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日本の著作権法だと団体、無名・変名の著作物や映画の著作物は創作後50年以内に公表されたときは公表後50年間、創作後50年以降に公表されたときは創作後50年間(映画はそれぞれ70年間)
に対してTPPは公表後70年間、ただし創作後25年以内に公表されない場合は創作後70年間(最低条件。保護期間を100年や1000年にすることをTPPでは禁止していない)
長期塩漬けしてから公表した作品の場合、現行法の方がTPPよりも長く保護されることになるのでこの際、短い方に合わせてほしい
たとえば現行法の条文をそのまま50年間から70年間にすると、何らかの理由で26年間~70年間隠されてから公表作品は創作から96年~140年先まで保護され続けることになります(映画はすでにそうなっています)TPPの最低条件なら最大でも創作後95年しか保護されません。
著作権法 [e-gov.go.jp](無名又は変名の著作物の保護期間)第五十二条 無名又は変名の著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年を経過するまでの間、存続する。ただし、その存続期間の満了前にその著作者の死後五十年を経過していると認められる無名又は変名の著作物の著作権は、その著作者の死後五十年を経過したと認められる時において、消滅したものとする。(団体名義の著作物の保護期間)第五十三条 法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年(その著作物がその創作後五十年以内に公表されなかつたときは、その創作後五十年)を経過するまでの間、存続する。(映画の著作物の保護期間)第五十四条 映画の著作物の著作権は、その著作物の公表後七十年(その著作物がその創作後七十年以内に公表されなかつたときは、その創作後七十年)を経過するまでの間、存続する。
著作権法 [e-gov.go.jp](無名又は変名の著作物の保護期間)第五十二条 無名又は変名の著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年を経過するまでの間、存続する。ただし、その存続期間の満了前にその著作者の死後五十年を経過していると認められる無名又は変名の著作物の著作権は、その著作者の死後五十年を経過したと認められる時において、消滅したものとする。
(団体名義の著作物の保護期間)第五十三条 法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年(その著作物がその創作後五十年以内に公表されなかつたときは、その創作後五十年)を経過するまでの間、存続する。
(映画の著作物の保護期間)第五十四条 映画の著作物の著作権は、その著作物の公表後七十年(その著作物がその創作後七十年以内に公表されなかつたときは、その創作後七十年)を経過するまでの間、存続する。
TPP協定の全章概要 [cas.go.jp]○著作権及び関連する権利の保護期間(第18.63条)各締約国は、著作物、実演又はレコードの保護期間を計算する場合には、次のことを定める旨を規定。(a)自然人の生存期間に基づいて計算される場合には、保護期間は、著作者の生存期間及び著作者の死の後少なくとも70年(b)自然人の生存期間に基づいて計算されない場合には、保護期間は、次のいずれかの期間(ⅰ)当該著作物、実演又はレコードの権利者の許諾を得た最初の公表の年の終わりから少なくとも70年(ⅱ)当該著作物、実演又はレコードの創作から25年以内に権利者の許諾を得た公表が行われない場合には、当該著作物、実演又はレコードの創作の年の終わりから少なくとも70年
TPP協定の全章概要 [cas.go.jp]
○著作権及び関連する権利の保護期間(第18.63条)各締約国は、著作物、実演又はレコードの保護期間を計算する場合には、次のことを定める旨を規定。(a)自然人の生存期間に基づいて計算される場合には、保護期間は、著作者の生存期間及び著作者の死の後少なくとも70年(b)自然人の生存期間に基づいて計算されない場合には、保護期間は、次のいずれかの期間(ⅰ)当該著作物、実演又はレコードの権利者の許諾を得た最初の公表の年の終わりから少なくとも70年(ⅱ)当該著作物、実演又はレコードの創作から25年以内に権利者の許諾を得た公表が行われない場合には、当該著作物、実演又はレコードの創作の年の終わりから少なくとも70年
TPPのニュースの関係で知ったけど日本には、条約で「戦時加算」というものがあり、約10年、欧米の著作権物を欧米よりも長く保護しなければならないそうですね。TPPが締結されてば、「戦時加算」が解消されるという話があります。不平等条約を守らされていたのですね。
でも戦時加算って最長でも10年くらいで、日本での著作権保護期間50年+10年だから、TPPで70年になるとそれより長くなるんだよ。戦時加算解消ってのは保護期間延長に対するごまかしでしかないよ。
言いたいことはわかります。TPP締結で、保護期間が長くなると、一般の消費者は、デメリットのほうが多いしかし、「戦時加算」が付く不平等条約が解消されるのは、日本国としてはメリットがあるもちろん、一般の消費者である私も70年になると、デメリットのほうが多いっす
それが特に足かせになっていない以上、「不平等条約」を解消する実利としてのメリットはないじゃないのかな?それらは過去の確定したイベントの結果に対する、政治的取引の結果に過ぎない。現在も単独での制裁戦争を容認されてしまう敵国条項なんかとは違うとおもうんだよね。
日本国としてのメリットってなんだろう? メンツ? プライド?確かに戦時加算の撤廃を訴えてる人たちは要るみたいなんだけど、その原動力がよくわからない。権利者側の訴えが多いようだから、不平等条約の撤廃にかこつけて権利期間の園長を狙っているとい
話を単純化しますと、例えば、A国とB国で、同じくらいの価値を持つ小説を相互に毎年同じ量利用し、相互に印税を払っているとします。著者の死亡日も同じで、著作権保護期間も同じとします。ある日、A国では、B国の小説が著作権切れになって、自由に利用できるようになりました。でも、反対にB国で、同じような価値を持つA国の小説が、自由に利用できるようになるのは、まだ10年先ですとなる。この不平感さは納得いかないし、経済的にもB国のほうが損失が多いはずです。ただ、念のため申し上げると、TPPで対等条約を結べば、問題解決と言っているわけではありません。70年の保護期間延長という苦いものを国民に飲めと言う時、必ずと言っていいほど政治家が使ってくる飴玉の一つが戦時加算の解消という構図になるなと思ったのが、コメントのキッカケだったのです。また、脇道にそれますが、消費税10%引き上げという苦いものを飲ませるのに使う飴玉が、軽減税率の導入です。政治家の手口なのはわかりますが、戦時加算の撤廃や軽減税率の導入は、全く評価できないわけではないので、一応評価します。しかし、その上で、「そもそも70年が妥当なの?」とか「10%何故引き上げるの?」という話を考えていきたいなと思っています。
どういう法律にするか次第だけど、例えば51年前に亡くなった作家の著作物の場合戦後の作品は著作権切れ、戦前の作品は戦時加算によって著作権継続中だけど延長と戦時加算撤廃の法改正を直ちにやれば戦前作品は70年に延ばされずその作者の戦後作品と同じくPD扱いになる可能性はあるその場合は現行法より短縮になる
法律施行時点の作品は全て70年に伸ばすとされる可能性もあるけど、得するのは外国人だけな上に不平等是正の趣旨に反するので権利者に有利な条文になるとは限らない
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TPPきっかけに一部は短縮して欲しい (スコア:0)
日本の著作権法だと団体、無名・変名の著作物や映画の著作物は
創作後50年以内に公表されたときは公表後50年間、創作後50年以降に公表されたときは創作後50年間(映画はそれぞれ70年間)
に対して
TPPは公表後70年間、ただし創作後25年以内に公表されない場合は創作後70年間
(最低条件。保護期間を100年や1000年にすることをTPPでは禁止していない)
長期塩漬けしてから公表した作品の場合、現行法の方がTPPよりも長く保護されることになるので
この際、短い方に合わせてほしい
たとえば現行法の条文をそのまま50年間から70年間にすると、何らかの理由で26年間~70年間隠されてから公表作品は創作から96年~140年先まで保護され続けることになります(映画はすでにそうなっています)
TPPの最低条件なら最大でも創作後95年しか保護されません。
Re:TPPきっかけに一部は短縮して欲しい (スコア:1)
TPPのニュースの関係で知ったけど
日本には、条約で「戦時加算」というものがあり、約10年、欧米の著作権物を欧米よりも長く保護しなければならないそうですね。
TPPが締結されてば、「戦時加算」が解消されるという話があります。
不平等条約を守らされていたのですね。
Re: (スコア:0)
でも戦時加算って最長でも10年くらいで、日本での著作権保護期間50年+10年だから、TPPで70年になるとそれより長くなるんだよ。
戦時加算解消ってのは保護期間延長に対するごまかしでしかないよ。
Re:TPPきっかけに一部は短縮して欲しい (スコア:1)
言いたいことはわかります。
TPP締結で、保護期間が長くなると、一般の消費者は、デメリットのほうが多い
しかし、「戦時加算」が付く不平等条約が解消されるのは、日本国としてはメリットがある
もちろん、一般の消費者である私も70年になると、デメリットのほうが多いっす
Re: (スコア:0)
それが特に足かせになっていない以上、「不平等条約」を解消する実利としてのメリットはないじゃないのかな?
それらは過去の確定したイベントの結果に対する、政治的取引の結果に過ぎない。
現在も単独での制裁戦争を容認されてしまう敵国条項なんかとは違うとおもうんだよね。
日本国としてのメリットってなんだろう? メンツ? プライド?
確かに戦時加算の撤廃を訴えてる人たちは要るみたいなんだけど、その原動力がよくわからない。
権利者側の訴えが多いようだから、不平等条約の撤廃にかこつけて権利期間の園長を狙っているとい
Re:TPPきっかけに一部は短縮して欲しい (スコア:2)
話を単純化しますと、
例えば、A国とB国で、同じくらいの価値を持つ小説を相互に毎年同じ量利用し、相互に印税を払っているとします。著者の死亡日も同じで、著作権保護期間も同じとします。
ある日、A国では、B国の小説が著作権切れになって、自由に利用できるようになりました。でも、反対にB国で、同じような価値を持つA国の小説が、自由に利用できるようになるのは、まだ10年先ですとなる。
この不平感さは納得いかないし、経済的にもB国のほうが損失が多いはずです。
ただ、念のため申し上げると、TPPで対等条約を結べば、問題解決と言っているわけではありません。70年の保護期間延長という苦いものを国民に飲めと言う時、必ずと言っていいほど政治家が使ってくる飴玉の一つが戦時加算の解消という構図になるなと思ったのが、コメントのキッカケだったのです。
また、脇道にそれますが、消費税10%引き上げという苦いものを飲ませるのに使う飴玉が、軽減税率の導入です。政治家の手口なのはわかりますが、戦時加算の撤廃や軽減税率の導入は、全く評価できないわけではないので、一応評価します。しかし、その上で、「そもそも70年が妥当なの?」とか「10%何故引き上げるの?」という話を考えていきたいなと思っています。
Re: (スコア:0)
どういう法律にするか次第だけど、
例えば51年前に亡くなった作家の著作物の場合
戦後の作品は著作権切れ、戦前の作品は戦時加算によって著作権継続中だけど
延長と戦時加算撤廃の法改正を直ちにやれば戦前作品は70年に延ばされずその作者の戦後作品と同じくPD扱いになる可能性はある
その場合は現行法より短縮になる
法律施行時点の作品は全て70年に伸ばすとされる可能性もあるけど、得するのは外国人だけな上に不平等是正の趣旨に反するので権利者に有利な条文になるとは限らない