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著作権法違反の非親告罪も導入見込み [yahoo.co.jp]となったので、著作権侵害サイトのブロッキングとコンボにすることで政府や大企業にとって都合の悪いコンテンツが検閲し放題になる事態が懸念されます。
ブロッキングをDNSベースでやった場合には同一のドメインで配信されている合法コンテンツがオーバーブロッキングされ、IPアドレスベースでやった場合には同一のサーバ(同一のIPアドレスのサーバ)で配信されているコンテンツがオーバーブロッキングされます。従って、政府や大企業にとって都合の悪い情報を配信しているWebサイトが独自ドメインかつIPアドレス占有サーバでない場合には、同一のドメインまたは同一のサーバで配信されている著作権侵害コンテンツを理由にブロッキングリストに入れさせることで当該情報をオーバーブロッキングさせることが可能となります。
また、ブロッキングリストはその性質上非公開となるでしょうから、もっと直接的な方法も可能です。
ブロッキングの動向と課題(マイクロソフト技術標準部部長 楠正憲) [nic.ad.jp]によると、
フィンランド国内の団体が2月19日にこのリストに含まれる1047のサイトを精査したところ、9つのサイトが児童ポルノを掲載していたほか、9つのサイトが年齢不詳のポルノを掲載していた。28のサイトは違法か合法か判断が難しく、46のサイトは創作性の認められる児童をモデルとした作品、残り879サイトは合法コンテンツのみだったという。 ※strong要素 (多くのブラウザでは太字表示) による強調は引用者による
と、フィンランドでは合法コンテンツが何故か「児童ポルノリスト」に入れられ、ブロッキング(検閲)されてしまうという事態が発生していました。ブロッキングリストが秘匿され続けている国においては、合法コンテンツが検閲されていたとしても、その証拠を掴むことすら困難です。
日本の場合、たぶん政府に非難が向かないように「自称民間団体」がブロッキングリストを管理するようにするのではないでしょうか? 大企業からの圧力や賄賂に屈して、政府にとって都合の悪いコンテンツばかりか、企業にとって都合の悪いコンテンツも検閲対象となってしまいそうです。日本は、東証一部上場の日本を代表する大企業がマイナスイオンだの酵素水だのといった疑似科学製品を販売していますから、そういった製品に対する批判までブロッキングされてしまうかもしれません。
ドイツにおいては、国民による政治活動・デモ・反対請願などによって、一度成立したブロッキングを撤廃させることに成功しました。しかし、日本では学生は就職活動で不利になるので政治活動を諦める [bengo4.com]ことになり、社会人は世界トップクラスの平均労働時間の為に政治活動を行う時間的余裕が無い人が多いこともあってか、政府にとって都合の悪い情報がどんどん検閲される事態となっても、せいぜい小規模なデモが起きる程度で、ドイツのように民意によって検閲を辞めさせるだけのことは難しいかもしれません。
そういえば、タレこむ時 [srad.jp]に「検閲」タグ [srad.jp]を付けておいたのですが、消されているのは何故でしょうか? 「検閲」タグが最もこのストーリーにとって適切なタグだと思うのですが……。これも検閲?(笑)
そういえば、タレこむ時に「検閲」タグを付けておいたのですが、消されているのは何故でしょうか?
についてですが、hylom さんの編集によるものではなく、ストーリーになる前の タレこんだ時点 [srad.jp]で「タグ」がおかしな挙動になっているようです。
http://srad.jp/submission/61242/ [srad.jp] にアクセスした際に、
ID "Printable is bad." でログインしている場合 … 下記の10個のタグが表示される 検閲 著作権 インターネット 政府 プライバシ 政治 internet politics privacy submission
ログインしていない状態の場合 … 下記の3個のタグのみが表示される internet politics privacy
と、ログインしている状態とログインしていない状況で、異なる内容が表示されます。
付けたタグの数が多いときに生じるバグだと思われます。
ドイツの例を出してるけど、あの国ではブロッキングも検閲もしない代わりに、裁判してますよ。隣の子供が車のガラスを割ったぐらいでも、相手が国でも企業でも、なんでも裁判で解決する。税金による手厚い訴訟支援があり、また本人のみ訴訟は禁止で、必ず弁護士が付くんで。
ヒトラー政権の教訓から、すんごい学んでる
×「日本政府による著作権侵害サイトの接続遮断の仕組み」を検討へ
○「著作権侵害サイトの接続遮断の仕組み」を日本政府が検討へ
遮断する主体はあくまでも権利者であって政府ではない。
タイトルも導入部も読まない人?
#「日本政府が侵害している」サイトの接続遮断となるともっとひどいことになりそう。
タレコミじゃなくて、日経の記事を読みましょうね。タイトルも導入部も間違ってるのよ。
日経新聞の記事を読みましたが、非親告罪化との絡みについては何も書かれていませんでした。
「仮にこうなったとして(現在はそうなっていない)」という意見に対して「現在そうなっていないんだからその意見は間違っている」というのはおかしいでしょう。しかも結論も仮定だし。
また頓珍漢な返しをされても困るのでもう少し詳しく解説すると、著作権侵害サイトのブロッキングが行われるようになった上で著作権侵害が非親告罪化すると第三者がサイトに対して警告を行える可能性が生じます。サイト全体をブロックさせることで、著作権侵害コンテンツと同じサイトにある、警告を行った第三者にとって都合の悪いコンテンツをオーバーブロッキングさせることができるというのが元コメントの趣旨でしょう。その意見に対して、遮断する主体というのは一切関係ありません。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
著作権法違反の非親告罪とコンボで恐ろしいことになるかも (スコア:5, すばらしい洞察)
著作権法違反の非親告罪も導入見込み [yahoo.co.jp]となったので、著作権侵害サイトのブロッキングとコンボにすることで政府や大企業にとって都合の悪いコンテンツが検閲し放題になる事態が懸念されます。
ブロッキングをDNSベースでやった場合には同一のドメインで配信されている合法コンテンツがオーバーブロッキングされ、IPアドレスベースでやった場合には同一のサーバ(同一のIPアドレスのサーバ)で配信されているコンテンツがオーバーブロッキングされます。従って、政府や大企業にとって都合の悪い情報を配信しているWebサイトが独自ドメインかつIPアドレス占有サーバでない場合には、同一のドメインまたは同一のサーバで配信されている著作権侵害コンテンツを理由にブロッキングリストに入れさせることで当該情報をオーバーブロッキングさせることが可能となります。
また、ブロッキングリストはその性質上非公開となるでしょうから、もっと直接的な方法も可能です。
ブロッキングの動向と課題(マイクロソフト技術標準部部長 楠正憲) [nic.ad.jp]によると、
と、フィンランドでは合法コンテンツが何故か「児童ポルノリスト」に入れられ、ブロッキング(検閲)されてしまうという事態が発生していました。ブロッキングリストが秘匿され続けている国においては、合法コンテンツが検閲されていたとしても、その証拠を掴むことすら困難です。
日本の場合、たぶん政府に非難が向かないように「自称民間団体」がブロッキングリストを管理するようにするのではないでしょうか? 大企業からの圧力や賄賂に屈して、政府にとって都合の悪いコンテンツばかりか、企業にとって都合の悪いコンテンツも検閲対象となってしまいそうです。日本は、東証一部上場の日本を代表する大企業がマイナスイオンだの酵素水だのといった疑似科学製品を販売していますから、そういった製品に対する批判までブロッキングされてしまうかもしれません。
ドイツにおいては、国民による政治活動・デモ・反対請願などによって、一度成立したブロッキングを撤廃させることに成功しました。しかし、日本では学生は就職活動で不利になるので政治活動を諦める [bengo4.com]ことになり、社会人は世界トップクラスの平均労働時間の為に政治活動を行う時間的余裕が無い人が多いこともあってか、政府にとって都合の悪い情報がどんどん検閲される事態となっても、せいぜい小規模なデモが起きる程度で、ドイツのように民意によって検閲を辞めさせるだけのことは難しいかもしれません。
そういえば、タレこむ時 [srad.jp]に「検閲」タグ [srad.jp]を付けておいたのですが、消されているのは何故でしょうか? 「検閲」タグが最もこのストーリーにとって適切なタグだと思うのですが……。これも検閲?(笑)
「検閲」タグ消失は、スラドのバグだった模様 (スコア:5, 興味深い)
についてですが、hylom さんの編集によるものではなく、ストーリーになる前の タレこんだ時点 [srad.jp]で「タグ」がおかしな挙動になっているようです。
http://srad.jp/submission/61242/ [srad.jp] にアクセスした際に、
ID "Printable is bad." でログインしている場合 … 下記の10個のタグが表示される
検閲 著作権 インターネット 政府 プライバシ 政治 internet politics privacy submission
ログインしていない状態の場合 … 下記の3個のタグのみが表示される
internet politics privacy
と、ログインしている状態とログインしていない状況で、異なる内容が表示されます。
付けたタグの数が多いときに生じるバグだと思われます。
Re: (スコア:0)
ドイツの例を出してるけど、あの国ではブロッキングも検閲もしない代わりに、裁判してますよ。
隣の子供が車のガラスを割ったぐらいでも、相手が国でも企業でも、なんでも裁判で解決する。
税金による手厚い訴訟支援があり、また本人のみ訴訟は禁止で、必ず弁護士が付くんで。
ヒトラー政権の教訓から、すんごい学んでる
Re: (スコア:0)
×「日本政府による著作権侵害サイトの接続遮断の仕組み」を検討へ
○「著作権侵害サイトの接続遮断の仕組み」を日本政府が検討へ
遮断する主体はあくまでも権利者であって政府ではない。
Re: (スコア:0)
タイトルも導入部も読まない人?
#「日本政府が侵害している」サイトの接続遮断となるともっとひどいことになりそう。
Re: (スコア:0)
タレコミじゃなくて、日経の記事を読みましょうね。
タイトルも導入部も間違ってるのよ。
Re: (スコア:0)
日経新聞の記事を読みましたが、非親告罪化との絡みについては何も書かれていませんでした。
「仮にこうなったとして(現在はそうなっていない)」という意見に対して
「現在そうなっていないんだからその意見は間違っている」というのはおかしいでしょう。
しかも結論も仮定だし。
また頓珍漢な返しをされても困るのでもう少し詳しく解説すると、
著作権侵害サイトのブロッキングが行われるようになった上で著作権侵害が非親告罪化すると
第三者がサイトに対して警告を行える可能性が生じます。
サイト全体をブロックさせることで、著作権侵害コンテンツと同じサイトにある、
警告を行った第三者にとって都合の悪いコンテンツをオーバーブロッキングさせることができるというのが
元コメントの趣旨でしょう。
その意見に対して、遮断する主体というのは一切関係ありません。