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> 5両の機関車と178両の貨車
たまに衝撃映像○○連発的な番組で、列車の前をギリギリで横切る無茶な車両や人の映像を見かけるけど、そりゃこれだけ連なってると通過待ちも相当な時間になるだろうし、何とかその前に…って思うわな。
時速60kmなら3分。そんな列車が通ってるとこなんてどうせクソ田舎だろうからそれくらい待てそうな気もするが。
田舎でも駅の近くで上下線待ちしてると3分ぐらい待ちますねぇ。都会の踏切なら尚のこと。
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米国で新幹線作る時のハードルに、トラックに突っ込んでも先頭車両壊れないこと、っていう無茶な要求仕様がある、って聞いたことがあるんだけど、こーいう長大な貨物列車とかを念頭に置いた規定なんですかね…。
踏切の場合を念頭に置くともっと待ち時間は長くなりそう。踏切に立ち往生してる車などがあったときに、貨物側が非常ブレーキかけて間に合わないと意味ないもん。
長さ3kmで数万トンの編成とか、制動距離どれくらいになるやら……。
> 各車両に自分が止まるのに十分なブレーキがついてれば編成長と制動距離は関係ないのでは「全編成で同時にブレーキをかけはじめる」だけで簡単じゃないのです。タイミングがズレたら脱線したり連結器が壊れたりします。
また、各車両にブレーキをつけようとすると、ブレーキに使う圧縮空気を機関車側から貨車に供給する必要がでてきます。(貨車そのものに空気圧縮装置をつけてもいいけど、そうすると今度は貨車への電力供給が必要になるし、貨車そのものの重量や整備性・コストの問題が出てくる)
で、編成の長さがkm単位になると、その空気圧を維持するだけでも大変そうで。先頭に機関車を置くだけでどうにかなる重量じゃないから、編成の途中にも入れたりしてるんだろうし、それが緩急車の役割も持つんでしょうけど。
あと、車両ごとのブレーキ性能に差が出ると脱線の原因になるので、その辺のバランスを調節する機能がないと、まずうまくいかない。常用のブレーキであれば効き具合を見ながら調節して、というのができるけど、非常ブレーキでそこまで細かい調節ができるとは思えないし……。かといってこの長さだと、脱線上等でやるにはリスキーすぎる気が。
電磁吸着ブレーキや圧着ブレーキ等をも投入して、極長大重編成列車の制動能力を高め過ぎると、その凄まじい迄の慣性力を受け止めたレールが犬釘から滑りだして、レールが座屈して、果ては犬釘が抜けるなり、枕木が横へずれだすなりするのでは?(妄想かな?)
実際に、先頭車両から空気を送って、車両側のブレーキを動かしているのでは。
後ろの方まで空気圧が伝わるのは時間がかかるので、情報は電子化して、早くブレーキが効くようにするシステム。http://gigazine.net/news/20160331-electronically-controlled-pneumatic-brake/ [gigazine.net]
EOTと呼ばれる仮設の尾灯で編成後部からもブレーキ圧を抜きます。制御には機関車から無線です。また編成中間にある機関車も無線で操作しています。https://en.wikipedia.org/wiki/End-of-train_device [wikipedia.org]https://en.wikipedia.org/wiki/Distributed_power [wikipedia.org]
鉄道分野の空気圧ブレーキって、「圧力をかけることで(+機械的な操作で)ブレーキが緩解される」仕組みだよ。だから空気圧が伝わっていなければブレーキ全開の状態になっていて走行しない。そうじゃないと走行中に編成がちぎれてブレーキ管の圧力がなくなったときに暴走状態になるからね。故に、空気圧が後まで伝わるのにかかるタイムラグはさほど重要じゃない。空気圧が伝わってなければそもそも走り始めることができないから。
それを差し引いても結局、「個別の重量が違う貨物車両で、編成内のブレーキ力をどうやってバランス取るのか」という問題だけが残る。
# しかし183両か・・・鉄道分野で183って燃えやすい数字なのか?(をい
線路がカーブしている場合、後ろの貨車の制動力が足りないと車両が押し出されて脱線しそうだし、後ろの貨車の制動力が強すぎると引っ張られて内側に転倒しそう。映画とかで見るアメリカの貨物列車って、のんびり20-30km/h位で走ってるイメージなんですが、ブレーキバランスが関係してるのかな?
なんでや!阪神関係ないやろ!
編成の長さは関係ない。むしろ、枕木・犬釘あたりでどれだけ運動エネルギーを支えるかが問題である。
京急800形は、質量35t、長さ18.5m、非常ブレーキが-4.5km/h/s→1200N/レール1本・1m
アメリカの貨車の緒元がどれくらいか分からないが、とりあえず53ftコンテナ2段積み、50t?、20m?、非常ブレーキ-2km/h/s?→700N/レール1本・1m
京急の普通電車の方が犬釘(今どきの弾性締結装置を含む)への負担が大きい。
と、計算してみたがじつは、アンチクリーパー [hosenwiki.com]という道具があり、慣性力を受け止めている。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
全長は? (スコア:1)
> 5両の機関車と178両の貨車
たまに衝撃映像○○連発的な番組で、列車の前をギリギリで横切る無茶な車両や人の映像を見かけるけど、そりゃこれだけ連なってると通過待ちも相当な時間になるだろうし、何とかその前に…って思うわな。
Re: (スコア:0)
駅で交換できるのかしら
Re: (スコア:0)
時速60kmなら3分。
そんな列車が通ってるとこなんてどうせクソ田舎だろうから
それくらい待てそうな気もするが。
Re: (スコア:0)
田舎でも駅の近くで上下線待ちしてると3分ぐらい待ちますねぇ。
都会の踏切なら尚のこと。
/
米国で新幹線作る時のハードルに、トラックに突っ込んでも先頭車両壊れないこと、っていう無茶な要求仕様がある、って聞いたことがあるんだけど、こーいう長大な貨物列車とかを念頭に置いた規定なんですかね…。
Re: (スコア:0)
踏切の場合を念頭に置くともっと待ち時間は長くなりそう。
踏切に立ち往生してる車などがあったときに、貨物側が非常ブレーキかけて間に合わないと意味ないもん。
長さ3kmで数万トンの編成とか、制動距離どれくらいになるやら……。
Re:全長は? (スコア:0)
Re:全長は? (スコア:2, 興味深い)
> 各車両に自分が止まるのに十分なブレーキがついてれば編成長と制動距離は関係ないのでは
「全編成で同時にブレーキをかけはじめる」だけで簡単じゃないのです。
タイミングがズレたら脱線したり連結器が壊れたりします。
また、各車両にブレーキをつけようとすると、ブレーキに使う圧縮空気を機関車側から貨車に供給する必要がでてきます。
(貨車そのものに空気圧縮装置をつけてもいいけど、そうすると今度は貨車への電力供給が必要になるし、貨車そのものの重量や整備性・コストの問題が出てくる)
で、編成の長さがkm単位になると、その空気圧を維持するだけでも大変そうで。
先頭に機関車を置くだけでどうにかなる重量じゃないから、編成の途中にも入れたりしてるんだろうし、それが緩急車の役割も持つんでしょうけど。
あと、車両ごとのブレーキ性能に差が出ると脱線の原因になるので、その辺のバランスを調節する機能がないと、まずうまくいかない。
常用のブレーキであれば効き具合を見ながら調節して、というのができるけど、非常ブレーキでそこまで細かい調節ができるとは思えないし……。かといってこの長さだと、脱線上等でやるにはリスキーすぎる気が。
Re: (スコア:0)
電磁吸着ブレーキや圧着ブレーキ等をも投入して、極長大重編成列車の制動能力を高め過ぎると、その凄まじい迄の慣性力を受け止めたレールが犬釘から滑りだして、レールが座屈して、果ては犬釘が抜けるなり、枕木が横へずれだすなりするのでは?(妄想かな?)
Re: (スコア:0)
実際に、先頭車両から空気を送って、車両側のブレーキを動かしているのでは。
後ろの方まで空気圧が伝わるのは時間がかかるので、
情報は電子化して、早くブレーキが効くようにするシステム。
http://gigazine.net/news/20160331-electronically-controlled-pneumatic-brake/ [gigazine.net]
Re: (スコア:0)
脱線したらもうあきらめるしかないけど連結器が壊れるのは最悪だな
ウンkmの長大編成でもワンマン運転だから、最後尾で故障したら先頭のウテシが徒歩で故障箇所まで行って直さなきゃならん…
Re:全長は? (スコア:1)
EOTと呼ばれる仮設の尾灯で編成後部からもブレーキ圧を抜きます。
制御には機関車から無線です。また編成中間にある機関車も無線で操作しています。
https://en.wikipedia.org/wiki/End-of-train_device [wikipedia.org]
https://en.wikipedia.org/wiki/Distributed_power [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
鉄道分野の空気圧ブレーキって、「圧力をかけることで(+機械的な操作で)ブレーキが緩解される」仕組みだよ。
だから空気圧が伝わっていなければブレーキ全開の状態になっていて走行しない。
そうじゃないと走行中に編成がちぎれてブレーキ管の圧力がなくなったときに暴走状態になるからね。
故に、空気圧が後まで伝わるのにかかるタイムラグはさほど重要じゃない。空気圧が伝わってなければそもそも走り始めることができないから。
それを差し引いても結局、「個別の重量が違う貨物車両で、編成内のブレーキ力をどうやってバランス取るのか」という問題だけが残る。
# しかし183両か・・・鉄道分野で183って燃えやすい数字なのか?(をい
Re: (スコア:0)
線路がカーブしている場合、後ろの貨車の制動力が足りないと車両が押し出されて脱線しそうだし、後ろの貨車の制動力が強すぎると引っ張られて内側に転倒しそう。
映画とかで見るアメリカの貨物列車って、のんびり20-30km/h位で走ってるイメージなんですが、ブレーキバランスが関係してるのかな?
Re: (スコア:0)
なんでや!阪神関係ないやろ!
Re:全長は? (スコア:2)
編成の長さは関係ない。
むしろ、枕木・犬釘あたりでどれだけ運動エネルギーを支えるかが問題である。
京急800形は、質量35t、長さ18.5m、非常ブレーキが-4.5km/h/s
→1200N/レール1本・1m
アメリカの貨車の緒元がどれくらいか分からないが、
とりあえず
53ftコンテナ2段積み、50t?、20m?、非常ブレーキ-2km/h/s?
→700N/レール1本・1m
京急の普通電車の方が犬釘(今どきの弾性締結装置を含む)への負担が大きい。
と、計算してみたが
じつは、アンチクリーパー [hosenwiki.com]という道具があり、慣性力を受け止めている。