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たぶん本来は「強い碁のプログラムを作って、できれば5年後くらいに"人間の"プロといい勝負ができたらいいなあ」くらいのプロジェクトとして発表するつもりで準備してたんでしょうが、AlphaGoが突然圧倒的な実績を出したので、完全に言い方変わってますねえ。
「人間最強に勝つコンピュータ」の括りなら、もうAlphaGoに先に達成されても仕方が無いと諦めているように見える。(AlphaGoと人間側最強棋士との対決はもう来週に迫っており、もしかしたらそこでAlphaGo側が勝つ可能性がある)
将棋の方は、殆どの人が「有利なルールをもらえない限り、本気のコンピュータと正面で戦えば人間は勝てない」と悟りきっているにも関わらず、人間側のトップを出し惜しみしつづけて歪な「勝負」を続けていますが、この状況で来週もし、囲碁側の世界トップが先に負けるようなことがあると、将棋協会にとってもダメージでかそう。
しかし囲碁界は最強棋士の一人がいきなりプログラムとの対戦をしちゃうんだからすごいよなあ勝てないからって逃げ回ってる将棋界もいい加減最強棋士出そうよ。羽生vsコンピュータの頂上決戦がはやく見たい
電王戦も第3回(人間側の1勝4敗だった時)までは興味深く見ていましたけど、FINALはもう「普通にやったら全然勝てません」と恥ずかしげもなく公言する棋士達が、「この局面でこのソフトはPCは15%の確率でこれを打つ」とかの統計を取って有利な譜面に誘導することばっかり考えていて、そういうのにはもう全然興味持てなかったですね。対局後インタビューも、勝ったら「事前研究にうまくハマってくれました」、負けたら「事前研究で出てこない手が出てきました」しか言わないし。
「負けた勝負の教訓を翌日には完全に忘れて同じパターンに何回でもハマる前向性健忘症の羽生」がいたとして、そんな羽生と半年間みっちり練習対局できたら、そりゃプロなら誰でも危なげなく勝てるようになるでしょうけど、そんな条件つきで羽生に勝っても何の意味もないでしょうに。(というかそれと同じ条件でわりとプロに勝てているPCが強すぎる)
茂木健一郎 公式ブログ - グーグルの囲碁ソフトに「勝つ」方法 - Powered by LINE [lineblog.me]によると、
将棋のAIのソフトと打ったことのあるプロ棋士の戦略は、一様に、相手のプログラムの「癖」を見抜くことにあるという。先日、羽生善治さんとお話した時にも、羽生さんは、「だから、プログラムとの対戦は、ハッキングに似ているんですよ」とおっしゃっていた。羽生善治さんは、同時に、「ぼくは将棋のソフトとは打ちたくない」と言って、その理由として、将棋のソフトの持つ、妙な癖、というか、個性のようなものを挙げていた。打っていて、その妙な人格が伝わってくるというか、感染ってくるというのである。
将棋のAIのソフトと打ったことのあるプロ棋士の戦略は、一様に、相手のプログラムの「癖」を見抜くことにあるという。先日、羽生善治さんとお話した時にも、羽生さんは、「だから、プログラムとの対戦は、ハッキングに似ているんですよ」とおっしゃっていた。
羽生善治さんは、同時に、「ぼくは将棋のソフトとは打ちたくない」と言って、その理由として、将棋のソフトの持つ、妙な癖、というか、個性のようなものを挙げていた。打っていて、その妙な人格が伝わってくるというか、感染ってくるというのである。
1対1の「戦い」に於いては「癖」というものは良くないもので、「癖』のない「ノーマル」なものが勝ち残るということなのでしょうか?
「癖」とは何か、によるけど、生物の進化、淘汰においても同じようなことが言えるのかどうか。進化で残るのはある種より「ノーマル」なのか、とか。
さて、茂木さんの「グーグルの囲碁ソフトに「勝つ」方法」の答えは、「個性をみがくことで、対抗できると思いませんか?」ということらしい、ほんわか。うーん、話の流れ的にはいまいち良く分からない。「癖」も「個性」のうちのような気がするけど。
もし囲碁もガラパゴスチェスのように日本でだけ打たれていて日本人しかAIを研究してなかったら、同じようにドワンゴに食い物にされてたんじゃないかなあ。ワールドワイドで本当に良かった。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
時系列的には (スコア:0)
たぶん本来は「強い碁のプログラムを作って、できれば5年後くらいに"人間の"プロといい勝負ができたらいいなあ」
くらいのプロジェクトとして発表するつもりで準備してたんでしょうが、
AlphaGoが突然圧倒的な実績を出したので、完全に言い方変わってますねえ。
「人間最強に勝つコンピュータ」の括りなら、もうAlphaGoに先に達成されても仕方が無いと諦めているように見える。
(AlphaGoと人間側最強棋士との対決はもう来週に迫っており、もしかしたらそこでAlphaGo側が勝つ可能性がある)
将棋の方は、殆どの人が「有利なルールをもらえない限り、本気のコンピュータと正面で戦えば人間は勝てない」と
悟りきっているにも関わらず、人間側のトップを出し惜しみしつづけて歪な「勝負」を続けていますが、
この状況で来週もし、囲碁側の世界トップが先に負けるようなことがあると、将棋協会にとってもダメージでかそう。
Re: (スコア:0)
将棋の方は、殆どの人が「有利なルールをもらえない限り、本気のコンピュータと正面で戦えば人間は勝てない」と
悟りきっているにも関わらず、人間側のトップを出し惜しみしつづけて歪な「勝負」を続けていますが、
この状況で来週もし、囲碁側の世界トップが先に負けるようなことがあると、将棋協会にとってもダメージでかそう。
しかし囲碁界は最強棋士の一人がいきなりプログラムとの対戦をしちゃうんだからすごいよなあ
勝てないからって逃げ回ってる将棋界もいい加減最強棋士出そうよ。羽生vsコンピュータの頂上決戦がはやく見たい
Re:時系列的には (スコア:0)
電王戦も第3回(人間側の1勝4敗だった時)までは興味深く見ていましたけど、
FINALはもう「普通にやったら全然勝てません」と恥ずかしげもなく公言する棋士達が、
「この局面でこのソフトはPCは15%の確率でこれを打つ」とかの統計を取って有利な譜面に誘導することばっかり考えていて、
そういうのにはもう全然興味持てなかったですね。
対局後インタビューも、勝ったら「事前研究にうまくハマってくれました」、負けたら「事前研究で出てこない手が出てきました」しか言わないし。
「負けた勝負の教訓を翌日には完全に忘れて同じパターンに何回でもハマる前向性健忘症の羽生」がいたとして、そんな羽生と
半年間みっちり練習対局できたら、そりゃプロなら誰でも危なげなく勝てるようになるでしょうけど、
そんな条件つきで羽生に勝っても何の意味もないでしょうに。
(というかそれと同じ条件でわりとプロに勝てているPCが強すぎる)
羽生さん「ぼくは将棋のソフトとは打ちたくない」(茂木「グーグルの囲碁ソフトに「勝つ」方法 」) (スコア:1)
茂木健一郎 公式ブログ - グーグルの囲碁ソフトに「勝つ」方法 - Powered by LINE [lineblog.me]
によると、
1対1の「戦い」に於いては「癖」というものは良くないもので、「癖』のない「ノーマル」なものが勝ち残るということなのでしょうか?
「癖」とは何か、によるけど、生物の進化、淘汰においても同じようなことが言えるのかどうか。進化で残るのはある種より「ノーマル」なのか、とか。
さて、茂木さんの「グーグルの囲碁ソフトに「勝つ」方法」の答えは、
「個性をみがくことで、対抗できると思いませんか?」
ということらしい、ほんわか。うーん、話の流れ的にはいまいち良く分からない。「癖」も「個性」のうちのような気がするけど。
Re: (スコア:0)
もし囲碁もガラパゴスチェスのように日本でだけ打たれていて日本人しかAIを研究してなかったら、同じようにドワンゴに食い物にされてたんじゃないかなあ。ワールドワイドで本当に良かった。