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ここまで憲法で騒いでるのって日本くらいしかない印象。他の国では違憲立法になる前に憲法改正しちゃうから問題にならないのかな?
アメリカなんて、一時期、連邦最高裁が違憲判決をがんがん出して政府の施策を封じてましたよ。憲法改正のほうが法律制定よりもハードルが高い限り、違憲立法はどの国でも問題になります。
というか欧米の方が憲法にはうるさいですね。立憲主義においては憲法は国家の理念、大仰な言い方をすれば"国体"を宣言したものですから比較的改憲しやすいと言われるアメリカでも「合衆国とはなんぞやという定義を微調整する」だけで相応におおごとですし。
だいたい名目上であれ立憲主義を標榜している国で政治家が堂々と「我が国の憲法は丸ごとクソ」と言い出す国は日本だけなんですよね。普通の国だと「我が国の存在そのものがクソ」と言っているに等しいのでまず売国奴呼ばわりされます。
米国は憲法解釈によって無理やり回してる気がします。本来は州政府の方が強いはずなのに、環境規制にしても国民皆保険にしても、州政府はお飾り同然になっていますし。
【アメリカ】企業協議会、連邦政府の水規制強化の動きを支持 http://sustainablejapan.jp/2014/05/30/asbc-supports-epa/9769 [sustainablejapan.jp] > 連邦最高裁判所は、「連邦政府が州内の環境規制に対して監督権限を持つことは合憲」という判決を今年の4月に出した。米
憲法よりも国際法が優先されるため、EU法圏の国々の各国の憲法は既に半分失効しているようなものです。EU法の憲法となるはずだった欧州憲法は、反対国があるために未発行のままですし…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/EU%E6%B3%95 [wikipedia.org] > EU法は加盟国の法体系に直接作用し、とくに経済政策や社会政策においては国内法に優先する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1706W_X10C12A1000000/ [nikkei.com] > 欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、今月施行されたハンガリー新憲法の基本法がEU法違反の恐れがあるとして、同国政府に是正を求める手続きを始めたと発表した。
日本の場合、GHQによる欽定憲法で比較的多くの国民が憲法に対して何らかの不満を持っているからでは?
個別的自衛権に限って言えば日本国憲法制定の時点から想定されていたという説も有力なんですけどね。GHQ草案の時点ではそっちも禁じられていた条文だったのを、日本案作る段階で弄って個別的自衛権OK(=自衛隊OK)に読める条文に手直しして、それじゃあってことでGHQとの折衝の結果文民統制条項の追加で落ち着いた、という経緯がありますし。そもそも従来の政府見解はそういう扱いのはずなので、その立場に立つと9条の「解釈改憲」はこれまで行われておらず今回初めて法的安定性が破綻したってことでもあります。
そっから舌の根も乾かんうちに朝鮮戦争で「おうジャップ、一緒にコミー殺そうぜ」って言ってきたのは、まあ、うん……
現行憲法は(従来解釈でも)自衛隊の存在は否定してないし、中国が攻めてきた時に米軍と共同で戦うことも否定してないし今回変わったのは「おうジャップ、一緒にアラブ人殺そうぜ」って言ってきた時に「喜んで」になったんだけどそこが根本的に分かってない人が多いような
多分だけど、憲法に対して不満を持ってることと、GHQによって作られた事とはあんまり関係ないと思う。そこに意識が向くのは思想が判断基準の上位に位置してるような割と限られた人じゃないかな。
というかそもそも日本国憲法に不満ある日本国民って少ないのでは経緯はともかく気兼ねなく当時最新の憲法学を取り入れてるので完成度そのものはかなり高い。勢い余って9条が蛇足なだけで
与党は基本的人権とか三権分立とか政教分離とかまで否定する憲法草案出してるけど真面目に読んで支持してる人は少ないだろうしそもそも本当に多くの国民が憲法に不満持ってるなら安倍ちゃんだって立憲主義自体を窓から投げ捨てるより憲法改正する道を選んでただろう与党の改憲案はこのまま出したら否決されると与党自身が思ってて、否決されたら現行憲法が国民の過半数に信任されたことになって押しつけ憲法論が使えなくなるからこその体たらくよな
合衆国とはなんぞや
そも「合衆国」は「United States」の不適切な誤訳(当時は共和国と連邦を兼ねた訳語のつもりだったのでしょうが、日本國米利堅合衆國和親條約1854時代から公式用語と化してしまっている)で、在日本米国大使館は自国「the United States of America」を「米国」とそのHPで日本語表記している。
成典立憲主義を貫徹し、解釈改憲での徴兵可能性の余地を無くし、自衛隊が合憲で安全保障関連法を違憲と断ずる為には、逐次憲法を改正し続けて、常に全法律(法令以下も含む)を、常に疑いなく合憲にし続けておかなければならない。ところが最高裁からして、日本
#2891238の件も合わせて、憲法なぞ「良きに計らえ」とでも書いてありゃいいんじゃねぁかってちょっと考えてしまった。
「基本的人権に配慮して良きに計らえ」とか
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
日本だけ? (スコア:0)
ここまで憲法で騒いでるのって日本くらいしかない印象。
他の国では違憲立法になる前に憲法改正しちゃうから問題にならないのかな?
Re: (スコア:1)
アメリカなんて、一時期、連邦最高裁が違憲判決をがんがん出して政府の施策を封じてましたよ。憲法改正のほうが法律制定よりもハードルが高い限り、違憲立法はどの国でも問題になります。
Re:日本だけ? (スコア:1)
というか欧米の方が憲法にはうるさいですね。
立憲主義においては憲法は国家の理念、大仰な言い方をすれば"国体"を宣言したものですから
比較的改憲しやすいと言われるアメリカでも「合衆国とはなんぞやという定義を微調整する」だけで相応におおごとですし。
だいたい名目上であれ立憲主義を標榜している国で政治家が堂々と「我が国の憲法は丸ごとクソ」と言い出す国は日本だけなんですよね。
普通の国だと「我が国の存在そのものがクソ」と言っているに等しいのでまず売国奴呼ばわりされます。
Re: (スコア:0)
米国は憲法解釈によって無理やり回してる気がします。本来は州政府の方が強いはずなのに、環境規制にしても国民皆保険にしても、州政府はお飾り同然になっていますし。
【アメリカ】企業協議会、連邦政府の水規制強化の動きを支持
http://sustainablejapan.jp/2014/05/30/asbc-supports-epa/9769 [sustainablejapan.jp]
> 連邦最高裁判所は、「連邦政府が州内の環境規制に対して監督権限を持つことは合憲」という判決を今年の4月に出した。
米
Re: (スコア:0)
憲法よりも国際法が優先されるため、EU法圏の国々の各国の憲法は既に半分失効しているようなものです。EU法の憲法となるはずだった欧州憲法は、反対国があるために未発行のままですし…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/EU%E6%B3%95 [wikipedia.org]
> EU法は加盟国の法体系に直接作用し、とくに経済政策や社会政策においては国内法に優先する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1706W_X10C12A1000000/ [nikkei.com]
> 欧州連合(EU)の欧州委員会は17日、今月施行されたハンガリー新憲法の基本法がEU法違反の恐れがあるとして、同国政府に是正を求める手続きを始めたと発表した。
Re: (スコア:0)
日本の場合、GHQによる欽定憲法で
比較的多くの国民が憲法に対して何らかの不満を持っているからでは?
Re:日本だけ? (スコア:2)
朝鮮戦争で速攻反故にしてこようとした,
アメリカに不満を覚えています。
なので,自衛隊やその周辺にまつわる憲法との軋轢というのは,
それこそ敗戦によるゆがみだと思います。
GHQの責任,となればその辺なのかもしれません。
とまあ,生まれたときから恣意的運用を余儀なくされ,
70年も経過してしまった
憲法9条の是非を判断するのはとても難しくて,
誤魔化したままにするのか,
どちらかに収斂していく(武力を放棄するか改憲するか)のか
その時々に応じて変わっていくのでしょう。
世論は変わっていくけど,改憲は難しいかも,ですね。
結果的に,日本はそこそこ武力行使が出来つつも,
他国に攻め込むほどもでもなく,
という絶妙なバランスなわけですが。
Re:日本だけ? (スコア:1)
個別的自衛権に限って言えば日本国憲法制定の時点から想定されていたという説も有力なんですけどね。
GHQ草案の時点ではそっちも禁じられていた条文だったのを、日本案作る段階で弄って個別的自衛権OK(=自衛隊OK)に読める条文に手直しして、
それじゃあってことでGHQとの折衝の結果文民統制条項の追加で落ち着いた、という経緯がありますし。
そもそも従来の政府見解はそういう扱いのはずなので、その立場に立つと9条の「解釈改憲」はこれまで行われておらず今回初めて法的安定性が破綻したってことでもあります。
そっから舌の根も乾かんうちに朝鮮戦争で「おうジャップ、一緒にコミー殺そうぜ」って言ってきたのは、まあ、うん……
現行憲法は(従来解釈でも)自衛隊の存在は否定してないし、中国が攻めてきた時に米軍と共同で戦うことも否定してないし
今回変わったのは「おうジャップ、一緒にアラブ人殺そうぜ」って言ってきた時に「喜んで」になったんだけどそこが根本的に分かってない人が多いような
Re:日本だけ? (スコア:2)
そこも飛躍的なんだよなあ,と思わなくも無く。
そこまで防衛予算が出れば,それはまためでたい話なんですが。
Re: (スコア:0)
多分だけど、憲法に対して不満を持ってることと、GHQによって作られた事とはあんまり関係ないと思う。
そこに意識が向くのは思想が判断基準の上位に位置してるような割と限られた人じゃないかな。
Re:日本だけ? (スコア:1)
というかそもそも日本国憲法に不満ある日本国民って少ないのでは
経緯はともかく気兼ねなく当時最新の憲法学を取り入れてるので完成度そのものはかなり高い。勢い余って9条が蛇足なだけで
与党は基本的人権とか三権分立とか政教分離とかまで否定する憲法草案出してるけど真面目に読んで支持してる人は少ないだろうし
そもそも本当に多くの国民が憲法に不満持ってるなら安倍ちゃんだって立憲主義自体を窓から投げ捨てるより憲法改正する道を選んでただろう
与党の改憲案はこのまま出したら否決されると与党自身が思ってて、否決されたら現行憲法が国民の過半数に信任されたことになって押しつけ憲法論が使えなくなるからこその体たらくよな
Re: (スコア:0)
合衆国とはなんぞや
そも「合衆国」は「United States」の不適切な誤訳(当時は共和国と連邦を兼ねた訳語のつもりだったのでしょうが、日本國米利堅合衆國和親條約1854時代から公式用語と化してしまっている)で、在日本米国大使館は自国「the United States of America」を「米国」とそのHPで日本語表記している。
成典立憲主義を貫徹し、解釈改憲での徴兵可能性の余地を無くし、自衛隊が合憲で安全保障関連法を違憲と断ずる為には、逐次憲法を改正し続けて、常に全法律(法令以下も含む)を、常に疑いなく合憲にし続けておかなければならない。
ところが最高裁からして、日本
Re: (スコア:0)
#2891238の件も合わせて、憲法なぞ「良きに計らえ」とでも書いてありゃいいんじゃねぁかってちょっと考えてしまった。
「基本的人権に配慮して良きに計らえ」とか