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原子力、再生可能エネルギーはともに、需要に応じて発電量を調整しにくいという弱点がある。水力をもっともっと大規模にできればいいんだろうけど、立地の問題があるからそういうわけにはいかない……というかすでに限界だろうし、仮に原子力発電所が再開できたとしても結局需要調整向けの火力発電はどうしても必要になる。ましてや風力や太陽光みたいな不安定な発電所の規模を広げようとするならなおさら。
そのあたりを考慮すると、CO2問題を政治的な手段でどうにか解決して石炭火力を主力にする、というのが現状もっともましな選択肢なのではないかという気がする。
#まあ、CO2以外にも問題が出るかもしれませんが。例えば放射性物質が排ガスから出るとかね……
> 需要に応じて発電量を調整しにくいという弱点がある。
逆に考えるんだ。発電量に応じて需要を調整する。エアコンや電気自動車の充電を、ネット経由で制御することで可能。
東電とソフトバンクの提携も、それを踏まえてのことなのは言うまでもありません。
というのを今考えた。
2030年の電源として使える技術となると、既存のものを使わざるを得ないですから、発電量の調整用火力は必須でしょう。火力も原子力も負荷追従運転するとプラントに負荷がかかる上に、コストも増しますから負荷追従をさせたくないです。
現在は電力料金はほぼ一定ですが、需要の変化に伴う発電量・発電コストの変化は上に述べたように確実に存在します。将来的には、それに従って電気代を変動させれば経済原理が働いて少しは平準化するはずだ、とは良く言われていますね。スマートグリッドが促進されている側面としてはこうした事情があります。実際、経産省主導でHEMSの社会実験も始まったところですし。参考:iエネ コンソーシアム [ienecons.jp]
WORLD END ECONOMiCA [dengeki.com] の世界みたいに、電力の売買が完全に商品市場化されれば、それに近い感じになっていくかもね。
需要を調整するのであれば、電気が余っていたら電気を安く使えるとかって方法も使えそうですね。電気が余っていたら、各家庭で安価な電気を使ってモバイルバッテリーその他を充電しておくとか、工夫の余地もありそうですし。
去年までアメリカのワシントンDCに住んでいましたが、既にそのようなサービス(?)が導入されています。電力需給が逼迫すると電力会社が無線で信号を出して勝手にエアコンを止めてしまう、その代わりサービス加入者には電力基本使用料を値引きする、というもので、住んでいたアパートが私の意思とは無関係に勝手に加入してしまいました。夏の暑いときに限ってエアコンが作動せず、よく喫茶店に逃げ込んで涼んでいました。PEPCOのenergy wise program といって、大変評判の悪いものでした。日本の電力会社がこういうことしないでくれると良いんですが・・・
調整がしにくいといったって、それは一日のうちで最大/最少が倍ぐらい違うことに対応できないというだけで、季節変動のような大きな変動にはちゃんと対応できてるじゃないですか。
火力で云々より、夏・冬の日中エアコンによる電力消費が大きいのですから、エコアイスみたいな夜間電力を活用するシステムを開発・普及させたほうがいいですよ。
再生可能エネルギーが増加した場合の話でしょ地熱除けば不安定電源もいいところなので
水力の場合水を勢いよく流すと下流で洪水になったり水不足で困ったりするのです。あまり自由にならないのです。
水力は揚水発電でピークカットに使うのが一番かと。
夜間揚水のために発電しなきゃならんので結局マイナスですな…。
原発なら余ってる電力の有効活用で済むんだろうけど、火力だと燃料使って発電するから発電コストは変わらない…。
再生可能エネルギーのうち、メタンガスは発電量を調整しやすいです。原料は先進国では入手に困りませんし。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
やはり本命は石炭か…… (スコア:2)
原子力、再生可能エネルギーはともに、需要に応じて発電量を調整しにくいという弱点がある。
水力をもっともっと大規模にできればいいんだろうけど、立地の問題があるからそういうわけにはいかない……というかすでに限界だろうし、仮に原子力発電所が再開できたとしても結局需要調整向けの火力発電はどうしても必要になる。
ましてや風力や太陽光みたいな不安定な発電所の規模を広げようとするならなおさら。
そのあたりを考慮すると、CO2問題を政治的な手段でどうにか解決して石炭火力を主力にする、というのが現状もっともましな選択肢なのではないかという気がする。
#まあ、CO2以外にも問題が出るかもしれませんが。例えば放射性物質が排ガスから出るとかね……
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
> 需要に応じて発電量を調整しにくいという弱点がある。
逆に考えるんだ。発電量に応じて需要を調整する。
エアコンや電気自動車の充電を、ネット経由で制御することで可能。
東電とソフトバンクの提携も、それを踏まえてのことなのは言うまでもありません。
というのを今考えた。
Re:やはり本命は石炭か…… (スコア:1)
2030年の電源として使える技術となると、既存のものを使わざるを得ないですから、発電量の調整用火力は必須でしょう。
火力も原子力も負荷追従運転するとプラントに負荷がかかる上に、コストも増しますから負荷追従をさせたくないです。
現在は電力料金はほぼ一定ですが、需要の変化に伴う発電量・発電コストの変化は上に述べたように確実に存在します。
将来的には、それに従って電気代を変動させれば経済原理が働いて少しは平準化するはずだ、とは良く言われていますね。
スマートグリッドが促進されている側面としてはこうした事情があります。
実際、経産省主導でHEMSの社会実験も始まったところですし。
参考:iエネ コンソーシアム [ienecons.jp]
Re: (スコア:0)
WORLD END ECONOMiCA [dengeki.com] の世界みたいに、電力の売買が完全に商品市場化されれば、それに近い感じになっていくかもね。
Re: (スコア:0)
需要を調整するのであれば、電気が余っていたら電気を安く使えるとかって方法も使えそうですね。
電気が余っていたら、各家庭で安価な電気を使ってモバイルバッテリーその他を充電しておくとか、工夫の余地もありそうですし。
Re: (スコア:0)
去年までアメリカのワシントンDCに住んでいましたが、既にそのようなサービス(?)が導入されています。
電力需給が逼迫すると電力会社が無線で信号を出して勝手にエアコンを止めてしまう、その代わりサービス加入者には電力基本使用料を値引きする、というもので、住んでいたアパートが私の意思とは無関係に勝手に加入してしまいました。
夏の暑いときに限ってエアコンが作動せず、よく喫茶店に逃げ込んで涼んでいました。
PEPCOのenergy wise program といって、大変評判の悪いものでした。
日本の電力会社がこういうことしないでくれると良いんですが・・・
Re: (スコア:0)
調整がしにくいといったって、それは一日のうちで最大/最少が倍ぐらい違うことに対応できないというだけで、
季節変動のような大きな変動にはちゃんと対応できてるじゃないですか。
火力で云々より、夏・冬の日中エアコンによる電力消費が大きいのですから、
エコアイスみたいな夜間電力を活用するシステムを開発・普及させたほうがいいですよ。
Re: (スコア:0)
再生可能エネルギーが増加した場合の話でしょ
地熱除けば不安定電源もいいところなので
Re: (スコア:0)
水力の場合水を勢いよく流すと下流で洪水になったり水不足で困ったりするのです。
あまり自由にならないのです。
Re: (スコア:0)
水力は揚水発電でピークカットに使うのが一番かと。
Re: (スコア:0)
夜間揚水のために発電しなきゃならんので結局マイナスですな…。
原発なら余ってる電力の有効活用で済むんだろうけど、
火力だと燃料使って発電するから発電コストは変わらない…。
Re: (スコア:0)
再生可能エネルギーのうち、メタンガスは発電量を調整しやすいです。
原料は先進国では入手に困りませんし。