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自分が歳をとっただけなんだろうか。それともチェックが甘いだけ?好みとしては、ホーガン、バクスター、イーガンあたりのばりばりハードSFが好きなんだが。もはや「ハードSF」という言葉自体が死語な気もする。
なんか面白い作品があったら紹介してください。
小川一水なんか面白いですよ。最近、不思議な方向に行ってる気配があるけど。
「老ヴォールの惑星」を読んだときは「おおっ」と思って要注目作家かと思ったけど、その後他の作品をいくつか読んでみて「ああ、この人の通常運行はラノベなんだ」と分かってチェックリストからはずした。
それを言ったら,読むものがなくなるぞw
今時のノベルなんてなんて大体ラノベですよ。
それはあなたがラノベしか読んでないからそう感じるだけです。
ラノベを(あまり|まったく)読まない人には分からないかもしれないが、ラノベの影響は相当広い範囲に波及してる。文体、登場人物の設定、描写……あらゆるところでプンプン匂ってる。表紙がそれっぽくなってるだけじゃないよ。
すばるとか、いわゆる純文学系雑誌にもラノベ作家が進出しているご時世、ラノベ的想像力が横溢している?(笑)まあそのへん日本が最先端っぽくて他所から入って来づらいのかもしれんから相対的な位置がわかりにくいのかもしれんし少なくともギブスンがかっこよかったのと同じ道のりでバチカルピがかっこいいとは言いがたい
元コメでいうと、今日日のハードSFはインナースペースの比重が大きくなったんじゃないですかねそれこそイーガンとか、テッド・チャンとか宇宙ものはかつてSFマガジンがいい短編を載せてたものですが、パフの個人的な傑作はグラント・キャリン「カーハート頁岩」でやっぱりちょっと地味かもパフあるいは未読でしたら中村融編「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」(訳の中村氏アンソロ、ハヤカワSF文庫)、はどうですか
「ラノベの影響は相当広い範囲に波及してる」と「今時のノベルなんてなんて大体ラノベ」との間には、ずいぶん大きな開きがある。
>文体、登場人物の設定、描写……あらゆるところでプンプン匂ってる。
それはやっぱり「そっちの方面しか見ていない」からだと思うんだが。たまにはマンガ専門店じゃなく、普通の書店に出かけてみて、文学の棚に行き、ラノベとそうじゃない本の量を見比べて見なさいな。
あなたの言うこともわからないではないしかしたとえば村上春樹が現代文学に多大な影響をもたらしたことは事実であり、彼こそがラノベの元祖だという主張も強固であるそしてあなたが思うよりはずっと、伝統的な私小説とラノベ(村上)は近い
個人的には,ラノベかどうかっていうのは「挿絵に頼ってるかどうか」ですかねえ。どれだけラノベっぽくても表紙以外は文章勝負,ってやつは,ラノベじゃないと思うし。ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。
宮部みゆきの「ここはボツコニアン」と「ブレイブストーリー」の書き分けが基本かしら?(もっとも,宮部さんみたいな「お告げ系作家」はネタが降りてこればなんでも書けるのでしょうけども)
おもしろけりゃ何でもいいんだよ,というのはOKかしらん。
ラノベかどうかは、「キャラクター優先」」かどうか、で判断してますね、私は。更に「テンプレ・おやくそく」があれば間違いない。
だから、従来の文学ジャンルからの正統的な継承者だったりしても、ラノベの一種に分類できちゃうことはあります。※ラノベって「ジャンル名」ではなく一種のタグなので、純文学でラノベ、という分類は矛盾しないと思ってます。
ハードSFの定義の一つに、「科学法則優先」かどうか、という識別法がありますが、それと似たような感じですねぇ。
だから、ハードSFでラノベ、ってのももちろんあるし、本格ミステリでラノベ、ってのもありですね。特にミステリはラノベ化しやすいジャンルかも。
>特にミステリはラノベ化しやすいジャンルかも。
最近,日本のミステリは,ファンタジーブームですからねえ。森川智喜の三途川理シリーズとか,米澤穂信の折れた竜骨とか。特に,折れた竜骨なんて,ミステリとしては相当デキがよいですからねえ。剣と魔法の世界だけどw
ラノベよくない!とかいう人もいるけども,今のラノベって,そこそこ文章量があって,昔のスレイヤーズみたく下半分がメモ帳,ってやつはほとん見ない。まあ,自分がそういうのを選択してないだけ,なのかも知れないけど。
>ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。
立方体な。特定一名しか思いつかんけど。ラノベと一般文芸の書き分けが比較的はっきりしていると思うのは、桜庭一樹かなあ。冲方丁は文体あんまりかわらないし、有川浩はラノベレーベルじゃないけど文体は全部ラノベみたいだし。
ところで、メディアワークス文庫ってラノベなんですかね。
>昔のスレイヤーズみたく下半分がメモ帳,ってやつはほとん見ない。スレイヤーズってそんなに余白多かったでしたっけ?下半分がメモ帳といえばあかほりさとるだと思います。
「下半分がメモ帳」とか「下半分が真っ白」って言われ出した最初は夢枕獏だったような。キマイラシリーズあたりで言われ出して、今でも陰陽師シリーズなんて完全に下半分白いし。
ファンタジーだからライトノベルってのは違うと思うけど、このミスで取り上げる作品がライトノベルっぽいことは多いかも。読者層がわりとかぶってる気がする。
米澤穂信はスニーカー文庫出身だし、創元で書いてるのも内容的には大差ない。折れた竜骨はハヤカワFTっぽいファンタジーで、むしろ氏の作品の中ではライトノベルから遠い方。ライトノベルっぽさ(というか金田一少年みたいな漫画っぽさ?)ではインシテミルなんかの方が上だよね。
神坂一はライトノベル……というか当時の富士見でも突き抜けてる方だったような。あの頃は固めの文体だったり、ページ内の文字数多めのが結構あったから。
余白が多いというイメージは薄いけど、擬音を四倍角で多用するから字数が少ないってイメージはあるなぁ。
あれはなんだろ、ハルキ文庫とも通じるようなティーン向けエンタメレーベルって位置づけ?かつてのジュブナイル小説とかの領分が今のライトノベルの枠から弾き出された感じなのを拾い上げたような。昔の角川はスニーカー文庫とかであんな雰囲気の作品群も抱えてたような気がする。
そういえば、ラノベ系から出ていたけど、作者が直木賞を取ったら絶版になって別文庫からイラストを変えて再販ってミステリ(扱い)がありましたね。
個人的には好きな作家さんなので評価されるのは嬉しいのですが、ラノベ系では品位が下がると判断されたんだと思ってます。
#尻の穴小さいよねw
メディアワークス文庫で「ビブリア古書堂」シリーズだとそんな感じでしょうか。激戦区の電撃文庫というレーベルで毛色の異なる作品も発刊するより別レーベルのブランドの方が有利とかいろいろあるんでしょう。
未分化で毛色の違うものも同じ文庫ブランドで出版されているのはいつの日でもあること。
なんらかの契機でエロチックなアポリネールとかサドほかの小説を角川文庫から切り離して系列会社富士見書房で富士見ロマン文庫で発刊、みたいに。(角川)スニーカー文庫だって元は角川文庫枠から分離させたもの。だからスニーカー文庫巻末には「角川文庫発刊に際して」by角川源義経が1頁。ただしこれはないものもある。たとえば『涼宮ハルヒの消失』。若年読者向け作品がもっといけそうだと思ったらスニーカーを出してみたんでしょう。
逆にたとえば星海社が創刊以来いろいろごたまぜな感じ?
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない [ndl.go.jp]』のことかな?富士見ミステリー文庫レーベルが終焉してしまったので富士見書房内でサポートできなくなったんでしょうね。
発売開始時期だけしか売れないといっても過言でないライトノベル作品なのにいつまでたっても店から補充のスリップが送られてくる謎作品ということで物好きの間ではそこそこ話題になっていたし、富士見書房から単行本化されたとき著者本人もあとがきのネタにしていた。…というか、いつまでたっても出版社を変えても出続けているというのは作品にとってはしあわせなことなんじゃないかとわたしは思うのです。品位云々は違うでしょう。発表周期は落ちてますが『GOSICK -ゴシック-』も場所を変えながら出し続けているし。こっちのシリーズは富士見書房から角川文庫に移ってさらに角川ビーンズ文庫に引っ越しているから尻の穴説にはあたらないとおもう。
GOSICKとか半分の月がのぼる空とか氷菓とかはレーベルが変わっただけでラノベではなくなったということでいいですか?
『半分の月がのぼる空』の伊勢方言版をどっち扱いするかという評価を保留しますが、そのことを除けばラノベでなくなったということではないと思います。ライトノベルにありがちなイラストがついていないだけでライトノベルではないと判断する向きの人はそう思っていればいいのだと思いますが個人的にはそう考えません。
とはいえそれもつばさ文庫から出版されている『キノの旅』『涼宮ハルヒの憂鬱』をどうカテゴライズすればいいのかよくわからないので識者の意見求む。
まあ,ビーンズのほうでも,挿絵の付いた正式なGOSICKは富士見ミステリーからの移籍分だけだけどねー。イラストレーターが遅筆で無理?とか。
なろう小説のほとんどは(挿絵がないので)ラノベではないけど、書籍化されたら(挿絵がつくので)ラノベになるということですか?
あくまでも「商業的には」って話で。ソレこそ聖書に萌えるイラストを付けて,それらしい文章にすればラノベのできあがりだ。もっとも,読み手にはラノベって区分はほとんど関係無いと思う。ラノベをキモオタ小説とさげすむならば,純文学には,精神的にヤバイ者からエログロだっていろいろあるだろ,みたいな。底の浅さ深さはイラストのありなしはあまり関係ないだろうし。
最近はどうかしらないけど,そもそも書き手も「ラノベを書こう」とおもって書くのかしら。「むっちゃ面白い小説書いてやるぜ」とは思うだろうけどさ。
小川一水のラノベはSF宣教活動じゃないのアレ?
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:0)
自分が歳をとっただけなんだろうか。それともチェックが甘いだけ?
好みとしては、ホーガン、バクスター、イーガンあたりのばりばりハードSFが好きなんだが。
もはや「ハードSF」という言葉自体が死語な気もする。
なんか面白い作品があったら紹介してください。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:0)
小川一水なんか面白いですよ。
最近、不思議な方向に行ってる気配があるけど。
Re: (スコア:0)
「老ヴォールの惑星」を読んだときは「おおっ」と思って要注目作家かと思ったけど、
その後他の作品をいくつか読んでみて「ああ、この人の通常運行はラノベなんだ」
と分かってチェックリストからはずした。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:3)
それを言ったら,読むものがなくなるぞw
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2, すばらしい洞察)
今時のノベルなんてなんて大体ラノベですよ。
Re: (スコア:0)
それはあなたがラノベしか読んでないからそう感じるだけです。
Re: (スコア:0)
ラノベを(あまり|まったく)読まない人には分からないかもしれないが、ラノベの影響は相当広い範囲に波及してる。
文体、登場人物の設定、描写……あらゆるところでプンプン匂ってる。
表紙がそれっぽくなってるだけじゃないよ。
Re: (スコア:0)
すばるとか、いわゆる純文学系雑誌にもラノベ作家が進出しているご時世、ラノベ的想像力が横溢している?(笑)
まあそのへん日本が最先端っぽくて他所から入って来づらいのかもしれんから相対的な位置がわかりにくいのかもしれんし
少なくともギブスンがかっこよかったのと同じ道のりでバチカルピがかっこいいとは言いがたい
元コメでいうと、今日日のハードSFはインナースペースの比重が大きくなったんじゃないですかね
それこそイーガンとか、テッド・チャンとか
宇宙ものはかつてSFマガジンがいい短編を載せてたものですが、パフの個人的な傑作はグラント・キャリン「カーハート頁岩」でやっぱりちょっと地味かもパフ
あるいは未読でしたら中村融編「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」(訳の中村氏アンソロ、ハヤカワSF文庫)、はどうですか
Re: (スコア:0)
「ラノベの影響は相当広い範囲に波及してる」と「今時のノベルなんてなんて大体ラノベ」との間には、ずいぶん大きな開きがある。
>文体、登場人物の設定、描写……あらゆるところでプンプン匂ってる。
それはやっぱり「そっちの方面しか見ていない」からだと思うんだが。
たまにはマンガ専門店じゃなく、普通の書店に出かけてみて、文学の棚に行き、ラノベとそうじゃない本の量を見比べて見なさいな。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
あなたの言うこともわからないではない
しかしたとえば村上春樹が現代文学に多大な影響をもたらしたことは事実であり、彼こそがラノベの元祖だという主張も強固である
そしてあなたが思うよりはずっと、伝統的な私小説とラノベ(村上)は近い
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2)
個人的には,ラノベかどうかっていうのは「挿絵に頼ってるかどうか」ですかねえ。
どれだけラノベっぽくても表紙以外は文章勝負,ってやつは,ラノベじゃないと思うし。
ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。
宮部みゆきの「ここはボツコニアン」と「ブレイブストーリー」の書き分けが基本かしら?
(もっとも,宮部さんみたいな「お告げ系作家」はネタが降りてこればなんでも書けるのでしょうけども)
おもしろけりゃ何でもいいんだよ,というのはOKかしらん。
Re: (スコア:0)
ラノベかどうかは、「キャラクター優先」」かどうか、で判断してますね、私は。
更に「テンプレ・おやくそく」があれば間違いない。
だから、従来の文学ジャンルからの正統的な継承者だったりしても、ラノベの一種に分類できちゃうことはあります。
※ラノベって「ジャンル名」ではなく一種のタグなので、純文学でラノベ、という分類は矛盾しないと思ってます。
ハードSFの定義の一つに、「科学法則優先」かどうか、という識別法がありますが、それと似たような感じですねぇ。
だから、ハードSFでラノベ、ってのももちろんあるし、本格ミステリでラノベ、ってのもありですね。
特にミステリはラノベ化しやすいジャンルかも。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2)
>特にミステリはラノベ化しやすいジャンルかも。
最近,日本のミステリは,ファンタジーブームですからねえ。
森川智喜の三途川理シリーズとか,米澤穂信の折れた竜骨とか。
特に,折れた竜骨なんて,ミステリとしては相当デキがよいですからねえ。
剣と魔法の世界だけどw
ラノベよくない!とかいう人もいるけども,今のラノベって,そこそこ文章量があって,
昔のスレイヤーズみたく下半分がメモ帳,ってやつはほとん見ない。
まあ,自分がそういうのを選択してないだけ,なのかも知れないけど。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
>ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。
立方体な。特定一名しか思いつかんけど。
ラノベと一般文芸の書き分けが比較的はっきりしていると思うのは、桜庭一樹かなあ。
冲方丁は文体あんまりかわらないし、有川浩はラノベレーベルじゃないけど文体は全部ラノベみたいだし。
ところで、メディアワークス文庫ってラノベなんですかね。
Re: (スコア:0)
>昔のスレイヤーズみたく下半分がメモ帳,ってやつはほとん見ない。
スレイヤーズってそんなに余白多かったでしたっけ?
下半分がメモ帳といえばあかほりさとるだと思います。
Re: (スコア:0)
「下半分がメモ帳」とか「下半分が真っ白」って言われ出した最初は夢枕獏だったような。
キマイラシリーズあたりで言われ出して、今でも陰陽師シリーズなんて完全に下半分白いし。
Re: (スコア:0)
ファンタジーだからライトノベルってのは違うと思うけど、このミスで取り上げる作品がライトノベルっぽいことは多いかも。
読者層がわりとかぶってる気がする。
米澤穂信はスニーカー文庫出身だし、創元で書いてるのも内容的には大差ない。
折れた竜骨はハヤカワFTっぽいファンタジーで、むしろ氏の作品の中ではライトノベルから遠い方。
ライトノベルっぽさ(というか金田一少年みたいな漫画っぽさ?)ではインシテミルなんかの方が上だよね。
神坂一はライトノベル……というか当時の富士見でも突き抜けてる方だったような。
あの頃は固めの文体だったり、ページ内の文字数多めのが結構あったから。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
余白が多いというイメージは薄いけど、擬音を四倍角で多用するから字数が少ないってイメージはあるなぁ。
Re: (スコア:0)
あれはなんだろ、ハルキ文庫とも通じるようなティーン向けエンタメレーベルって位置づけ?
かつてのジュブナイル小説とかの領分が今のライトノベルの枠から弾き出された感じなのを拾い上げたような。
昔の角川はスニーカー文庫とかであんな雰囲気の作品群も抱えてたような気がする。
Re: (スコア:0)
そういえば、ラノベ系から出ていたけど、作者が直木賞を取ったら絶版になって別文庫からイラストを変えて再販ってミステリ(扱い)がありましたね。
個人的には好きな作家さんなので評価されるのは嬉しいのですが、ラノベ系では品位が下がると判断されたんだと思ってます。
#尻の穴小さいよねw
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
メディアワークス文庫で「ビブリア古書堂」シリーズだとそんな感じでしょうか。
激戦区の電撃文庫というレーベルで毛色の異なる作品も発刊するより
別レーベルのブランドの方が有利とかいろいろあるんでしょう。
未分化で毛色の違うものも同じ文庫ブランドで出版されているのはいつの日でもあること。
なんらかの契機でエロチックなアポリネールとかサドほかの小説を角川文庫から
切り離して系列会社富士見書房で富士見ロマン文庫で発刊、みたいに。
(角川)スニーカー文庫だって元は角川文庫枠から分離させたもの。
だからスニーカー文庫巻末には「角川文庫発刊に際して」by角川源義経が1頁。
ただしこれはないものもある。たとえば『涼宮ハルヒの消失』。
若年読者向け作品がもっといけそうだと思ったらスニーカーを出してみたんでしょう。
逆にたとえば星海社が創刊以来いろいろごたまぜな感じ?
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない [ndl.go.jp]』のことかな?
富士見ミステリー文庫レーベルが終焉してしまったので富士見書房内でサポートできなくなったんでしょうね。
発売開始時期だけしか売れないといっても過言でないライトノベル作品なのにいつまでたっても店から補充のスリップが送られてくる謎作品ということで物好きの間ではそこそこ話題になっていたし、富士見書房から単行本化されたとき著者本人もあとがきのネタにしていた。
…というか、いつまでたっても出版社を変えても出続けているというのは作品にとってはしあわせなことなんじゃないかとわたしは思うのです。
品位云々は違うでしょう。発表周期は落ちてますが『GOSICK -ゴシック-』も場所を変えながら出し続けているし。
こっちのシリーズは富士見書房から角川文庫に移ってさらに角川ビーンズ文庫に引っ越しているから尻の穴説にはあたらないとおもう。
Re: (スコア:0)
GOSICKとか半分の月がのぼる空とか氷菓とかはレーベルが変わっただけでラノベではなくなったということでいいですか?
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:1)
『半分の月がのぼる空』の伊勢方言版をどっち扱いするかという評価を保留しますが、
そのことを除けばラノベでなくなったということではないと思います。
ライトノベルにありがちなイラストがついていないだけでライトノベルではないと判断する向きの人はそう思っていればいいのだと思いますが個人的にはそう考えません。
とはいえそれもつばさ文庫から出版されている『キノの旅』『涼宮ハルヒの憂鬱』をどうカテゴライズすればいいのかよくわからないので識者の意見求む。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2)
まあ,ビーンズのほうでも,挿絵の付いた正式なGOSICKは
富士見ミステリーからの移籍分だけだけどねー。
イラストレーターが遅筆で無理?とか。
Re: (スコア:0)
なろう小説のほとんどは(挿絵がないので)ラノベではないけど、書籍化されたら(挿絵がつくので)ラノベになるということですか?
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2)
あくまでも「商業的には」って話で。
ソレこそ聖書に萌えるイラストを付けて,それらしい文章にすればラノベのできあがりだ。
もっとも,読み手にはラノベって区分はほとんど関係無いと思う。
ラノベをキモオタ小説とさげすむならば,
純文学には,精神的にヤバイ者からエログロだって
いろいろあるだろ,みたいな。
底の浅さ深さはイラストのありなしはあまり関係ないだろうし。
最近はどうかしらないけど,
そもそも書き手も「ラノベを書こう」とおもって書くのかしら。
「むっちゃ面白い小説書いてやるぜ」とは思うだろうけどさ。
Re:最近面白いSFが出てこなくなったと思うのは (スコア:2)
小川一水のラノベはSF宣教活動じゃないのアレ?