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まだスマホが影も形もなかった時代から、PC使えない若者()問題は盛んに指摘されてきたのは過去の/.jpの記事でも読めばわかる通り
それゆえ、当時より我々は「新卒じゃなくていいから、せめてPC使える奴を雇ってくれ」と何度も、何度も人事に要請してきた
しかしながら人事の連中が探すのは「PCの使える新卒」そんなものはいつの時代でも稀有な存在なので、結局「今年はロクなのが居なかった」とかいっていつも使い物にならない新卒ばかりが採用されてきた
こんなことは昔からずっと続いてきたことであって、スマホの普及云々は全く関係ない
まだスマホが影も形もなかった時代から、PC使えない若者()問題は盛んに指摘されてきたのは 過去の/.jpの記事でも読めばわかる通り [...] こんなことは昔からずっと続いてきたことであって、スマホの普及云々は全く関係ない
いや、実際に学生達を見てきていた立場からすれば、それは明らかに違います。実際に企業に入社して使い物になるかどうかは置いておいて明らかに“パソコンを使うのが普通な”世代が存在しました。20世紀末から21世紀初頭に掛けての数年間の大学生世代です。 1998年頃までは学生に「あいつの授業を取るとレポートをメールで出させられる
ご指摘の1980年から数年間に生まれた世代の学部生で,たしかにPCメールとICQ全盛期でした。学部時代のレポート提出はメール提出と打ち出して紙媒体の提出が半々でした。
ただ,実際に大学入学時点でPCメールを使いこなしていた学生は半分強にすぎず,大学教員がメール提出を要求する陰で,PCの使い方からレポート作成,メールでの提出方法まで,学生同士の無償のサポートがあったことは「PCが使えるのが普通の世代」神話を否定するためにも記させていただきます。これは理系文系問わず,同じような相互扶助がクラスや研究室で見られました。
結局,この問題は教
ただ,実際に大学入学時点でPCメールを使いこなしていた学生は半分強にすぎず,大学教員がメール提出を要求する陰で,PCの使い方からレポート作成,メールでの提出方法まで,学生同士の無償のサポートがあったことは「PCが使えるのが普通の世代」神話を否定するためにも記させていただきます。
それを含めて「使えていた」と申し上げております。また、その使えたレベルの話はしておりません。単に他の世代と比べて「一番使えていた」という比較の問題を申し上げているだけです。「PCが使えるのが普通の世代」神話なんて一言も述べておりません。誤解です。 つまり、今の世代はおっしゃっているようなことを我々がやっても(当然やっています)、全く使えるようにならないということなのです。だって、2000年頃の学生はまだスマホはありませんでしたから、「パソコンを覚えたい」というインセンティヴはありました。ところが iPhone が登場してから、つまり「電話機が再発明」されてからは、学生の興味はスマホの方に行ってしまったのですね。だからパソコンを覚えようと言うインセンティヴが全く無いのです。 高校から大学に入ると色々なやり方が激変します。時間割は与えてもらえず、自分で組まなければならないし。その時に履修単位計算なんてわけのわからない、やったこともないこともいきなりやらせられます。さらに、高校までのように自分の教室はないし、毎日会って連絡もしてくれる担任なんかもおりません。そうやって1年生の春学期(前期・1学期)にアップアップして、溺れそうになっても、夏休が終わり、1年生の秋学期(後期・2学期)になると、泳ぎを覚えて大学になじむようになってきていたわけです。だいたい2000年位まではそうでした。ところが、今世紀に入ると、秋学期になると泳ぎを覚えず、そのまま溺れてしまう学生が続出してしまうようになったのですね。 なお、大学に入ると、最初の1週間位は様々なガイダンスがあります。上級生にも学期始めにはガイダンスがありますが、3年生、4年生になると、ガイダンスをサボる者も出てきます。ところが、以前は新入生は最初のガイダンスにはほぼ必ず全員が出席していたものです。だって、大学のこと何もわからないんですからね。ところが、ここのところ、1年生でも最初のガイダンスに全く出てこない者が目立つようになっています。「知らないでいることに対する恐怖心」というものが無くなっているのですね。ですから「我々だって学生の時には...」という考え方が全く通用しなくなってきているのです。
元コメですが、
>明らかに“パソコンを使うのが普通な”世代が存在しました。>日本では明らかに4〜5年間、確かにパソコンに慣れていた世代が存在していたことがあったのです。
と強調されていたので、ちょっと引っかかったのです。誤解ならすいませんでした。
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
「スマホの普及で」とかいうくだり要らない (スコア:1)
まだスマホが影も形もなかった時代から、PC使えない若者()問題は盛んに指摘されてきたのは
過去の/.jpの記事でも読めばわかる通り
それゆえ、当時より我々は「新卒じゃなくていいから、せめてPC使える奴を雇ってくれ」と
何度も、何度も人事に要請してきた
しかしながら人事の連中が探すのは「PCの使える新卒」
そんなものはいつの時代でも稀有な存在なので、結局「今年はロクなのが居なかった」とかいって
いつも使い物にならない新卒ばかりが採用されてきた
こんなことは昔からずっと続いてきたことであって、スマホの普及云々は全く関係ない
Re: (スコア:5, 興味深い)
いや、実際に学生達を見てきていた立場からすれば、それは明らかに違います。実際に企業に入社して使い物になるかどうかは置いておいて明らかに“パソコンを使うのが普通な”世代が存在しました。20世紀末から21世紀初頭に掛けての数年間の大学生世代です。
1998年頃までは学生に「あいつの授業を取るとレポートをメールで出させられる
Re: (スコア:2, 参考になる)
ご指摘の1980年から数年間に生まれた世代の学部生で,たしかにPCメールとICQ全盛期でした。
学部時代のレポート提出はメール提出と打ち出して紙媒体の提出が半々でした。
ただ,実際に大学入学時点でPCメールを使いこなしていた学生は半分強にすぎず,大学教員がメール提出を要求する陰で,PCの使い方からレポート作成,メールでの提出方法まで,学生同士の無償のサポートがあったことは「PCが使えるのが普通の世代」神話を否定するためにも記させていただきます。これは理系文系問わず,同じような相互扶助がクラスや研究室で見られました。
結局,この問題は教
Re:「スマホの普及で」とかいうくだり要らない (スコア:3)
それを含めて「使えていた」と申し上げております。また、その使えたレベルの話はしておりません。単に他の世代と比べて「一番使えていた」という比較の問題を申し上げているだけです。「PCが使えるのが普通の世代」神話なんて一言も述べておりません。誤解です。
つまり、今の世代はおっしゃっているようなことを我々がやっても(当然やっています)、全く使えるようにならないということなのです。だって、2000年頃の学生はまだスマホはありませんでしたから、「パソコンを覚えたい」というインセンティヴはありました。ところが iPhone が登場してから、つまり「電話機が再発明」されてからは、学生の興味はスマホの方に行ってしまったのですね。だからパソコンを覚えようと言うインセンティヴが全く無いのです。
高校から大学に入ると色々なやり方が激変します。時間割は与えてもらえず、自分で組まなければならないし。その時に履修単位計算なんてわけのわからない、やったこともないこともいきなりやらせられます。さらに、高校までのように自分の教室はないし、毎日会って連絡もしてくれる担任なんかもおりません。そうやって1年生の春学期(前期・1学期)にアップアップして、溺れそうになっても、夏休が終わり、1年生の秋学期(後期・2学期)になると、泳ぎを覚えて大学になじむようになってきていたわけです。だいたい2000年位まではそうでした。ところが、今世紀に入ると、秋学期になると泳ぎを覚えず、そのまま溺れてしまう学生が続出してしまうようになったのですね。
なお、大学に入ると、最初の1週間位は様々なガイダンスがあります。上級生にも学期始めにはガイダンスがありますが、3年生、4年生になると、ガイダンスをサボる者も出てきます。ところが、以前は新入生は最初のガイダンスにはほぼ必ず全員が出席していたものです。だって、大学のこと何もわからないんですからね。ところが、ここのところ、1年生でも最初のガイダンスに全く出てこない者が目立つようになっています。「知らないでいることに対する恐怖心」というものが無くなっているのですね。ですから「我々だって学生の時には...」という考え方が全く通用しなくなってきているのです。
Re: (スコア:0)
元コメですが、
>明らかに“パソコンを使うのが普通な”世代が存在しました。
>日本では明らかに4〜5年間、確かにパソコンに慣れていた世代が存在していたことがあったのです。
と強調されていたので、ちょっと引っかかったのです。誤解ならすいませんでした。