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これって、実は「スマートフォンの本当の本体代金」というのはずっと高価なんだけど、正直に設定してしまうと高すぎて誰も見向きもされなくなるから、ある程度の額を通信料金に転嫁して本体価格を抑えている、という事なんじゃないかな。つまり、公式な本体代金を全て支払い、且つ6ヶ月分の通信料金を支払って、そこで初めて「本当の本体代金」を支払い終えた、という形になっているのかも。そうでなければ、本体代金を一括払いした人も6ヶ月契約必須な理由が説明出来ないよね。
その通りです、普通の家電製品と同じような売り方だと、今時の大抵の端末は、十万円をかなり超えるような価格になるでしょう。
端末本体価格を抑えて通信費を高額に設定しておくと、端末を買い換えないユーザーからも金を取れますし、安いと思わせて必要以上の頻度で新しい(本当は高価格な)端末を購入させるというのが、日本の携帯市場でした。だから日本の端末メーカーは本当の価格で勝負する海外では相手にされず、そして逆に海外勢が日本に進出して来ると太刀打ちできなくなってしまいました。
日本の多くのユーザーは、高機能な端末と高速大容量の通信を手に入れていますが、じつは分割払いという名の借金と、ほとんど選択の余地の無い高額の通信料金のおかげです。そして高い金を払って得た環境で、暇潰しレベルのゲームや不要不急のSNSに浸ってさらに時間と労力を失っています。
今の日本の携帯電話の売り方は、意志の弱い人にサラ金で金を借りさせてからパチンコに送り込んでいるようなものです。
携帯だけで身の破滅に至らなくても分不相応な出費を続ければ、他の趣味や娯楽や本当の意味の自己への投資が困難になってしまいます。そして多くの人がその状況に無自覚です。
何とか亡国論とか、何とか脳とか、そういう批判がもっと出てもよさそうに思います。
>だから日本の端末メーカーは本当の価格で勝負する海外では相手にされず、そして逆に海外勢が日本に進出して来ると太刀打ちできなくなってしまいました。
よくある誤解ですが。国内メーカーのビジネスがうまくいかないのは、別にGalaxyがバカ売れしているわけでも、HTCやHuaweiやアフターサポートのない中華激安端末に駆逐されたわけでもなく、ぶっちゃけiPhoneがキャリア間でバナナの叩き売り合戦になってインセンティヴが集中してしまっているからですよね。(言い換えると、キャリア(=ショップ)がiPhone以外の端末を積極的に売ってくれなくな
国内ではiPhoneが一人勝ちで、海外では極少数のメーカーを除いて土俵にも上がれないのが日本勢ですね。Samsung や HTC、Huawei などは日本でぱっとしなくても日本以外で売れているから事業を存続できる。
> キャリアの端末販売を禁止して回線契約と別会計になる様にする
そうすべきだと思います。黎明期ならいざ知らず今なら分離しても最低限の通信の品質は保てるでしょう。でもキャリアは猛反対するでしょうし、端末の買い替え頻度が下がりますから、端末メーカーも乗ってこないでしょう。強行すれば、小米ばっかりになったりして。
キャリアが端末を販売できなくなると、新サービス開始時にそのサービスに対応した端末を用意できない、ということに繋がるんですが。たとえば、最近であればVoLTEとか、キャリアアグリケーションとか、対応した端末でないと使用できないサービスを開始したいときにどうすれば良いのでしょうか?対応した端末が発売されるのを待つ? 誰が開始してもいないサービスに対応した端末を出そうと思いますか。結局何らかのかたちでキャリアが端末販売にタッチしなければいけない状況というのが存在するんですよ。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
6ヶ月契約必須の理由って… (スコア:0)
これって、実は「スマートフォンの本当の本体代金」というのはずっと高価なんだけど、
正直に設定してしまうと高すぎて誰も見向きもされなくなるから、
ある程度の額を通信料金に転嫁して本体価格を抑えている、という事なんじゃないかな。
つまり、公式な本体代金を全て支払い、且つ6ヶ月分の通信料金を支払って、
そこで初めて「本当の本体代金」を支払い終えた、という形になっているのかも。
そうでなければ、本体代金を一括払いした人も6ヶ月契約必須な理由が説明出来ないよね。
Re:6ヶ月契約必須の理由って… (スコア:0)
その通りです、普通の家電製品と同じような売り方だと、今時の大抵の端末は、十万円をかなり超えるような価格になるでしょう。
端末本体価格を抑えて通信費を高額に設定しておくと、端末を買い換えないユーザーからも金を取れますし、安いと思わせて必要以上の頻度で新しい(本当は高価格な)端末を購入させるというのが、日本の携帯市場でした。だから日本の端末メーカーは本当の価格で勝負する海外では相手にされず、そして逆に海外勢が日本に進出して来ると太刀打ちできなくなってしまいました。
日本の多くのユーザーは、高機能な端末と高速大容量の通信を手に入れていますが、じつは分割払いという名の借金と、ほとんど選択の余地の無い高額の通信料金のおかげです。
そして高い金を払って得た環境で、暇潰しレベルのゲームや不要不急のSNSに浸ってさらに時間と労力を失っています。
今の日本の携帯電話の売り方は、意志の弱い人にサラ金で金を借りさせてからパチンコに送り込んでいるようなものです。
携帯だけで身の破滅に至らなくても分不相応な出費を続ければ、他の趣味や娯楽や本当の意味の自己への投資が困難になってしまいます。そして多くの人がその状況に無自覚です。
何とか亡国論とか、何とか脳とか、そういう批判がもっと出てもよさそうに思います。
Re: (スコア:0)
>だから日本の端末メーカーは本当の価格で勝負する海外では相手にされず、そして逆に海外勢が日本に進出して来ると太刀打ちできなくなってしまいました。
よくある誤解ですが。
国内メーカーのビジネスがうまくいかないのは、別にGalaxyがバカ売れしているわけでも、HTCやHuaweiやアフターサポートのない中華激安端末に駆逐されたわけでもなく、ぶっちゃけiPhoneがキャリア間でバナナの叩き売り合戦になってインセンティヴが集中してしまっているからですよね。
(言い換えると、キャリア(=ショップ)がiPhone以外の端末を積極的に売ってくれなくな
Re: (スコア:0)
国内ではiPhoneが一人勝ちで、海外では極少数のメーカーを除いて土俵にも上がれないのが日本勢ですね。
Samsung や HTC、Huawei などは日本でぱっとしなくても日本以外で売れているから事業を存続できる。
> キャリアの端末販売を禁止して回線契約と別会計になる様にする
そうすべきだと思います。黎明期ならいざ知らず今なら分離しても最低限の通信の品質は保てるでしょう。
でもキャリアは猛反対するでしょうし、端末の買い替え頻度が下がりますから、端末メーカーも乗ってこないでしょう。
強行すれば、小米ばっかりになったりして。
Re: (スコア:0)
キャリアが端末を販売できなくなると、新サービス開始時にそのサービスに対応した端末を用意できない、ということに繋がるんですが。
たとえば、最近であればVoLTEとか、キャリアアグリケーションとか、対応した端末でないと使用できないサービスを開始したいときにどうすれば良いのでしょうか?
対応した端末が発売されるのを待つ? 誰が開始してもいないサービスに対応した端末を出そうと思いますか。
結局何らかのかたちでキャリアが端末販売にタッチしなければいけない状況というのが存在するんですよ。