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教頭派と反教頭派のくだらない諍い [thutmose.blog.jp]で逃げ遅れたという話もあるのね。この記事 [memory.ever.jp]にある以下の内容も派閥争いに基づくものだったとすると完全に学校側の過失にしか見えなくなる。
午後3時頃、点呼を終えると、教頭と数人の教諭が桜の木の下で、「山へ逃げるか」「この揺れでは木が倒れるので駄目だ」などと話し合っていた。
人間というのは、そういうものだってことだよ。
事件の第三者報告書に、他の津波に襲われたけれど全員助かった学校について書いてあるけど、ほぼ2つのパターンだった。ひとつは、事前に高台への避難ルールを明確化していて、速やかに避難した学校。もうひとつは、大川小学校のように校庭でぐずぐずしていたけど、声の大きな保護者や地元の人が「何やってんだ!すぐに逃げろ!」と言って、やっと逃げ出した学校。
結局、想定外の事態が起こると、人間は正しい判断ができずに行動が停止する。そして、声の大きな人に従ってしまう。# 声の大きな人の判断が誤っていれば、全員が危険になる。
だから、日頃から「想定外」を想定して、訓練をしておくことが大事だという結論になる。
釜石東中学校では副校長が「点呼なんて取ってないで逃げろ!」と児童を逃したので被害がなかったそうですね。生徒を校庭に整列させようとしてた教師にも「一緒にすぐ避難しろ」と指示したとか。やはり津波のときの避難はこうあるべきなんじゃないのかな。常識になって欲しいです。
釜石東中学校は、防災の専門家を入れて相当に入念に避難訓練をしていました。副校長が躊躇なく判断できるのも、生徒が迷いなく走って逃げられるのも、日頃の入念な備えのおかげなのでしょう。
# 大川小で津波に合って一人だけ生き残った先生は、他の学校に赴任していた時に裏山に避難するマニュアルを作った人らしいです。# その学校はマニュアルのおかげで整然と非難を行ったのだとか。# 事件後はほとんど証言をしていないそうですが、いろいろと複雑な思いがあるのでしょうね。
「率先避難者になれ」ってやつですよね。
そこで、逃げ遅れた子がいたら「なぜ、点呼を取らなかったんだ」って叩かっる訳ですよね。後からなら、何とでも言えますよ
あまり知られていないけど、釜石東中学校は、出張に行こうとしていた校長が戻って来て、「俺が残って対応はやるから、お前らは行け!」って言って、そのあたりの責任を全部引き受けているんだよね。そして、保護者との応対やら確認やらをぎりぎりまでやって、津波の水をかぶりながらなんとか生還している。
あまり知られていないけど、
な話は、ちゃんと情報元を書かないと、「噂話」で終わってしまうね。
「防災教育の力」 釜石東中はどう行動したかhttp://wajin.air-nifty.com/jcp/2011/08/post-8c16.html [air-nifty.com]
# 元記事は新聞らしいが、既に消されてる
逃げずにぐずぐずしていたら保護者に批判されたから逃げ遅れたのを保護者のせいにしているってねぇ。
歴史上の経験から、巨大津波がいつかは来ることは分かっているんだから、十分高ければ裏山でもいいから、ちゃんと避難ルートを確保ないし整備して、避難訓練して所要時間とか避難可能人数とか起こりそうな問題点とか把握して、地元の文献を当たって過去の津波の到達時間や最大到達点とかを把握して、それらを文章化して皆で引き継いでおくべきものじゃないかと。
命がかかっているんだから、それこそ命がけでやれよ、と。いじめの問題なんかと比べても、やるべきことは明確で、実行できないことなんてほとんどない。個人的には、できなかったんじゃなくって、面倒くさくてやりたくなくってやらなかっただけだろうとしか思わない。その結果、何をどうすればどうなるかの因果関係が把握できていない大人が、いざという時に適切な指示ができずに大惨事に。
学校で世界史や日本史を学んでも、地元の過去の津波の歴史は学ばないってのも、思えばおかしな話で。もう同じ場所に学校は作られることはないでしょうが、どんな形でもいいから津波の記憶を伝えて、この痛みを未来の子供たちに味わわせてはならない。
> 地元の過去の津波の歴史は学ばない
いや三陸沿岸付近ではものすごく習いますよ、子供達は。とにかく「一番高いところ」を目指せというのが歴史が伝える教訓で、子供達は素直にこれを受け取る。でも教員は県内全域を移動するわけで、津波に対する意識が市や県のハザードマップに従えばよい、というレベルにとどまってしまう人も少なくない。だから子供たちは山に登ろうとして、教員がそれを止めるという構図になったわけで。
「その場で都度判断」という方針の無意味さを噛みしめるわ。結局のところ「人は、インセンティブと性格の奴隷」なんだから、訓練するしかない。
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教師間の派閥争い (スコア:0)
教頭派と反教頭派のくだらない諍い [thutmose.blog.jp]で逃げ遅れたという話もあるのね。
この記事 [memory.ever.jp]にある以下の内容も派閥争いに基づくものだったとすると完全に学校側の過失にしか見えなくなる。
Re:教師間の派閥争い (スコア:3, 参考になる)
人間というのは、そういうものだってことだよ。
事件の第三者報告書に、他の津波に襲われたけれど全員助かった学校について書いてあるけど、ほぼ2つのパターンだった。
ひとつは、事前に高台への避難ルールを明確化していて、速やかに避難した学校。
もうひとつは、大川小学校のように校庭でぐずぐずしていたけど、声の大きな保護者や地元の人が「何やってんだ!すぐに逃げろ!」と言って、やっと逃げ出した学校。
結局、想定外の事態が起こると、人間は正しい判断ができずに行動が停止する。
そして、声の大きな人に従ってしまう。
# 声の大きな人の判断が誤っていれば、全員が危険になる。
だから、日頃から「想定外」を想定して、訓練をしておくことが大事だという結論になる。
Re:教師間の派閥争い (スコア:3, 参考になる)
釜石東中学校では副校長が「点呼なんて取ってないで逃げろ!」と児童を逃したので被害がなかったそうですね。生徒を校庭に整列させようとしてた教師にも「一緒にすぐ避難しろ」と指示したとか。
やはり津波のときの避難はこうあるべきなんじゃないのかな。常識になって欲しいです。
Re: (スコア:0)
釜石東中学校は、防災の専門家を入れて相当に入念に避難訓練をしていました。
副校長が躊躇なく判断できるのも、生徒が迷いなく走って逃げられるのも、日頃の入念な備えのおかげなのでしょう。
# 大川小で津波に合って一人だけ生き残った先生は、他の学校に赴任していた時に裏山に避難するマニュアルを作った人らしいです。
# その学校はマニュアルのおかげで整然と非難を行ったのだとか。
# 事件後はほとんど証言をしていないそうですが、いろいろと複雑な思いがあるのでしょうね。
Re: (スコア:0)
「率先避難者になれ」ってやつですよね。
Re: (スコア:0)
そこで、逃げ遅れた子がいたら「なぜ、点呼を取らなかったんだ」って叩かっる訳ですよね。
後からなら、何とでも言えますよ
Re: (スコア:0)
あまり知られていないけど、釜石東中学校は、出張に行こうとしていた校長が戻って来て、「俺が残って対応はやるから、お前らは行け!」って言って、そのあたりの責任を全部引き受けているんだよね。
そして、保護者との応対やら確認やらをぎりぎりまでやって、津波の水をかぶりながらなんとか生還している。
Re: (スコア:0)
あまり知られていないけど、
な話は、ちゃんと情報元を書かないと、「噂話」で終わってしまうね。
「防災教育の力」 釜石東中はどう行動したか
http://wajin.air-nifty.com/jcp/2011/08/post-8c16.html [air-nifty.com]
# 元記事は新聞らしいが、既に消されてる
Re: (スコア:0)
逃げずにぐずぐずしていたら保護者に批判されたから
逃げ遅れたのを保護者のせいにしているってねぇ。
Re: (スコア:0)
歴史上の経験から、巨大津波がいつかは来ることは分かっているんだから、十分高ければ裏山でもいいから、ちゃんと避難ルートを確保ないし整備して、避難訓練して所要時間とか避難可能人数とか起こりそうな問題点とか把握して、地元の文献を当たって過去の津波の到達時間や最大到達点とかを把握して、それらを文章化して皆で引き継いでおくべきものじゃないかと。
命がかかっているんだから、それこそ命がけでやれよ、と。
いじめの問題なんかと比べても、やるべきことは明確で、実行できないことなんてほとんどない。
個人的には、できなかったんじゃなくって、面倒くさくてやりたくなくってやらなかっただけだろうとしか思わない。
その結果、何をどうすればどうなるかの因果関係が把握できていない大人が、いざという時に適切な指示ができずに大惨事に。
学校で世界史や日本史を学んでも、地元の過去の津波の歴史は学ばないってのも、思えばおかしな話で。
もう同じ場所に学校は作られることはないでしょうが、どんな形でもいいから津波の記憶を伝えて、この痛みを未来の子供たちに味わわせてはならない。
Re: (スコア:0)
> 地元の過去の津波の歴史は学ばない
いや三陸沿岸付近ではものすごく習いますよ、子供達は。
とにかく「一番高いところ」を目指せというのが歴史が伝える教訓で、子供達は素直にこれを受け取る。
でも教員は県内全域を移動するわけで、津波に対する意識が市や県のハザードマップに従えばよい、
というレベルにとどまってしまう人も少なくない。
だから子供たちは山に登ろうとして、教員がそれを止めるという構図になったわけで。
Re: (スコア:0)
「その場で都度判断」という方針の無意味さを噛みしめるわ。
結局のところ「人は、インセンティブと性格の奴隷」なんだから、訓練するしかない。