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石狩データセンターで直流超電導送電開始」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2015年09月27日 22時16分 (#2889805)

    冷却部が先に異常が起きた場合、復旧がやっかいそうですね。

    http://www.tel.co.jp/museum/magazine/environment/120401_topics_04/03.html [tel.co.jp]

    この記事と同じ系統の材質とすると
    臨界温度より上がった瞬間、ケーブルが駄目になりそうです。

    • ちょっと長めの停電があったときに「NMRがクエンチしてしまう!」って血相変えて飛んでった先生がいましたが、先生が付いていたところでどうにかなったのかどうかは聞きませんでした。自家発を起動できたのか、安全に電磁石をシャットダウンできたのか。
      --
      Jubilee
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    • by Anonymous Coward on 2015年09月28日 4時04分 (#2889864)

      超電導ケーブルには安定化材または保護層として銅等の金属導電層がありまして、
      超電導状態時は抵抗が0なので密接してる金属層には全く電流が流れず、
      超電導が破れた場合瞬時に金属層の方に電流が流れて、超電導体そのものの破損を防ぐ構造になってます。

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      • 例えばNb3Sn超電導体なんかだと, 青銅(Cu-Sn合金)の筒の中にニオブを詰めて熱間伸長して線材にするんだけど, この際に青銅からSnが内側に拡散してNb3Sn超電導体になり, 外側はSnが抜けた銅になって保護層になるってかんじですね.

        実際にはそうして作られた線材をさらに何本もまとめて引き延ばすことで, 全体としては銅線の中に多数の超電導線が埋め込まれている構造 [jaea.go.jp]になるわけですね.

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        • by Anonymous Coward

          それは金属超伝導体の場合です。
          また保護層は超伝導状態が瞬時に破れて戻るようなときの場合は良いですが、
          大電流をまともに流すと溶けると思います。(今は大丈夫なのかな)

          今回のは酸化物超伝導体で
          銅線の周りを超伝導体テープで巻いた構造をしています。

          住友電工のページで冷却停止等の試験結果等もありました。
          数時間温度が保つのでその間に送電を止めれば間に合うそうです。
          その他、再稼働とかいろいろな技術的な記事ありました。

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