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理研・再生科学総合研究センターの笹井副センター長、自殺を図る」記事へのコメント

  • 最後まで無責任 (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward

    死ぬのは、全ての責任を放棄するということに他ならない。
    挫折して死を選んだのだろうが、一番卑怯な選択だ。
    死者に遠慮などせず理研は真相を明らかにし、マスコミも徹底的に追求すべし。

    • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 14時41分 (#2651411)

      私は、笹井氏がこの件に関してとれる「責任」はほとんどないと思うし、解明すべき事実がさほど残っているとも思われない。

      笹井氏は実績的には何の問題もない人で、国内の学者ではまあ一流と言っていいレベル。研究に対しても相応にまじめだったと思うが、人を見る目はなかった。ここからは邪推になるが、この話が長引くと、普段まじめな人がなんで小保方氏にだけ甘かったのか、という話題は避けられないから、おそらく、プライベートな人間関係に相当踏み込んだ話になる。しかし、そんなことを暴き立てるのが社会にとって有益だとは思えない。

      スラドのSTAP細胞のトピックでは、「ハンロンの剃刀」の話題が何度も出てくるが、あれは要するに、「小保方氏の愚かさにおって、全てが説明できる」ってことで、この話を延長すると、笹井氏も愚かだったことになる。つまり、過去の「人を見る目」のようなものまで「愚かさ」の範疇に含めてしまうという問題が出てくる。そもそも、現段階でSTAP細胞はどう考えても無理筋なんだから、現段階に至っても小保方氏やバカンティ氏が頑なにSTAP細胞の非実在性を認めないのは、まさに愚かさでしか説明できない出来事だ。翻って笹井氏は、自分では存在を寸毫信じていないが、そのことを公に議論すると、小保方氏を裏切ったような形になり、彼女を追い詰める方に加担してしまうことになる。

      すると、彼の立場としては、(小保方氏が愚か者だという前提で)バカンティ氏のように愚か者を演じて、世間を裏切りながら小保方氏を擁護するか、小保方氏を裏切って、世間の大勢と科学的な事実に迎合するかしかない。そこへもって、「世間」である我々が、「こっちに従え」という主張をなすのは、ある種の傲慢と言わざるを得ない。

      もう不可解なことは残っていないんだから、小保方氏を信じた過去の自分に殉じても、世間が咎め立てする必要はないんじゃないかな。愚かだと思われるのが嫌だったんでしょ。

      親コメント
      • by fukapon (4131) on 2014年08月06日 2時50分 (#2651910)

        「ガバナンスなっちゃいねぇ」って言われる状況において、副センター長がとれる責任がないってすげぇな。
        何にせよ、彼が責任を果たさず自殺したことは事実だ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        すると、彼の立場としては、(小保方氏が愚か者だという前提で)バカンティ氏のように愚か者を演じて、世間を裏切りながら小保方氏を擁護するか、小保方氏を裏切って、世間の大勢と科学的な事実に迎合するかしかない。そこへもって、「世間」である我々が、「こっちに従え」という主張をなすのは、ある種の傲慢と言わざるを得ない。

        科学者としての良心に従って、あるいは公金で研究している研究者の義務として、真実を明らかにしろというのが傲慢?
        どこの世界の住人ですか。

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