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民主主義国家において、中央政府も地方自治体も、おしなべて間接民主制を導入しているのは伊達や酔狂じゃなく、最善の策だからです。「本来最善は直接民主制だけど、次善の策として間接民主制で我慢している」わけではないんです。もっとも「地方自治は民主主義の学校」なんて法諺もあるので、高知県大川村がケーススタディとして「民主主義杯争奪 『直接民主制 VS 間接民主制』 タイトルマッチ」という興行うって人柱になりたいのなら、それはそれでまた一興ですが。
私の住んでる人口5万人くらいの市でも、市議会議員の立候補者なんて定数+1か2とか普通ですからねほとんどの田舎の議会選って、当選率80%とか90%なんじゃないでしょうか議員の報酬が悪いわけではない(拘束時間考えたら、田舎じゃむしろ高給)のにこういう状況なら、いっそ他のやり方考えてもいいんじゃね?ってのは思いますけどね全員が一同に会するのが難しければ、その会での投票権を誰かに委ねる方式にするとかそんなやんわりとした間接民主主義とか
やりたくてやるなんて一言も書いてないよ。
> 間接民主制を導入しているのは伊達や酔狂じゃなく、最善の策だから
当方が政治学を学んだ時代には「それぞれに長短あるが、構成員の数が増えたり、議決すべき案件の数が増え専門性が高くなると、間接民主制を採用せざるを得ない」というあたりで落ち着いていたような。
でもって、本件のように構成員の数が問題にならず、やることもせいぜい予算審議ぐらいの場合は、長短のバランスが比較的とれるので、別に「間接民主制が最善」とはいえないと思う。
政治学的な興味からいうと、日本では稀有な事例なので、この際町村総会を実現して、実際にどんな政治運営がなされるのか見てみたい気がする。
単純に様々な技術的課題により間接民主制にせざるを得ないってだけで、間接民主制がベストであるという学説は(今でも)存在しない気がします。むしろ技術的課題が緩和されるにつれて、重大案件については直接民主的な住人投票で雌雄を決することも増えてきてますよね。スコットランド独立問題とかブレグジットとか(どっちもイギリスですが)ものすごく長期的には(100年スパンで見れば)、政治課題のリストを国民一人一人が眺めて興味ある問題について賛否をポチポチ押して、政党は法案提出と各項目の国民へのアピールを行う集団になる、みたいな未来も普通にあり得るかと。
技術的課題なんて大して緩和されていないのではないですか?
>政治課題のリストを国民一人一人が眺めて興味ある問題について賛否をポチポチ押して
とおっしゃいますが、「リスト」というからにはせいぜいExcelの1セル程度の記述ですよね?それではまるで、WBSの文言のみしか見ないPMに統治された開発現場と同じ様に見えますが。
黒白を判断するのはPMでも主権者でも変わりない訳で、なんでソフト開発で近畿なやり方が、民主政体だと技術革新になるのか? ぜひ知りたいものです。
年によりますが国会で審議される法案がざっと150とか200とかなので、まずタイトルを眺めて興味のある議題に賛成か反対かを入れるという形になると思います。そのような仕組みにした場合、自民党なり共産党なりの集団は法案提出集団となると同時に、支持組織に対して「この議題には賛成を、この議題には反対を、それぞれお願いします」みたいに頼んで回り組織票を集めることになるでしょう。もちろん自分で判断したいという人は詳細を見て判断することもできます。従来と比べると、選挙さえあれば白紙委任でやりたい放題だったのに比べて、全ての案件で常在選挙みたいな状態になります。説明責任が常に問われることになります。
メリットは各政策に対して国民一人一人が判断することになり、結果責任が明確になること。デメリットはまぁ、こんなシステムを国民全員に使わせるとなると10年20年じゃ無理ってことですね。
ソフト開発で近畿というのはよく分かりません。大阪?まあある意味バグ管理システムをより進めたような仕組みになるんじゃないですかね。
本件のように人数が極端に少ない場合はどうでしょうね。
構成人数が 1人の場合、2人の場合、3人の場合、… n 人の場合、n + 1人の場合、…のすべてで最善でしょうか?またそうでない場合、最小となる n の数は?
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
地方自治体は民主主義の学校 (スコア:2)
民主主義国家において、中央政府も地方自治体も、おしなべて間接民主制を導入しているのは伊達や酔狂じゃなく、最善の策だからです。
「本来最善は直接民主制だけど、次善の策として間接民主制で我慢している」わけではないんです。
もっとも「地方自治は民主主義の学校」なんて法諺もあるので、
高知県大川村がケーススタディとして「民主主義杯争奪 『直接民主制 VS 間接民主制』 タイトルマッチ」という興行うって人柱になりたいのなら、それはそれでまた一興ですが。
Re:地方自治体は民主主義の学校 (スコア:2)
私の住んでる人口5万人くらいの市でも、市議会議員の立候補者なんて定数+1か2とか普通ですからね
ほとんどの田舎の議会選って、当選率80%とか90%なんじゃないでしょうか
議員の報酬が悪いわけではない(拘束時間考えたら、田舎じゃむしろ高給)のにこういう状況なら、
いっそ他のやり方考えてもいいんじゃね?ってのは思いますけどね
全員が一同に会するのが難しければ、その会での投票権を誰かに委ねる方式にするとか
そんなやんわりとした間接民主主義とか
Re: (スコア:0)
やりたくてやるなんて一言も書いてないよ。
政治学的には (スコア:0)
> 間接民主制を導入しているのは伊達や酔狂じゃなく、最善の策だから
当方が政治学を学んだ時代には「それぞれに長短あるが、構成員の数が増えたり、議決すべき案件の数が増え専門性が高くなると、間接民主制を採用せざるを得ない」というあたりで落ち着いていたような。
でもって、本件のように構成員の数が問題にならず、やることもせいぜい予算審議ぐらいの場合は、長短のバランスが比較的とれるので、別に「間接民主制が最善」とはいえないと思う。
政治学的な興味からいうと、日本では稀有な事例なので、この際町村総会を実現して、実際にどんな政治運営がなされるのか見てみたい気がする。
Re: (スコア:0)
単純に様々な技術的課題により間接民主制にせざるを得ないってだけで、間接民主制がベストであるという学説は(今でも)存在しない気がします。
むしろ技術的課題が緩和されるにつれて、重大案件については直接民主的な住人投票で雌雄を決することも増えてきてますよね。スコットランド独立問題とかブレグジットとか(どっちもイギリスですが)
ものすごく長期的には(100年スパンで見れば)、政治課題のリストを国民一人一人が眺めて興味ある問題について賛否をポチポチ押して、政党は法案提出と各項目の国民へのアピールを行う集団になる、みたいな未来も普通にあり得るかと。
Re: (スコア:0)
技術的課題なんて大して緩和されていないのではないですか?
>政治課題のリストを国民一人一人が眺めて興味ある問題について賛否をポチポチ押して
とおっしゃいますが、「リスト」というからにはせいぜいExcelの1セル程度の記述ですよね?
それではまるで、WBSの文言のみしか見ないPMに統治された開発現場と同じ様に見えますが。
黒白を判断するのはPMでも主権者でも変わりない訳で、なんでソフト開発で近畿なやり方が、民主政体だと技術革新になるのか? ぜひ知りたいものです。
Re: (スコア:0)
年によりますが国会で審議される法案がざっと150とか200とかなので、まずタイトルを眺めて興味のある議題に賛成か反対かを入れるという形になると思います。
そのような仕組みにした場合、自民党なり共産党なりの集団は法案提出集団となると同時に、支持組織に対して「この議題には賛成を、この議題には反対を、それぞれお願いします」みたいに頼んで回り組織票を集めることになるでしょう。
もちろん自分で判断したいという人は詳細を見て判断することもできます。
従来と比べると、選挙さえあれば白紙委任でやりたい放題だったのに比べて、全ての案件で常在選挙みたいな状態になります。説明責任が常に問われることになります。
メリットは各政策に対して国民一人一人が判断することになり、結果責任が明確になること。
デメリットはまぁ、こんなシステムを国民全員に使わせるとなると10年20年じゃ無理ってことですね。
ソフト開発で近畿というのはよく分かりません。大阪?
まあある意味バグ管理システムをより進めたような仕組みになるんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
本件のように人数が極端に少ない場合はどうでしょうね。
構成人数が 1人の場合、2人の場合、3人の場合、… n 人の場合、n + 1人の場合、…のすべてで最善でしょうか?
またそうでない場合、最小となる n の数は?