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まず発端となった論文は既に非公開となっており、私は読んでいないので伝聞による推測になります。
感覚的には今回の論文における著作物の利用は、 著作権法第三十条の四 [e-gov.go.jp]
公表された著作物は、著作物の録音、録画その他の利用に係る技術の開発又は実用化のための試験の用に供する場合には、その必要と認められる限度において、利用することができる。
の対象とならない可能性もあるのではと思います。
理由は(1)立法趣旨、「必要と認められる限度」にそぐわないこの条は平成24年の法改正 [bunka.go.jp]で追加されたものですが、その際の立法趣旨が、「著作権者の利益を不当に害しないような著作物等の利用であっても形式的には違法となるものについて,著作権等の侵害とならないことを明確
>まず発端となった論文は既に非公開となっており、私は読んでいないので伝聞による推測になります。
↓論文はこちらにアーカイブされているものがあります。 https://web.archive.org/web/20170524152236/https://kaigi.org/jsai/webp... [archive.org]
>感覚的には今回の論文における著作物の利用は、著作権法第三十条の四の対象とならない可能性もあるのではと思います。
フィルタリング技術開発のための著作物(小説)の利用((今後開発する?)フィルタリングプログラムでの利用など)は第三十条の四の対象であり基本的には問題ないと思います。しかし、論文に著作物である小説の文章の一部を記載する行
論文著者が著作物(小説)を論文に利用している箇所は 3.3.1「一松は(中略)をした。」 3.3.2「びゅびゅ(中略)広がる。」 3.3.3「前戯(中略)なんだ。」 3.3.4「先ほど(中略)許してしまう。」 の4か所だけですが、多分「引用」したかったのでしょう。
私(安岡孝一)も最初はそう考えたのですけど、元論文を何度か読んでるうちに、これ、クラス1とかにうまくハメ込むために、論文に示す文例をいじったんじゃないか、という気がしてきたのです。もちろん、あくまで可能性の問題ではあるのですけど、それだと当然、出所の明示ができなくなっちゃうわけです。で、その可能性にいったん気が付いちゃうと、さすがに「転載」とか「引用」とかの能天気な表現は私自身は使えなくて、けど、いい単語もなくて、とりあえず「例示」という表現で含みを持たせることにしたんですが、結局あまりいい表現じゃなかったですね…。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
三十条の四に該当しない (スコア:4, 興味深い)
まず発端となった論文は既に非公開となっており、私は読んでいないので伝聞による推測になります。
感覚的には今回の論文における著作物の利用は、 著作権法第三十条の四 [e-gov.go.jp]
公表された著作物は、著作物の録音、録画その他の利用に係る技術の開発又は実用化のための試験の用に供する場合には、その必要と認められる限度において、利用することができる。
の対象とならない可能性もあるのではと思います。
理由は
(1)立法趣旨、「必要と認められる限度」にそぐわない
この条は平成24年の法改正 [bunka.go.jp]で追加されたものですが、
その際の立法趣旨が、「著作権者の利益を不当に害しないような著作物等の利用であっても形式的には違法となるものについて,著作権等の侵害とならないことを明確
論文自体には三十条の四は無関係 (スコア:2)
>まず発端となった論文は既に非公開となっており、私は読んでいないので伝聞による推測になります。
↓論文はこちらにアーカイブされているものがあります。
https://web.archive.org/web/20170524152236/https://kaigi.org/jsai/webp... [archive.org]
>感覚的には今回の論文における著作物の利用は、著作権法第三十条の四の対象とならない可能性もあるのではと思います。
フィルタリング技術開発のための著作物(小説)の利用((今後開発する?)フィルタリングプログラムでの利用など)は第三十条の四の対象であり基本的には問題ないと思います。
しかし、論文に著作物である小説の文章の一部を記載する行
単なる「例示」ないし「転載」であって「引用」ではない (スコア:2)
私(安岡孝一)も最初はそう考えたのですけど、元論文を何度か読んでるうちに、これ、クラス1とかにうまくハメ込むために、論文に示す文例をいじったんじゃないか、という気がしてきたのです。もちろん、あくまで可能性の問題ではあるのですけど、それだと当然、出所の明示ができなくなっちゃうわけです。で、その可能性にいったん気が付いちゃうと、さすがに「転載」とか「引用」とかの能天気な表現は私自身は使えなくて、けど、いい単語もなくて、とりあえず「例示」という表現で含みを持たせることにしたんですが、結局あまりいい表現じゃなかったですね…。