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今回の件は凍土壁とは違いますが難しい所は似ているらしいので、いくつか参考資料以下、凍土壁の資料鹿島による凍結工法の資料http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/130426/130426_02k.pdf [meti.go.jp]
■透水係数0凍土が融けないかぎり完全な遮水機能を維持■長期健全性地震時にクラックが入っても直ちに再固結する■自己修復性を有する凍土は、完成後電源が喪失しても数か月から1年程度は完全融解しないため遮水性は維持
これだけ読むとよさそうに見えるのですが、今回のトレンチの件は東京電力による、トレンチ凍結止水実証実験についてhttp://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131128/131128_01r.pdf [meti.go.jp]
凍結工法は地盤中の間隙水を凍結させる工法であり,水そのものを凍結させた実績がない
と言う事だそうです。また、日経ケンプラッツの記事(要登録)にはhttp://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20140325/656430/ [nikkeibp.co.jp]
課題の一例は、地下水の流れが速過ぎて凍土が閉合しないリスクだ。流れが速いと、いくら地盤を冷やしても地下水が次々に熱を運んでくるので壁を形成できない。 鹿島が実施したモックアップ試験では、1日に10cmの速さだと問題なく凍土の壁を形成できたが、1日に70cmだと壁ができなかった。
地下水の流れがせき止められて、凍土の上流側の地下水位が上昇すると、下流側との水位差が大きくなって流速が増す「ダムアップ現象」が生じる。地形の影響などで、局所的に流速が大きい箇所もある。
とあり、土中に比べて熱の回りの状況が違う上に、予想よりも水の量が多すぎて、凍結しきれなかったと言う事に見えますね。凍土壁のほうは鹿島を中心としたゼネコンの共同事業体がやるようですが、このトレンチ凍結のほうはどこがやったのでしょうか。
水の流れが速ければ凍らないのが原因であるなら、凍土壁の方も地下水脈の流れが予想より速ければ、凍らず漏れるってことか。
と言うかコレ、ここに新たにパイプ通したんだよな?何で水中コンクリ流し込むとかじゃなくて凍らせてるんだろう。割れ目からの漏れ対策なのか??いまひとつ理由がわからんのぅ…
それにしたって流水に接した状態で凍らせるのは大変な気がするが、パイプをN本通せたならもう2倍ぐらい通せただろうと言う気がするし、パイプ密度はどうやって決めたんだろうね。何か根拠があってその算出が甘かったのか?このタイミングでやるなら安全係数を大きく取ってそうなもんだが、放射線量の問題とかそういう方向で制約があったんだろうか。
それとも一部凍らないぐらいは想定していたのかね?
特殊な材料を入れた、簡単に言うと巨大な土嚢をまず突っ込んでおいてその中に凍結菅が通してあり、土嚢と土嚢の隙間を氷らせようと言うコンセプトだったようです。
それで、おそらく土嚢でせき止めたために、隙間を通る水の流速が早くなってしまい、氷らなかったんじゃないかなーと周辺状況からエスパー(邪推とも言う)してみるわけですが
なんつーか、ここら辺の話はすべて後に出てくる鹿島のプレゼンには書かれているわけですよんで、ググって凍結工法扱ってる会社のページを見ても書いてあるわけですよで、海底トンネルの工事みたいなもっと流速が早くて熱量が無限になるような所でも適用された事例があるわけですよ。
ほんと、どうしてこうなったのか分からん。無対策だったのか、対策したが駄目だったのか。後者だった場合、今後いろいろなところで役に立つ事例になりそうなので公開してほしい所なんだが…。
確かにプレゼン資料にも書いてあるねぇ。実験もしてるし。飛び込んでみてみりゃ分かるんだろうが飛び込めないとかそんな感じなんか??どうやって凍ってないのが分かったのか知らんが、どっか壁とかに割れ目などがあってバイパスがあるとかかも・・・?
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
水が多すぎた?土中の凍土壁とは似て非なる実績の無い技術? (スコア:4, 参考になる)
今回の件は凍土壁とは違いますが難しい所は似ているらしいので、いくつか参考資料
以下、凍土壁の資料
鹿島による凍結工法の資料
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/130426/130426_02k.pdf [meti.go.jp]
■透水係数0
凍土が融けないかぎり完全な遮水機能を維持
■長期健全性
地震時にクラックが入っても直ちに再固結する
■自己修復性を有する
凍土は、完成後電源が喪失しても数か月から1年程度は完全融解しないため遮水性は維持
これだけ読むとよさそうに見えるのですが、今回のトレンチの件は
東京電力による、トレンチ凍結止水実証実験について
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131128/131128_01r.pdf [meti.go.jp]
凍結工法は地盤中の間隙水を凍結させる工法であり,水そのものを凍結させた実績がない
と言う事だそうです。
また、日経ケンプラッツの記事(要登録)には
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20140325/656430/ [nikkeibp.co.jp]
課題の一例は、地下水の流れが速過ぎて凍土が閉合しないリスクだ。流れが速いと、いくら地盤を冷やしても地下水が次々に熱を運んでくるので壁を形成できない。 鹿島が実施したモックアップ試験では、1日に10cmの速さだと問題なく凍土の壁を形成できたが、1日に70cmだと壁ができなかった。
地下水の流れがせき止められて、凍土の上流側の地下水位が上昇すると、下流側との水位差が大きくなって流速が増す「ダムアップ現象」が生じる。地形の影響などで、局所的に流速が大きい箇所もある。
とあり、土中に比べて熱の回りの状況が違う上に、予想よりも水の量が多すぎて、凍結しきれなかったと言う事に見えますね。
凍土壁のほうは鹿島を中心としたゼネコンの共同事業体がやるようですが、このトレンチ凍結のほうはどこがやったのでしょうか。
Re: (スコア:0)
水の流れが速ければ凍らないのが原因であるなら、
凍土壁の方も地下水脈の流れが予想より速ければ、
凍らず漏れるってことか。
Re: (スコア:0)
と言うかコレ、ここに新たにパイプ通したんだよな?
何で水中コンクリ流し込むとかじゃなくて凍らせてるんだろう。
割れ目からの漏れ対策なのか??
いまひとつ理由がわからんのぅ…
それにしたって流水に接した状態で凍らせるのは大変な気がするが、
パイプをN本通せたならもう2倍ぐらい通せただろうと言う気がするし、
パイプ密度はどうやって決めたんだろうね。
何か根拠があってその算出が甘かったのか?
このタイミングでやるなら安全係数を大きく取ってそうなもんだが、
放射線量の問題とかそういう方向で制約があったんだろうか。
それとも一部凍らないぐらいは想定していたのかね?
Re: (スコア:0)
特殊な材料を入れた、簡単に言うと巨大な土嚢をまず突っ込んでおいて
その中に凍結菅が通してあり、土嚢と土嚢の隙間を氷らせようと言うコンセプトだったようです。
それで、おそらく土嚢でせき止めたために、隙間を通る水の流速が早くなってしまい、氷らなかったんじゃないかなーと周辺状況からエスパー(邪推とも言う)してみるわけですが
なんつーか、ここら辺の話はすべて後に出てくる鹿島のプレゼンには書かれているわけですよ
んで、ググって凍結工法扱ってる会社のページを見ても書いてあるわけですよ
で、海底トンネルの工事みたいなもっと流速が早くて熱量が無限になるような所でも適用された事例があるわけですよ。
ほんと、どうしてこうなったのか分からん。無対策だったのか、対策したが駄目だったのか。後者だった場合、今後いろいろなところで役に立つ事例になりそうなので公開してほしい所なんだが…。
Re: (スコア:0)
確かにプレゼン資料にも書いてあるねぇ。
実験もしてるし。
飛び込んでみてみりゃ分かるんだろうが飛び込めないとかそんな感じなんか??
どうやって凍ってないのが分かったのか知らんが、どっか壁とかに
割れ目などがあってバイパスがあるとかかも・・・?