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人工知能が人間には理解できない言語を使い始めた?」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2017年07月07日 11時30分 (#3240514)

    ポイントはそこじゃないみたいです

    最初は「人間の交渉を模倣する」ようにさせる。
    次に、「交渉結果のスコアが高くなるように」させてみる。

    しかし、ここで野放しにしておくと、(当然予想されることとして)人間の自然な言葉のやりとり(を模倣すること)からは逸脱してしまう。

    そこで、逸脱しないように修正を加えつつ、高いスコアを出すにはどうしたらよいか、というような話みたい。

    「交渉」とは具体的にどのようなことをするかというと、「帽子」や「本」など、それぞれ特定の「価値」を与えられたアイテムの集合を、「こちら側からは見えない別の価値体系」を持った相手と分け合う、ということです。

    実際のやりとりは、「帽子をあげますから、本をください」といったようなものです。

    むしろ興味深い点は、この過程で、ボットが相手を騙そうとする、つまり、自分にとってあまり価値の高くないアイテムを「欲しがっているようなふりをする」行動が見られたということです。

    • by Anonymous Coward on 2017年07月07日 12時25分 (#3240549)

      人間に分かる手筋だけに制限された AlphaGo みたいなもんやな

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        つくづくAlphaGoの開発者がそんな馬鹿じゃなくてよかった

      • by Anonymous Coward

        それは本件とは全然違うだろ。
        AlphaGoが唯一話せる言語は打ち手のことであり、それは人間もちゃんと理解出来る形になっている。
        その打ち手に至った「思考プロセス」を理解出来ないというのはまた別の話。

    • by Anonymous Coward

      むしろ興味深い点は、この過程で、ボットが相手を騙そうとする

      人間の模倣からスタートしたのが原因でないとすれば、交渉というスキームそのものに欺騙を含んでいるということだろうか。確かに興味深い。

海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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