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実際出荷価格は昔よりもあがっているけど、スーパー側は赤字になってももやしは値上げできない。という。
>安定してもやし農家を経営できる販売価格として「40円程度」ならば40円で出荷すればいいんではないでしょうか?それをいくらで売るかはお店側の自由。
つまり価格交渉力がない界なんだよ。
それを言ったらこの話は終わりです。どうしようもない。
借金して規模拡大しよう。
そう考えた業者は多いようだ。もやし全体の生産量は概ね増えている。http://www.moyashi.or.jp/whats/data.html [moyashi.or.jp]
つまり、儲からないから借金して規模拡大してドツボに填まった業者は多いと言うことみたいだ。赤でもなんでも設備を回さないと駄目。設備を放置しておいても固定費がかかる。
そして、こうして規模拡大のチキンレースが終了した後何が起こるかというと、大規模な業者による寡占だ。特に食品のような分野では競争独占は発生しない。さらに大規模化してしまうと参入障壁が果てしなく高くなる。競争への圧力は著しく低下する。そうして自然発生し高値安定になり消費者が損をする事になる。また、業界もあぐらをかいてしまうため、何か特異的な問題が発生したときに対応できなくて死ぬ可能性がある。
携帯通信業界を見て解るとおり、それを脱するのは強制的に国が競争を促進してもなかなかうまくいかない。また、特異的に発生した事象(携帯通信業界で言うガラケーからスマフォへの大規模な産業転換)に対応できなくて死ぬ、あるいは元々力はあるのにうまくチャンスをモノにできなかったのも、こういう構造になってしまっているからだと思われる。
つまり誰も得をしないわけだ。これを脱するには、ある程度公的な仕組みできちんと補正してやる必要がある、んだが…。
政府は今、一般農家に対しても借金して規模を拡大しろと迫っており、逆になっている。結果、似たようなことが発生すると思われる。食糧問題は直接的に国の安定に関わる問題なので、今一度、買う側は「フェアトレード」の考え方を導入した方がいい。
日本で「食の安全」と話題になるのは、今となっては全く問題の無い放射線と微量でそもそも問題にはならない農薬だ。そういうのを気にするばかりに、遠く離れた無農薬栽培の農家から宅急便で野菜を取り寄せて悦に入ったりしている。
そうじゃない。フェアトレードや、フードマイル(輸送距離)を短くすると言う考え方を入れて欲しい。
欧州の有機栽培規制などはその最先端だが、喰って安全かどうかというより(その視点なら一般の食品規制で安全にきまっている)土地や環境に与える影響や、地域が多様性を保ったまま維持されていく事が重要視されている。
例えば最近在る系統の農薬が欧州では一時禁止された。日本での反応は「欧州で禁止された危険な農薬が日本では合法だ。日本の農作物は危険だ!」と言うものだったが、欧州で禁止された理由は、欧州で発生した蜂の大量死に対する原因を究明するためのもので、その結果人体に対しては比較的(あくまでも比較的)危険性の高い農薬に切り替えられた。(それでも安全である事には違いが無い)また、スーパーではこの食品がどれぐらいの距離を輸送されてきたかという事を表示される試みが行われている。興味が無いからなんでもいい、と言う人たちは仕方が無いが、食の安全とか言う連中は、農薬放射脳ばかり騒がず、もう少し考えて欲しい。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
出荷価格をあげればいい (スコア:4, すばらしい洞察)
実際出荷価格は昔よりもあがっているけど、
スーパー側は赤字になってももやしは値上げできない。という。
>安定してもやし農家を経営できる販売価格として「40円程度」
ならば40円で出荷すればいいんではないでしょうか?
それをいくらで売るかはお店側の自由。
Re: (スコア:3)
在庫で置けないし、流通も固定化している。
価格交渉に失敗して、供給がストップしたらすぐに潰れてしまう。
つまり価格交渉力がない業界なんだよ。
Re: (スコア:0)
つまり価格交渉力がない界なんだよ。
それを言ったらこの話は終わりです。
どうしようもない。
Re:出荷価格をあげればいい (スコア:0)
借金して規模拡大しよう。
Re:出荷価格をあげればいい (スコア:3, 興味深い)
そう考えた業者は多いようだ。
もやし全体の生産量は概ね増えている。
http://www.moyashi.or.jp/whats/data.html [moyashi.or.jp]
つまり、儲からないから借金して規模拡大してドツボに填まった業者は多いと言うことみたいだ。赤でもなんでも設備を回さないと駄目。設備を放置しておいても固定費がかかる。
そして、こうして規模拡大のチキンレースが終了した後何が起こるかというと、大規模な業者による寡占だ。
特に食品のような分野では競争独占は発生しない。さらに大規模化してしまうと参入障壁が果てしなく高くなる。競争への圧力は著しく低下する。そうして自然発生し高値安定になり消費者が損をする事になる。
また、業界もあぐらをかいてしまうため、何か特異的な問題が発生したときに対応できなくて死ぬ可能性がある。
携帯通信業界を見て解るとおり、それを脱するのは強制的に国が競争を促進してもなかなかうまくいかない。また、特異的に発生した事象(携帯通信業界で言うガラケーからスマフォへの大規模な産業転換)に対応できなくて死ぬ、あるいは元々力はあるのにうまくチャンスをモノにできなかったのも、こういう構造になってしまっているからだと思われる。
つまり誰も得をしないわけだ。
これを脱するには、ある程度公的な仕組みできちんと補正してやる必要がある、んだが…。
政府は今、一般農家に対しても借金して規模を拡大しろと迫っており、逆になっている。結果、似たようなことが発生すると思われる。食糧問題は直接的に国の安定に関わる問題なので、今一度、買う側は「フェアトレード」の考え方を導入した方がいい。
日本で「食の安全」と話題になるのは、今となっては全く問題の無い放射線と微量でそもそも問題にはならない農薬だ。
そういうのを気にするばかりに、遠く離れた無農薬栽培の農家から宅急便で野菜を取り寄せて悦に入ったりしている。
そうじゃない。
フェアトレードや、フードマイル(輸送距離)を短くすると言う考え方を入れて欲しい。
欧州の有機栽培規制などはその最先端だが、喰って安全かどうかというより(その視点なら一般の食品規制で安全にきまっている)土地や環境に与える影響や、地域が多様性を保ったまま維持されていく事が重要視されている。
例えば最近在る系統の農薬が欧州では一時禁止された。日本での反応は「欧州で禁止された危険な農薬が日本では合法だ。日本の農作物は危険だ!」と言うものだったが、欧州で禁止された理由は、欧州で発生した蜂の大量死に対する原因を究明するためのもので、その結果人体に対しては比較的(あくまでも比較的)危険性の高い農薬に切り替えられた。(それでも安全である事には違いが無い)
また、スーパーではこの食品がどれぐらいの距離を輸送されてきたかという事を表示される試みが行われている。
興味が無いからなんでもいい、と言う人たちは仕方が無いが、食の安全とか言う連中は、農薬放射脳ばかり騒がず、もう少し考えて欲しい。