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RFIDなんかだと、無線給電で無線通信というのはごく当たり前な技術ですよね。FelicaなどのNFCは13MHzで通信し通信距離数cmオーダーですが900MHzや2.4GHzの電波を使って数mのオーダーで通信するものもあります [mitsubishielectric.co.jp]
WiFiからの電源供給も、エナジーハーベスティングとしては定番で、WiFi電波のエネルギーで駆動し、ZigBee(125kbps)で通信するセンサネットワーク用モジュール [tocos-wireless.com]なんてのもあります。
つまり、「無線LANの電波から電力を取り出すことで、電源を内蔵したり、有線で電力の供給を受けることなしに作動するデバイス」自体は何も目新しいところがありません。
今回の発表の一番のキモは、通信もWiFiでやってる、というところでしょう。それが出来れば親機側のインフラコストが大幅に軽減できます。ただ、論文を読んだところでは、デバイスとの通信にはWiFiの電波を使ってますけど、プロトコルとしてはWiFiに従ったものではないようです。
アップリンク(無線給電デバイスの発信方法): 送信側(独自回路)はデータの0/1で送信電波のチャネルを切り替える。受信側(一般的WiFi機器)はWiFiの機能として「チャネルの信号強度」を調べることでデバイスからの信号を判別
ダウンリンク(無線給電デバイスの受信方法): 送信側(一般的WiFi機器)はデータの0/1でパケット送信の有無を切り替える(1の時に電波発信、0の時は無送信で、パケット内容は無意味)。受信側(独自回路)は振幅変調として復調。
ということで、親端末側はWiFiの機能だけを使って、独自プロトコルの通信を行う、というなかなか目鱗な実装です。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
通信方法がちょっと面白い (スコア:5, 参考になる)
RFIDなんかだと、無線給電で無線通信というのはごく当たり前な技術ですよね。
FelicaなどのNFCは13MHzで通信し通信距離数cmオーダーですが900MHzや2.4GHzの電波を使って数mのオーダーで通信するものもあります [mitsubishielectric.co.jp]
WiFiからの電源供給も、エナジーハーベスティングとしては定番で、WiFi電波のエネルギーで駆動し、ZigBee(125kbps)で通信するセンサネットワーク用モジュール [tocos-wireless.com]なんてのもあります。
つまり、「無線LANの電波から電力を取り出すことで、電源を内蔵したり、有線で電力の供給を受けることなしに作動するデバイス」自体は何も目新しいところがありません。
今回の発表の一番のキモは、通信もWiFiでやってる、というところでしょう。それが出来れば親機側のインフラコストが大幅に軽減できます。
ただ、論文を読んだところでは、デバイスとの通信にはWiFiの電波を使ってますけど、プロトコルとしてはWiFiに従ったものではないようです。
アップリンク(無線給電デバイスの発信方法): 送信側(独自回路)はデータの0/1で送信電波のチャネルを切り替える。受信側(一般的WiFi機器)はWiFiの機能として「チャネルの信号強度」を調べることでデバイスからの信号を判別
ダウンリンク(無線給電デバイスの受信方法): 送信側(一般的WiFi機器)はデータの0/1でパケット送信の有無を切り替える(1の時に電波発信、0の時は無送信で、パケット内容は無意味)。受信側(独自回路)は振幅変調として復調。
ということで、親端末側はWiFiの機能だけを使って、独自プロトコルの通信を行う、というなかなか目鱗な実装です。