしい洞察)
被告人を弁護しているって言うか、こんなあやふやな状況証拠だけで、犯人にされては困ると思っているだけじゃないですかね。
ミス(誤認逮捕)を謝罪させられちゃった警察・検察の側が意地になる気持ちも分かりますけど、推定無罪の法則は守って欲しい、と。
今回の案件は、「気付かれないうちに、別人の部屋の包丁で犯行を犯し、血痕つきの包丁を戻しておく」という行為だったわけで、その包丁を根拠にされてしまっては、前の4人の誤認逮捕者たちとの違いがわからなくなるわけです。だからこそ、前の4人は被害者で、被告人は加害者なのだという区別をする、明確な証拠が必要になる、という感じでしょうか。
隠しパーティションに痕跡を残すのだって、被告人が当該PCにログインしたまま席を離れたら、とか、それこそ(iesys.exeではないかもしれない)トロイの木馬をつかまされていた可能性だって否定できないのではないでしょうか。隠しパーティーションとは言っても、マウントされていれば普通のファイル領域と変わらないわけですから。
要は、被告人がその隠しパーティーションにそのファイルを置いた/消した、という確実な証拠が欲しいわけですよ。
ぶっちゃけ、次に遠隔操作トロイを作ろうと思う人がいたとしたら、今回の警察のやり方を見て、警察・検察が誰を疑い、どのような証拠でその人を追求するのかを研究しているでしょう。
だからこそ。警察や検察にはそれを打ち破って欲しい。
今の被告人は、第5の誤認逮捕者ではないかもしれない。本当に犯人なのかもしれない。
でも、それとは関係なく。
いつか起こるであろう次の事件の時には、誤認逮捕・冤罪の被害者を出して欲しくない(自分は被害者になりたくない)、そう思っているのだと思いますよ。
Re: (スコア:0)
推定無罪の希望は同意するけど、あやふやな状況証拠ではなくて、かなり濃厚な状況証拠だよね。
ただ、かなり黒に近い濃厚な状況証拠でも、「疑わしきは被告の利益に」とするのが刑事裁判の鉄則だと思うから、そう主張するのなら理解はできる。
でも盲目的に擁護している人の多くは、冤罪であるという前提でしか考えていない。
そうではなくて、状況証拠的に彼が犯人である可能性は高いが、決定的な証拠ではないから有罪にしたり起訴しちゃいかんだろというのが正し擁護のしかた。
そして、弁護側にとっても裁判に勝つ道でもある。
疑わしきは…のところは、社会的にも本来はそうある
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
F-Secureの人はあやふやっていってないな。
試してみたけど、他にいる真犯人が痕跡を偽装するのは極めて困難だよって結論。
おまえアホだろ。ちゃんと理解もせずに知ったかぶり。
Re: (スコア:0)
「あやふやな」と思ってるのは擁護してる人だけでしょう。
>>要は、被告人がその隠しパーティーションにそのファイルを置いた/消した、という確実な証拠が欲しいわけですよ。
相変わらずこういう論調の人がおられるようですが、「証拠」は必ずしも「その人以外になし得ない」という必要はないのです。
Aという証拠をなしうる人の集合とBという証拠をなしうる人の集合と…Xという証拠をなしうる人の集合の積集合が一人になればそれでいいんです。
もちろん、「その人以外になし得ない」証拠があればてっとり早いですが。