アカウント名:
パスワード:
「合わせて買いたい」の罠
ハヤカワも一緒ですよね。表紙で釣るのはやめて欲しい。
以前からの表紙カバーでも『ゲイルズバーグの春を愛す [amazon.co.jp]』(ハヤカワFT26)みたいな路線も現役なのだから個人の受け取り方の程度問題という気もします。// 驚いたことに版元品切増刷未定ではなく現役だった。// ついでに『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 [amazon.co.jp]』(創元SF文庫)を勧められた。
表紙で釣るのは「ノースウェスト・スミス」シリーズや「太陽の女王号」シリーズからの伝統なので. 「エルリック・サーガ」シリーズに至っては, 日本版の表紙が本家で使われるぐらいですし.
# 「ジェイムスン教授」シリーズの藤子・F・不二雄はちょっと目には分からないけど
すでにMMD用のデータさえもあるジェイムスン教授は、そうそう変化しないだろう、と思っている。ときにジェイムスン教授シリーズは電子化まだ?http://srad.jp/comments.pl?sid=575411&cid=2206225 [srad.jp]
「エルリック・サーガ」シリーズは、ハヤカワが使わなくなっちゃいましたね。
早川で内容と乖離してるカバー絵っていうとシーフォートかなぁ。いまでいう BL 系(当時なんといったか?)しかしあの絵であれはあれで特定層向けに売れるきっかけになったという実績もあるらしい
※ なにもう 15年位前なの?
>(当時なんといったか?)
もしかして: 「スラッシュ」
あと耽美とか言ってませんでしたっけね?いま調べるとちょっと意味ずれてるかなぁ、な感じなので違うかもしれません。
※ 当時 BL って言葉があっただろうか、とする方が良かったか
耽美は中島梓が(彼女よりも先にこう言い出した人いましたっけ?)使い始めた時期以降ということなんでしょうけど、それを転がしてお耽美というのは「花とゆめ」誌などで見かけた。やおいと耽美どっちが先なのかはよく知らない。
もっとも翻訳の出た1996年末の時期だとBLという言い方が第一候補でないまでも狭い世界限定であれば確立されていたと思う。
初めて耽美という言葉を聞いたのは 1984 年か翌年くらい、やおいも同じころ、同じ人たちから聞きました。 私は 1984 年の夏ごろに日本へ帰国したので、その前は存じませんが、参考に…
> やおいと耽美どっちが先なのかはよく知らない。
ふむー。こないだ死亡フラグの起源調べてた人たちにあたりなら調べてくれるかも?(積極的に知りたいわけではございません)
※ ってあれ? ここでも扱ってたのか。
> 狭い世界限定であれば確立されていたと思う。
私がそれを認識したのは 1999年みたいですが(その年末に出た本を買っている)先端なはずないので、発生時期はそんなモノですかね。シーフォートのカバー絵と BL という言葉が繋がったかはもう記憶が曖昧
学校でも習ったと思いますが、文学のジャンルとしての「耽美」は、中島梓以前からありました。中島自身も森茉莉に言及してますし。
なるほど。耽美前史がつながりましたね。(日本文学史副読本の一行紹介記述を無視すれば)学校の授業では省略でしたが、耽美といえば森茉莉よりも少し年長の日夏耿之介の方が印象が強い(あくまで印象)。
もとより、中島梓の耽美は日夏耿之介や森茉莉のそれと少し違う。そういう差異というものは個性の強い文学者たちの常。
中島は、萩尾望都『ポーの一族』、竹宮恵子『風と木の詩』を挙げていたと思います。どちらも1970年代の少女漫画ですね。BLって言葉は当然無かったでしょうけど、耽美とは言われてたんじゃないかなあ。その辺り、中島梓は評論家サイドのペンネームなので、そう言った評論を書いてるんですが、残念ながら、今は手元に資料がありません。
スラッシュでもやおいでもBLでもなければ稲垣足穂の随筆集の題名の一部でもある「少年愛」だろうか。
谷崎潤一郎とかだよな。耽美派。
言葉遊びになってしってもうしわけないけど、谷崎潤一郎は耽美というより淫靡という印象。
// 『春琴抄』はピュアだからそこんところが好きだけど。
早川の表紙詐欺というと「コラプシウム」を思い出すなぁ。表紙にでかでかと描いてあるキャラクターが主要キャラじゃなくて単なる脇役だったという。
逆にラノベ風表紙だけど書いてある内容そのものは作者の注文(「女の子。銃を持ってる。なるべくデカい銃を」だそうな)をしっかり満たしていたクリス・ロングナイフには笑ったけど。
ロングナイフさんは作者が日本モノの影響受けてるんではなかろーか。講談社が出していたらきっとカバーに女の子がいなくて苦情を言うレベル。今回の話と逆になりそう。
ここで宣伝ですシリーズ6巻6/24 [hayakawa-online.co.jp]
※ あと似た話題で、アニメ放映中なのでアニメ絵カバーの新装版と見せかけて実は文庫本体と同じ高さの帯をつけているだけ(元のカバーもそのままついている)というのもあるんだけど、日本国内の話なのでやめとこう
氷菓ですね。あれはラノベレーベルから(ふつうの)角川文庫へ引っ越した後のアニメ化だったから「お里が知れる」というやつでは。
ハヤカワで「表紙が変わった」ネタというと、ロケットガールとか?富士見ファンタジア文庫,ロケットガール全1巻: http://www.amazon.co.jp/dp/4829126183/ [amazon.co.jp] 富士見ファンタジア文庫、ロケットガール(1)「女子高生、リフトオフ!」 http://www.amazon.co.jp/dp/4829118512/ [amazon.co.jp] ハヤカワ文庫、ロケットガール(1)「女
スレイヤーズも初期の巻は表紙が一新されていますね。キノの旅も17巻くらいでそれ以前の巻の表紙が全面的に変わった。(これら2つは絵師も同じでタッチとか変わったわけじゃないけど。)ロスト・ユニバースはアニメ化されてからそれ以前の巻もアニメ版の絵柄に統一されてしまった。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
これはもしや (スコア:1)
「合わせて買いたい」の罠
Re: (スコア:0)
本屋で買うのが恥ずかしいから、結果Amazonで注文する罠に嵌まりっぱなしですよ。
Re:これはもしや (スコア:0)
ハヤカワも一緒ですよね。
表紙で釣るのはやめて欲しい。
Re:これはもしや (スコア:1)
以前からの表紙カバーでも『ゲイルズバーグの春を愛す [amazon.co.jp]』(ハヤカワFT26)
みたいな路線も現役なのだから個人の受け取り方の程度問題という気もします。
// 驚いたことに版元品切増刷未定ではなく現役だった。
// ついでに『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 [amazon.co.jp]』(創元SF文庫)を勧められた。
Re:これはもしや (スコア:1)
表紙で釣るのは「ノースウェスト・スミス」シリーズや「太陽の女王号」シリーズからの伝統なので. 「エルリック・サーガ」シリーズに至っては, 日本版の表紙が本家で使われるぐらいですし.
# 「ジェイムスン教授」シリーズの藤子・F・不二雄はちょっと目には分からないけど
Re:これはもしや (スコア:1)
すでにMMD用のデータさえもあるジェイムスン教授は、そうそう変化しないだろう、と思っている。
ときにジェイムスン教授シリーズは電子化まだ?
http://srad.jp/comments.pl?sid=575411&cid=2206225 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
「エルリック・サーガ」シリーズは、ハヤカワが使わなくなっちゃいましたね。
Re:これはもしや (スコア:1)
早川で内容と乖離してるカバー絵っていうとシーフォートかなぁ。いまでいう BL 系(当時なんといったか?)
しかしあの絵であれはあれで特定層向けに売れるきっかけになったという実績もあるらしい
※ なにもう 15年位前なの?
Re:これはもしや (スコア:1)
>(当時なんといったか?)
もしかして: 「スラッシュ」
Re:これはもしや (スコア:1)
あと耽美とか言ってませんでしたっけね?
いま調べるとちょっと意味ずれてるかなぁ、な感じなので違うかもしれません。
※ 当時 BL って言葉があっただろうか、とする方が良かったか
Re:これはもしや (スコア:1)
耽美は中島梓が(彼女よりも先にこう言い出した人いましたっけ?)
使い始めた時期以降ということなんでしょうけど、それを転がして
お耽美というのは「花とゆめ」誌などで見かけた。
やおいと耽美どっちが先なのかはよく知らない。
もっとも翻訳の出た1996年末の時期だとBLという言い方が
第一候補でないまでも狭い世界限定であれば確立されていたと思う。
Re: (スコア:0)
初めて耽美という言葉を聞いたのは 1984 年か翌年くらい、やおいも同じころ、同じ人たちから聞きました。 私は 1984 年の夏ごろに日本へ帰国したので、その前は存じませんが、参考に…
Re: (スコア:0)
Re:これはもしや (スコア:1)
> やおいと耽美どっちが先なのかはよく知らない。
ふむー。こないだ死亡フラグの起源調べてた人たちにあたりなら調べてくれるかも?
(積極的に知りたいわけではございません)
※ ってあれ? ここでも扱ってたのか。
> 狭い世界限定であれば確立されていたと思う。
私がそれを認識したのは 1999年みたいですが(その年末に出た本を買っている)先端なはずないので、発生時期はそんなモノですかね。
シーフォートのカバー絵と BL という言葉が繋がったかはもう記憶が曖昧
Re:これはもしや (スコア:1)
学校でも習ったと思いますが、文学のジャンルとしての「耽美」は、中島梓以前からありました。
中島自身も森茉莉に言及してますし。
Re:これはもしや (スコア:1)
なるほど。耽美前史がつながりましたね。
(日本文学史副読本の一行紹介記述を無視すれば)
学校の授業では省略でしたが、耽美といえば森茉莉よりも
少し年長の日夏耿之介の方が印象が強い(あくまで印象)。
もとより、中島梓の耽美は日夏耿之介や森茉莉のそれと少し違う。
そういう差異というものは個性の強い文学者たちの常。
Re:これはもしや (スコア:1)
中島は、萩尾望都『ポーの一族』、竹宮恵子『風と木の詩』を挙げていたと思います。
どちらも1970年代の少女漫画ですね。
BLって言葉は当然無かったでしょうけど、耽美とは言われてたんじゃないかなあ。
その辺り、中島梓は評論家サイドのペンネームなので、そう言った評論を書いてるんですが、残念ながら、今は手元に資料がありません。
Re:これはもしや (スコア:1)
スラッシュでもやおいでもBLでもなければ稲垣足穂の
随筆集の題名の一部でもある「少年愛」だろうか。
Re: (スコア:0)
谷崎潤一郎とかだよな。耽美派。
Re:これはもしや (スコア:1)
言葉遊びになってしってもうしわけないけど、
谷崎潤一郎は耽美というより淫靡という印象。
// 『春琴抄』はピュアだからそこんところが好きだけど。
Re: (スコア:0)
早川の表紙詐欺というと「コラプシウム」を思い出すなぁ。
表紙にでかでかと描いてあるキャラクターが主要キャラじゃなくて単なる脇役だったという。
逆にラノベ風表紙だけど書いてある内容そのものは作者の注文(「女の子。銃を持ってる。なるべくデカい銃を」だそうな)をしっかり満たしていたクリス・ロングナイフには笑ったけど。
Re:これはもしや (スコア:1)
ロングナイフさんは作者が日本モノの影響受けてるんではなかろーか。講談社が出していたらきっとカバーに女の子がいなくて苦情を言うレベル。今回の話と逆になりそう。
ここで宣伝です
シリーズ6巻6/24 [hayakawa-online.co.jp]
※ あと似た話題で、アニメ放映中なのでアニメ絵カバーの新装版と見せかけて実は文庫本体と同じ高さの帯をつけているだけ(元のカバーもそのままついている)というのもあるんだけど、日本国内の話なのでやめとこう
Re: (スコア:0)
氷菓ですね。あれはラノベレーベルから(ふつうの)角川文庫へ引っ越した後のアニメ化だったから「お里が知れる」というやつでは。
Re: (スコア:0)
ハヤカワで「表紙が変わった」ネタというと、ロケットガールとか?
富士見ファンタジア文庫,ロケットガール全1巻: http://www.amazon.co.jp/dp/4829126183/ [amazon.co.jp]
富士見ファンタジア文庫、ロケットガール(1)「女子高生、リフトオフ!」 http://www.amazon.co.jp/dp/4829118512/ [amazon.co.jp]
ハヤカワ文庫、ロケットガール(1)「女
Re: (スコア:0)
スレイヤーズも初期の巻は表紙が一新されていますね。キノの旅も17巻くらいでそれ以前の巻の表紙が全面的に変わった。(これら2つは絵師も同じでタッチとか変わったわけじゃないけど。)
ロスト・ユニバースはアニメ化されてからそれ以前の巻もアニメ版の絵柄に統一されてしまった。