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>今回の急逝について、関係者は「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。亡くなる前夜まで、本当に元気でした」と因果関係を示すものはないとのコメントを寄せているが、ネット上では糖質制限が原因の心不全ではないかとの声も囁かれているようだ。
死ぬまで元気にダイエット!年寄りにとってはけっこう理想的じゃないかな。
この話題関係を日記の方でもちょっと盛り上がってたhttp://srad.jp/~nemui4/journal/600503 [srad.jp]
「心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです」から「糖質制限が原因で亡くなったのでなく」が導き出せる理由がわからないですね。糖質制限が原因で、心不全・心筋梗塞リスクが上がる可能性だってあるんじゃないかしら。
糖尿病の症状の中に「糖尿病性ケトーシス」というものがある。循環器系に異常をきたして低血圧や脈拍以上などから最悪死に至る糖尿病の合併症。
これは糖がうまく利用出来なくなった時に起こる症状で、血中のケトン体の量が多くる現象。糖質制限は糖質を制限することでこの状態を人工的に作ってるんで、影響が無いわけはないよね。なんかダイエット法の記事に無邪気にケトーシス状態を作ってやせるとか文字が躍っていてちょっとぞっとする。
江部氏のように特に根拠もなく違うものだ [fc2.com]と主張している人もいるけれども、この江部氏、今回の死亡を診察もしてないのに関係が無いと認定しているなど、ちょっと医師として疑問な行動が目立つ人でよくわからない。
正確には、「糖尿病性ケトーシス」ではなく、「糖尿病性ケトアドーシス」だね。ケトン体が多い状態であるケトーシスと、血液が酸性に傾くアドーシスが同時に発生した状態。血液が酸性に傾くのは、ケトン体が増えたからだけど、それを発生させるのは、高血糖なのに、糖尿病のためインスリンが分泌されなくなったから。この状態では、血液のpHを制御する仕組みの限界を超えるので、アドーシスになる。
一方、糖質制限(や、例えば朝食前のような一時的な絶食)によって起こるケトーシスは、アドーシスを伴わない。この状態では、必要であればインスリンは分泌されるし、血液のpHを制御する仕組みは正常なので、一時的にアドーシスは発生するものの、しばらくすると解消される。
つまり、ケトン体が多いケトーシスだから必ずケトアシドーシスになるとは限らない。
例えば、糖尿病ではケトーシスになりやすいわけだけど、ケトアドーシスは生活習慣で発症する2型ではほとんど発生せず、1型で発症する。
2型でも、糖を取り過ぎると、ケトアドーシスが発症する。これがペットボトル症候群。当然、糖質制限したからケトアドーシスになったわけではない。
なぜ一回だけ正しく「アシドーシス」って書いて他は間違うんだ・・・
ケトアドーシスではなく ケトアシドーシスでは?
# acidになるからacidosis
ええと、より正確には糖尿病性ケトアシドーシスだったかと。アシドーシスはアルカローシスとセットで記憶して置くのがお勧めです。
ええとより正確には「糖尿病性ケトアドーシス」ではなく「糖尿病性ケトアシドーシス」だったかと……
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
ピンピンコロリ (スコア:1)
>今回の急逝について、関係者は「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。亡くなる前夜まで、本当に元気でした」と因果関係を示すものはないとのコメントを寄せているが、ネット上では糖質制限が原因の心不全ではないかとの声も囁かれているようだ。
死ぬまで元気にダイエット!
年寄りにとってはけっこう理想的じゃないかな。
この話題関係を日記の方でもちょっと盛り上がってた
http://srad.jp/~nemui4/journal/600503 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
「心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです」から「糖質制限が原因で亡くなったのでなく」が導き出せる理由がわからないですね。
糖質制限が原因で、心不全・心筋梗塞リスクが上がる可能性だってあるんじゃないかしら。
Re:ピンピンコロリ (スコア:4, 参考になる)
糖尿病の症状の中に「糖尿病性ケトーシス」というものがある。循環器系に異常をきたして低血圧や脈拍以上などから最悪死に至る糖尿病の合併症。
これは糖がうまく利用出来なくなった時に起こる症状で、血中のケトン体の量が多くる現象。糖質制限は糖質を制限することでこの状態を人工的に作ってるんで、影響が無いわけはないよね。なんかダイエット法の記事に無邪気にケトーシス状態を作ってやせるとか文字が躍っていてちょっとぞっとする。
江部氏のように特に根拠もなく違うものだ [fc2.com]と主張している人もいるけれども、この江部氏、今回の死亡を診察もしてないのに関係が無いと認定しているなど、ちょっと医師として疑問な行動が目立つ人でよくわからない。
Re:ピンピンコロリ (スコア:3, 参考になる)
糖尿病の症状の中に「糖尿病性ケトーシス」というものがある。循環器系に異常をきたして低血圧や脈拍以上などから最悪死に至る糖尿病の合併症。
正確には、「糖尿病性ケトーシス」ではなく、「糖尿病性ケトアドーシス」だね。
ケトン体が多い状態であるケトーシスと、血液が酸性に傾くアドーシスが同時に発生した状態。
血液が酸性に傾くのは、ケトン体が増えたからだけど、それを発生させるのは、高血糖なのに、糖尿病のためインスリンが分泌されなくなったから。
この状態では、血液のpHを制御する仕組みの限界を超えるので、アドーシスになる。
一方、糖質制限(や、例えば朝食前のような一時的な絶食)によって起こるケトーシスは、アドーシスを伴わない。
この状態では、必要であればインスリンは分泌されるし、血液のpHを制御する仕組みは正常なので、一時的にアドーシスは発生するものの、しばらくすると解消される。
つまり、ケトン体が多いケトーシスだから必ずケトアシドーシスになるとは限らない。
例えば、糖尿病ではケトーシスになりやすいわけだけど、ケトアドーシスは生活習慣で発症する2型ではほとんど発生せず、1型で発症する。
2型でも、糖を取り過ぎると、ケトアドーシスが発症する。
これがペットボトル症候群。
当然、糖質制限したからケトアドーシスになったわけではない。
Re: (スコア:0)
なぜ一回だけ正しく「アシドーシス」って書いて他は間違うんだ・・・
Re: (スコア:0)
ケトアドーシスではなく
ケトアシドーシスでは?
# acidになるからacidosis
Re: (スコア:0)
ええと、より正確には糖尿病性ケトアシドーシスだったかと。
アシドーシスはアルカローシスとセットで記憶して置くのがお勧めです。
Re: (スコア:0)
ええとより正確には「糖尿病性ケトアドーシス」ではなく「糖尿病性ケトアシドーシス」だったかと……