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Intel iAPX 432と同じような失敗だったな
それってつまりアイディアはよかったけど実装は悪かったということなのでは…
VLIW (Very Long Instruction Word) タイプの CPU は成功したためしがないか、ちょっと成功したかなと思ったらあっという間に市場から消え去るのがつねだから、アイディア自体よくないってことだろう。期待は大きかった [atmarkit.co.jp]けど。
Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
「VLIWだから失敗した」というより「x86じゃないから失敗した」ってだけの話で、むしろARMがx86を脅かすレベルにまで成功してることの方が驚異に思えます。
>Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
出荷台数、売上、業界潮流への影響、いずれを取ってもItaniumがPOWER/PowerPCより成功したとは思えない。ニッチの有力プレーヤーとして生き延びた時間ではSPARCにもかなわない。Itaniumが実力で駆逐出来たのは強いて言えばMIPSくらいで、AlphaやPA-RISCが終了したのはHPがItaniumが出来てもいない内にそっちに全力を賭けることにしてしまっただけ。
見えづらいが中下位メインフレームは一時期Itanium一色になったけどね今はNECのように独自プロセッサに戻したか、Xeonが取って代わったかなのかな
ちなみにItaniumメインフレームは元のアーキテクチャのエミュレーターを動かしていたのでIA64自体はわりとどうでもよかったりするチップセットのほうがむしろ主役ねよそはSPARCやmipsにしろ、チップセットはHWベンダーが独自調達する必要があったから
> Itaniumが実力で駆逐出来たのは強いて言えばMIPSくらいで、
これは SGI のことを言ってると思うんだけど(DEC の MIPS マシンは Alpha へ移行してたので)、Itanium に移行した時点で SGI の存在感はすごく薄くなってたので、ホント「強いて言えば」って感じ。
MIPS のもう一つの応用であった組み込み分野に Itanium は参入できず、そっちを駆逐したのは ARM だったしなあ。
> Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
アーキテクチャというよりは、マスを指向すると言う半導体(プロセッサ)ビジネスのセオリーに添ってビジネスをやっている所は残って、セオリーに反している所は消えただけの話じゃないかな。
自前主義のインテルと契約だけ守ればどんな改造でも許しちゃうARMに共通するセオリーってあるのだろうか…#X86といえばストロングな腕が特徴
そもそもX86置き換えようって発想がよろしくなかった。EPICがそもそもX86命令がパイプラインとか考慮されていなくってアウトオブオーダーの消費電力あまりにもきついから、代わりに命令セットやコンパイラで頑張ろうって発想だからね。そこにアウトオブオーダー全盛のX86命令流し込んだらどうなるか…って事ですよ。
メインフレームに絞って、「ソースコードあるのだから再コンパイルよろしく。高性能なCPUとコンパイラは用意したから。」って割り切った方が成功しただろうね。X86についてはどうしても対応させたいなら事前コンバータとかの方がましだったろうね。
それはその通りなような気がするのだがではいいCPUだったというのはどうなるのだろうな。
たしかitanium間でも再コンパイルが必要なケースがあるんじゃなかった?
ソースを取ってきて自サイト向けにコンパイルという昔のunix文化を前提にitaniumを作ったがrpm等のバイナリ配布の手軽さに負けたのではないかと
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
いいCPUだったんだけどな… (スコア:0)
Intel iAPX 432と同じような失敗だったな
Re: (スコア:0)
それってつまりアイディアはよかったけど実装は悪かったということなのでは…
Re:いいCPUだったんだけどな… (スコア:0)
VLIW (Very Long Instruction Word) タイプの CPU は成功したためしがないか、ちょっと成功したかなと思ったらあっという間に市場から消え去るのがつねだから、アイディア自体よくないってことだろう。期待は大きかった [atmarkit.co.jp]けど。
Re:いいCPUだったんだけどな… (スコア:3, すばらしい洞察)
Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
「VLIWだから失敗した」というより「x86じゃないから失敗した」ってだけの話で、
むしろARMがx86を脅かすレベルにまで成功してることの方が驚異に思えます。
Re:いいCPUだったんだけどな… (スコア:2, 興味深い)
>Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
出荷台数、売上、業界潮流への影響、いずれを取ってもItaniumがPOWER/PowerPCより成功したとは思えない。
ニッチの有力プレーヤーとして生き延びた時間ではSPARCにもかなわない。
Itaniumが実力で駆逐出来たのは強いて言えばMIPSくらいで、AlphaやPA-RISCが終了したのはHPがItaniumが出来てもいない内にそっちに全力を賭けることにしてしまっただけ。
Re:いいCPUだったんだけどな… (スコア:1)
見えづらいが中下位メインフレームは一時期Itanium一色になったけどね
今はNECのように独自プロセッサに戻したか、Xeonが取って代わったかなのかな
Re: (スコア:0)
ちなみにItaniumメインフレームは元のアーキテクチャのエミュレーターを動かしていたのでIA64自体はわりとどうでもよかったりする
チップセットのほうがむしろ主役ね
よそはSPARCやmipsにしろ、チップセットはHWベンダーが独自調達する必要があったから
Re: (スコア:0)
> Itaniumが実力で駆逐出来たのは強いて言えばMIPSくらいで、
これは SGI のことを言ってると思うんだけど(DEC の MIPS マシンは Alpha へ移行してたので)、
Itanium に移行した時点で SGI の存在感はすごく薄くなってたので、ホント「強いて言えば」って感じ。
MIPS のもう一つの応用であった組み込み分野に Itanium は参入できず、
そっちを駆逐したのは ARM だったしなあ。
Re: (スコア:0)
> Itaniumレベルでダメだしされるようでは、「成功し続けている」アーキテクチャって、x86とARMぐらいになるんじゃないの?
アーキテクチャというよりは、マスを指向すると言う半導体(プロセッサ)ビジネスのセオリーに添ってビジネスをやっている所は残って、セオリーに反している所は消えただけの話じゃないかな。
Re: (スコア:0)
自前主義のインテルと契約だけ守ればどんな改造でも許しちゃうARMに共通するセオリーってあるのだろうか…
#X86といえばストロングな腕が特徴
Re: (スコア:0)
そもそもX86置き換えようって発想がよろしくなかった。
EPICがそもそもX86命令がパイプラインとか考慮されていなくってアウトオブオーダーの消費電力あまりにもきついから、代わりに命令セットやコンパイラで頑張ろうって発想だからね。
そこにアウトオブオーダー全盛のX86命令流し込んだらどうなるか…って事ですよ。
メインフレームに絞って、「ソースコードあるのだから再コンパイルよろしく。高性能なCPUとコンパイラは用意したから。」って割り切った方が成功しただろうね。
X86についてはどうしても対応させたいなら事前コンバータとかの方がましだったろうね。
Re: (スコア:0)
それはその通りなような気がするのだがではいいCPUだったというのはどうなるのだろうな。
Re: (スコア:0)
たしかitanium間でも再コンパイルが必要なケースがあるんじゃなかった?
ソースを取ってきて自サイト向けにコンパイル
という昔のunix文化を前提にitaniumを作ったが
rpm等のバイナリ配布の手軽さに負けたのではないかと
Re: (スコア:0)
itanium というか PIC は、命令幅の変更があってもバイナリ互換のまま新しい命令幅で実行できる VLIW の亜種ってのが売り。