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突然でてきて世界を塗り替えるかと思いきやその後の続報がまったく無いよね
そうそう!そんなにいいものなら発表なんかしないでさっさと商用化してがっぽり儲ければいいのに。でも、そうしないのはなぜ?って考えていくと、やっぱり口に出せない障壁があるんだろうなぁ。でも、結果を出したということは世間に認めてもらいたい。って葛藤なのかな?
(アカデミックの)研究者はどっちかっていうと新しい何かを考案したり作ったりするのがお仕事。なので必ずしも商品化や実用化を目指すわけじゃないし、実用化を考えていないことも多い。「商品化前になんで発表するの?」と言うより、「商品化したいなら誰かやれば?」とかそういうスタンス。でまあ一般的に、何かの商品化には品質のコントロールやらコストの問題やら色々あるので、何でもかんでも商品化できるとは限らない。流れとしては、研究者が手当たり次第に色々思いつき&実証して発表 → そのうちの一部に企業等が目をつけ実用化にトライ → そのうちの一部が実用化可能に、となる。だから発表の中で実用化されるのはごく一部だし、実用化までに何年とか何十年とかかかるものも多い。もちろん実用化まで自分でやるアカデミックの研究者もないわけではないけど、非常に少数。
>そんなにいいものなら発表なんかしないでさっさと商用化してがっぽり儲ければいいのに。単純に、「イノベーティブな物であれば何故か経済的にもペイすると思い込んでいるから」だね。「技術的に可能」ってのと「経済的に高効率」ってのは意外と違ったりするよ。せめてコストの壁を破らないと、ニッチな市場にすらなかなか使われるものでは無かったり。
でもまあ、これは他では出来ない分野に使えそうだから、コスト度外視でも使う所も出易い事例では無いかと思うので、暫く見て居れば出て来るのではないかな。
先端すぎる発見は安定して動かないんだよ。それが「実験室レベル」ってやつ。
風が吹いたら壊れるとか、三日で蒸発するとか、100個作って1個しか動かないとか、まだまだ不都合が一杯ある。最初のリチウム二次電池は1970年代には発明されてる。でも、携帯電話に入れても爆発炎上する事故を起こさず、数千円で買え、年間何万個と作れる現代のリチウムイオン二次電池になるまでには30年以上かかってる。この研究もその類で、あと10~15年くらいしたら「最初のピエゾ積層アンテナ応用機器」が出てくるかもしれない。
じゃあ10年かけて完成してから発表すべきかっていうとそれはカネが続かないんで、一番重要な原理だけ示して後進に任せる。それが「基礎研究」で、社会に近づけていくのが応用研究。応用研究はより早くカネになるし重要性は同じくらいあるけど、ネタとしてはある程度誰が見ても分かる訳だから面白味は薄いし、塗り替え方は弱い。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
こういう今までとは桁が違うほど画期的な発見って (スコア:0)
突然でてきて世界を塗り替えるかと思いきやその後の続報がまったく無いよね
Re: (スコア:0)
そうそう!
そんなにいいものなら発表なんかしないでさっさと商用化してがっぽり儲ければいいのに。
でも、そうしないのはなぜ?
って考えていくと、やっぱり口に出せない障壁があるんだろうなぁ。でも、結果を出したということは世間に認めてもらいたい。
って葛藤なのかな?
Re:こういう今までとは桁が違うほど画期的な発見って (スコア:1)
(アカデミックの)研究者はどっちかっていうと新しい何かを考案したり作ったりするのがお仕事。
なので必ずしも商品化や実用化を目指すわけじゃないし、実用化を考えていないことも多い。
「商品化前になんで発表するの?」と言うより、「商品化したいなら誰かやれば?」とかそういうスタンス。
でまあ一般的に、何かの商品化には品質のコントロールやらコストの問題やら色々あるので、何でもかんでも商品化できるとは限らない。
流れとしては、研究者が手当たり次第に色々思いつき&実証して発表 → そのうちの一部に企業等が目をつけ実用化にトライ → そのうちの一部が実用化可能に、となる。だから発表の中で実用化されるのはごく一部だし、実用化までに何年とか何十年とかかかるものも多い。
もちろん実用化まで自分でやるアカデミックの研究者もないわけではないけど、非常に少数。
それは (スコア:0)
>そんなにいいものなら発表なんかしないでさっさと商用化してがっぽり儲ければいいのに。
単純に、「イノベーティブな物であれば何故か経済的にもペイすると思い込んでいるから」だね。
「技術的に可能」ってのと「経済的に高効率」ってのは意外と違ったりするよ。
せめてコストの壁を破らないと、ニッチな市場にすらなかなか使われるものでは無かったり。
でもまあ、これは他では出来ない分野に使えそうだから、コスト度外視でも使う所も出易い事例では無いかと思うので、暫く見て居れば出て来るのではないかな。
Re: (スコア:0)
先端すぎる発見は安定して動かないんだよ。それが「実験室レベル」ってやつ。
風が吹いたら壊れるとか、三日で蒸発するとか、100個作って1個しか動かないとか、まだまだ不都合が一杯ある。最初のリチウム二次電池は1970年代には発明されてる。
でも、携帯電話に入れても爆発炎上する事故を起こさず、数千円で買え、年間何万個と作れる現代のリチウムイオン二次電池になるまでには30年以上かかってる。
この研究もその類で、あと10~15年くらいしたら「最初のピエゾ積層アンテナ応用機器」が出てくるかもしれない。
じゃあ10年かけて完成してから発表すべきかっていうとそれはカネが続かないんで、一番重要な原理だけ示して後進に任せる。それが「基礎研究」で、社会に近づけていくのが応用研究。
応用研究はより早くカネになるし重要性は同じくらいあるけど、ネタとしてはある程度誰が見ても分かる訳だから面白味は薄いし、塗り替え方は弱い。