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最初に触ったのは MSX2に積まれていた V9938 (MSX-VIDEO)ビデオメモリは僅か128KBで,GPUではなく VDP(video display processor)と呼ばれていましたhttp://ja.wikipedia.org/wiki/V9938 [wikipedia.org]
機能的には 8×8 pixel または16×16 pixel のスプライト(=2D画像)を8枚ぐらいしか表示できませんでしたがバンク切り替え,走査線割り込みを使ったラスタスキャンなどのハードウェア制御からブレゼンハムのアルゴリズムなどのグラフィックス処理まで,毎日夜遅くまで色々試していましたhttp://en.wikipedia.org/wiki/Bresenham's_line_algorithm [wikipedia.org]
最初にいわゆるGPU的なものに触ったのは 3D labsのPermediaで,今は GeForce / Quadro を使ってプログラムを書いていますが振り返ると,V9938が一番単純でハードウェア・レベルで動作が理解できました
勉強という意味では,V9938を最初に触れて良かったなと思っています
MSXは下手にBIOSが充実してたから、VDPを真面目に直叩きしようって思わなかった、というかまずはBASICを勉強するのに英和辞典を片手に必死だった小学生にはそこまで到達できなかったよ。アセンブラに手を出したのも中学生になってからだし。
ただ、なによりもその当時から今に至るまで残っている問題として絵心、グラフィックを扱うセンスが致命的に無いのでなかなか手が出せなかった。でもVDPというものの概念と必要性を理解していたお陰で今のGPUの役目もスッと理解できて助かってる。
VDP直叩きまでいかなくても、VRAM書き換えはBASICでも基本スキルだったMSX-FANの読者投稿でも、とりあえずフォントデータを書き換えて「太字化」するのはデフォだったし、「疑似SCREEN1.5モード」という多色摺りモードにするために、VDPレジスタ書き換えたり。
DEFUSR=&H7e:A=USR(0)
みなさん凄い
MSXは下手にBIOSが充実してたから、
初期化とVRAMやレジスタの読み書き以外大したもんなかったよ。
8bit機全盛の時代は「制約があるから工夫する」を地で行ってましたね。V9938はゲーム向きではあまりなかったですが、それでも様々な工夫でゲームが作られていて感動した覚えがあります。全方向スムーズスクロール(しかもMSX1のVDP TMS9918で)のテセウス、V9938で滑らかな横スクロールを実現したサイコワールド、256色モードで自然画表現したディスクステーションなどなど。後期にはtRですが最大512色発色モードでそれを超える発色を実現した幻影都市、プリンセスメーカーなども感動しました。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
V9938 (スコア:2)
最初に触ったのは MSX2に積まれていた V9938 (MSX-VIDEO)
ビデオメモリは僅か128KBで,GPUではなく VDP(video display processor)と呼ばれていました
http://ja.wikipedia.org/wiki/V9938 [wikipedia.org]
機能的には 8×8 pixel または16×16 pixel のスプライト(=2D画像)を8枚ぐらいしか表示できませんでしたが
バンク切り替え,走査線割り込みを使ったラスタスキャンなどのハードウェア制御から
ブレゼンハムのアルゴリズムなどのグラフィックス処理まで,毎日夜遅くまで色々試していました
http://en.wikipedia.org/wiki/Bresenham's_line_algorithm [wikipedia.org]
最初にいわゆるGPU的なものに触ったのは 3D labsのPermediaで,今は GeForce / Quadro を使ってプログラムを書いていますが
振り返ると,V9938が一番単純でハードウェア・レベルで動作が理解できました
勉強という意味では,V9938を最初に触れて良かったなと思っています
Re: (スコア:0)
MSXは下手にBIOSが充実してたから、VDPを真面目に直叩きしようって思わなかった、というか
まずはBASICを勉強するのに英和辞典を片手に必死だった小学生にはそこまで到達できなかったよ。
アセンブラに手を出したのも中学生になってからだし。
ただ、なによりもその当時から今に至るまで残っている問題として
絵心、グラフィックを扱うセンスが致命的に無いのでなかなか手が出せなかった。
でもVDPというものの概念と必要性を理解していたお陰で今のGPUの役目もスッと理解できて助かってる。
Re: (スコア:0)
VDP直叩きまでいかなくても、VRAM書き換えはBASICでも基本スキルだった
MSX-FANの読者投稿でも、とりあえずフォントデータを書き換えて「太字化」するのはデフォだったし、「疑似SCREEN1.5モード」という多色摺りモードにするために、VDPレジスタ書き換えたり。
Re: (スコア:0)
DEFUSR=&H7e:A=USR(0)
Re: (スコア:0)
みなさん凄い
Re: (スコア:0)
MSXは下手にBIOSが充実してたから、
初期化とVRAMやレジスタの読み書き以外大したもんなかったよ。
Re: (スコア:0)
8bit機全盛の時代は「制約があるから工夫する」を地で行ってましたね。
V9938はゲーム向きではあまりなかったですが、それでも様々な工夫でゲームが作られていて
感動した覚えがあります。
全方向スムーズスクロール(しかもMSX1のVDP TMS9918で)のテセウス、V9938で滑らかな横スクロールを実現したサイコワールド、
256色モードで自然画表現したディスクステーションなどなど。
後期にはtRですが最大512色発色モードでそれを超える発色を実現した幻影都市、プリンセスメーカーなども
感動しました。