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某クローズアップ現代のドイツでは林業が復興してる、という特集で、同じようにやれば日本も復活するはずだという結論に持っていってましたが紹介されていたドイツの林業をやってる山は日本では丘と呼ばれるような場所で、林道も太くて立派なものが整備されており、その差がある限り日本の林業の参考にはこれっぽっちもならない点には触れていませんでした。
アプローチアングルだのデパーチャーアングルだの亀の子状態だのを気にしなければならない道を通らなければ切り出した木を積めないような場所で林業するのが間違いで、林業を産業として残すのか、森林の管理による国土保全の一部として見なしてその名目で仕事をしてもらって産業としては終わりにするのか、選択の時期なのでしょう。間伐材を持って帰っても1本2000円でしか売れないという話ですから、そうなれば切ったその場で破砕して持ち帰らないという選択も出てくるかと。
もちろん銘木の産地で現状で十分やっていけているような所はそのまま続けて下さい。
#ノーマルのまま乗らないで、ファイナル落としてバネ変えて車高上げてタイヤ径大きくしてセンターデフ(というかトランスミッション自体)をビスカスから旧世代の強制ロックモード付きの物に変更して改造車検受けるという発想にはならないんですね。
>紹介されていたドイツの林業をやってる山は日本では丘と呼ばれるような場所で、確かにドイツと比べるのは良く無い。ほとんど平地のフィンランドなんかの林業は、日本の十倍の生産性を誇る。しかし、オーストリアは日本と同様の急峻な山地でであるのだけど、架線の技術を使って日本の三倍の生産性で生産している。加工業も含めると林業関連産業はオーストリア国内第二位の産業ともなっている。ところが、オーストリアの技術を日本に導入するのも、ここでもトラックの排ガス規制と、パワーの欠如が問題となっている。日本のトラックに乗せようとしても、エンジン自体にはパワーがあるのに、外部にパワーを出す機構が弱くて改造しないと出せないということ。このへん、林野庁が、国交省や経産省にもっと根回ししないとダメなんだろうなと思う。
>間伐材を持って帰っても1本2000円でしか売れないという話ですから、そうなれば切ったその場で破砕して持ち帰らないという選択も出てくるかと。間伐材は、お金にならないので、ちょっと前までは、すでに森林の中に放置されていて、これはこれで問題になっている。現在は、バイオマス発電需要で足りないくらいなんだけど、発電所の電気自体は異常な高値で買われる一方、森林所有者にはほとんど分け前はいかず、需給バランスも崩れて、これも問題に。
>林業を産業として残すのか、森林の管理による国土保全の一部として見なしてその名目で仕事をしてもらって産業としては終わりにするのか台湾は、40年近く前に産業としての林業をやめ国土保全・環境に変えたたのだけど、昔植えた木が成熟してきて、また伐採をやらなくていけない状況になっている。しかし、林業の技術が無くなってしまったので、また一からつくらないといけないので、たいへんらしい。
結局、いろいろなことがいきあたりばったりで、長期的展望を持ってやらないといけないのにやれていなかったのが問題なんだと思います。
クローズアップ現代「眠れる日本の宝の山 ~林業再生への挑戦~ [nhk.or.jp]」です。
ちなみにクロ現は、内容も含めよくアーカイブされているので、資料的価値が高い。
> という発想にはならないんですね。 その改造費用捻出するのに、何本の間伐材売る必要がありますかね。
そもそもメンテナンスできるのかあやしいな。ま、スーパーローがないのはどうにもならんだろ。
作らなくなったということはそれだけ売れなくなったということですから、それを無理して製造をお願いするなら、いいお値段になります。完成車メーカーにお願いするより、そういう改造をしてくれる業者を探す方が安いでしょうね。
それとも完成車メーカーに林業保護のために赤字でトラック売れとおっしゃる?
知人に林業やっている人がいるがもっと酷い所だ。だけど大して問題になっていない。コマツだかのクローラーで運び出してから載せているからだったり。
別の所は切り出しの前に道路を整備して、切り出し枝落とし一貫の機械で切って、脇に開いた土地でもっと大きなトラックに積んでいた。高級銘木の時はヘリを使っている。
まあ、そんな具合に土地や物や規模に依って使う機材も違うだろうから、全体自体の話では無いな。でも、そういう所に嵌る業者もそこそこ居るのは確かだろう。
だから、その改造仕様の車両を、持ち込み登録でもいいから生産してくれと言う話でしょ?
架装改造専門の業者なら日本中にあるんだから必要なら改造すればいい。限られた特殊なニーズなのにメーカーに求める意味が分からない。
件のブログにも、ご協力に心から感謝いたします! [ameblo.jp]と改造の話が出てる。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
そんな所で林業やるのが間違い (スコア:0)
某クローズアップ現代のドイツでは林業が復興してる、という特集で、同じようにやれば日本も復活するはずだという結論に持っていってましたが
紹介されていたドイツの林業をやってる山は日本では丘と呼ばれるような場所で、林道も太くて立派なものが整備されており、その差がある限り日本の林業の参考にはこれっぽっちもならない点には触れていませんでした。
アプローチアングルだのデパーチャーアングルだの亀の子状態だのを気にしなければならない道を通らなければ切り出した木を積めないような場所で林業するのが間違いで、林業を産業として残すのか、森林の管理による国土保全の一部として見なしてその名目で仕事をしてもらって産業としては終わりにするのか、選択の時期なのでしょう。
間伐材を持って帰っても1本2000円でしか売れないという話ですから、そうなれば切ったその場で破砕して持ち帰らないという選択も出てくるかと。
もちろん銘木の産地で現状で十分やっていけているような所はそのまま続けて下さい。
#ノーマルのまま乗らないで、ファイナル落としてバネ変えて車高上げてタイヤ径大きくしてセンターデフ(というかトランスミッション自体)をビスカスから旧世代の強制ロックモード付きの物に変更して改造車検受けるという発想にはならないんですね。
Re:そんな所で林業やるのが間違い (スコア:3)
>紹介されていたドイツの林業をやってる山は日本では丘と呼ばれるような場所で、
確かにドイツと比べるのは良く無い。ほとんど平地のフィンランドなんかの林業は、日本の十倍の生産性を誇る。しかし、オーストリアは日本と同様の急峻な山地でであるのだけど、架線の技術を使って日本の三倍の生産性で生産している。加工業も含めると林業関連産業はオーストリア国内第二位の産業ともなっている。ところが、オーストリアの技術を日本に導入するのも、ここでもトラックの排ガス規制と、パワーの欠如が問題となっている。日本のトラックに乗せようとしても、エンジン自体にはパワーがあるのに、外部にパワーを出す機構が弱くて改造しないと出せないということ。このへん、林野庁が、国交省や経産省にもっと根回ししないとダメなんだろうなと思う。
>間伐材を持って帰っても1本2000円でしか売れないという話ですから、そうなれば切ったその場で破砕して持ち帰らないという選択も出てくるかと。
間伐材は、お金にならないので、ちょっと前までは、すでに森林の中に放置されていて、これはこれで問題になっている。現在は、バイオマス発電需要で足りないくらいなんだけど、発電所の電気自体は異常な高値で買われる一方、森林所有者にはほとんど分け前はいかず、需給バランスも崩れて、これも問題に。
>林業を産業として残すのか、森林の管理による国土保全の一部として見なしてその名目で仕事をしてもらって産業としては終わりにするのか
台湾は、40年近く前に産業としての林業をやめ国土保全・環境に変えたたのだけど、昔植えた木が成熟してきて、また伐採をやらなくていけない状況になっている。しかし、林業の技術が無くなってしまったので、また一からつくらないといけないので、たいへんらしい。
結局、いろいろなことがいきあたりばったりで、長期的展望を持ってやらないといけないのにやれていなかったのが問題なんだと思います。
リンクぐらい貼っておこう (スコア:1)
クローズアップ現代「眠れる日本の宝の山 ~林業再生への挑戦~ [nhk.or.jp]」です。
ちなみにクロ現は、内容も含めよくアーカイブされているので、資料的価値が高い。
Re: (スコア:0)
> という発想にはならないんですね。
その改造費用捻出するのに、何本の間伐材売る必要がありますかね。
Re: (スコア:0)
そもそもメンテナンスできるのかあやしいな。
ま、スーパーローがないのはどうにもならんだろ。
Re: (スコア:0)
作らなくなったということはそれだけ売れなくなったということですから、
それを無理して製造をお願いするなら、いいお値段になります。
完成車メーカーにお願いするより、そういう改造をしてくれる業者を探す方が安いでしょうね。
それとも完成車メーカーに林業保護のために赤字でトラック売れとおっしゃる?
Re: (スコア:0)
知人に林業やっている人がいるがもっと酷い所だ。
だけど大して問題になっていない。
コマツだかのクローラーで運び出してから載せているからだったり。
別の所は切り出しの前に道路を整備して、切り出し枝落とし一貫の機械で切って、
脇に開いた土地でもっと大きなトラックに積んでいた。
高級銘木の時はヘリを使っている。
まあ、そんな具合に土地や物や規模に依って使う機材も違うだろうから、全体自体の話では無いな。
でも、そういう所に嵌る業者もそこそこ居るのは確かだろう。
Re: (スコア:0)
だから、その改造仕様の車両を、持ち込み登録でもいいから生産してくれと言う話でしょ?
Re: (スコア:0)
架装改造専門の業者なら日本中にあるんだから必要なら改造すればいい。
限られた特殊なニーズなのにメーカーに求める意味が分からない。
Re: (スコア:0)
件のブログにも、ご協力に心から感謝いたします! [ameblo.jp]と改造の話が出てる。