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そういった病は時間かけて治療するものでしょ。問題の部分の記憶が軽減できればいいわけです。で、それを電気刺激で。えー・・・
逆に、もしそれで治療できるなら、奴隷に現状を幸福と思わせることもできるんじゃあるまいか。問題を問題と思わない人生って楽だと思います。
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 [akahoshitakuya.com]と言う、ベトナム戦争時の海兵隊員が残虐な作戦を繰り返させられた後で除隊されアメリカに帰国、その後PTSDに悩まされ家庭が崩壊し・アルコール依存症も併発した上、長い年月をかけて、優れた治療者と巡りあい、更に十年近くをかけて社会復帰し反戦運動を行うようになった事を、存命中に伝記として記した本があります。
今の米国を蝕んでるPTSDとは、このような戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。
特に、陸戦の歩兵のように直接相手と対峙しつづけた兵隊が、このようなPTSDになりやすく、後最近は無人機の操作員
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。
いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない2013年9月のNewsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。
この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは・ニュージャージー州カムデン・テキサス州フォートフッド陸軍基地の2件のみ。
記事の最初にあるワシントン海軍工廠銃撃事件の犯人アーロン・アレクシスは、海軍にいた時期はあるがアメリカ本土の基地の勤務であり、戦場にいたわけではない。他の銃乱射事件の犯行動機は、学校での不適応、職場から解雇、近所からの孤立などで、戦場のPTSDとの関連は認められない。
根拠なく何でもPTSDのせいにするのは宜しくないぞ。
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない2013年9月のNewsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは・ニュージャージー州カムデン・テキサス州フォートフッド陸軍基地の2件のみ。
非常に興味深いですね。私の知る範囲での言説では、イラクやアフガンでの戦役のPTSDが銃乱射事件の背景にあるという話が多かったので…この内容を考えると、戦争体験・特に不正規戦でのPTSDと言うのは、銃乱射レベルの致命的な暴力として現れる事は私が考えていたより少なくて、帰還兵の社会適応が困難だとかフラッシュバックなどに苛まれて、家庭を含めた介護のコストが非常にかかるということなんですかね。どちらにせよ、この「戦時PTSD」とでも名付けられるであろう状況の蔓延や、勿論肉体的な傷病を受けた退役兵の多さが、DARPAがこんな研究や「自律型ロボット兵士」の研究に力を入れないと拙い所まで来てるということは確かなんでしょう。
# と言うか、色んな経済的・政治的理由が入り組んでいてやめる訳にはいかないことを承知して書くと、戦争・特に外征型の戦争というのは、やった時点で「間違い」だったんでしょうね。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
気合というか・・・ (スコア:0)
そういった病は時間かけて治療するものでしょ。
問題の部分の記憶が軽減できればいいわけです。
で、それを電気刺激で。
えー・・・
逆に、もしそれで治療できるなら、奴隷に現状を幸福と思わせることもできるんじゃあるまいか。
問題を問題と思わない人生って楽だと思います。
戦争依存症の国の病気(Re:気合というか・・・ (スコア:5, 参考になる)
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 [akahoshitakuya.com]と言う、ベトナム戦争時の海兵隊員が残虐な作戦を繰り返させられた後で除隊されアメリカに帰国、その後PTSDに悩まされ家庭が崩壊し・アルコール依存症も併発した上、
長い年月をかけて、優れた治療者と巡りあい、更に十年近くをかけて社会復帰し反戦運動を行うようになった事を、存命中に伝記として記した本があります。
今の米国を蝕んでるPTSDとは、このような戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。
特に、陸戦の歩兵のように直接相手と対峙しつづけた兵隊が、このようなPTSDになりやすく、
後最近は無人機の操作員
Re:戦争依存症の国の病気(Re:気合というか・・・ (スコア:0)
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。
いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない
2013年9月のNewsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。
この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは
・ニュージャージー州カムデン
・テキサス州フォートフッド陸軍基地
の2件のみ。
記事の最初にあるワシントン海軍工廠銃撃事件の犯人アーロン・アレクシスは、海軍にいた時期はあるがアメリカ本土の基地の勤務であり、戦場にいたわけではない。
他の銃乱射事件の犯行動機は、学校での不適応、職場から解雇、近所からの孤立などで、戦場のPTSDとの関連は認められない。
根拠なく何でもPTSDのせいにするのは宜しくないぞ。
Re:戦争依存症の国の病気(Re:気合というか・・・ (スコア:1)
非常に興味深いですね。
私の知る範囲での言説では、イラクやアフガンでの戦役のPTSDが銃乱射事件の背景にあるという話が多かったので…
この内容を考えると、戦争体験・特に不正規戦でのPTSDと言うのは、銃乱射レベルの致命的な暴力として現れる事は私が考えていたより少なくて、
帰還兵の社会適応が困難だとかフラッシュバックなどに苛まれて、家庭を含めた介護のコストが非常にかかるということなんですかね。
どちらにせよ、この「戦時PTSD」とでも名付けられるであろう状況の蔓延や、勿論肉体的な傷病を受けた退役兵の多さが、DARPAがこんな研究や「自律型ロボット兵士」の研究に力を入れないと拙い所まで来てるということは確かなんでしょう。
# と言うか、色んな経済的・政治的理由が入り組んでいてやめる訳にはいかないことを承知して書くと、戦争・特に外征型の戦争というのは、やった時点で「間違い」だったんでしょうね。