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嗜好品や美術品としての鉄器や刀剣を作るのに使うんでしょ。鉄としての物性が近代技術で製鉄された物より劣ったって「そこがいい」ってもんでしょ。
「性能が劣る」って言ってるときの比較対象は、近代に作成されたものではなくて当時の銘のあるような日本刀じゃないの?
タレコミ文中で、「運用先に応じ寒冷地運用や防錆性に配慮され、品質管理の行き届いた大日本帝国軍の軍刀」と比較していることを言ってるんじゃないの?
「大日本帝国軍の軍刀」って粗製乱造の代名詞ですがな#仮想戦記だか架空戦記だか、空想戦記アニメの見すぎとちゃうか?
いや、粗製濫造の代名詞は軍刀というより「スプリング刀」でしょ。まともな軍刀はいわゆるスウェーデン鋼を使用したもので、安定して運用/製造できるという点では日本刀より上だよ。
粗製濫造ではあるけれど、それでも素材そのものがたたらの玉鋼とは桁違いの品質だから、よく切れて曲がらず極寒地でも折れなかった玉鋼を使うとどれだけ丁寧に作っても僅かな誤差や研磨で芯鉄と皮鉄のバランスが崩れるから見た目には問題なくても試し斬りでポキポキ折れた玉鋼の日本刀がまともだと思ってる奴こそフィクションに毒されてるようだな
そうそう刀鍛冶から道具鍛冶に転向して名品を数多く残した名鍛冶の千代鶴是秀も「玉鋼は品質が安定しないから素材としては良くない」って言っていたしね。
玉鋼の品質以外に低温脆性の問題もあるかと思います。かつて折れず曲がらずという評判のCOLDSTEELのカーボンVがアラスカ(?)でボッキリ折れた写真を見ました。カーボンVなんて大したことのない安い鋼材なんですけどね。
道具はその地域での使用を前提としているので、現地の事情に沿って製造されたもの(ex.振武刀)が一番なわけで。
最高の一振りなんてものはフィクション・ファンタジーですが、それでもロマンを求めるのが人というものかな、と。
命を預けるなら、満州の極寒で折れまくった品質管理の至らない単純炭素鋼(玉鋼)より、厳冬期の南極でも折れない板バネ綱(シリコンマンガン鋼、マンガンクロム鋼、クロムバナジウム鋼、マンガンクロムボロン鋼、シリコンクロム鋼、クロムモリブデン鋼刀辺り)の方がよほど信用が置ける。所詮鉄合金(炭素鋼含)など、焼入れ玉鋼(マルテンサイト)でも、折れない曲がらないバネ鋼でも、ヤング率に大差無いのだから、バネ鋼も焼き入れ次第で玉鋼と同等以上に降伏強度や疲労強度も上げられるのでは?(バネ用には通常焼き鈍しをして硬度を下げているらしい)自衛隊を含め現役の刀剣類である銃剣(刀剣分類上は鑓の親戚らしい)は、玉鋼製じゃない。日本史上最後に実用兵器として大量生産された刀剣類は、銃剣を含む工業刀(一部在来製法で作られた軍刀も生産されている)であり、「今日では日本刀は武器ではなく、居合道・抜刀道といった武道用の道具、絵画や陶器と同格の美術品であり、その目的でのみ製作・所有が認められている」(ウィキペより抜粋)に過ぎない。
戦時中に刀鍛冶職人を大量育成できたとも思えないし、大半は指揮官向けの装飾的なサーベルだったわけですしねぇ。
ただ、WW2を題材の空想戦記アニメに覚えが無い。
紺碧の艦隊とかジパングあたりかな。どっちもタイムスリップ歴史改変ネタなのがどうも。
架空戦記ものってまずアニメにはならないですよ。本屋では、うさんくさいオカルト系の書物と一緒のジャンルに並んでいたりします。
というわけで、#仮想戦記だか架空戦記だか、空想戦記小説の読みすぎとちゃうか?とするのが正しいでしょう。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
性能を求めているわけじゃないんだから、それでいいんじゃないの? (スコア:0)
嗜好品や美術品としての鉄器や刀剣を作るのに使うんでしょ。
鉄としての物性が近代技術で製鉄された物より劣ったって「そこがいい」ってもんでしょ。
Re: (スコア:1)
「性能が劣る」って言ってるときの比較対象は、
近代に作成されたものではなくて
当時の銘のあるような日本刀じゃないの?
Re:性能を求めているわけじゃないんだから、それでいいんじゃないの? (スコア:0)
タレコミ文中で、「運用先に応じ寒冷地運用や防錆性に配慮され、品質管理の行き届いた大日本帝国軍の軍刀」と比較していることを言ってるんじゃないの?
Re: (スコア:0)
「大日本帝国軍の軍刀」って粗製乱造の代名詞ですがな
#仮想戦記だか架空戦記だか、空想戦記アニメの見すぎとちゃうか?
Re: (スコア:0)
いや、粗製濫造の代名詞は軍刀というより「スプリング刀」でしょ。
まともな軍刀はいわゆるスウェーデン鋼を使用したもので、安定して運用/製造できるという点では日本刀より上だよ。
Re: (スコア:0)
粗製濫造ではあるけれど、それでも素材そのものがたたらの玉鋼とは桁違いの品質だから、よく切れて曲がらず極寒地でも折れなかった
玉鋼を使うとどれだけ丁寧に作っても僅かな誤差や研磨で芯鉄と皮鉄のバランスが崩れるから見た目には問題なくても試し斬りでポキポキ折れた
玉鋼の日本刀がまともだと思ってる奴こそフィクションに毒されてるようだな
Re:性能を求めているわけじゃないんだから、それでいいんじゃないの? (スコア:1)
そうそう刀鍛冶から道具鍛冶に転向して名品を数多く残した名鍛冶の千代鶴是秀も「玉鋼は品質が安定しないから素材としては良くない」って
言っていたしね。
Re: (スコア:0)
玉鋼の品質以外に低温脆性の問題もあるかと思います。
かつて折れず曲がらずという評判のCOLDSTEELのカーボンVが
アラスカ(?)でボッキリ折れた写真を見ました。
カーボンVなんて大したことのない安い鋼材なんですけどね。
道具はその地域での使用を前提としているので、現地の事情に
沿って製造されたもの(ex.振武刀)が一番なわけで。
最高の一振りなんてものはフィクション・ファンタジーですが、
それでもロマンを求めるのが人というものかな、と。
Re: (スコア:0)
命を預けるなら、満州の極寒で折れまくった品質管理の至らない単純炭素鋼(玉鋼)より、厳冬期の南極でも折れない板バネ綱(シリコンマンガン鋼、マンガンクロム鋼、クロムバナジウム鋼、マンガンクロムボロン鋼、シリコンクロム鋼、クロムモリブデン鋼刀辺り)の方がよほど信用が置ける。
所詮鉄合金(炭素鋼含)など、焼入れ玉鋼(マルテンサイト)でも、折れない曲がらないバネ鋼でも、ヤング率に大差無いのだから、バネ鋼も焼き入れ次第で玉鋼と同等以上に降伏強度や疲労強度も上げられるのでは?(バネ用には通常焼き鈍しをして硬度を下げているらしい)
自衛隊を含め現役の刀剣類である銃剣(刀剣分類上は鑓の親戚らしい)は、玉鋼製じゃない。
日本史上最後に実用兵器として大量生産された刀剣類は、銃剣を含む工業刀(一部在来製法で作られた軍刀も生産されている)であり、「今日では日本刀は武器ではなく、居合道・抜刀道といった武道用の道具、絵画や陶器と同格の美術品であり、その目的でのみ製作・所有が認められている」(ウィキペより抜粋)に過ぎない。
Re: (スコア:0)
戦時中に刀鍛冶職人を大量育成できたとも思えないし、大半は指揮官向けの装飾的なサーベルだったわけですしねぇ。
ただ、WW2を題材の空想戦記アニメに覚えが無い。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
紺碧の艦隊とかジパングあたりかな。
どっちもタイムスリップ歴史改変ネタなのがどうも。
うさんくさいタレコミ記事だという点には激しく同意 (スコア:0)
架空戦記ものってまずアニメにはならないですよ。
本屋では、うさんくさいオカルト系の書物と一緒のジャンルに並んでいたりします。
というわけで、
#仮想戦記だか架空戦記だか、空想戦記小説の読みすぎとちゃうか?
とするのが正しいでしょう。