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アメリカが繁栄し世界に君臨しているのは、少なくともその理由の一つは、その優れた科学技術に基づく経済力や軍事力によるものだと思うけど、国民が科学技術を担えないようにすることで、その地位を自ら手放したいのでしょうかね。
インテリジェントデザイン論が反進化論の一種であるなら、反知性主義に連なる。それは反権威主義と同じ事だが、権威って、要は反連邦、反中央。アメリカ人のエートスというか心情というか、アメリカ社会の琴線というか、すごく根深いものなんだろうな。
> 反知性主義に連なる。それは反権威主義と同じ事だ
知性と権威の関係次第。どっちにでも転がりうる。同じと言い切るのはどうかなあ。
それぞれの概念は、一般論ではなく、アメリカという特定の文脈での話。反知性主義が敵視している知性と、反権威主義が敵視している権威は同じものを指している(原義的には知的権威=知的エリート)>参考 [ismedia.jp]それは多分、イメージ先行で、誰に言ってるのかもよく分からないが、言われているらしい立場の人も、何それ?思い当たる節がないという感じじゃなかろうか。
東部エスタブリッシュメント、アカデミズム、科学界、宗教権威、ワシントンの官僚とか? 金持ちと権力(パワーエリート)は当てはまらない事が多いかな?
よく分からないというのは、何かに反対するより、感覚や経験に基づき、自分たちで考え、行動する、自治や自律性を重視していて、誰であれ邪魔しないでくれ、という感じだからじゃないだろうか。
米国での反進化論が素朴な反社会進化論と反(エスタブリッシュメント+アカデミズム)にも淵源を持つという話ならああなるほど。欧州から米国に来た人は故国でエスタブリッシュメントではなかった人たちが多いだろうから、いわゆる選良、つまり社会進化論上での優位種と目される人たちに対しては好意的ではないだろうね。
アメリカの一部のアホが暴れているという話を、なんで「アメリカの没落」などとアメリカ全体の話にすり替えるのさID論はアメリカでも違憲判決が出ているくらいだし、大半のアメリカ人は否定している。それをアメリカの没落などと掲揚するのはあまりに気の毒だ
州議会で議論になるレベルなので、「一部のアホが暴れている」というレベルよりも進行してしまっている。
もちろん、アメリカ全体が今すぐどうこうという話ではないけど、国民全体の平均的な教育レベルは、国の繁栄にとって大切なこと。
一応指摘しておきますと、アメリカの州議会と日本の県議会は色々な意味でレベルが違います。アメリカの地方自治体の議会ではものすごい数の議員立法をしますから、ゴミみたいな内容の議案も日常茶飯事です。日本の地方自治体の議会では議員立法はとても少ないですが、余り低レベルな内容はありません。
>日本の地方自治体の議会では議員立法はとても少ないですが、余り低レベルな内容はありません。
県議会くらいまではそうだろうけど、徳之島町議会とかではわからんよ。
http://www.gallup.com/poll/21814/evolution-creationism-intelligent-des... [gallup.com]残念ながら(?)、大半のアメリカ人はID論や神の創造の支持者の模様
先ず、他の方のコメントにもあるように、アメリカ国民の総意的なものじゃありません。それにこういう活動をしている人もアメリカの没落を望んでいる訳でもありません。
ただ、今なら中国が伸して来ているとは言えアメリカの力は圧倒的です。スプートニクショックとか、ジャパン アズ ナンバーワンといった危機感はないと思います。
巧くすればそこに付け入る慢心とか隙があると、ID論者などは考えているのかも知れません。
インテリジェント・デザインは理科の分野なので科学技術力がどうのという話になるんでしょうけど、日本の社会の分野で「国生み神話」などを教科書に載せましょうというのとそれほど変わらないと思います。
教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
案外、教えられる子供たちは冷めたものでしょうね。
> 教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
嘘はだめでしょう。もしどうしても「国生み神話」を教えたければ、国語の時間に物語として教えればいい。社会の時間にやりたければ思想史の一部として教えればいい。
国語の時間に、他の国の物語(たとえばギリシャやインドなどの神話)も教えてくれたら面白いのにな。
>教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
まさに昨今の日本の教育がヤバいのも「嘘を許容」するのが当然と思ってる人たちのせいですよね……(日教組ガーって喚く人もいるかもですが)神話を歴史で教えようとする人々を筆頭に、水伝にしろEM菌にしろ江戸しぐさにしろ。
神話を神話として教えるのは面白いと思うけどね1P2Pぐらいの話だろ…?試験に出てもどうかと思うからコラムぐらいか…?
リアル歴史として教えるとか言い出したら終わってるにもほどがあるが、まさかそんな話じゃないでしょ…無いよね??
作る会なんかは歴史の教科書に(さすがに事実と書くとまずいので)冒頭のコラム扱いとして載せてますね。元レスで言われてる>日本の社会の分野で「国生み神話」などを教科書に載せましょうはそういうことです。
学校教育は一部の政治家の宗教的自慰披露会ではありませんので、歴史の授業にしれっと混ぜ込むのはやはり問題であろうと思います。国語の時間に古文教育の一環として行うのは大いに結構だと思いますけどね。
アメリカの科学研究の担い手はとっくに外国人になっていますから、田舎の州の高校で何を教えようが大して影響はありません。
これをもって没落というなら、建国以来アホほど湧いてきた非科学的主張・団体・ムーブメントにより「その優れた科学技術に基づく経済力や軍事力」が失われていなかったのはなぜでしょうかね。あるいは、今回のものが特に過去のものより”すごい”点はどこなんでしょうかね。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
アメリカの没落 (スコア:0)
アメリカが繁栄し世界に君臨しているのは、少なくともその理由の一つは、その優れた科学技術に基づく経済力や軍事力によるものだと思うけど、国民が科学技術を担えないようにすることで、その地位を自ら手放したいのでしょうかね。
反知性主義とアメリカ (スコア:2)
インテリジェントデザイン論が反進化論の一種であるなら、反知性主義に連なる。それは反権威主義と同じ事だが、権威って、要は反連邦、反中央。アメリカ人のエートスというか心情というか、アメリカ社会の琴線というか、すごく根深いものなんだろうな。
Re: (スコア:0)
> 反知性主義に連なる。それは反権威主義と同じ事だ
知性と権威の関係次第。どっちにでも転がりうる。同じと言い切るのはどうかなあ。
Re:反知性主義とアメリカ (スコア:2)
それぞれの概念は、一般論ではなく、アメリカという特定の文脈での話。
反知性主義が敵視している知性と、反権威主義が敵視している権威は同じものを指している(原義的には知的権威=知的エリート)>参考 [ismedia.jp]
それは多分、イメージ先行で、誰に言ってるのかもよく分からないが、言われているらしい立場の人も、何それ?思い当たる節がないという感じじゃなかろうか。
東部エスタブリッシュメント、アカデミズム、科学界、宗教権威、ワシントンの官僚とか? 金持ちと権力(パワーエリート)は当てはまらない事が多いかな?
よく分からないというのは、何かに反対するより、感覚や経験に基づき、自分たちで考え、行動する、自治や自律性を重視していて、誰であれ邪魔しないでくれ、という感じだからじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
米国での反進化論が素朴な反社会進化論と反(エスタブリッシュメント+アカデミズム)にも淵源を持つという話ならああなるほど。
欧州から米国に来た人は故国でエスタブリッシュメントではなかった人たちが多いだろうから、
いわゆる選良、つまり社会進化論上での優位種と目される人たちに対しては好意的ではないだろうね。
Re: (スコア:0)
アメリカの一部のアホが暴れているという話を、なんで「アメリカの没落」などとアメリカ全体の話にすり替えるのさ
ID論はアメリカでも違憲判決が出ているくらいだし、大半のアメリカ人は否定している。
それをアメリカの没落などと掲揚するのはあまりに気の毒だ
Re: (スコア:0)
州議会で議論になるレベルなので、「一部のアホが暴れている」というレベルよりも進行してしまっている。
もちろん、アメリカ全体が今すぐどうこうという話ではないけど、国民全体の平均的な教育レベルは、国の繁栄にとって大切なこと。
Re: (スコア:0)
一応指摘しておきますと、アメリカの州議会と日本の県議会は色々な意味でレベルが違います。
アメリカの地方自治体の議会ではものすごい数の議員立法をしますから、ゴミみたいな内容の議案も日常茶飯事です。
日本の地方自治体の議会では議員立法はとても少ないですが、余り低レベルな内容はありません。
Re:アメリカの没落 (スコア:1)
>日本の地方自治体の議会では議員立法はとても少ないですが、余り低レベルな内容はありません。
県議会くらいまではそうだろうけど、徳之島町議会とかではわからんよ。
Re: (スコア:0)
http://www.gallup.com/poll/21814/evolution-creationism-intelligent-des... [gallup.com]
残念ながら(?)、大半のアメリカ人はID論や神の創造の支持者の模様
Re: (スコア:0)
先ず、他の方のコメントにもあるように、アメリカ国民の総意的なものじゃありません。それにこういう活動をしている人もアメリカの没落を望んでいる訳でもありません。
ただ、今なら中国が伸して来ているとは言えアメリカの力は圧倒的です。スプートニクショックとか、ジャパン アズ ナンバーワンといった危機感はないと思います。
巧くすればそこに付け入る慢心とか隙があると、ID論者などは考えているのかも知れません。
Re: (スコア:0)
インテリジェント・デザインは理科の分野なので科学技術力がどうのという話になるんでしょうけど、
日本の社会の分野で「国生み神話」などを教科書に載せましょうというのとそれほど変わらないと思います。
教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
案外、教えられる子供たちは冷めたものでしょうね。
Re: (スコア:0)
> 教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
嘘はだめでしょう。
もしどうしても「国生み神話」を教えたければ、国語の時間に物語として教えればいい。
社会の時間にやりたければ思想史の一部として教えればいい。
国語の時間に、他の国の物語(たとえばギリシャやインドなどの神話)も教えてくれたら面白いのにな。
Re: (スコア:0)
>教科書は科学的であるべきなのか、国家の物語として嘘がどこまでが許容されるのかという問題でしょう。
まさに昨今の日本の教育がヤバいのも「嘘を許容」するのが当然と思ってる人たちのせいですよね……(日教組ガーって喚く人もいるかもですが)
神話を歴史で教えようとする人々を筆頭に、水伝にしろEM菌にしろ江戸しぐさにしろ。
Re: (スコア:0)
神話を神話として教えるのは面白いと思うけどね1P2Pぐらいの話だろ…?
試験に出てもどうかと思うからコラムぐらいか…?
リアル歴史として教えるとか言い出したら終わってるにもほどがあるが、
まさかそんな話じゃないでしょ…無いよね??
Re: (スコア:0)
作る会なんかは歴史の教科書に(さすがに事実と書くとまずいので)冒頭のコラム扱いとして載せてますね。
元レスで言われてる
>日本の社会の分野で「国生み神話」などを教科書に載せましょう
はそういうことです。
学校教育は一部の政治家の宗教的自慰披露会ではありませんので、歴史の授業にしれっと混ぜ込むのはやはり問題であろうと思います。
国語の時間に古文教育の一環として行うのは大いに結構だと思いますけどね。
Re: (スコア:0)
アメリカの科学研究の担い手はとっくに外国人になっていますから、田舎の州の高校で何を教えようが大して影響はありません。
Re: (スコア:0)
これをもって没落というなら、
建国以来アホほど湧いてきた非科学的主張・団体・ムーブメントにより「その優れた科学技術に基づく経済力や軍事力」が失われていなかったのはなぜでしょうかね。
あるいは、今回のものが特に過去のものより”すごい”点はどこなんでしょうかね。