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とにかく北陸新幹線は政治とJR各社の思惑がからみ合って面倒なことになってるからなあ。特にJR西的には面白くないことが多い。変電施設を輸送需要に見合ったレベルにすると圧倒的に電力が不足するってことだろ。「ああ、空気運んでても電気使うんだ!」とか言ってとぼけてそうだな。省エネ技術が進歩してるのに編成出力がE2が9,600KWなのにE7は12,000KWもあるからな。原因は明白。これで座席ガラガラじゃやってられない。
鉄オタから二言。1. 編成両数違うんだから単純比較するのはおかしいね。
2. 編成出力なんて比較してもしょうがない。詳しくは「迷列車で行こう 電流計編」を参考に。
補足しとこう。
そこまで極端な勾配(坂道)を走ることはない、E2系のJ編成(主に東北新幹線・上越新幹線で使用)が、300kWの主電動機を32基搭載して9600kW。32基の内訳は10両編成のうち8両がモーター車で、それぞれに4基ずつ積んでる。
対してE7・W7系(同一仕様)は300kWの主電動機を40基搭載して1200kW。これは12両編成中、10両がモーター車、それぞれに主電動機を4基積んでいる、というE2系と同じ構成。北陸新幹線は、他の新幹線区間にはない「30‰の勾配」があるので(一般的な新幹線規格では20‰が上限)、それに対応して出力を確保する必要が出ている。具体的には10両のモーター車(2両1ユニット×5組)のうち2ユニットが死んだ状態でも、30‰の坂道から加速ができるようになっている。前述のE2系J編成にはそんな性能は要求されないので、編成の中でのモーター車の割合があちらの方が少なくて済むのは、E7・W7系に無駄な装備をさせているわけではない、ということ。要は冗長性の向上だよね。
ちなみにE7・W7系で使用している主電動機そのものは、E2系のMT205より効率の良いMT207に交換されているので、主電動機1台で得られる走行性能は上がっている。そういう意味ではツリーの一番上のコメしてる人は知らないようだけど、効率は上がっている。ただ「従来と同じ性能を従来より低い電力消費で実現した」のではなく、「従来より高い性能を従来と同じ電力消費で実現した」だけ。(電力から運動エネルギーへの変換効率は、MT205が平均84%前後、MT207が86%前後らしい)
で、空気輸送になるかというと、そうとも考えられない。少なくとも北陸新幹線の金沢開業前の段階で、長野行の新幹線は割と混雑していた。繁忙期であれば満席は普通だったし、閑散期でも「それなりに」は座席が埋まっていた程度には。(乗車直前だと窓側の席がとれない、とかは普通だった)8両編成だったE2系N編成(従来の長野新幹線の車両)と比べて、長さでは4両増えてはいるが、実質グランクラスなんて座席数ベースでは「あって無いようなもの」なので、増加した座席数は3両分、従来の4割増し程度。これを長野より先(富山・金沢)に充てると考えれば、決して過剰な座席数ではないと思うのだが。# 少なくとも閑散期の上越新幹線よりは遙かにマシな筈:p
出力が大きいのは山岳地帯を走るからですよね
ガラガラでも乗客からは運賃が取れる、満員電車に乗り損ねた人から運賃が取れない。本数減らしても固定費は掛かる。それなりに需要がある路線は、大体一日の利用客数から儲けがでて待ち時間で客を逃さない程度の本数を走らせている。
そうですね。北陸新幹線の延伸区間は需要が先細りしていく「末端」なので、そこで見た目に混んでるほどの乗客があるとすれば、東京口では満員で乗れなくなってしまいます。JR西は山陽新幹線でも東海道直通の〈のぞみ〉は一部を除いて「ガラガラ」ですよ。それが、駅に行けばとりあえず乗れるってことで客を呼ぶ条件になってるんです。
飛行機みたいに『平均で』6~7割乗せないと成り立たないって方が、運行業者にとって厳しいんですけどねぇ。
新幹線は運賃がねえ。1週間くらい前に取れば小松-羽田便が1万円前後でとれるし、石川県能美市以西だとそっちのほうが便利かも。
アントニオ猪木のほうじゃね?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA_(%E3%81%8A%E7... [wikipedia.org]
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
わざとだろ! (スコア:-1)
とにかく北陸新幹線は政治とJR各社の思惑がからみ合って面倒なことになってるからなあ。
特にJR西的には面白くないことが多い。
変電施設を輸送需要に見合ったレベルにすると圧倒的に電力が不足するってことだろ。
「ああ、空気運んでても電気使うんだ!」
とか言ってとぼけてそうだな。
省エネ技術が進歩してるのに編成出力がE2が9,600KWなのにE7は12,000KWもあるからな。
原因は明白。
これで座席ガラガラじゃやってられない。
Re:わざとだろ! (スコア:1)
鉄オタから二言。
1. 編成両数違うんだから単純比較するのはおかしいね。
2. 編成出力なんて比較してもしょうがない。詳しくは「迷列車で行こう 電流計編」を参考に。
Re:わざとだろ! (スコア:4, 興味深い)
補足しとこう。
そこまで極端な勾配(坂道)を走ることはない、E2系のJ編成(主に東北新幹線・上越新幹線で使用)が、300kWの主電動機を32基搭載して9600kW。
32基の内訳は10両編成のうち8両がモーター車で、それぞれに4基ずつ積んでる。
対してE7・W7系(同一仕様)は300kWの主電動機を40基搭載して1200kW。
これは12両編成中、10両がモーター車、それぞれに主電動機を4基積んでいる、というE2系と同じ構成。
北陸新幹線は、他の新幹線区間にはない「30‰の勾配」があるので(一般的な新幹線規格では20‰が上限)、それに対応して出力を確保する必要が出ている。具体的には10両のモーター車(2両1ユニット×5組)のうち2ユニットが死んだ状態でも、30‰の坂道から加速ができるようになっている。前述のE2系J編成にはそんな性能は要求されないので、編成の中でのモーター車の割合があちらの方が少なくて済むのは、E7・W7系に無駄な装備をさせているわけではない、ということ。要は冗長性の向上だよね。
ちなみにE7・W7系で使用している主電動機そのものは、E2系のMT205より効率の良いMT207に交換されているので、主電動機1台で得られる走行性能は上がっている。
そういう意味ではツリーの一番上のコメしてる人は知らないようだけど、効率は上がっている。ただ「従来と同じ性能を従来より低い電力消費で実現した」のではなく、「従来より高い性能を従来と同じ電力消費で実現した」だけ。(電力から運動エネルギーへの変換効率は、MT205が平均84%前後、MT207が86%前後らしい)
で、空気輸送になるかというと、そうとも考えられない。
少なくとも北陸新幹線の金沢開業前の段階で、長野行の新幹線は割と混雑していた。繁忙期であれば満席は普通だったし、閑散期でも「それなりに」は座席が埋まっていた程度には。(乗車直前だと窓側の席がとれない、とかは普通だった)
8両編成だったE2系N編成(従来の長野新幹線の車両)と比べて、長さでは4両増えてはいるが、実質グランクラスなんて座席数ベースでは「あって無いようなもの」なので、増加した座席数は3両分、従来の4割増し程度。これを長野より先(富山・金沢)に充てると考えれば、決して過剰な座席数ではないと思うのだが。
# 少なくとも閑散期の上越新幹線よりは遙かにマシな筈:p
Re: (スコア:0)
出力が大きいのは山岳地帯を走るからですよね
Re: (スコア:0)
ガラガラでも乗客からは運賃が取れる、満員電車に乗り損ねた人から運賃が取れない。本数減らしても固定費は掛かる。
それなりに需要がある路線は、大体一日の利用客数から儲けがでて待ち時間で客を逃さない程度の本数を走らせている。
Re:わざとだろ! (スコア:1)
そうですね。北陸新幹線の延伸区間は需要が先細りしていく「末端」なので、
そこで見た目に混んでるほどの乗客があるとすれば、東京口では満員で乗れなくなってしまいます。
JR西は山陽新幹線でも東海道直通の〈のぞみ〉は一部を除いて「ガラガラ」ですよ。
それが、駅に行けばとりあえず乗れるってことで客を呼ぶ条件になってるんです。
飛行機みたいに『平均で』6~7割乗せないと成り立たないって方が、運行業者にとって厳しいんですけどねぇ。
Re: (スコア:0)
新幹線は運賃がねえ。
1週間くらい前に取れば小松-羽田便が1万円前後でとれるし、石川県能美市以西だとそっちのほうが便利かも。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
アントニオ猪木のほうじゃね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA_(%E3%81%8A%E7... [wikipedia.org]