アカウント名:
パスワード:
これ、フィクションなら何の問題もない話だよね。
ラピュタの光はソドムとゴモラを破壊した。インドではラーマヤナの火と呼ばれている。
ただ問題は、現代だろうが古代だろうが、そういうフィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在していることで、それはキリスト教だろうが道教だろうが変わらない。そういう神秘主義には、常に理性的な視点で対処していかなければいけない。
そういう意味での反宗教だった仏教(バラモン教、バラモン階級の優越、ヴェーダ的輪廻転生の意義を否定)が、竜樹の大乗仏教(バラモン教的な神々の存在を認める。帝釈天や梵天はOK)で骨抜きにされた後、ヒンドゥー教はインド亜大陸における仏教の完全排除に成功しているわけだから、ヴェーダ系宗教はこの方面で抜群の実績を持っている。
まあ、それもこれも、宗教書としてのヴェーダが優秀すぎるんだろうけれど。つまり、中二病を煮詰めたみたいな内容をでっちあげているから、基本的にヴェーダやその二次創作の内容で世の中のほぼ全ての事象が説明できるし、「だから言ったとおりだろ、ほら、ここに書いてある」ってすぐ言えてしまう。しかも、ヴェーダ自体の古さは確かだ。だから、ヴェーダ的な解釈を似非科学っていうのは簡単だけど、この戦いで完勝するのは無理なんじゃないかな。
個人的にはナザレのヨシュアがヴィシュヌのアヴァタールっていう展開になってくれれば面白いと思うんだけど。
この全文を読んでゲームとアニメの映像しか思い浮かばなかった。単語自体は普通に知ってるはずなのに…
お寺とかに行って「オン シュラ ソワカ」とか書かれていたら第一期OP(何の?)が脳裏に流れてきちゃうんですよね分かります。
第二期の作画崩壊がひどかったアニメですね。
#あれでインド神話の名前だけは詳しくなったのでAC
私もそう記憶しています。まあ、インドラの矢がでてくるのはマハーバーラタなんですけどね。
フィクションの力こそ人類の夢だから。
>ただ問題は、現代だろうが古代だろうが、そういうフィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在していることで、それはキリスト教だろうが道教だろうが変わらない。そういう神秘主義には、常に理性的な視点で対処していかなければいけない。
正論! 合理的!しかし現在の日本で天皇神話に対して、同じことを言える人がどれだけいるか?歴史修正主義もまったく同じ。
日本人で、天皇神話を史実だと思っている人は圧倒的に少数派だと思ってたんだけど、俺の認識は間違ってる?もし、天皇神話を史実だと思っている人が多かったら、日本はかなりまずい状況だと思う。進化論を否定する人が多いアメリカのことをばかできない。
さすがにがちがちの右翼の中でも、天皇神話を史実だと思ってる人はごく一部だと思うんだけど。
今のところ少数なんでしょうね。そこまでは正しいですよ。ですけどボルシェビキ(多数派)よりも偏向した主張を掲げたメンシェビキ(少数派)が権力の座に就いた歴史、みたいなこともあるので現在少数だということだけを拠り所にするわけにもいくまい。
そのボルシェビキとメンシェビキって歴史用語としてのそれではなくロシア語の単語ですよね?
史実だとは思いますよ。
人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源や存在理由を語る説話(略)
という部分 [wikipedia.org]に限っては。
世界中の神話には、いわゆる創造論にとどまらない様々な「現実に基づいたであろう神話」があります。貴種流離譚や洪水神話、双子神話や死と再生の神…これらは太古の、およそ表現に乏しい時代における歴史を著述するための1つの手段なんです。その観点で言えば国譲りなんて服属神話の一類型ですしフィンブルヴェトからのラグナロクだって冬の厳しい寒さや食料不足からくる民族の破局的闘争とも取れ、ヒンドゥー教にしても生→世→死のプロセスを人間の営みに、カーストを立地や環境に例えただけの話になります。
ここで大事なのは「創世神話」だけは環境の説明ではなく権威の付与のために作られた神話であるという点です。とりもなおさず人類誕生、より正確を期せば人類が正気を持ち始めた頃から生きていた伝承はない以上、創世神話は自己と土地や部族や正統性とを結びつけるための権威として制定されているからです。キリスト教とて初期の洪水神話といった通常の神話とローマユダヤ教徒との闘争に敗れての刑死以後では明らかに毛色が違います。また自己を偉く見せるための歴史的著述部分について信用ならないのは他国の史書や態度を見ても明らかですね。
だから天皇神話(とやら)のみならず、件の記事の「○○は~~によって作られた」というのは明確な創世神話、誤謬です。「世界最初の飛行機の発明者は古代ヒンドゥー教の賢人Maharishi Bharadwajによって作られた」と「人間は(神|宇宙人|スパゲティ・モンスター|キュウべえ)によって作られた」が論理フロー的に同じなのは理解できますね?その点でこのAnand J. Bodas氏の発言は数千年前に誰かが無知な民衆を騙して権力を得ようとうそぶいた創世神話と同じ程度のパワーしか持ちません。
道端の石ころにも神が宿ると考えている日本人が天皇神話を史実だと思ってるならヤバいね。
それはあくまで考え方(そこにあるものに対する捉え方・心構え)であって、実際に神(KAMI)というものが実在していると考えている日本人なんて極少数でしょう。
神が宿ると考えれば物を作るにしても手を抜けないし、物を粗末に扱うのも躊躇する。初詣だって、心機一転とか心構え的な意味合いだし。
実在するにしても、自然にあるものを神になぞらえているだけだし。
横山三国志を史実だと思っている人ならいるかも…
バベルの塔は宇宙人が作った。
もうめんどくさいからあなたもわたしも神ということで
# プラトンみたく、概念は「実在」するかどうかという話になるとちょっとややこしい
>日本人で、天皇神話を史実だと思っている人は圧倒的に少数派だと思ってたんだけど、俺の認識は間違ってる?
第二次大戦時に、米軍が捕虜にした日本兵に「いいか。ニンゲンってのは、サルから進化したんだぞ?」って教え諭したら「そんなもん知っとるわ」って返されて、「え、こいつら日本の建国神話信じてるんじゃないの?」って唖然としたという逸話がありましたな。
ヴィマナ(飛行機)のくだりとか見ると、「これって古代インドの中二病同人誌じゃね」という結論に至ったまあ神話というのは概ねそういう傾向があるけど、特にこれはメカヲタの極地というか・・・
コーヒークリームはスジャータマーガリンはやっぱり……
「ラーマ」というと、わたしゃやっぱクラークの「宇宙のランデヴー」かなぁ
というかそもそも、「天体の命名に欧州の神話ネタは使い果たしたのでインドの神話からとってきた」って設定だったっけ#マーガリンのほうの由来は知らん(笑)
「ラーマ」というと「奥様インタビュー」。
>フィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在している
「江戸しぐさ」とかですか。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
ラピュタ (スコア:0)
これ、フィクションなら何の問題もない話だよね。
ただ問題は、現代だろうが古代だろうが、そういうフィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在していることで、それはキリスト教だろうが道教だろうが変わらない。そういう神秘主義には、常に理性的な視点で対処していかなければいけない。
そういう意味での反宗教だった仏教(バラモン教、バラモン階級の優越、ヴェーダ的輪廻転生の意義を否定)が、竜樹の大乗仏教(バラモン教的な神々の存在を認める。帝釈天や梵天はOK)で骨抜きにされた後、ヒンドゥー教はインド亜大陸における仏教の完全排除に成功しているわけだから、ヴェーダ系宗教はこの方面で抜群の実績を持っている。
まあ、それもこれも、宗教書としてのヴェーダが優秀すぎるんだろうけれど。つまり、中二病を煮詰めたみたいな内容をでっちあげているから、基本的にヴェーダやその二次創作の内容で世の中のほぼ全ての事象が説明できるし、「だから言ったとおりだろ、ほら、ここに書いてある」ってすぐ言えてしまう。しかも、ヴェーダ自体の古さは確かだ。だから、ヴェーダ的な解釈を似非科学っていうのは簡単だけど、この戦いで完勝するのは無理なんじゃないかな。
個人的にはナザレのヨシュアがヴィシュヌのアヴァタールっていう展開になってくれれば面白いと思うんだけど。
Re:ラピュタ (スコア:2)
この全文を読んでゲームとアニメの映像しか思い浮かばなかった。
単語自体は普通に知ってるはずなのに…
Re: (スコア:0)
お寺とかに行って「オン シュラ ソワカ」とか書かれていたら
第一期OP(何の?)が脳裏に流れてきちゃうんですよね分かります。
Re: (スコア:0)
第二期の作画崩壊がひどかったアニメですね。
#あれでインド神話の名前だけは詳しくなったのでAC
Re:ラピュタ (スコア:1)
だったと記憶している。
Re: (スコア:0)
私もそう記憶しています。
まあ、インドラの矢がでてくるのはマハーバーラタなんですけどね。
何度でも蘇るさ (スコア:0)
フィクションの力こそ人類の夢だから。
Re: (スコア:0)
>ただ問題は、現代だろうが古代だろうが、そういうフィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在していることで、それはキリスト教だろうが道教だろうが変わらない。そういう神秘主義には、常に理性的な視点で対処していかなければいけない。
正論! 合理的!
しかし現在の日本で天皇神話に対して、同じことを言える人がどれだけいるか?
歴史修正主義もまったく同じ。
Re: (スコア:0)
日本人で、天皇神話を史実だと思っている人は圧倒的に少数派だと思ってたんだけど、俺の認識は間違ってる?
もし、天皇神話を史実だと思っている人が多かったら、日本はかなりまずい状況だと思う。
進化論を否定する人が多いアメリカのことをばかできない。
さすがにがちがちの右翼の中でも、天皇神話を史実だと思ってる人はごく一部だと思うんだけど。
Re:ラピュタ (スコア:2)
今のところ少数なんでしょうね。そこまでは正しいですよ。
ですけどボルシェビキ(多数派)よりも偏向した主張を掲げたメンシェビキ(少数派)が権力の座に就いた歴史、みたいなこともあるので現在少数だということだけを拠り所にするわけにもいくまい。
Re: (スコア:0)
そのボルシェビキとメンシェビキって歴史用語としてのそれではなくロシア語の単語ですよね?
ラピュタに実体あり、ラピュタ人に実体なし (スコア:1)
史実だとは思いますよ。
人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源や存在理由を語る説話(略)
という部分 [wikipedia.org]に限っては。
世界中の神話には、いわゆる創造論にとどまらない様々な「現実に基づいたであろう神話」があります。
貴種流離譚や洪水神話、双子神話や死と再生の神…これらは太古の、およそ表現に乏しい時代における歴史を著述するための1つの手段なんです。
その観点で言えば国譲りなんて服属神話の一類型ですしフィンブルヴェトからのラグナロクだって冬の厳しい寒さや食料不足からくる民族の破局的闘争とも取れ、
ヒンドゥー教にしても生→世→死のプロセスを人間の営みに、カーストを立地や環境に例えただけの話になります。
ここで大事なのは「創世神話」だけは環境の説明ではなく権威の付与のために作られた神話であるという点です。
とりもなおさず人類誕生、より正確を期せば人類が正気を持ち始めた頃から生きていた伝承はない以上、創世神話は自己と土地や部族や正統性とを結びつけるための権威として制定されているからです。
キリスト教とて初期の洪水神話といった通常の神話とローマユダヤ教徒との闘争に敗れての刑死以後では明らかに毛色が違います。
また自己を偉く見せるための歴史的著述部分について信用ならないのは他国の史書や態度を見ても明らかですね。
だから天皇神話(とやら)のみならず、件の記事の「○○は~~によって作られた」というのは明確な創世神話、誤謬です。
「世界最初の飛行機の発明者は古代ヒンドゥー教の賢人Maharishi Bharadwajによって作られた」と
「人間は(神|宇宙人|スパゲティ・モンスター|キュウべえ)によって作られた」が論理フロー的に同じなのは理解できますね?
その点でこのAnand J. Bodas氏の発言は数千年前に誰かが無知な民衆を騙して権力を得ようとうそぶいた創世神話と同じ程度のパワーしか持ちません。
Re: (スコア:0)
道端の石ころにも神が宿ると考えている日本人が天皇神話を史実だと思ってるならヤバいね。
それはあくまで考え方(そこにあるものに対する捉え方・心構え)であって、
実際に神(KAMI)というものが実在していると考えている日本人なんて極少数でしょう。
神が宿ると考えれば物を作るにしても手を抜けないし、物を粗末に扱うのも躊躇する。
初詣だって、心機一転とか心構え的な意味合いだし。
実在するにしても、自然にあるものを神になぞらえているだけだし。
Re:ラピュタ (スコア:1)
横山三国志を史実だと思っている人ならいるかも…
Re: (スコア:0)
バベルの塔は宇宙人が作った。
Re: (スコア:0)
もうめんどくさいからあなたもわたしも神ということで
# プラトンみたく、概念は「実在」するかどうかという話になるとちょっとややこしい
Re: (スコア:0)
>日本人で、天皇神話を史実だと思っている人は圧倒的に少数派だと思ってたんだけど、俺の認識は間違ってる?
第二次大戦時に、米軍が捕虜にした日本兵に「いいか。ニンゲンってのは、サルから進化したんだぞ?」って教え諭したら
「そんなもん知っとるわ」って返されて、「え、こいつら日本の建国神話信じてるんじゃないの?」って
唖然としたという逸話がありましたな。
ラーマーヤナとは (スコア:0)
ヴィマナ(飛行機)のくだりとか見ると、
「これって古代インドの中二病同人誌じゃね」
という結論に至った
まあ神話というのは概ねそういう傾向があるけど、特にこれはメカヲタの極地というか・・・
Re: (スコア:0)
コーヒークリームはスジャータ
マーガリンはやっぱり……
Re: (スコア:0)
「ラーマ」というと、わたしゃやっぱクラークの「宇宙のランデヴー」かなぁ
というかそもそも、「天体の命名に欧州の神話ネタは使い果たしたのでインドの神話からとってきた」って設定だったっけ
#マーガリンのほうの由来は知らん(笑)
Re: (スコア:0)
「ラーマ」というと「奥様インタビュー」。
Re: (スコア:0)
>フィクションに基づいた迷信を作り出そうとしている人たちが常に一定数存在している
「江戸しぐさ」とかですか。