おっしゃる通りだとは思います。私も Word なんかは他人のファイルを開くビューアーとしてしか使っていませんし、自分からパワポでプレゼンテーションを作成することもありません。文章はテキストエディタ(私の場合は Jedit X ですが)で作成していますし、きちんとレイアウトした文章を作る時には最初から InDesign で作ってしまいます
電車で隣の座席の女性がスマホで LINE か何かでチャットらしきものをやっているのをチラリと目にすることがあるのですが、入力している親指が速すぎて見えないのです (^^;)。しばしば親指が何本もあるように見えてしまいます。画面に流れていく文字列を見ても、キーボードからだと到底あの速度は出ません...。ここら辺にも鍵があるのかも...?
いや、それがこちらにも謎なのですよ (^^;)。また文学部だからと言って、全員が多言語入力するわけではありません。私は学習と訓練のためレポートに登場する固有名詞には必ず原綴を付けよと指示していますが、多くの学生は無視します。また、応用力があれば、どんなややこしい文字列でも Wikipedia 等からコピペすれば済んじゃいますから、それで済ます学生もおります。
チャンスかも? (スコア:0)
さすがにIT系の開発はPCがないと話にならないけど、そうでもない定型作業とか、本当にPCが必要なのか見直してみる良い機会かもね。
最近の若者をdisるのは簡単だけど、社内の常識が外の世界の常識と乖離し始めたサインかもしれないし。
Re: (スコア:1)
私のように「ワード・エクセル・パワーポイントは、メニュー構成がわけわからないので使えない」(けど、使う必要がない訳でもないので、何時間も青息吐息になる)反面、「EmacsとGDBならそこそこ使える」「IDEは却って面倒くさい」と言う「変人」のような人は少なくないと思うんですけどね。
# EmacsはViや秀丸でもいいでしょうね。
だから、この記事に強烈な違和感をおぼえるのは事実なんですよね。
そもそも、この三点のM$ソフトに依存しすぎてると思います、日本の会社の業務は。Excelで仕様書とかフローとか書かせるという会社なんか、明らかに狂ってる訳ですし。
Re: (スコア:2)
おっしゃる通りだとは思います。私も Word なんかは他人のファイルを開くビューアーとしてしか使っていませんし、自分からパワポでプレゼンテーションを作成することもありません。文章はテキストエディタ(私の場合は Jedit X ですが)で作成していますし、きちんとレイアウトした文章を作る時には最初から InDesign で作ってしまいます
Re: (スコア:1)
学生がパソコンを使えないという具体例がいくつか書かれていますが、それは特異な例ではないのですか?
文面からは一般的な学生がそのように振る舞っているように読めるのですが、実際にはどれくらいの割合の学生がそのような振る舞いをしているのでしょうか?
Re: (スコア:3)
それが2010年辺りだと、20人のうち2~3名が全く何もできない。パソコンを立ち上げてあげてもキーボードが使えないという状況でしたね。で、ローマ字入力は全くできず。と言うか、ローマ字がわからない...。カナで入力しようとするのですが、カナも五十音で配置されていないので見付けられない...。ログイン名やパスワードを
Re: (スコア:1)
私には謎ですが、今の世代はスマホじゃないと何となく落ち着かない、安心できないようなのですね。欧米でも若者はスマホにハマっていますが、身近にパソコンが使える場合にはほぼ全員、パソコンの方を使います。その方が同じ Facebook 等でも機能も多いし、使い勝手も良いからです。ウェブもパソコンの方が見やすいし、メールもパソコンの方が打ちやすいし、読みやすい。ところが日本人だけが、例えパソコンがあってもスマホしか使わない傾向があるようなのです。学生に訊いても「わかりません。ただ、何となくパソコンは嫌なんです...」という答えしか返ってきません。
これ、面白い傾向に感じました。米国ですが、日本とは反対に年齢が高い層の方がスマフォやタブレットの依存率が高い印象です。(これは、これまでにPCを使ってこなかった層にも広がっていっているからだと思います。)
現役の高校生などのレベルは分かりませんが、少なくとも自分がNPOで関わっている20代、30代の人でPCを持っていない人(ましてや使えない人)はあまり見かけないです。
Re: (スコア:2)
私はヨーロッパしか知りませんが、同じ傾向です。
日本だと、パソコンが苦手な人間なら解るんですけど、普通にパソコンを使いこなしている学生が、手元にスマホがあると、そっちの方を使ってしまうんです。(そしてスマホは常に手元にありますから。)
私はタイピング速度も相当速い方だと思っていますが、Wikipedia で調べ物をするときなども、こちらが検索語を入力し終える頃には学生のスマホの画面にはもう記事が表示されています。信じがたい速度です。
電車で隣の座席の女性がスマホで LINE か何かでチャットらしきものをやっているのをチラリと目にすることがあるのですが、入力している親指が速すぎて見えないのです (^^;)。しばしば親指が何本もあるように見えてしまいます。画面に流れていく文字列を見ても、キーボードからだと到底あの速度は出ません...。ここら辺にも鍵があるのかも...?
Re: (スコア:1)
数は気にしたことはありませんが、後はこちらスタバなんかでもPCの使用している人が多い感じですので、結構一般的に使われている印象です。
ところで、多言語を扱う文学部を担当されているということですが、これらでスマホをわざわざ使うという学生さんはどのような使い方をされているのでしょうか?
個人的には英語・日本語間で翻訳することがありますが、この二ヶ国語でさえ、翻訳メモリや辞書機能、例文参照など必要な機能を考えると、スマホじゃとてもじゃないけどやってられない印象があり、「スマホで」という発想が出てくるのが、素朴な疑問として気になりましたので……。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
いや、それがこちらにも謎なのですよ (^^;)。また文学部だからと言って、全員が多言語入力するわけではありません。私は学習と訓練のためレポートに登場する固有名詞には必ず原綴を付けよと指示していますが、多くの学生は無視します。また、応用力があれば、どんなややこしい文字列でも Wikipedia 等からコピペすれば済んじゃいますから、それで済ます学生もおります。
これまで述べてきたことは、あくまでも傾向として、現在の学生はパソコンを使えない、例え使えても、使いたがらない傾向があるということに過ぎません。当然普通に使いこなしている学生もおります。実際に多言語を使いこなしている学生は当然パソコンを活用しています。
なお、スマホを活用している学生達もなぜか辞書はスマホ用の辞書アプリを使わず、電子辞書を使っている者がほとんどです。スマホ用の辞書は、電子辞書には通常含まれていない大辞書が充実しています(『研究社新英和大辞典』とか『研究社新和英大辞典』等はそれぞれ数万円しますし、収録している電子辞書はなかったと思います)。さらにスマホ用の辞書ならば文字サイズの拡大も自由ですし、データのコピペも自由です。電子辞書ではサイズは数段階しか選べませんし、外部へのコピペもデータの更新もありません。なのに、なぜか電子辞書しか使わない...。
とにかく道具を連携して活用するという発想自体無いようですね。(もちろん、そうしている学生も少数ですが、おります。)
Re:チャンスかも? (スコア:1)
なるほど、詳しい解説ありがとうございます。
なお、スマホを活用している学生達もなぜか辞書はスマホ用の辞書アプリを使わず、電子辞書を使っている者がほとんどです。スマホ用の辞書は、電子辞書には通常含まれていない大辞書が充実しています(『研究社新英和大辞典』とか『研究社新和英大辞典』等はそれぞれ数万円しますし、収録している電子辞書はなかったと思います)。さらにスマホ用の辞書ならば文字サイズの拡大も自由ですし、データのコピペも自由です。電子辞書ではサイズは数段階しか選べませんし、外部へのコピペもデータの更新もありません。なのに、なぜか電子辞書しか使わない...。
これはスマホでのマルチタスクに難があるのが原因かなと思いました。辞書に限らず、作業の途中に何か他のツールを使おうとするとやはり大変ですから。スマホ(というよりもモバイルOSの作り自体が)アプリ、ツールの双方向的な連携を想定していないのが大きな問題のような気がします。(そういう使い方をあまり重視していない、というのもあると思います。)