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あまりにも衛生的すぎる環境で育つと、本来は生きていくために必要な抵抗力が正常に働かなくなるんでしょうね。1995年に日本人だけコレラにかかったなんてこともありましたし。
国立感染症研究所感染症疫学センター、病原微生物検出情報(IASR)のVol.17 No.4 (No.194) [nih.go.jp]より:
ところが、1995年2月以降バリ島への観光ツアー帰国者の間にコレラ患者が爆発的に発生し、12月末までに患者(278名)および保菌者(18名)を併せて296名にも達し、その発生は37都道府県に及んだ。特に2月(154事例)および3月(105事例)の2ヵ月の間に、バリ島帰国者コレラの88%(259事例)が集中的に発生した(図2)。しかしながら、4、5月にはこのバリ島由来のコレラ事例は激減した。その後6月9事例、7月19事例、8月5事例と再びやや増加の傾向を示したものの、9月以降の発生は1事例のみであった。このバリ島帰国者コレラは1995年の全コレラ罹患者(372名)の80%を占めた。なお、オーストラリアでもバリ島で罹患したコレラ患者(3名)の報告があり(本月報、Vol.16、No.10、1995参照)、バリ島では1995年当初よりコレラが潜在的に蔓延していたものと推察される。
ところが、1995年2月以降バリ島への観光ツアー帰国者の間にコレラ患者が爆発的に発生し、12月末までに患者(278名)および保菌者(18名)を併せて296名にも達し、その発生は37都道府県に及んだ。特に2月(154事例)および3月(105事例)の2ヵ月の間に、バリ島帰国者コレラの88%(259事例)が集中的に発生した(図2)。しかしながら、4、5月にはこのバリ島由来のコレラ事例は激減した。その後6月9事例、7月19事例、8月5事例と再びやや増加の傾向を示したものの、9月以降の発生は1事例のみであった。このバリ島帰国者コレラは1995年の全コレラ罹患者(372名)の80%を占めた。
なお、オーストラリアでもバリ島で罹患したコレラ患者(3名)の報告があり(本月報、Vol.16、No.10、1995参照)、バリ島では1995年当初よりコレラが潜在的に蔓延していたものと推察される。
・「日本人だけコレラにかかった」は誤り。 (「日本人はコレラにかかると大騒ぎする」のはあるかも)・「温室、無菌室、ぬるま湯育ち」が原因だとすると、1995年後半以降コレラ事例が激減したことの説明がつかない。
だからといって、いまさらウィルスやバクテリアがうようよいるような環境で子育てしろと言うんでしょうか。
この研究がそういう単なる自然主義に終わることなく、薬剤や無害な菌を使うなどでアレルギー症状を起こさなくできる研究になることを期待したいものです。
幼少のころから死なない程度に少しずつ毒を摂取していって毒に強い体を作るという修業の話を漫画で何度か見たけど、似たようなもんすかね。
毒手とか毒娘とかゾルディック家とか。
ナサニエル・ホーソンの小説『ラパチーニの娘』とか清原なつののマンガ(『千の王国百の城』だったか)にその行き着くところ系の物語があったな。
村雨兄弟?
なんでか五兄弟が一人ずつ死んでいく姿を連想した・・・
ネタ元は謎の村雨城ということでよろしいんで?
#トシがばれる
いえ、マジでしたorz
#よかった、そこまでのトシじゃないと主張できる!(ぇ
私もリアルタイムでは読んでないですよ?
漫画と現実とは違うし、バクテリアと毒とは違う。
現在も、某国で実践中・・・#なあに却って免疫が付く
いまさらウィルスやバクテリアがうようよいるような環境で子育てしろと言うんでしょうか。
それらを自然環境よりも多くする必要はないけれども、自然環境よりも(不自然に)減らしちゃうと、それらの影響によって獲得できるようになっているものが得られなくなるよ、ということでしょう。
それを言っちゃぁおしめぇよ、なのかもしれないけど、生き物が相互に影響を与えあうから自然環境は成り立っているし、人間の健康も成り立っているわけで、それを(潔癖症的に)排除するのは不自然だし逆効果ということでしょう。勿論、悪影響を排除すること自体は否定しないけどね。
過ぎたるは及ばざるがごとしってやつだよ。抗菌素材のものを避けるとか、抗生物質の投与を減らすとか(一般的な風邪なら健康だと薬を飲まなくても1週間あれば治る)、外(庭でもよい)で遊ばせるとか、子供の体調を見たうえでわざと伝染病(特に子供のうちは軽くて済むもの)に罹患させるとか、色々方法はあるでしょ。ちなみに、無害な菌を使ったら免疫が反応しないので、意味がないかと。
民間療法的なネタとしては、「乳児のうちに動物園に連れて行くと、病気/アレルギーになりにくい」という話があったりしますね。
#うちの子は意地汚くも、落とした食べ物も残さず食べるので、かなりきたえられてるはず。
ちょっとだけ補足。
>ちなみに、無害な菌を使ったら免疫が反応しないので、意味がないかと。
いえ、ヒトの体は「有害だから」ではなく「知らない奴だから」で認識するのと、その識別は全体ではなく構造の一部で見分けるので、有害な奴と同じ識別部位を持った無害な奴を感染させる、という形で有害な奴にも対抗する免疫を獲得することができます。逆に言えば、体に無害でも免疫は反応して排除しにきます。(オマケで言えば、免疫はホワイトリストとブラックリストの併用です)ワクチンってのはそういう無害化あるいは弱毒化したウイルスを用いてたりします(それ以外のもあるけども)。
免疫が反応する時点で無害とは言えないかと…。
生き残った子供が正しい子供
実際、本来長生きできない抵抗力の弱い個体を隔離と医療で育てられるようになった結果と言えなくもない
ああなるほど、喘息になるはずだった個体は死んじゃったというだけの話か。まさかいくらなんでもその程度のことは統計処理に織り込み済みだよね(震え声)
アレルギー発症率だけでなく、生存率まで下がったってオチじゃないよね?
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
あまりにも衛生的すぎる環境で育つと、本来は生きていくために必要な抵抗力が正常に働かなくなるんでしょうね。
1995年に日本人だけコレラにかかったなんてこともありましたし。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:3, 参考になる)
国立感染症研究所感染症疫学センター、病原微生物検出情報(IASR)のVol.17 No.4 (No.194) [nih.go.jp]より:
・「日本人だけコレラにかかった」は誤り。
(「日本人はコレラにかかると大騒ぎする」のはあるかも)
・「温室、無菌室、ぬるま湯育ち」が原因だとすると、1995年後半以降コレラ事例が激減したことの説明がつかない。
Re: (スコア:0)
だからといって、
いまさらウィルスやバクテリアがうようよいるような環境で子育てしろと言うんでしょうか。
この研究がそういう単なる自然主義に終わることなく、
薬剤や無害な菌を使うなどでアレルギー症状を起こさなくできる研究になることを期待したいものです。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:2)
幼少のころから死なない程度に少しずつ毒を摂取していって毒に強い体を作るという修業の話を漫画で何度か見たけど、似たようなもんすかね。
毒手とか毒娘とかゾルディック家とか。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
ナサニエル・ホーソンの小説『ラパチーニの娘』とか清原なつののマンガ(『千の王国百の城』だったか)にその行き着くところ系の物語があったな。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
村雨兄弟?
らじゃったのだ
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
なんでか五兄弟が一人ずつ死んでいく姿を連想した・・・
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
ネタ元は謎の村雨城ということでよろしいんで?
#トシがばれる
RYZEN始めました
Re: (スコア:0)
知っててボケているのなら失礼m(_ _)m。
#これも年がばれる。まあ、文庫版で読んだんだけど。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
いえ、マジでしたorz
#よかった、そこまでのトシじゃないと主張できる!(ぇ
RYZEN始めました
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
私もリアルタイムでは読んでないですよ?
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
漫画と現実とは違うし、バクテリアと毒とは違う。
Re: (スコア:0)
現在も、某国で実践中・・・
#なあに却って免疫が付く
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
それらを自然環境よりも多くする必要はないけれども、自然環境よりも(不自然に)減らしちゃうと、それらの影響によって獲得できるようになっているものが得られなくなるよ、ということでしょう。
それを言っちゃぁおしめぇよ、なのかもしれないけど、生き物が相互に影響を与えあうから自然環境は成り立っているし、人間の健康も成り立っているわけで、それを(潔癖症的に)排除するのは不自然だし逆効果ということでしょう。
勿論、悪影響を排除すること自体は否定しないけどね。
Re: (スコア:0)
過ぎたるは及ばざるがごとしってやつだよ。
抗菌素材のものを避けるとか、抗生物質の投与を減らすとか(一般的な風邪なら健康だと薬を飲まなくても1週間あれば治る)、外(庭でもよい)で遊ばせるとか、子供の体調を見たうえでわざと伝染病(特に子供のうちは軽くて済むもの)に罹患させるとか、色々方法はあるでしょ。
ちなみに、無害な菌を使ったら免疫が反応しないので、意味がないかと。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
民間療法的なネタとしては、「乳児のうちに動物園に連れて行くと、病気/アレルギーになりにくい」という話があったりしますね。
#うちの子は意地汚くも、落とした食べ物も残さず食べるので、かなりきたえられてるはず。
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
で、たまにしゃぶっていたりしてるんで親としてはビビッてキレイキレイしてしまいますが
案外、そうやってばい菌を摂取していたんですかね
Re: (スコア:0)
ちょっとだけ補足。
>ちなみに、無害な菌を使ったら免疫が反応しないので、意味がないかと。
いえ、ヒトの体は「有害だから」ではなく「知らない奴だから」で認識するのと、
その識別は全体ではなく構造の一部で見分けるので、
有害な奴と同じ識別部位を持った無害な奴を感染させる、という形で有害な奴にも対抗する免疫を獲得することができます。
逆に言えば、体に無害でも免疫は反応して排除しにきます。
(オマケで言えば、免疫はホワイトリストとブラックリストの併用です)
ワクチンってのはそういう無害化あるいは弱毒化したウイルスを用いてたりします(それ以外のもあるけども)。
Re: (スコア:0)
免疫が反応する時点で無害とは言えないかと…。
Re: (スコア:0)
生き残った子供が正しい子供
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
------------
惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:温室、無菌室、ぬるま湯育ち (スコア:1)
実際、本来長生きできない抵抗力の弱い個体を隔離と医療で育てられるようになった結果と言えなくもない
Re: (スコア:0)
ああなるほど、喘息になるはずだった個体は死んじゃったというだけの話か。
まさかいくらなんでもその程度のことは統計処理に織り込み済みだよね(震え声)
Re: (スコア:0)
アレルギー発症率だけでなく、生存率まで下がったってオチじゃないよね?