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本文中にそれに合致する或いはそれを導出させる記述が見当たらないのだが。…とタレコミ時点から思っていた。
脳内フィルターを加速させると「旧来の軍事観は、単純に数学的に表すと「軍量×質=軍事力」だった。そのため質が低かった過去は数で押すべきであり、その猖獗の末に核武装を含めた軍拡は拡大の一途をたどった。だが、近代の軍事改革は精密機器やコンピュータを多用しコストが増大したため見かけ上の軍量を減らし少数精鋭にならざるを得なかった(専門用語で「軍縮」)。」
「ところが現代に至り、少数精鋭が極まりすぎて自動化が亢進され、組織として維持するために必要な軍量すら賄えなくなった。先ほどの数式に従えば軍量が1を割り始めてきた。そこで必要な軍事力を賄うために「数の脅威」よりも「質の脅威」を優先した結果、質を高めた兵器による"互殺の和""死の恐怖"がもたらされ、その結果として核兵器の回収は新たな形の軍拡となるのである。」
「おそらく、その末にあるものは、猿の惑星におけるコバルト爆弾ではなかろうか。たとえ人員の質が0.000001(サル)だったとしても、質が1兆(ボタン1つでコンピュータが敵やら分布やらを計算して発射するコバルト爆弾)であれば均衡した軍事力は保たれる。しかし、質がサル並でも脅威となりうるというのは、例えば生物兵器では重要な条件であるし、奪われた際のリスクも問題になる。その結果民衆や他国人には操作できないようにシステムは複雑化され、それはさらなる近代化をもたらす。結果、軍事力の近代化は何がどうあっても民衆が望むような軍縮にならないし、「人を殺せる量」を変化させることはないのである。それでなくとも低強度紛争は今やそれを通り越しつつあり、宗教的対立が近代的暴力をふるう根拠になりつつある。我々はダモクレスの剣の下に集わなければならない。」
こうじゃないのかなって。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
「核兵器の近代化は軍縮を後退させる?」とは此れ如何に? (スコア:0)
本文中にそれに合致する或いはそれを導出させる記述が見当たらないのだが。
…とタレコミ時点から思っていた。
Re:「核兵器の近代化は軍縮を後退させる?」とは此れ如何に? (スコア:2)
脳内フィルターを加速させると
「旧来の軍事観は、単純に数学的に表すと「軍量×質=軍事力」だった。そのため質が低かった過去は数で押すべきであり、
その猖獗の末に核武装を含めた軍拡は拡大の一途をたどった。だが、近代の軍事改革は精密機器やコンピュータを多用しコストが増大したため
見かけ上の軍量を減らし少数精鋭にならざるを得なかった(専門用語で「軍縮」)。」
「ところが現代に至り、少数精鋭が極まりすぎて自動化が亢進され、組織として維持するために必要な軍量すら賄えなくなった。
先ほどの数式に従えば軍量が1を割り始めてきた。そこで必要な軍事力を賄うために「数の脅威」よりも「質の脅威」を優先した結果、
質を高めた兵器による"互殺の和""死の恐怖"がもたらされ、その結果として核兵器の回収は新たな形の軍拡となるのである。」
「おそらく、その末にあるものは、猿の惑星におけるコバルト爆弾ではなかろうか。
たとえ人員の質が0.000001(サル)だったとしても、質が1兆(ボタン1つでコンピュータが敵やら分布やらを計算して発射するコバルト爆弾)であれば均衡した軍事力は保たれる。
しかし、質がサル並でも脅威となりうるというのは、例えば生物兵器では重要な条件であるし、奪われた際のリスクも問題になる。
その結果民衆や他国人には操作できないようにシステムは複雑化され、それはさらなる近代化をもたらす。
結果、軍事力の近代化は何がどうあっても民衆が望むような軍縮にならないし、「人を殺せる量」を変化させることはないのである。
それでなくとも低強度紛争は今やそれを通り越しつつあり、宗教的対立が近代的暴力をふるう根拠になりつつある。我々はダモクレスの剣の下に集わなければならない。」
こうじゃないのかなって。